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第2章 南郡平定戦
第54話 ドスガ王
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俺はいつでも逃げ出せるように、ドアの近くにポジショニングを取る。
ドスガ王の視線は俺の顔から離れない。
来るならもう一度金的を見舞って逃げるまで。
そう覚悟を決めていたのだが、急にドスガ王の肩から力が抜けた。
「そう睨むな。すぐに取って食ったりはせん。水でも飲むか?」
「…………」
俺は答えない。
質問の意図が分からなかったから。
だが俺に構わずドスガ王は部屋に置かれた水差しを持ち上げると、それをコップに2つ注いだ。
透明なガラスのコップに、水が満ちて窓から差す陽の光に反射する。それを美しいと思ってしまった。
「どうだ?」
「いや、いい」
「ふん。別に媚薬も睡眠薬も入っていないぞ」
この雰囲気。何かがおかしい。
先ほどまでの俺様で我がままで暴虐を地で行く男と同一人物とは思えない。
いや、言葉遣いも態度も同じなのだが、どこか険が取れたように見える。
少し、試してみるか。
「左の」
「ん?」
「左手のコップをもらおう。それで王。飲むのはそっちが先だ」
「……素晴らしい。なんだかんだ言いながら私がコップに薬を仕込み、それを渡そうとしたと考えたな。そちらが指定すれば確率は2つに1つ。万が一という可能背もあるが、確定した未来を切り捨て、半々の確率まで生存の道を模索したか」
「別に……。ただあんたの言いなりになるのが嫌だってだけ」
結構辛らつに返したから怒鳴られると思ったが、ドスガ王は首をあげ、見下すようにして笑みを浮かべた。
その態度に多少イラっとした。
「ずいぶん大人しくなったんだな。さっさと怒鳴って追放でもなんでもすればいいだろ」
「追放? とんでもない。わしは貴様が気に入った。少し強気な方がわしには合っている。|悍馬(かんば)を乗りこなした時の達成感というのがな」
うわー、こいつ俺様で短気でSかよ。めんどくさい属性揃えやがって。
「だから追放などせん。貴様をわしが乗りこなしたときこそ、真にオムカを征服したことになるのだ」
「本気かよ」
「当然だ。男子として生まれたからには、天下を目指すのが道理というものであろう。ふん、そうだな。少し物語るが良いな。貴様にはそれを知る権利がある」
「……勝手にすれば」
「ふふ、良いな。その強気な態度。見れば見るほど魅力的だ。水はどうだね? ああ、私が先に飲んでからか。確か左のと言ったな。ならこちらを飲んでしまおう」
そう言うとドスガ王は一息でコップの水を飲み干し、左手に持ったコップを渡してきた。
俺は一瞬迷ったが、ここで飲まなければ負けな気がして、受け取ったコップをまた一息で飲み干した。
「素晴らしい」
感嘆とした表情でドスガ王はにやりと口を曲げる。
「では少し語ろう。いやなに。そう長いものではない」
そう前置きして、ドスガ王は語りだした。
「昔、我が国は強かった。兵の数も質も南郡一だった。だが弱かった。それは時の王――私の父だが――に、全く覇気がなく、侵略の好機にもかかわらず専守防衛をもっぱらとする暗君だったからだ」
「それは別にいいんじゃないか。立派な親父さんだろ」
「そう思うか? 周囲の国は虎視眈々と兵力を増やして我が領土を侵そうとしているのに? さらに北からはオムカを征服した大兵力を持つ帝国がいるというのに?」
俺は答えられなかった。
日本という国に生まれ育った俺にとっては、先代ドスガ王の政策は正しく思える。
だがそれは侵略の危機が低い現代ならではの発想。
この地続きに敵国がいる状況ではそうも言っていられないのかもしれない。
「だから追放した。帝国に膝を屈した父のやり方では我が王国は存続できない。父のように生易しいやり方では、下はついてこない。そう考えたからだ。それにしても民ほど愚かな存在を見たことがない。少しでも厳しくすれば文句を言い、少しでも都合が悪くなれば見限り、少しでも危険を覚えると簡単に離反する。我らの苦労など知らず、好き勝手言う度し難い者どもだ」
その言葉で思い出す。
スラムの人々を助けるために打ち出した政策。だがそれは一般の王国民に対してははなはだ迷惑でしかなかった。さらにリンを救ったと思ったのに、まだ彼女を苦しめることになったのだ。
政治というのは難しいものだと、改めて感じさせる。
「だから苛烈さを求めた。実の父にすら容赦しない暴君として君臨した。そして南郡の統一を急いだ。一時は帝国に屈したが、再び独立して帝国に立ち向かう、そのために。それはオムカとて同じではないのか?」
確かに辿る道筋は同じなのかもしれない。
目指すべき地点は同じなのかもしれない。
だが決定的に違う。
マリアは、そんなことをしない。
上にも下にも、そんなことをせずに独立に導いた。
「全然違う。俺たちはお前たちみたいな国は作らない」
「ふっ。それでもなお反発するか。勇ましいとも言える。正直、私は短気ではないが、それほど我慢強いという方でもない。少しでも反論が飛んでくると頭に血が上って死刑を宣告するくらいにはな」
それ、超短気って言わないか?
「だから誰もが遠慮する。あのマツナガでさえ、わしに表立って反論したことは数度だ。だが貴様は違う。このわずかな時でありながら、もう何度反対意見を出されたか数えきれん。こんなことは初めてだ。だから気に入った。先ほどは姿見に焦がれたが、今はその内面すらも愛おしい。私のものとなれ。これは絶対の命令だ」
うわぁい。
まさかのここで告白ですか!?
嫌われようとキツイ言い方したけど逆効果だったとか。
そういやマツナガが気の強い女性が好きだって言ってたのってそういうことか……。
「そ、それ以上近づくと……また蹴りをくらわすぞ」
「それもまた良いだろう。あの衝撃。そうそう味わえるものではないからな」
こいつ……俺様で短気でドSでロリコンでしかもドMだと!?
最強か!?
「貴様を乗りこなしさえすれば、わしはもう1つ上の段階へ行ける。成長ができるのだ。そしてオムカを従え南郡を制圧すれば、自然と見えてくるのだ。天下統一というわしの夢が。王から帝王として君臨するその日が」
大きな夢を語っていると思う。
けど笑えない。
俺の目的も、その統一にあるのだから。
到達する場所は俺と同じ。
けど、この男は独りで行こうとしている。
そこにドスガ王の強さと、逆に弱さが見えたような気がした。
もしかしてこの男は、これまで出会った誰よりも孤高で、かつ孤独なのかもしれない。
だから思わず声に出していた。
「何を怖がっているんだ?」
「……怖がる? 誰が? わしがか?」
聞かれても答えられない。
なんとなく思った言葉を口にしただけだから。
だがそれがドスガ王には新鮮だったらしく、眉間にしわ寄せ唇に手を当てて考え込んだと思ったら、
「くくく……ふははははははっ!!」
急に大笑いしだした。
突然のことで、さらにその声量のせいで思わずすくんでしまう。
「やはり、興味深い。わしにそんなことを言えた人間は、生きた人間で1人もいない。貴様だけだ。貴様だけがそれを許されている! それが興味深い。よし、とくと聞かせよ。なぜそう思ったか。その根拠と要因、そしてその対抗策を。オムカ国の軍師なのであろう? そういった知恵はあるはずだ。おい、食事を準備しろ。贅の限りを尽くした料理を持て!」
えーーーと……。
これ、どうなったんだ?
急に浮かれモードでドアを開けてわめきだすドスガ王に、どこか原始的な恐怖を感じた。
こいつ…………情緒大丈夫か?
そう思ってしまうほどの変貌だったのだ。
とはいえ、どうやらお泊りからお食事デートにランクが落ちた分だけホッと一安心といったところ。
まだ完全な身の安全にはほど遠いが、この場の窮地は乗り越えたことに満足すべきだろう。
あとは適当に言葉を並べて、ドスガ王を言いくるめればこの場は逃げられる。
ただ、こうやって敵と腹を割って話したことなどない。
これが今後の戦況に影響しないか。
それが新たな不安として心の隅っこに芽生え始めた。
ドスガ王の視線は俺の顔から離れない。
来るならもう一度金的を見舞って逃げるまで。
そう覚悟を決めていたのだが、急にドスガ王の肩から力が抜けた。
「そう睨むな。すぐに取って食ったりはせん。水でも飲むか?」
「…………」
俺は答えない。
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だが俺に構わずドスガ王は部屋に置かれた水差しを持ち上げると、それをコップに2つ注いだ。
透明なガラスのコップに、水が満ちて窓から差す陽の光に反射する。それを美しいと思ってしまった。
「どうだ?」
「いや、いい」
「ふん。別に媚薬も睡眠薬も入っていないぞ」
この雰囲気。何かがおかしい。
先ほどまでの俺様で我がままで暴虐を地で行く男と同一人物とは思えない。
いや、言葉遣いも態度も同じなのだが、どこか険が取れたように見える。
少し、試してみるか。
「左の」
「ん?」
「左手のコップをもらおう。それで王。飲むのはそっちが先だ」
「……素晴らしい。なんだかんだ言いながら私がコップに薬を仕込み、それを渡そうとしたと考えたな。そちらが指定すれば確率は2つに1つ。万が一という可能背もあるが、確定した未来を切り捨て、半々の確率まで生存の道を模索したか」
「別に……。ただあんたの言いなりになるのが嫌だってだけ」
結構辛らつに返したから怒鳴られると思ったが、ドスガ王は首をあげ、見下すようにして笑みを浮かべた。
その態度に多少イラっとした。
「ずいぶん大人しくなったんだな。さっさと怒鳴って追放でもなんでもすればいいだろ」
「追放? とんでもない。わしは貴様が気に入った。少し強気な方がわしには合っている。|悍馬(かんば)を乗りこなした時の達成感というのがな」
うわー、こいつ俺様で短気でSかよ。めんどくさい属性揃えやがって。
「だから追放などせん。貴様をわしが乗りこなしたときこそ、真にオムカを征服したことになるのだ」
「本気かよ」
「当然だ。男子として生まれたからには、天下を目指すのが道理というものであろう。ふん、そうだな。少し物語るが良いな。貴様にはそれを知る権利がある」
「……勝手にすれば」
「ふふ、良いな。その強気な態度。見れば見るほど魅力的だ。水はどうだね? ああ、私が先に飲んでからか。確か左のと言ったな。ならこちらを飲んでしまおう」
そう言うとドスガ王は一息でコップの水を飲み干し、左手に持ったコップを渡してきた。
俺は一瞬迷ったが、ここで飲まなければ負けな気がして、受け取ったコップをまた一息で飲み干した。
「素晴らしい」
感嘆とした表情でドスガ王はにやりと口を曲げる。
「では少し語ろう。いやなに。そう長いものではない」
そう前置きして、ドスガ王は語りだした。
「昔、我が国は強かった。兵の数も質も南郡一だった。だが弱かった。それは時の王――私の父だが――に、全く覇気がなく、侵略の好機にもかかわらず専守防衛をもっぱらとする暗君だったからだ」
「それは別にいいんじゃないか。立派な親父さんだろ」
「そう思うか? 周囲の国は虎視眈々と兵力を増やして我が領土を侵そうとしているのに? さらに北からはオムカを征服した大兵力を持つ帝国がいるというのに?」
俺は答えられなかった。
日本という国に生まれ育った俺にとっては、先代ドスガ王の政策は正しく思える。
だがそれは侵略の危機が低い現代ならではの発想。
この地続きに敵国がいる状況ではそうも言っていられないのかもしれない。
「だから追放した。帝国に膝を屈した父のやり方では我が王国は存続できない。父のように生易しいやり方では、下はついてこない。そう考えたからだ。それにしても民ほど愚かな存在を見たことがない。少しでも厳しくすれば文句を言い、少しでも都合が悪くなれば見限り、少しでも危険を覚えると簡単に離反する。我らの苦労など知らず、好き勝手言う度し難い者どもだ」
その言葉で思い出す。
スラムの人々を助けるために打ち出した政策。だがそれは一般の王国民に対してははなはだ迷惑でしかなかった。さらにリンを救ったと思ったのに、まだ彼女を苦しめることになったのだ。
政治というのは難しいものだと、改めて感じさせる。
「だから苛烈さを求めた。実の父にすら容赦しない暴君として君臨した。そして南郡の統一を急いだ。一時は帝国に屈したが、再び独立して帝国に立ち向かう、そのために。それはオムカとて同じではないのか?」
確かに辿る道筋は同じなのかもしれない。
目指すべき地点は同じなのかもしれない。
だが決定的に違う。
マリアは、そんなことをしない。
上にも下にも、そんなことをせずに独立に導いた。
「全然違う。俺たちはお前たちみたいな国は作らない」
「ふっ。それでもなお反発するか。勇ましいとも言える。正直、私は短気ではないが、それほど我慢強いという方でもない。少しでも反論が飛んでくると頭に血が上って死刑を宣告するくらいにはな」
それ、超短気って言わないか?
「だから誰もが遠慮する。あのマツナガでさえ、わしに表立って反論したことは数度だ。だが貴様は違う。このわずかな時でありながら、もう何度反対意見を出されたか数えきれん。こんなことは初めてだ。だから気に入った。先ほどは姿見に焦がれたが、今はその内面すらも愛おしい。私のものとなれ。これは絶対の命令だ」
うわぁい。
まさかのここで告白ですか!?
嫌われようとキツイ言い方したけど逆効果だったとか。
そういやマツナガが気の強い女性が好きだって言ってたのってそういうことか……。
「そ、それ以上近づくと……また蹴りをくらわすぞ」
「それもまた良いだろう。あの衝撃。そうそう味わえるものではないからな」
こいつ……俺様で短気でドSでロリコンでしかもドMだと!?
最強か!?
「貴様を乗りこなしさえすれば、わしはもう1つ上の段階へ行ける。成長ができるのだ。そしてオムカを従え南郡を制圧すれば、自然と見えてくるのだ。天下統一というわしの夢が。王から帝王として君臨するその日が」
大きな夢を語っていると思う。
けど笑えない。
俺の目的も、その統一にあるのだから。
到達する場所は俺と同じ。
けど、この男は独りで行こうとしている。
そこにドスガ王の強さと、逆に弱さが見えたような気がした。
もしかしてこの男は、これまで出会った誰よりも孤高で、かつ孤独なのかもしれない。
だから思わず声に出していた。
「何を怖がっているんだ?」
「……怖がる? 誰が? わしがか?」
聞かれても答えられない。
なんとなく思った言葉を口にしただけだから。
だがそれがドスガ王には新鮮だったらしく、眉間にしわ寄せ唇に手を当てて考え込んだと思ったら、
「くくく……ふははははははっ!!」
急に大笑いしだした。
突然のことで、さらにその声量のせいで思わずすくんでしまう。
「やはり、興味深い。わしにそんなことを言えた人間は、生きた人間で1人もいない。貴様だけだ。貴様だけがそれを許されている! それが興味深い。よし、とくと聞かせよ。なぜそう思ったか。その根拠と要因、そしてその対抗策を。オムカ国の軍師なのであろう? そういった知恵はあるはずだ。おい、食事を準備しろ。贅の限りを尽くした料理を持て!」
えーーーと……。
これ、どうなったんだ?
急に浮かれモードでドアを開けてわめきだすドスガ王に、どこか原始的な恐怖を感じた。
こいつ…………情緒大丈夫か?
そう思ってしまうほどの変貌だったのだ。
とはいえ、どうやらお泊りからお食事デートにランクが落ちた分だけホッと一安心といったところ。
まだ完全な身の安全にはほど遠いが、この場の窮地は乗り越えたことに満足すべきだろう。
あとは適当に言葉を並べて、ドスガ王を言いくるめればこの場は逃げられる。
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