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第1章 オムカ王国独立戦記
第33話 知力99による独立構想
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「お主、これの内容を知っておるか?」
俺が渡した2通目の書状を読んだ(今度はしっかりと受け取って開封した)ハワードは眉をひそめてそう言った。
椅子に腰かけたハワードに対し、机を挟んで俺とクロエが座る。
もともと軍議のための席なのか、机には王都バーベルとここカルゥム城塞周辺が書かれた地図が広がっていた。
「いえ、俺――いや、私は何も聞いてません」
「ん……ふっふ、そうかしこまらずとも良い。自身を俺と呼ぶ女子を見るのも初めてじゃ。うん、そっちの方が合っているように思えるのぅ。となるとその敬語もいくぶん堅苦しいからいつも通りでよいぞ。わしのことはお爺ちゃんと呼んで構わんからな」
いや、さすがにお爺ちゃんはないだろ。
「よいよい。これからは国を支える同志じゃ。腹を割って話そうじゃないか。わしもジャンヌと呼び捨てにするからの」
「はぁ。じゃあ……俺は読んでないからな。何も知らないよ、爺さん」
少し攻めすぎかな、と思いつつ言った呼びかけにハワードはにんまりと頷く。
「うむ、そうか。では読んでみろ」
そう言って書状を渡されたが、相変わらず俺にはみみずが這いつくばったような文字ばかりで読めない。
参ったな。こんなことならやっぱり勉強しておくべきだった。
「ん、どうした?」
俺の逡巡を見て取ったハワードが聞いてくる。
これはごまかしは効かないと思い、異国から来たのでまだこの国の文字を読めないと、恥を忍んではっきり言った。
そのことを知ったクロエも目を見開いて驚いている。
文字が読めずに将軍となった人は過去にいくらでもあるからいいんだ、と自分を慰めた。
「ふむ……その割にはしっかり喋れているのだがのぅ。大陸公用語であるラインツ語を読めないのは痛いのぅ」
そういえばこの大陸の名前がラインツ大陸だった記憶がある。この機会に勉強してみようか。
「ざっくり説明すると、シータ国との講和を視野に入れ、独立の際には援助をよろしく頼む。詳細はすべてジャンヌに任せる、といった内容じゃ」
丸投げかよ。
ただシータとの講和を認める一文はありがたかった。
マリアも馬鹿ではない。オムカ王国単体で独立など不可能だと気づいている。ならばビンゴかシータとの講和、果ては同盟が必要なのだが、ビンゴとは直近大きな戦闘を経ているため易々と講和はできない。
「講和か。果たしてシータの奴らが聞く耳を持つかのぅ」
「難しいのか?」
「その前にお主の構想とやらを聞いてもよいか。シータになぜそうこだわるのか。話はそれからじゃ」
聞かれた以上は俺の腹案をすべてさらけ出すしかない。
俺は書状をハワードに返し、机に広がった地図を示しながら説明する。
「王都に駐屯するオムカの兵は約3千。そしてここカルゥム城塞に7千ほどと聞いてる。そんな俺たちが独立しようとすると、エイン帝国からの侵攻は必ずあると見ていい。そのエイン帝国は総勢200万とかで、そのうちビンゴとシータの国境、さらに北方への備えと帝都の守備を考えると、多く見積もって30万ほどが南下してくる計算になる」
「30万に対し1万の兵力で戦わないといけない。無理だのぅ」
「それだけじゃないんだ。南部にあるエイン帝国自治領からも5万ほどは出てくるし、ビンゴとシータも領土を拡大できる好機を逃すわけにはいかないと兵を繰り出してくる。合計50万ほどの兵が攻め立てて来ることになるな」
これ以上ないほど絶望的な数字だ。
かの有名な赤壁の戦いも、曹操軍号して80万(実質20から30万ほどか)と圧倒的な兵力だった。
だがそれに対して劉備と孫権は合計4万前後とある程度の兵力があり、長江という天然の要害があったから勝てたのだ。
対してこちらは50倍の敵が東西南北から攻めてくるし、天然の要害なんてものはない。
ならば小田原城のように籠城できるか。
それもまたノー。王都バーベルは確かに総構えの巨大な城だが、このカルゥム城塞のように包囲戦に対し鉄壁を誇る装備は持っていない。てか小田原は負けたし。
「ではカルゥム城塞で籠城すれば良いのではないでしょうか」
クロエが話に入り込んでくる。
なるほど。その発言だけでも戦術としては非凡なものを持っていると分かる。
「それは悪くない。立地的にも大軍が駐屯できるのは東西のみ。しかもビンゴ王国からは更に離れ補給線も伸びるからその分の敵は減る。備蓄を貯め込めば撃退できると思う」
「では?」
「いやダメだ。そのためには王都を捨てなきゃならない。つまり城にいる民衆、いやその周囲にいる国民を捨てるってことだ。それでは勝ったとしても民衆が支持してくれない。国の基本は人だよ。人の支持がなければ、ただでさえ大陸いち貧弱な国なんだ。たとえ勝ってもその後が続かないからすぐに滅びるしかない」
「そ、そうでしたか……」
クロエががっくりとしたように肩を落とす。
その姿が気の毒で、俺もフォローせざるを得ない。
「いや、でも戦術的には正しい。王都を捨てるというアイディアも奇抜だ。これに懲りずにどんどん意見を出して欲しい。俺が見落としてた案もそこにはあるはずだから」
「は、はい!」
褒められて嬉しそうに笑顔を見せるクロエ。
人を使うのも大変だな、と思っていると、ハワードがにやにやした表情でこちらを見ているのに気づく。
「なにか?」
「いやいや、お主も苦労性じゃのぅ」
「放っておいてくれ」
なんでもお見通しだ、と言わんばかりの視線が嫌で話を続ける。
「話を戻すと、そうなったときにオムカが生き延びる方法はないか。まず一番簡単なところからいくとビンゴ王国。ここは最近の敗戦で軍の立て直しに躍起になっている。つまり攻めてくるとしたら、よほど有利な状況でなければ出てこない。なにせオムカが滅んだとしても、エイン帝国軍は健在なわけだから。ビンゴとしてはオムカとエインが血みどろの戦いをして疲弊したところで一気に攻める腹積もりだろう」
「ふむ」
「そんな相手には、奇襲と陽動で時間を稼ぐだけでいい。オムカが余力を持ってエインを撃退したとなれば無理に攻めてはこないはず。それに俺の名前を出せば少なくとも罠があると考えて行軍速度は落ちる」
「なるほど、自分の功名も戦術に組み込むとは面白い。ビンゴは問題ないな。では次は?」
「次は南の自治領。これも調べによると、5つの小国の連合とか。その国王たちからすれば、エイン帝国には従っているが周辺4国と仲良くするつもりはないらしい。自治領になる前は国境の争いが延々と続いていたそうだから」
これも『古の魔導書』による調査だ。間違いはないだろう。
「うむ、確かに南部は帝国になる前は相当争っていた。わしが若かったころに帝国領となってからは大人しくなったがな」
「そんな相手は噂をばらまくだけで事足りる。オムカに遠征している間に他の国がお前の国を狙ってるぞ、なんて噂を聞けば疑心暗鬼で兵を出すのを迷うはず。出しても少数になる」
「なるほどのぅ。確かに効果はありそうじゃ」
「万が一、敵が出てきても南には山が広がってるから攻めこんで来る道は決まる。その出入口に数百の兵を伏せておけば撃退とはいかないまでも相当の時間食い止めることは可能だろう」
「ふむ、となると残りはシータか」
「ああ。シータはこの通り爺さんが食い止めてるが、エイン帝国を打ち破るにはここの兵は必要だ。となるとこの城塞を守る者がいなくなる。シータを止めることはできないんだ」
「それゆえの講和か」
「そう。だからこそシータ国に俺が行く」
「ぷっふはははははは! 面白い話と思ったが、そんなことまで考えておったとは! シータが本命でわしがついでか!」
「爺さんに会う駄賃でシータに行くんだよ」
リップサービスのつもりで肩をすくめてそう言った。
「ふん、言いおるわ。だがやはり難しいぞ。奴ら前は大人しかったが最近またうるさくなってきての。大規模な攻勢はないが、その分何を狙っているか分からんからの」
「前は? 今は違うってことか? でも王都ではそんな話は全然聞いてないぞ」
「なにを言っておる。奴らは――」
そうハワードが言いかけた時だ。
室内にもはっきり聞こえる。鐘の音が激しく打ち鳴らされる。
「やれやれ、さっそく来おったか」
「来るって、何が?」
「定期便じゃよ。ふむ……そうだお主、指揮をとって見るか?」
「はい?」
ハワードが何を言っているのか、俺はわけもわからず首をかしげた。
俺が渡した2通目の書状を読んだ(今度はしっかりと受け取って開封した)ハワードは眉をひそめてそう言った。
椅子に腰かけたハワードに対し、机を挟んで俺とクロエが座る。
もともと軍議のための席なのか、机には王都バーベルとここカルゥム城塞周辺が書かれた地図が広がっていた。
「いえ、俺――いや、私は何も聞いてません」
「ん……ふっふ、そうかしこまらずとも良い。自身を俺と呼ぶ女子を見るのも初めてじゃ。うん、そっちの方が合っているように思えるのぅ。となるとその敬語もいくぶん堅苦しいからいつも通りでよいぞ。わしのことはお爺ちゃんと呼んで構わんからな」
いや、さすがにお爺ちゃんはないだろ。
「よいよい。これからは国を支える同志じゃ。腹を割って話そうじゃないか。わしもジャンヌと呼び捨てにするからの」
「はぁ。じゃあ……俺は読んでないからな。何も知らないよ、爺さん」
少し攻めすぎかな、と思いつつ言った呼びかけにハワードはにんまりと頷く。
「うむ、そうか。では読んでみろ」
そう言って書状を渡されたが、相変わらず俺にはみみずが這いつくばったような文字ばかりで読めない。
参ったな。こんなことならやっぱり勉強しておくべきだった。
「ん、どうした?」
俺の逡巡を見て取ったハワードが聞いてくる。
これはごまかしは効かないと思い、異国から来たのでまだこの国の文字を読めないと、恥を忍んではっきり言った。
そのことを知ったクロエも目を見開いて驚いている。
文字が読めずに将軍となった人は過去にいくらでもあるからいいんだ、と自分を慰めた。
「ふむ……その割にはしっかり喋れているのだがのぅ。大陸公用語であるラインツ語を読めないのは痛いのぅ」
そういえばこの大陸の名前がラインツ大陸だった記憶がある。この機会に勉強してみようか。
「ざっくり説明すると、シータ国との講和を視野に入れ、独立の際には援助をよろしく頼む。詳細はすべてジャンヌに任せる、といった内容じゃ」
丸投げかよ。
ただシータとの講和を認める一文はありがたかった。
マリアも馬鹿ではない。オムカ王国単体で独立など不可能だと気づいている。ならばビンゴかシータとの講和、果ては同盟が必要なのだが、ビンゴとは直近大きな戦闘を経ているため易々と講和はできない。
「講和か。果たしてシータの奴らが聞く耳を持つかのぅ」
「難しいのか?」
「その前にお主の構想とやらを聞いてもよいか。シータになぜそうこだわるのか。話はそれからじゃ」
聞かれた以上は俺の腹案をすべてさらけ出すしかない。
俺は書状をハワードに返し、机に広がった地図を示しながら説明する。
「王都に駐屯するオムカの兵は約3千。そしてここカルゥム城塞に7千ほどと聞いてる。そんな俺たちが独立しようとすると、エイン帝国からの侵攻は必ずあると見ていい。そのエイン帝国は総勢200万とかで、そのうちビンゴとシータの国境、さらに北方への備えと帝都の守備を考えると、多く見積もって30万ほどが南下してくる計算になる」
「30万に対し1万の兵力で戦わないといけない。無理だのぅ」
「それだけじゃないんだ。南部にあるエイン帝国自治領からも5万ほどは出てくるし、ビンゴとシータも領土を拡大できる好機を逃すわけにはいかないと兵を繰り出してくる。合計50万ほどの兵が攻め立てて来ることになるな」
これ以上ないほど絶望的な数字だ。
かの有名な赤壁の戦いも、曹操軍号して80万(実質20から30万ほどか)と圧倒的な兵力だった。
だがそれに対して劉備と孫権は合計4万前後とある程度の兵力があり、長江という天然の要害があったから勝てたのだ。
対してこちらは50倍の敵が東西南北から攻めてくるし、天然の要害なんてものはない。
ならば小田原城のように籠城できるか。
それもまたノー。王都バーベルは確かに総構えの巨大な城だが、このカルゥム城塞のように包囲戦に対し鉄壁を誇る装備は持っていない。てか小田原は負けたし。
「ではカルゥム城塞で籠城すれば良いのではないでしょうか」
クロエが話に入り込んでくる。
なるほど。その発言だけでも戦術としては非凡なものを持っていると分かる。
「それは悪くない。立地的にも大軍が駐屯できるのは東西のみ。しかもビンゴ王国からは更に離れ補給線も伸びるからその分の敵は減る。備蓄を貯め込めば撃退できると思う」
「では?」
「いやダメだ。そのためには王都を捨てなきゃならない。つまり城にいる民衆、いやその周囲にいる国民を捨てるってことだ。それでは勝ったとしても民衆が支持してくれない。国の基本は人だよ。人の支持がなければ、ただでさえ大陸いち貧弱な国なんだ。たとえ勝ってもその後が続かないからすぐに滅びるしかない」
「そ、そうでしたか……」
クロエががっくりとしたように肩を落とす。
その姿が気の毒で、俺もフォローせざるを得ない。
「いや、でも戦術的には正しい。王都を捨てるというアイディアも奇抜だ。これに懲りずにどんどん意見を出して欲しい。俺が見落としてた案もそこにはあるはずだから」
「は、はい!」
褒められて嬉しそうに笑顔を見せるクロエ。
人を使うのも大変だな、と思っていると、ハワードがにやにやした表情でこちらを見ているのに気づく。
「なにか?」
「いやいや、お主も苦労性じゃのぅ」
「放っておいてくれ」
なんでもお見通しだ、と言わんばかりの視線が嫌で話を続ける。
「話を戻すと、そうなったときにオムカが生き延びる方法はないか。まず一番簡単なところからいくとビンゴ王国。ここは最近の敗戦で軍の立て直しに躍起になっている。つまり攻めてくるとしたら、よほど有利な状況でなければ出てこない。なにせオムカが滅んだとしても、エイン帝国軍は健在なわけだから。ビンゴとしてはオムカとエインが血みどろの戦いをして疲弊したところで一気に攻める腹積もりだろう」
「ふむ」
「そんな相手には、奇襲と陽動で時間を稼ぐだけでいい。オムカが余力を持ってエインを撃退したとなれば無理に攻めてはこないはず。それに俺の名前を出せば少なくとも罠があると考えて行軍速度は落ちる」
「なるほど、自分の功名も戦術に組み込むとは面白い。ビンゴは問題ないな。では次は?」
「次は南の自治領。これも調べによると、5つの小国の連合とか。その国王たちからすれば、エイン帝国には従っているが周辺4国と仲良くするつもりはないらしい。自治領になる前は国境の争いが延々と続いていたそうだから」
これも『古の魔導書』による調査だ。間違いはないだろう。
「うむ、確かに南部は帝国になる前は相当争っていた。わしが若かったころに帝国領となってからは大人しくなったがな」
「そんな相手は噂をばらまくだけで事足りる。オムカに遠征している間に他の国がお前の国を狙ってるぞ、なんて噂を聞けば疑心暗鬼で兵を出すのを迷うはず。出しても少数になる」
「なるほどのぅ。確かに効果はありそうじゃ」
「万が一、敵が出てきても南には山が広がってるから攻めこんで来る道は決まる。その出入口に数百の兵を伏せておけば撃退とはいかないまでも相当の時間食い止めることは可能だろう」
「ふむ、となると残りはシータか」
「ああ。シータはこの通り爺さんが食い止めてるが、エイン帝国を打ち破るにはここの兵は必要だ。となるとこの城塞を守る者がいなくなる。シータを止めることはできないんだ」
「それゆえの講和か」
「そう。だからこそシータ国に俺が行く」
「ぷっふはははははは! 面白い話と思ったが、そんなことまで考えておったとは! シータが本命でわしがついでか!」
「爺さんに会う駄賃でシータに行くんだよ」
リップサービスのつもりで肩をすくめてそう言った。
「ふん、言いおるわ。だがやはり難しいぞ。奴ら前は大人しかったが最近またうるさくなってきての。大規模な攻勢はないが、その分何を狙っているか分からんからの」
「前は? 今は違うってことか? でも王都ではそんな話は全然聞いてないぞ」
「なにを言っておる。奴らは――」
そうハワードが言いかけた時だ。
室内にもはっきり聞こえる。鐘の音が激しく打ち鳴らされる。
「やれやれ、さっそく来おったか」
「来るって、何が?」
「定期便じゃよ。ふむ……そうだお主、指揮をとって見るか?」
「はい?」
ハワードが何を言っているのか、俺はわけもわからず首をかしげた。
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