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第1章 オムカ王国独立戦記
閑話1 ヨワーネ・ヤワネ(ビンゴ国第3軍団第1部隊長)
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聞きしに勝る弱兵だった。
あれでよく大陸最強を名乗っていられるものだ。
「もはやエイン帝国最強と言われた時代は終わった。これからは野戦最強のこのわし、オムカ国を滅ぼすこのわし、ヨワーネ・ヤワネが率いるビンゴ王国の時代が幕を開けるのだ!」
「しょ、将軍。敵の陣が近くです。少しお声を控えていただけるよう……」
「ふっふっふ、今さら気づいても遅いわ。ソーボの方も準備は整ったな?」
「はい、別動隊のソーボ隊長もこちらの合図を待っておられます。敵は焚火1つを残して寝静まっており、あとは将軍の下知だけです」
「うむ!」
ビンゴ国王よ……今ここに、このヨワーネが告げる号令にて、天下を取りたもう!
「突撃ぃぃ!」
喚声が上がり、突っ込む。
わしも行くぞ。まるで新兵の時のように血が滾るわ!
森を抜ける。
広場にはオムカの馬鹿どもが慌てて起きて――
「……へ?」
ない。
誰もいない。
挟撃に突っ込んだソーボの軍も敵を見失っているようだ。
まさか逃げたのか!?
いや、まだ大きな焚火がある。つまり逃げたのはほんの少し前。ならば今から追いつけるはずだ。
焚火の前に1人の子供がいた。大きなオムカの旗を持った少年だ。
「そこの! ここにいたオムカの兵はどこに行った!?」
「に、逃げて行きました……。俺は、この旗をもって……ここに来るビンゴ国の兵に伝言をしてくれ、と……」
なんと、この声は少女か。こんなに怯えて可哀そうに。
やはりオムカの連中は逃げた後だ。しかもこんな少女を怯えさせるとは許しがたい!
「よし、追撃する! ソーボよ、我が兵を連れて追撃せい! わしはこの少女を保護してから追う! しかして少女よ。その伝言とはなにかな?」
その時、その少女が不敵に笑ったような気がした。
いや、気のせいだろう。焚火に揺られただけに違いない。
そして少女は口を開き、
「地獄へご案内つかまつります、だとよ――ばぁか!」
一瞬、言われた意味が分からなかった。
いや分かる。
分かるが、認めたくない。
今のは伝言ではなく、まるで目の前の少女の本心を語ったような声色。
何より表情。
この少女は舌を出し、見上げるように見下すその視線は先ほどまでの怯えた少女ではない。まるで何かが乗り移ったような、いや、始めから何かが異なっていたような。
心に現れた一瞬の空白。
それを突如、闇が支配した。
少女が手に持った旗を振り回し、足元にあった焚火を吹き飛ばしたのだ。
明るいところから急に暗闇に落とされて視界も定まらない。運の悪いことに月が雲にかかり辺りは真っ暗だ。
落ち着け。ただの子供のいたずらだ。月が顔を出すか、奇襲のために使わなかった松明をつければいいだけのこと。こうまでして逃げる時間を作るとは見上げた策士だが、ここで攻めてこないのならば――
「撃て!」
鋭い叫びが暗闇を引き裂いた。
思えばあの少女の声だったような気がするが、起こった事象はそれ以上の驚愕を持って現れた。
「ぎゃあ!」「ぐわっ!」
悲鳴が響く。
風を切る弓の音。
謀られた!
思ったが身動きが取れない。
遮蔽物のない平地に5千以上の味方がいるのだ。
さらに真っ暗でどこから矢が飛んでくるか分からない。
「突撃っ!」
さらに混乱を助長するような声が響いた。
「敵が来るぞ!」「どこだ!」「そこだ!」「ぎゃあ!」「よせ、俺は味方だ!」
「ぐぐぐ、ええい! 静まれ! 敵など来てはおらん! 弓にだけ対処せい! この声を目印に円陣を組むのだ!」
ここはまとまり、そのままの陣形で一気に平地を脱出する。それが最善。
敵は敗残兵だ。突撃できる兵力など残っていない。奇襲を逆手にとったただの奇策。故にこちらが一度態勢を立て直せば、戦況は逆転する。
だから声を枯らして叫び続ける。
「ここをしのげばわしらの勝利だ!」
「しのげればですがね」
「なに!?」
誰だ、そんなことを言うのは!
わしだぞ!? ヨワーネ・ヤワネが発する命令を聞けんというのか!
蹄の音。
おかしい。夜襲のために馬は連れてきていないというのに。
「あまり大声を出さない方がいいですよ」
だがその声の主は見たことのない人物だった。
月明かりがさす。
目が合った。
髪を振り乱し、やつれた病的なイメージを持つ痩身の兵。見たことがない。当然だ。その兵が着るインナーの色は、月明かりに薄くぼやける青。
「敵に位置をしらせるだけですからね」
「きさまぁ!」
剣を抜こうとする。
だが焦って抜けない。
こんな馬鹿なこんなところでわしがここでヨワーネ・ヤワネが倒れるというのかそんなはずはないなにかのまちがいだほれ今に忠義の士がわしを助けに来るそうに決まってるそうでなくてはならんでなければ戦場にて20戦無敗のこのわしが死ぬなどということはありえるれろ――
何かが目の前を横切った。
気がした。
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読んでいただき、大変ありがとうございます。
いいねやお気に入りをいただけると大変励みになります。軽い気持ちでもいただけると嬉しく思いますので、どうぞよろしくお願いします。
あれでよく大陸最強を名乗っていられるものだ。
「もはやエイン帝国最強と言われた時代は終わった。これからは野戦最強のこのわし、オムカ国を滅ぼすこのわし、ヨワーネ・ヤワネが率いるビンゴ王国の時代が幕を開けるのだ!」
「しょ、将軍。敵の陣が近くです。少しお声を控えていただけるよう……」
「ふっふっふ、今さら気づいても遅いわ。ソーボの方も準備は整ったな?」
「はい、別動隊のソーボ隊長もこちらの合図を待っておられます。敵は焚火1つを残して寝静まっており、あとは将軍の下知だけです」
「うむ!」
ビンゴ国王よ……今ここに、このヨワーネが告げる号令にて、天下を取りたもう!
「突撃ぃぃ!」
喚声が上がり、突っ込む。
わしも行くぞ。まるで新兵の時のように血が滾るわ!
森を抜ける。
広場にはオムカの馬鹿どもが慌てて起きて――
「……へ?」
ない。
誰もいない。
挟撃に突っ込んだソーボの軍も敵を見失っているようだ。
まさか逃げたのか!?
いや、まだ大きな焚火がある。つまり逃げたのはほんの少し前。ならば今から追いつけるはずだ。
焚火の前に1人の子供がいた。大きなオムカの旗を持った少年だ。
「そこの! ここにいたオムカの兵はどこに行った!?」
「に、逃げて行きました……。俺は、この旗をもって……ここに来るビンゴ国の兵に伝言をしてくれ、と……」
なんと、この声は少女か。こんなに怯えて可哀そうに。
やはりオムカの連中は逃げた後だ。しかもこんな少女を怯えさせるとは許しがたい!
「よし、追撃する! ソーボよ、我が兵を連れて追撃せい! わしはこの少女を保護してから追う! しかして少女よ。その伝言とはなにかな?」
その時、その少女が不敵に笑ったような気がした。
いや、気のせいだろう。焚火に揺られただけに違いない。
そして少女は口を開き、
「地獄へご案内つかまつります、だとよ――ばぁか!」
一瞬、言われた意味が分からなかった。
いや分かる。
分かるが、認めたくない。
今のは伝言ではなく、まるで目の前の少女の本心を語ったような声色。
何より表情。
この少女は舌を出し、見上げるように見下すその視線は先ほどまでの怯えた少女ではない。まるで何かが乗り移ったような、いや、始めから何かが異なっていたような。
心に現れた一瞬の空白。
それを突如、闇が支配した。
少女が手に持った旗を振り回し、足元にあった焚火を吹き飛ばしたのだ。
明るいところから急に暗闇に落とされて視界も定まらない。運の悪いことに月が雲にかかり辺りは真っ暗だ。
落ち着け。ただの子供のいたずらだ。月が顔を出すか、奇襲のために使わなかった松明をつければいいだけのこと。こうまでして逃げる時間を作るとは見上げた策士だが、ここで攻めてこないのならば――
「撃て!」
鋭い叫びが暗闇を引き裂いた。
思えばあの少女の声だったような気がするが、起こった事象はそれ以上の驚愕を持って現れた。
「ぎゃあ!」「ぐわっ!」
悲鳴が響く。
風を切る弓の音。
謀られた!
思ったが身動きが取れない。
遮蔽物のない平地に5千以上の味方がいるのだ。
さらに真っ暗でどこから矢が飛んでくるか分からない。
「突撃っ!」
さらに混乱を助長するような声が響いた。
「敵が来るぞ!」「どこだ!」「そこだ!」「ぎゃあ!」「よせ、俺は味方だ!」
「ぐぐぐ、ええい! 静まれ! 敵など来てはおらん! 弓にだけ対処せい! この声を目印に円陣を組むのだ!」
ここはまとまり、そのままの陣形で一気に平地を脱出する。それが最善。
敵は敗残兵だ。突撃できる兵力など残っていない。奇襲を逆手にとったただの奇策。故にこちらが一度態勢を立て直せば、戦況は逆転する。
だから声を枯らして叫び続ける。
「ここをしのげばわしらの勝利だ!」
「しのげればですがね」
「なに!?」
誰だ、そんなことを言うのは!
わしだぞ!? ヨワーネ・ヤワネが発する命令を聞けんというのか!
蹄の音。
おかしい。夜襲のために馬は連れてきていないというのに。
「あまり大声を出さない方がいいですよ」
だがその声の主は見たことのない人物だった。
月明かりがさす。
目が合った。
髪を振り乱し、やつれた病的なイメージを持つ痩身の兵。見たことがない。当然だ。その兵が着るインナーの色は、月明かりに薄くぼやける青。
「敵に位置をしらせるだけですからね」
「きさまぁ!」
剣を抜こうとする。
だが焦って抜けない。
こんな馬鹿なこんなところでわしがここでヨワーネ・ヤワネが倒れるというのかそんなはずはないなにかのまちがいだほれ今に忠義の士がわしを助けに来るそうに決まってるそうでなくてはならんでなければ戦場にて20戦無敗のこのわしが死ぬなどということはありえるれろ――
何かが目の前を横切った。
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