43 / 627
第1章 オムカ王国独立戦記
第39話 進むべき道
しおりを挟む
ロキン宰相とハカラ将軍の確執。
その種を撒いたのは彼ら自身だが、それをせっせと育てた人物がいる。
俺だ。
俺がサカキを使ってロキンの横領とハカラ将軍の排斥を企んでいる、という噂を流させた。
カルゥム城塞に来る前にはその効果が芽生え始めていたから、もうしばらくすれば2人の間は修復不可能になり、彼らの統治もうまくいかなくなると踏んでいた。
彼らはオムカ王国に派遣されたエイン帝国の目付という立場が強い。その2人が反目するのなら、こちらも独立の準備がしやすくなると思っての離間の策だった。
だがそれが効きすぎた。
いや、ハカラが予想以上に阿呆か、欲の強い人間だったということか。
どちらにせよ、俺の見込みが甘くて人が死んだ。
ロキン宰相だけということはないだろうから、彼に加担する周囲の人間も死んだのだろう。
クーデターと言っても、大規模な戦に発展したわけではないらしい。
なにせロキン宰相に直属の兵はないのだ。だからハカラに強硬手段に出られた時点で負けなのだ。
マリアをはじめオムカの知り合いは無事だったらしいからそこは安心したが、俺のせいで死者が出たというのはやはりショックだった。
シータ国宰相の天(あまつ)との会談は一時中断され、俺とハワード、そしてクロエはカルゥム城塞に戻り、書庫で今後の対応を打ち合わせをすることにした。
「俺が甘かった。まさかハカラが強硬手段に出るなんて」
「そんな、隊長殿のせいではありません。こんなの、誰にもわかりませんよ」
「いや、想定にはあった。だが確率的にほぼないと思って無視してたのが悪かった」
「そうじゃのぅ。今回は見事にお前さんのミスじゃのぅ」
「師団長殿!」
「いいんだ。クロエ。これは俺のミスとして受け入れる。大事なのはこれからのことだ。だから切り変えなきゃな」
「ほぅ、もっとぐだつくかと思ったが成長したのぅ。さすがわしが育てただけある」
「爺さんに育てられた覚えはないけど」
疲れている時にこの爺さん相手もホント辛い。
それでも思考を止めるわけにはいかない。
「とりあえず俺とクロエは王都に戻る。現地に行って情報を集めないと。もしかしたら根本から策を練り直す必要がある。それと並行して地元の豪族への根回しとビンゴの対応、南の自治領への対応もしなくちゃならないな。くそ、時間が足りなすぎる」
「こっちはどうするんじゃ? まさか独立するために同盟を結んだので明け渡してきました、なんて言って王都に戻るわけにもいくまい。そちらの蜂起とタイミングを合わせないと意味がないからの」
「ああ。そうだな……」
そう、王都の蜂起とカルゥム城塞からの撤退は同タイミングで行わないといけない。
ハワードたちが無傷で撤退したら、事の真偽をハカラに詰問されるのは間違いないのだ。
かといっていつまでもカルゥム城塞に留まっていれば、せっかくまとまりかけたシータ国との同盟が白紙に戻る可能性がある。
本来なら俺がシータ王国に行って話を詰めながらジルたちに準備を進めてもらう想定だったから、あと半年は先の話だと思っていた。
それが一気に霧散したのだからかなり難しい状況だ。
「爺さん、シータとの交渉、どれくらい長引かせられる?」
「そうだのぅ。行ったり来たりをくりかえして無理やり時間を稼いで、城内の清掃に時間がかかると無理やり時間を稼いで、住民の説得に手間取っていると無理やり時間を稼いで、シータとの合同練習で無理やり時間を稼いで、同盟締結の祝いだと祝宴を開いて無理やり時間を稼いで……できて1カ月とちょっとかのぅ」
全部無理やりだな。
でもそこで稼ぐ時間が何より重要だ。
「分かった。それでお願いしたい。今日から遅くとも1か月後に伝令を走らせる。その時にシータに城塞を明け渡して王都に向かってくれ。もし俺からの連絡がなければ……しょうがない。同盟を破棄して防衛に専念してもらうしかない」
「ほっほ、わしに泥をかぶれと」
そうなのだ。その場合、同盟破棄の汚名を着るのは俺じゃない。ハワードだ。
だがそれしかない。
今のオムカはギリギリ綱渡りの上に、さらに目隠しで重りを背負って進むようなものだ。1つでも重心のかけ方を間違えれば真っ逆さまに落ちる。
それを避けるためなら、重りを投げ捨てでも前に進む覚悟が必要なのだ。
だから――
「た、隊長殿!」
頭を下げた。
それだけで飽き足りない。
椅子から降りて、そのままハワードに土下座をする。
「どうか。どうかよろしくお願いします」
どうして俺はここまでここまでするんだろう。
俺はただ生き残り、元の世界に戻りたいだけなのに。
それなら別に今すぐ独立を急ぐ必要はないし、エイン帝国に亡命すれば話が早いのだ。
……いや、今さらだ。
ジル、サカキ、ニーア、リン、クロエ、ブリーダ、ハワード、そして――マリア。
俺は彼らが好きなのだ。
彼らを見捨てて、俺だけのうのうと生きてられるほど俺の神経は太くないのだ。
だから彼らを守りたい。卑怯者と呼ばれようが、欲張りだと言われようが、ずるがしこくて罵られようが、最低の人間だ貶められようが。そんな人間でも、何かを守りたいと思うのはあって当然だと思うから。
だから――
「やれやれ、若いのぅ」
ハワードがため息をつく。
ダメか。いや、分かっていた。こんなお願い聞くはずがない。
「分かった、その策で行こう」
「しょうがない。やっぱり他の――って、え!?」
思わずクロエのようなノリツッコミをしていた。
顔を上げるとハワードの苦笑めいた顔が見えた。
「問題あるまい。籠城の時間を稼ぐために偽の同盟を送り、準備ができたのでそれを破棄した。もしバレそうになっても、エイン帝国への言い訳は完璧じゃ」
「そ、それじゃあ」
「分かったといっておる。1カ月、いや2か月は粘ってみせる。なに、シータ国の奴らはたるんどるから、わしが直々に教練をしてやるとなれば2カ月なんざすぐじゃて」
二カッと笑うハワード。
好々爺めいた柔らかい笑顔に、俺は思わず苦笑した。
「いや、シータの軍と一緒にいるところを見られたらダメだろ。シータは敵なんだから一緒に調練したら」
「ん、そうか。ヤバいのぅ。となると稼げれるのは1カ月半くらいじゃな」
どこまで本気で言ってるのだろう。
だがこの爺さんならやってくれる、そう思わせる何かを感じる。
「しかしだな、お主はもう少し大人を信頼せい。大方ジーンやサカキに遠慮しておろう。あんな奴らは死んで来いって言うくらいがちょうどいいんじゃ。そうすれば喜んで突っ込んで生きて帰ってくるんだからの」
「ひでぇ大人もいたもんだ」
「それくらいでいいんじゃよ。お主独りで背負うには国は重すぎる。そんな状態では頭も働くまい。だがみんなで背負えばなんと軽いことか」
「…………覚えておくよ」
俺はハワードと、そしてクロエからも視線を外してそっぽを向いた。
そうしないと、瞳からこぼれる水滴を見られると思ったからだ。
思えばこんな言葉をかけられたのは、この世界に来て初めてだった。
とにかく必死でわき目もふらずに走り続けて、いつの間にかオムカ独立の先頭に立っていた。
それを辛いと思ったことはない。 そうするのが当然、いや、そう違うと考えることすらも放棄していた。
それを今、ハワードから指摘された。
俺だけで背負い込む必要はないと。
もっと他人を頼っていいんだと。
そもそも俺のパラメータやスキルでは他人を頼らずに生きてはいけない。けどやはりどこかで遠慮があったのかもしれない。
それでは、ダメなのだ。みんなが一致団結しないと、オムカみたいな小国は生きていけない。
それをハワードは教えてくれた。
よく考えたらハワードから色々なことを教えてもらいっぱなしだ。
屯田のこと、川を使った戦、初心忘れるべからずということ、一国の軍の動かし方、部下の上手い使い方、籠城戦のやり方、交渉の仕方、そして大人の男の格好良さ。
本当に、この爺さんはタダ者じゃない。
「やれやれ。先が思いやられるのぅ。そんなに寂しいのなら、ほれ、今日はわしの布団の中で眠るとよい。わしがお主の涙を受け止めてやるぞ」
「うるせぇ、エロ爺!」
やっぱりこいつはダメな大人だ。
絶対見習うもんか。
その種を撒いたのは彼ら自身だが、それをせっせと育てた人物がいる。
俺だ。
俺がサカキを使ってロキンの横領とハカラ将軍の排斥を企んでいる、という噂を流させた。
カルゥム城塞に来る前にはその効果が芽生え始めていたから、もうしばらくすれば2人の間は修復不可能になり、彼らの統治もうまくいかなくなると踏んでいた。
彼らはオムカ王国に派遣されたエイン帝国の目付という立場が強い。その2人が反目するのなら、こちらも独立の準備がしやすくなると思っての離間の策だった。
だがそれが効きすぎた。
いや、ハカラが予想以上に阿呆か、欲の強い人間だったということか。
どちらにせよ、俺の見込みが甘くて人が死んだ。
ロキン宰相だけということはないだろうから、彼に加担する周囲の人間も死んだのだろう。
クーデターと言っても、大規模な戦に発展したわけではないらしい。
なにせロキン宰相に直属の兵はないのだ。だからハカラに強硬手段に出られた時点で負けなのだ。
マリアをはじめオムカの知り合いは無事だったらしいからそこは安心したが、俺のせいで死者が出たというのはやはりショックだった。
シータ国宰相の天(あまつ)との会談は一時中断され、俺とハワード、そしてクロエはカルゥム城塞に戻り、書庫で今後の対応を打ち合わせをすることにした。
「俺が甘かった。まさかハカラが強硬手段に出るなんて」
「そんな、隊長殿のせいではありません。こんなの、誰にもわかりませんよ」
「いや、想定にはあった。だが確率的にほぼないと思って無視してたのが悪かった」
「そうじゃのぅ。今回は見事にお前さんのミスじゃのぅ」
「師団長殿!」
「いいんだ。クロエ。これは俺のミスとして受け入れる。大事なのはこれからのことだ。だから切り変えなきゃな」
「ほぅ、もっとぐだつくかと思ったが成長したのぅ。さすがわしが育てただけある」
「爺さんに育てられた覚えはないけど」
疲れている時にこの爺さん相手もホント辛い。
それでも思考を止めるわけにはいかない。
「とりあえず俺とクロエは王都に戻る。現地に行って情報を集めないと。もしかしたら根本から策を練り直す必要がある。それと並行して地元の豪族への根回しとビンゴの対応、南の自治領への対応もしなくちゃならないな。くそ、時間が足りなすぎる」
「こっちはどうするんじゃ? まさか独立するために同盟を結んだので明け渡してきました、なんて言って王都に戻るわけにもいくまい。そちらの蜂起とタイミングを合わせないと意味がないからの」
「ああ。そうだな……」
そう、王都の蜂起とカルゥム城塞からの撤退は同タイミングで行わないといけない。
ハワードたちが無傷で撤退したら、事の真偽をハカラに詰問されるのは間違いないのだ。
かといっていつまでもカルゥム城塞に留まっていれば、せっかくまとまりかけたシータ国との同盟が白紙に戻る可能性がある。
本来なら俺がシータ王国に行って話を詰めながらジルたちに準備を進めてもらう想定だったから、あと半年は先の話だと思っていた。
それが一気に霧散したのだからかなり難しい状況だ。
「爺さん、シータとの交渉、どれくらい長引かせられる?」
「そうだのぅ。行ったり来たりをくりかえして無理やり時間を稼いで、城内の清掃に時間がかかると無理やり時間を稼いで、住民の説得に手間取っていると無理やり時間を稼いで、シータとの合同練習で無理やり時間を稼いで、同盟締結の祝いだと祝宴を開いて無理やり時間を稼いで……できて1カ月とちょっとかのぅ」
全部無理やりだな。
でもそこで稼ぐ時間が何より重要だ。
「分かった。それでお願いしたい。今日から遅くとも1か月後に伝令を走らせる。その時にシータに城塞を明け渡して王都に向かってくれ。もし俺からの連絡がなければ……しょうがない。同盟を破棄して防衛に専念してもらうしかない」
「ほっほ、わしに泥をかぶれと」
そうなのだ。その場合、同盟破棄の汚名を着るのは俺じゃない。ハワードだ。
だがそれしかない。
今のオムカはギリギリ綱渡りの上に、さらに目隠しで重りを背負って進むようなものだ。1つでも重心のかけ方を間違えれば真っ逆さまに落ちる。
それを避けるためなら、重りを投げ捨てでも前に進む覚悟が必要なのだ。
だから――
「た、隊長殿!」
頭を下げた。
それだけで飽き足りない。
椅子から降りて、そのままハワードに土下座をする。
「どうか。どうかよろしくお願いします」
どうして俺はここまでここまでするんだろう。
俺はただ生き残り、元の世界に戻りたいだけなのに。
それなら別に今すぐ独立を急ぐ必要はないし、エイン帝国に亡命すれば話が早いのだ。
……いや、今さらだ。
ジル、サカキ、ニーア、リン、クロエ、ブリーダ、ハワード、そして――マリア。
俺は彼らが好きなのだ。
彼らを見捨てて、俺だけのうのうと生きてられるほど俺の神経は太くないのだ。
だから彼らを守りたい。卑怯者と呼ばれようが、欲張りだと言われようが、ずるがしこくて罵られようが、最低の人間だ貶められようが。そんな人間でも、何かを守りたいと思うのはあって当然だと思うから。
だから――
「やれやれ、若いのぅ」
ハワードがため息をつく。
ダメか。いや、分かっていた。こんなお願い聞くはずがない。
「分かった、その策で行こう」
「しょうがない。やっぱり他の――って、え!?」
思わずクロエのようなノリツッコミをしていた。
顔を上げるとハワードの苦笑めいた顔が見えた。
「問題あるまい。籠城の時間を稼ぐために偽の同盟を送り、準備ができたのでそれを破棄した。もしバレそうになっても、エイン帝国への言い訳は完璧じゃ」
「そ、それじゃあ」
「分かったといっておる。1カ月、いや2か月は粘ってみせる。なに、シータ国の奴らはたるんどるから、わしが直々に教練をしてやるとなれば2カ月なんざすぐじゃて」
二カッと笑うハワード。
好々爺めいた柔らかい笑顔に、俺は思わず苦笑した。
「いや、シータの軍と一緒にいるところを見られたらダメだろ。シータは敵なんだから一緒に調練したら」
「ん、そうか。ヤバいのぅ。となると稼げれるのは1カ月半くらいじゃな」
どこまで本気で言ってるのだろう。
だがこの爺さんならやってくれる、そう思わせる何かを感じる。
「しかしだな、お主はもう少し大人を信頼せい。大方ジーンやサカキに遠慮しておろう。あんな奴らは死んで来いって言うくらいがちょうどいいんじゃ。そうすれば喜んで突っ込んで生きて帰ってくるんだからの」
「ひでぇ大人もいたもんだ」
「それくらいでいいんじゃよ。お主独りで背負うには国は重すぎる。そんな状態では頭も働くまい。だがみんなで背負えばなんと軽いことか」
「…………覚えておくよ」
俺はハワードと、そしてクロエからも視線を外してそっぽを向いた。
そうしないと、瞳からこぼれる水滴を見られると思ったからだ。
思えばこんな言葉をかけられたのは、この世界に来て初めてだった。
とにかく必死でわき目もふらずに走り続けて、いつの間にかオムカ独立の先頭に立っていた。
それを辛いと思ったことはない。 そうするのが当然、いや、そう違うと考えることすらも放棄していた。
それを今、ハワードから指摘された。
俺だけで背負い込む必要はないと。
もっと他人を頼っていいんだと。
そもそも俺のパラメータやスキルでは他人を頼らずに生きてはいけない。けどやはりどこかで遠慮があったのかもしれない。
それでは、ダメなのだ。みんなが一致団結しないと、オムカみたいな小国は生きていけない。
それをハワードは教えてくれた。
よく考えたらハワードから色々なことを教えてもらいっぱなしだ。
屯田のこと、川を使った戦、初心忘れるべからずということ、一国の軍の動かし方、部下の上手い使い方、籠城戦のやり方、交渉の仕方、そして大人の男の格好良さ。
本当に、この爺さんはタダ者じゃない。
「やれやれ。先が思いやられるのぅ。そんなに寂しいのなら、ほれ、今日はわしの布団の中で眠るとよい。わしがお主の涙を受け止めてやるぞ」
「うるせぇ、エロ爺!」
やっぱりこいつはダメな大人だ。
絶対見習うもんか。
13
あなたにおすすめの小説
Re:攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。【第一部新生版】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
剣と魔法が交差する世界——。
ある男女のもとに、一人の赤子が生まれた。
その名は、アスフィ・シーネット。
魔法の才能を持たなければ、生き残ることすら厳しい世界。
彼は運よく、その力を授かった。
だが、それは 攻撃魔法ではなく、回復魔法のみだった。
戦場では、剣を振るうことも、敵を討つこともできない。
ただ味方の傷を癒やし、戦いを見届けるだけの存在。
——けれど、彼は知っている。
この世界が、どこへ向かうのかを。
いや、正しくは——「思い出しつつある」。
彼は今日も、傷を癒やす。
それが”何度目の選択”なのかを、知ることもなく。
※これは第一部完結版です。
聖女を追放した国の物語 ~聖女追放小説の『嫌われ役王子』に転生してしまった。~
猫野 にくきゅう
ファンタジー
国を追放された聖女が、隣国で幸せになる。
――おそらくは、そんな内容の小説に出てくる
『嫌われ役』の王子に、転生してしまったようだ。
俺と俺の暮らすこの国の未来には、
惨めな破滅が待ち構えているだろう。
これは、そんな運命を変えるために、
足掻き続ける俺たちの物語。
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
勇者をしている者なんですけど、キモデブ装甲のモブAにチェンジ魔法を使われて、身体が入れ替わった!? ありがとうモブA!やっと解放された!
くらげさん
ファンタジー
雑草のように湧いてくる魔王の討伐を1000年のあいだ勇者としてこなしてきたら、キモデブ装甲のモブAに身体を取られてしまった。
モブAは「チェンジ魔法」のユニークスキル持ちだった。
勇者は勇者を辞めたかったから丁度良かったと、モブAに変わり、この姿でのんびり平和に暮らして行こうと思った。
さっそく家に帰り、妹に理由を話すと、あっさりと信じて、勇者は妹が見たかった景色を見せてやりたいと、1000年を取り戻すような旅に出掛けた。
勇者は勇者の名前を捨てて、モブオと名乗った。
最初の街で、一人のエルフに出会う。
そしてモブオはエルフが街の人たちを殺そうとしていると気付いた。
もう勇者じゃないモブオは気付いても、止めはしなかった。
モブオは自分たちに関係がないならどうでもいいと言って、エルフの魔王から二週間の猶予を貰った。
モブオは妹以外には興味なかったのである。
それから妹はエルフの魔王と仲良くなり、エルフと別れる夜には泣き止むのに一晩かかった。
魔王は勇者に殺される。それは確定している。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
究極妹属性のぼっち少女が神さまから授かった胸キュンアニマルズが最強だった
盛平
ファンタジー
パティは教会に捨てられた少女。パティは村では珍しい黒い髪と黒い瞳だったため、村人からは忌子といわれ、孤独な生活をおくっていた。この世界では十歳になると、神さまから一つだけ魔法を授かる事ができる。パティは神さまに願った。ずっと側にいてくれる友達をくださいと。
神さまが与えてくれた友達は、犬、猫、インコ、カメだった。友達は魔法でパティのお願いを何でも叶えてくれた。
パティは友達と一緒に冒険の旅に出た。パティの生活環境は激変した。パティは究極の妹属性だったのだ。冒険者協会の美人受付嬢と美女の女剣士が、どっちがパティの姉にふさわしいかケンカするし、永遠の美少女にも気に入られてしまう。
ぼっち少女の愛されまくりな旅が始まる。
薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる