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第1章 オムカ王国独立戦記
第53話 王都バーベル防衛戦2日目・てん壕
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昨夜の夜襲はうまくいった。
ブリーダに執拗に西門の部隊を攻撃させたのを布石に、攻めに強いサカキをつっこませたら面白いようにハマった。
南門の指揮官の警戒が弱かったのもその一因だ。
明らかに夜襲に対する備えが弱いのだ。
誘いかと思ったが、『古の魔導書』で探ったところによると、部隊長はあまり細かいことに気を配らない男らしい。
夜襲の後の反応を見るために夜が明けてもう一度探ってみたが、南門の部隊長は故人となっていた。
夜襲の失態を責められて殺されたとしたなら、敵の総大将が冷酷というのは本当のようだ。
おそらくその失態を挽回するため、今日の南門は激しい攻めになるだろう。
それをサカキに忠告すると、
「ははっ、さすがジャンヌちゃん。でもそんな敵の心を読むより前に、俺の心を読んでほしいんだけ――どぉ!」
「読んだよ。頭の調子がおかしいからぶん殴ってほしいとさ」
はぁ、忠告なんてするんじゃなかった。
そんなこんなで始まった籠城戦2日目。
日が昇ってしばらくしてようやく敵は動き始めた。
「敵、減ってないか?」
攻め寄せてくる敵が、死傷者を除いても少なく感じる。
その答えはすぐに来た。ニーアからの伝令だ。
「西門に増強された? でもなんで西門?」
「守備が教官殿ですからね……もう隙だらけですから、あの人」
「クロエって本当ニーア嫌いだよな。というかどっちかって言うと仲良くなりたいけど素直になれない感じに聞こえるけど」
「な、ななななな! 何を言ってるんですか隊長殿! 教官殿なんてポイですよ、ポイ! ほ、ほら! 敵が来ます!」
うまく話を逸らしたと思ってるかもしれないけど、全然逸らせてないからな。むしろ丸わかりだからな。ま、深くは突っこまないけど。
「隊長殿、何ですか、あれ?」
「はいはい、クロエはニーア大好きだよ」
「冗談で言ってるんじゃありません! あれは……黒い盾?」
「なに?」
城壁から身を乗り出して地面を見る。
確かに黒い板のようなものが動いている。
無機物が勝手に隊列を組んで動くわけがない。人が運んでいるのだ。
「隊長殿、どうしましょう」
クロエも困惑している。
あんなものを見たことないのだろう。俺もない。
だが俺がその動揺を外に出すわけにはいかない。
「弓、構え! …………撃て!」
矢が雨のように飛んでいく。
だがやはりというべきか、矢は盾に刺さることなく弾かれた。
まさかあれは……。
「火矢、あと石! 一緒に行くぞ、撃て!」
疑惑を検証するように、とりあえずありったけの火力を叩きこむことにした。
火矢も意味なし。堀に到達した相手には石が当たったが、少しへこませただけで効果があったとは言い難い。
「な、なんなんですかあれは……」
「鉄の盾か。やられたな」
「鉄? あれが? あんなに?」
鉄の板は20列ほどあり、それが矢の届くギリギリのところまで伸びている。それだけの鉄の板を用意するのは一朝一夕では無理だ。あれをどう使うのかはまだ分からないが、おそらく前もって準備して持ってきたのだろう。
攻城戦に自信ありってことか。
だがなぜか動かない。
堀の辺りにまで来てはいるが、防御を固めて動かない。ただそこにいて軽くない盾を頭上に掲げているだけ――いや、その下に木で土台を作ってるのか。鉄の板を天幕のように固定するらしい。だが何のために。
いや、何か動いた。下だ。堀の水に波紋。あれはまさか。ゾッとする。体温が一気に下がったようだ。人の手が見えた。間違いない。
「“爆雷”準備! 各門に伝令! 敵は堀を埋め立てにかかっている。爆雷で盾を剥がして集中砲火で撃退するように!」
「はっ!」
伝令が飛んでいく。
「いいんですか、隊長殿? 爆雷はまだそんなに数もなく……」
爆雷とはカルゥム城塞で敵の大型船を焼いた時に使った炮烙火矢の簡易版。要は爆弾だ。
黒色火薬を詰めた袋を紐で縛り、それを導火線にする。火をつけて投げれば時限式で爆発するという仕掛けだ。
カルゥム城塞では鉄砲で使う火薬を流用したからある程度の数を用意できたが、王都では鉄砲がほとんど導入されていないため火薬の量が圧倒的に少ない。
だから爆雷は貴重な武器なのだ。
だがここで使わないわけにはいかない。今はそれほどの危機なのだ。
「いい。堀を無効化されるよりは。ここで奴らを防げなきゃ早々に城門が落ちる」
本で読んだことがある。
難攻不落の城を落とそうとしたが、堀が邪魔でなかなか落ちない。その時指揮官が考えたのが、堀を埋め立ててしまうことだ。しかも農民に向かって、持ってきた土の量に応じて報酬を渡すというやり方で埋め立て用の土を集めた。
さらに敵からの矢や鉄砲を防ぐために、大きな鉄の盾を用意していたので、農民は安心して作業を行い堀を埋めた指揮官は悠々とその城を落としたというお話だ。砂嵐の日を選んで行ったという例もある。
それを今やられているのだ。
王都バーベルが難攻不落の要素は3つある。
まず城壁。この高い城壁では矢は届きにくいし、井蘭車という移動式の櫓や雲梯車というはしごも届かない。
次に城門と虎口。あれほど大きくて重ければそうそう破られない。
最後がもちろん堀だ。跳ね上げ橋という仕掛けと相まって、簡単に近づけないし一気に攻め寄せられずに大軍の強みが消えるのだ。
鉄砲や大砲が普及していないこの時代では、この堀は厄介なものなのだ。
だがその堀が埋められたら、何の傷害もなく敵は城門に殺到するだろう。
いくら頑丈な城門とはいえ、いつかは破られる。
そうなったら高い城壁は役に立たない。むしろ城門に取り付いた敵を弓では狙えないのでデメリットにしかならなくなる。
だから何にもまして堀。
そこを2日目で破られるとすれば、明日には落城ということになるかもしれない。だから物惜しみもせずに敵を撃退する必要があった。
「隊長殿、爆雷準備完了しました!」
「よし、爆雷投下後、盾から敵が顔を出す。弓はそこを狙え!」
爆雷が投げられる。
石よりは軽いため、少し遠くへだ。
堀に落ちれば導火線の火が消えて不発となる。一つでも惜しむのであれば、堀から少しでも離れた場所に投げるのが正しいのだ。
爆発音が響く。
盾の上に落ちたとしても、一枚に接合されているわけではない。一か所を吹き飛ばせば、そこはぽっかりと空いた穴になる。
爆発に吹き飛ばされる者、盾をかぶって逃げるもの、それでも土を掘りに投げようとするもの。まさに地獄絵図だった。だがここで手心を加えるわけにはいかない。
「撃て!」
弓が再び空を覆う。
混乱した状況に更に弓を射かけられ、さらに混乱が波及する。
撤退の鐘が鳴り響くと、逃げ散るように背中を向けて走りだす。
なんとか追い払った。
だが爆雷の残りは心もとない。
午後にまた攻めてくる。その時は良くてもそのあとは……。
そんな時に伝令が来た。
「サカキ副将より伝令です」
「なんだ?」
「敵の撤退に合わせ各門の橋を降ろし追撃を望む、だそうです」
「と、突撃?」
クロエが何を言ってるんだこいつ、と言わんばかりに眉をひそめる。
いや、悪くない。
相手は今、堀を埋めることに夢中になっている。
そんな時にいきなり敵が城門から出て攻めてきたら。
防戦もままならぬまま敗走するだろう。
「各門に伝令! サカキの案を採用! それまでは爆雷を随所で使用しつつ、投石でなんとかしのぐように!」
籠城2日目にしていきなり追い詰められるなんて思ってもみなかった。
耐えきれるのか。
不安が鎌首をもたげるが頭を振って追い出すと、去って行く敵軍をきつくにらみつけた。
ブリーダに執拗に西門の部隊を攻撃させたのを布石に、攻めに強いサカキをつっこませたら面白いようにハマった。
南門の指揮官の警戒が弱かったのもその一因だ。
明らかに夜襲に対する備えが弱いのだ。
誘いかと思ったが、『古の魔導書』で探ったところによると、部隊長はあまり細かいことに気を配らない男らしい。
夜襲の後の反応を見るために夜が明けてもう一度探ってみたが、南門の部隊長は故人となっていた。
夜襲の失態を責められて殺されたとしたなら、敵の総大将が冷酷というのは本当のようだ。
おそらくその失態を挽回するため、今日の南門は激しい攻めになるだろう。
それをサカキに忠告すると、
「ははっ、さすがジャンヌちゃん。でもそんな敵の心を読むより前に、俺の心を読んでほしいんだけ――どぉ!」
「読んだよ。頭の調子がおかしいからぶん殴ってほしいとさ」
はぁ、忠告なんてするんじゃなかった。
そんなこんなで始まった籠城戦2日目。
日が昇ってしばらくしてようやく敵は動き始めた。
「敵、減ってないか?」
攻め寄せてくる敵が、死傷者を除いても少なく感じる。
その答えはすぐに来た。ニーアからの伝令だ。
「西門に増強された? でもなんで西門?」
「守備が教官殿ですからね……もう隙だらけですから、あの人」
「クロエって本当ニーア嫌いだよな。というかどっちかって言うと仲良くなりたいけど素直になれない感じに聞こえるけど」
「な、ななななな! 何を言ってるんですか隊長殿! 教官殿なんてポイですよ、ポイ! ほ、ほら! 敵が来ます!」
うまく話を逸らしたと思ってるかもしれないけど、全然逸らせてないからな。むしろ丸わかりだからな。ま、深くは突っこまないけど。
「隊長殿、何ですか、あれ?」
「はいはい、クロエはニーア大好きだよ」
「冗談で言ってるんじゃありません! あれは……黒い盾?」
「なに?」
城壁から身を乗り出して地面を見る。
確かに黒い板のようなものが動いている。
無機物が勝手に隊列を組んで動くわけがない。人が運んでいるのだ。
「隊長殿、どうしましょう」
クロエも困惑している。
あんなものを見たことないのだろう。俺もない。
だが俺がその動揺を外に出すわけにはいかない。
「弓、構え! …………撃て!」
矢が雨のように飛んでいく。
だがやはりというべきか、矢は盾に刺さることなく弾かれた。
まさかあれは……。
「火矢、あと石! 一緒に行くぞ、撃て!」
疑惑を検証するように、とりあえずありったけの火力を叩きこむことにした。
火矢も意味なし。堀に到達した相手には石が当たったが、少しへこませただけで効果があったとは言い難い。
「な、なんなんですかあれは……」
「鉄の盾か。やられたな」
「鉄? あれが? あんなに?」
鉄の板は20列ほどあり、それが矢の届くギリギリのところまで伸びている。それだけの鉄の板を用意するのは一朝一夕では無理だ。あれをどう使うのかはまだ分からないが、おそらく前もって準備して持ってきたのだろう。
攻城戦に自信ありってことか。
だがなぜか動かない。
堀の辺りにまで来てはいるが、防御を固めて動かない。ただそこにいて軽くない盾を頭上に掲げているだけ――いや、その下に木で土台を作ってるのか。鉄の板を天幕のように固定するらしい。だが何のために。
いや、何か動いた。下だ。堀の水に波紋。あれはまさか。ゾッとする。体温が一気に下がったようだ。人の手が見えた。間違いない。
「“爆雷”準備! 各門に伝令! 敵は堀を埋め立てにかかっている。爆雷で盾を剥がして集中砲火で撃退するように!」
「はっ!」
伝令が飛んでいく。
「いいんですか、隊長殿? 爆雷はまだそんなに数もなく……」
爆雷とはカルゥム城塞で敵の大型船を焼いた時に使った炮烙火矢の簡易版。要は爆弾だ。
黒色火薬を詰めた袋を紐で縛り、それを導火線にする。火をつけて投げれば時限式で爆発するという仕掛けだ。
カルゥム城塞では鉄砲で使う火薬を流用したからある程度の数を用意できたが、王都では鉄砲がほとんど導入されていないため火薬の量が圧倒的に少ない。
だから爆雷は貴重な武器なのだ。
だがここで使わないわけにはいかない。今はそれほどの危機なのだ。
「いい。堀を無効化されるよりは。ここで奴らを防げなきゃ早々に城門が落ちる」
本で読んだことがある。
難攻不落の城を落とそうとしたが、堀が邪魔でなかなか落ちない。その時指揮官が考えたのが、堀を埋め立ててしまうことだ。しかも農民に向かって、持ってきた土の量に応じて報酬を渡すというやり方で埋め立て用の土を集めた。
さらに敵からの矢や鉄砲を防ぐために、大きな鉄の盾を用意していたので、農民は安心して作業を行い堀を埋めた指揮官は悠々とその城を落としたというお話だ。砂嵐の日を選んで行ったという例もある。
それを今やられているのだ。
王都バーベルが難攻不落の要素は3つある。
まず城壁。この高い城壁では矢は届きにくいし、井蘭車という移動式の櫓や雲梯車というはしごも届かない。
次に城門と虎口。あれほど大きくて重ければそうそう破られない。
最後がもちろん堀だ。跳ね上げ橋という仕掛けと相まって、簡単に近づけないし一気に攻め寄せられずに大軍の強みが消えるのだ。
鉄砲や大砲が普及していないこの時代では、この堀は厄介なものなのだ。
だがその堀が埋められたら、何の傷害もなく敵は城門に殺到するだろう。
いくら頑丈な城門とはいえ、いつかは破られる。
そうなったら高い城壁は役に立たない。むしろ城門に取り付いた敵を弓では狙えないのでデメリットにしかならなくなる。
だから何にもまして堀。
そこを2日目で破られるとすれば、明日には落城ということになるかもしれない。だから物惜しみもせずに敵を撃退する必要があった。
「隊長殿、爆雷準備完了しました!」
「よし、爆雷投下後、盾から敵が顔を出す。弓はそこを狙え!」
爆雷が投げられる。
石よりは軽いため、少し遠くへだ。
堀に落ちれば導火線の火が消えて不発となる。一つでも惜しむのであれば、堀から少しでも離れた場所に投げるのが正しいのだ。
爆発音が響く。
盾の上に落ちたとしても、一枚に接合されているわけではない。一か所を吹き飛ばせば、そこはぽっかりと空いた穴になる。
爆発に吹き飛ばされる者、盾をかぶって逃げるもの、それでも土を掘りに投げようとするもの。まさに地獄絵図だった。だがここで手心を加えるわけにはいかない。
「撃て!」
弓が再び空を覆う。
混乱した状況に更に弓を射かけられ、さらに混乱が波及する。
撤退の鐘が鳴り響くと、逃げ散るように背中を向けて走りだす。
なんとか追い払った。
だが爆雷の残りは心もとない。
午後にまた攻めてくる。その時は良くてもそのあとは……。
そんな時に伝令が来た。
「サカキ副将より伝令です」
「なんだ?」
「敵の撤退に合わせ各門の橋を降ろし追撃を望む、だそうです」
「と、突撃?」
クロエが何を言ってるんだこいつ、と言わんばかりに眉をひそめる。
いや、悪くない。
相手は今、堀を埋めることに夢中になっている。
そんな時にいきなり敵が城門から出て攻めてきたら。
防戦もままならぬまま敗走するだろう。
「各門に伝令! サカキの案を採用! それまでは爆雷を随所で使用しつつ、投石でなんとかしのぐように!」
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