206 / 627
第3章 帝都潜入作戦
第11話 緒戦
しおりを挟む
「両方ともプレイヤーかよ」
『古の魔導書』を片手に、ウォンリバーの川岸から対岸をにらみながらつぶやく。
敵の大将を調べている最中のことだ。
『古の魔導書』にはまったく何の反応もない。
それはつまり、敵の大将が俺と同じプレイヤーということを示す。どうやらプレイヤーにはこういったスキルが直接通じないらしく、相手を読めないのだ。
正直、それは承知していた。
きっと敵はあの尾田張人だ。
災害で疲弊したヨジョー地方を捨てきれないオムカを、あの男が黙って見ているわけがないのだ。
だからそれ自体は驚かない。
だが驚いたのがその副将、軍師格の人間。
南郡の戦いでのマツナガで痛い目にあったから、そっちの人間もまさかと思って調べたがまさにその通りだった。
『収乱斬獲祭』ではないだろう。
あれは野戦でこそ輝くスキルで、こういった渡河作戦には無意味だからだ。
船さえ沈めてしまえばスキルは意味を失うのだ。
となると俺が知らない相手。
プレイヤーが2人。
東西の戦線にも出張っているだろうに、こちらにも最低限その人数を振り分けてくる。エイン帝国の人的資源の豊富さと本気が垣間見えた。
この戦い、基本的には守りきる戦だ。
こちらから攻め入るほどの余裕はうちにはないのだから。
敵の本隊を渡河させない。
それが勝利条件。
渡河の難しさは去年のシータ王国での帝国攻めで嫌というほど思い知った。
だからなんとか守り切れるはず。
矢も鉄砲の球も補充は十分。災害による兵力の減少が痛いが、連れてきた2千を足して約1万3千。守り切るには十分すぎる。
だが今回キーになるのは、別地点からの渡河だろう。
シータ王国から攻めるのとは違う。ここの川幅は前回よりははるかに狭い。だからもう少し上流に行けば、船を使わなくても渡れるところもあるんじゃないかとみている。
そこに別動隊を置いて、こちらが敵船団に対応しているところに横撃をくらわすのが相手の策だろう。というか俺ならそうする。別動隊を作るほどの兵力差があって出来る芸当だけど、その兵力を相手は持っているのだ。
こちらはまだ来たばかりで周辺調査が完了していない。
どこが渡河地点か分からない以上、川上に別動隊を置いて敵がやってきたところを迎撃するしかない。
とりあえず『古の魔導書』のおかげででそれらしいところに検討はつけられてはいるが、あとは現場――ブリーダとクルレーンの判断にゆだねるしかなかった。
その2人を派遣したのは一気に敵を壊滅させないと横撃をくらう以上、瞬間的な火力が必要とされるため鉄砲隊がまず選ばれる。
そして機動力があり、船に対しては全く無力な騎馬隊を遊ばせるわけにはいかないためのブリーダの人選だ。
ブリーダには、上流に敵船団を回された時のための保険でもある。しかし、2千弱の部隊でどこまで通用するか。先の地震で馬の被害もかなり多かったのが痛い。
これで現状打てる手は打った。
だが思ってしまうのだ。
「本当にそれだけなのか?」
言葉に出して自問自答する。
あの王都での攻防を思い出して、さらに悩む。
あれほどの攻囲戦を展開した尾田張人が、それだけのためにあんな軍を動かしたのか?
俺にはまだこの戦で見えていないことがあるんじゃないか。
たとえば1カ月前のあの無様な撤退。
あれが実は偽装だとしたら……。別方向からの奇襲も十分ありうる。最悪、王都が攻撃にさらされる危険も――
「ジャンヌ様」
ジルが来た。
「最後の作戦会議に来ました」
「あ、ああ。そうだな」
俺たちは急場ごしらえの司令部で最後の詰めを行った。
基本兵力は1万。それを3段に分け、1段目が敵の弓に対する盾。2段目と3段目が弓で敵を攻撃して守る。
上流の伏兵の偽装工作として、クルレーンから100名ほど鉄砲隊を預かっており、それは本陣で俺が指揮することになる。
昔の中国のように、この世界にも『南船北馬(なんせんほくば)』という言葉はあるようだ。南には多くの川があり操船・造船技術が発達し、北は平地が多く良馬の産出や馬術が発達している。そのため、北国であるエイン帝国には操船技術はそこまで強くはないはず。だから真正面から敵が渡河してくるだけなら問題はない。
問題ない、のだが……。
「どうされましたか、ジャンヌ様?」
迎撃方針を語ったところでジルが聞いてきた。
よほど難しい顔をしていたのだろう。
とはいえ、隠し事をしても仕方ない。
俺は不安を語った。敵がこちらに渡って来ていて、王都を突くのではないかと。
「それは問題ないでしょう」
「けど――」
「王都にも十分な兵力を残しています。あとは総司令を信じましょう」
ジルにそう真顔で言われ、頭が冷えた思いだ。
そうだ。冷静になれ。地震の前からこの地方を徹底的に調べさせ、そんな怪しい集団がいるという報告もない。
それに万が一、数千の敵がいたとしても、王都には城壁がある。少し崩れたとしても堀と城門はまだ健在だし、ハワードの爺さんがいるのだから問題ない。
「うん、そうだな」
信じよう。
大陸全土を巻き込んだ決戦の時。俺1人でどうこうできる段階はすでに過ぎている。
俺が納得したところで、伝令の兵が飛び込んできた。
「敵に動きが見えます!」
「よし、じゃあしっかり守ろうか!」
「はい!」
外に出て対岸を眺める。
ドンドンとこちら側にも響く太鼓の音に送り出されるように、船団が動いているように見える。
「来る……」
野戦とはまた違った圧迫感を感じる。
初めての川沿いの戦いということで、皆も動揺しているように見える。
それを引き締める意味で、俺自身も前に出て鉄砲隊と共に船団をにらみつける。
向ってくるのはおよそ70隻、いやもう少し多いか。
1隻に200人乗るとして1万4千。
20分近く待つと、敵の船団が止まった。
彼我の距離は百メートルと少し。
太鼓の音。
そこから10隻が前に出た。それらは愚直に直進してくる。号令が放たれ、こちらから油を撒くための矢、そして火矢が飛ぶ。相手からも矢が飛んでくるが、その数多くはない。
大量の火矢に包まれ、1隻、いや2隻が火に包まれた。
乗っていた兵が水に飛び込むと、他の船に乗り込もうとしたり、取り付いたりと混乱が起きる。そこをさらに矢で射こむ。半数がそれを突破して岸の近くに船側をつけてきた。そこから兵が吐き出されてくる。
すでに浅瀬。膝下の水位なので敵も普通に進撃してくる。
それに対して1列目の盾を持った兵たちが、盾を捨てて剣を構える。
「第一隊、伏せ! 鉄砲隊、構え…………撃て!」
伏せた1列目の頭上を越すように、鉄砲が発射された。クルレーンが指揮しているわけではないが、そこはクルレーン仕込み。
浅瀬を渡ってくる敵がバタバタと倒れる。
「第一隊突撃! 決して岸に上がらせるな!」
そこにさらに矢が集中し、それが途切れると前列の剣を構えた兵たちが突撃し、川の深みに敵兵を落としていく。
鉄砲と矢によって怯んだところに突撃をくらったのだ。
さんざんに犠牲を出した後、鉦が打たれて敵が退いていく。炎に巻かれた船2隻は、操舵も失ったのか川に流れていった。
後方に待機していた他の船も、これまでと言わんばかりに退いた。
「私たちの勝ちです! 勝どきをあげよ!」
ジルが逃げていく敵船団を見て声をあげた。
それに応えるように、兵たちが歓呼をあげる。
緒戦は勝った。
だが、もちろんこれだけでは済まないだろう。
そんな気がしてならなかった。
『古の魔導書』を片手に、ウォンリバーの川岸から対岸をにらみながらつぶやく。
敵の大将を調べている最中のことだ。
『古の魔導書』にはまったく何の反応もない。
それはつまり、敵の大将が俺と同じプレイヤーということを示す。どうやらプレイヤーにはこういったスキルが直接通じないらしく、相手を読めないのだ。
正直、それは承知していた。
きっと敵はあの尾田張人だ。
災害で疲弊したヨジョー地方を捨てきれないオムカを、あの男が黙って見ているわけがないのだ。
だからそれ自体は驚かない。
だが驚いたのがその副将、軍師格の人間。
南郡の戦いでのマツナガで痛い目にあったから、そっちの人間もまさかと思って調べたがまさにその通りだった。
『収乱斬獲祭』ではないだろう。
あれは野戦でこそ輝くスキルで、こういった渡河作戦には無意味だからだ。
船さえ沈めてしまえばスキルは意味を失うのだ。
となると俺が知らない相手。
プレイヤーが2人。
東西の戦線にも出張っているだろうに、こちらにも最低限その人数を振り分けてくる。エイン帝国の人的資源の豊富さと本気が垣間見えた。
この戦い、基本的には守りきる戦だ。
こちらから攻め入るほどの余裕はうちにはないのだから。
敵の本隊を渡河させない。
それが勝利条件。
渡河の難しさは去年のシータ王国での帝国攻めで嫌というほど思い知った。
だからなんとか守り切れるはず。
矢も鉄砲の球も補充は十分。災害による兵力の減少が痛いが、連れてきた2千を足して約1万3千。守り切るには十分すぎる。
だが今回キーになるのは、別地点からの渡河だろう。
シータ王国から攻めるのとは違う。ここの川幅は前回よりははるかに狭い。だからもう少し上流に行けば、船を使わなくても渡れるところもあるんじゃないかとみている。
そこに別動隊を置いて、こちらが敵船団に対応しているところに横撃をくらわすのが相手の策だろう。というか俺ならそうする。別動隊を作るほどの兵力差があって出来る芸当だけど、その兵力を相手は持っているのだ。
こちらはまだ来たばかりで周辺調査が完了していない。
どこが渡河地点か分からない以上、川上に別動隊を置いて敵がやってきたところを迎撃するしかない。
とりあえず『古の魔導書』のおかげででそれらしいところに検討はつけられてはいるが、あとは現場――ブリーダとクルレーンの判断にゆだねるしかなかった。
その2人を派遣したのは一気に敵を壊滅させないと横撃をくらう以上、瞬間的な火力が必要とされるため鉄砲隊がまず選ばれる。
そして機動力があり、船に対しては全く無力な騎馬隊を遊ばせるわけにはいかないためのブリーダの人選だ。
ブリーダには、上流に敵船団を回された時のための保険でもある。しかし、2千弱の部隊でどこまで通用するか。先の地震で馬の被害もかなり多かったのが痛い。
これで現状打てる手は打った。
だが思ってしまうのだ。
「本当にそれだけなのか?」
言葉に出して自問自答する。
あの王都での攻防を思い出して、さらに悩む。
あれほどの攻囲戦を展開した尾田張人が、それだけのためにあんな軍を動かしたのか?
俺にはまだこの戦で見えていないことがあるんじゃないか。
たとえば1カ月前のあの無様な撤退。
あれが実は偽装だとしたら……。別方向からの奇襲も十分ありうる。最悪、王都が攻撃にさらされる危険も――
「ジャンヌ様」
ジルが来た。
「最後の作戦会議に来ました」
「あ、ああ。そうだな」
俺たちは急場ごしらえの司令部で最後の詰めを行った。
基本兵力は1万。それを3段に分け、1段目が敵の弓に対する盾。2段目と3段目が弓で敵を攻撃して守る。
上流の伏兵の偽装工作として、クルレーンから100名ほど鉄砲隊を預かっており、それは本陣で俺が指揮することになる。
昔の中国のように、この世界にも『南船北馬(なんせんほくば)』という言葉はあるようだ。南には多くの川があり操船・造船技術が発達し、北は平地が多く良馬の産出や馬術が発達している。そのため、北国であるエイン帝国には操船技術はそこまで強くはないはず。だから真正面から敵が渡河してくるだけなら問題はない。
問題ない、のだが……。
「どうされましたか、ジャンヌ様?」
迎撃方針を語ったところでジルが聞いてきた。
よほど難しい顔をしていたのだろう。
とはいえ、隠し事をしても仕方ない。
俺は不安を語った。敵がこちらに渡って来ていて、王都を突くのではないかと。
「それは問題ないでしょう」
「けど――」
「王都にも十分な兵力を残しています。あとは総司令を信じましょう」
ジルにそう真顔で言われ、頭が冷えた思いだ。
そうだ。冷静になれ。地震の前からこの地方を徹底的に調べさせ、そんな怪しい集団がいるという報告もない。
それに万が一、数千の敵がいたとしても、王都には城壁がある。少し崩れたとしても堀と城門はまだ健在だし、ハワードの爺さんがいるのだから問題ない。
「うん、そうだな」
信じよう。
大陸全土を巻き込んだ決戦の時。俺1人でどうこうできる段階はすでに過ぎている。
俺が納得したところで、伝令の兵が飛び込んできた。
「敵に動きが見えます!」
「よし、じゃあしっかり守ろうか!」
「はい!」
外に出て対岸を眺める。
ドンドンとこちら側にも響く太鼓の音に送り出されるように、船団が動いているように見える。
「来る……」
野戦とはまた違った圧迫感を感じる。
初めての川沿いの戦いということで、皆も動揺しているように見える。
それを引き締める意味で、俺自身も前に出て鉄砲隊と共に船団をにらみつける。
向ってくるのはおよそ70隻、いやもう少し多いか。
1隻に200人乗るとして1万4千。
20分近く待つと、敵の船団が止まった。
彼我の距離は百メートルと少し。
太鼓の音。
そこから10隻が前に出た。それらは愚直に直進してくる。号令が放たれ、こちらから油を撒くための矢、そして火矢が飛ぶ。相手からも矢が飛んでくるが、その数多くはない。
大量の火矢に包まれ、1隻、いや2隻が火に包まれた。
乗っていた兵が水に飛び込むと、他の船に乗り込もうとしたり、取り付いたりと混乱が起きる。そこをさらに矢で射こむ。半数がそれを突破して岸の近くに船側をつけてきた。そこから兵が吐き出されてくる。
すでに浅瀬。膝下の水位なので敵も普通に進撃してくる。
それに対して1列目の盾を持った兵たちが、盾を捨てて剣を構える。
「第一隊、伏せ! 鉄砲隊、構え…………撃て!」
伏せた1列目の頭上を越すように、鉄砲が発射された。クルレーンが指揮しているわけではないが、そこはクルレーン仕込み。
浅瀬を渡ってくる敵がバタバタと倒れる。
「第一隊突撃! 決して岸に上がらせるな!」
そこにさらに矢が集中し、それが途切れると前列の剣を構えた兵たちが突撃し、川の深みに敵兵を落としていく。
鉄砲と矢によって怯んだところに突撃をくらったのだ。
さんざんに犠牲を出した後、鉦が打たれて敵が退いていく。炎に巻かれた船2隻は、操舵も失ったのか川に流れていった。
後方に待機していた他の船も、これまでと言わんばかりに退いた。
「私たちの勝ちです! 勝どきをあげよ!」
ジルが逃げていく敵船団を見て声をあげた。
それに応えるように、兵たちが歓呼をあげる。
緒戦は勝った。
だが、もちろんこれだけでは済まないだろう。
そんな気がしてならなかった。
1
あなたにおすすめの小説
聖女を追放した国の物語 ~聖女追放小説の『嫌われ役王子』に転生してしまった。~
猫野 にくきゅう
ファンタジー
国を追放された聖女が、隣国で幸せになる。
――おそらくは、そんな内容の小説に出てくる
『嫌われ役』の王子に、転生してしまったようだ。
俺と俺の暮らすこの国の未来には、
惨めな破滅が待ち構えているだろう。
これは、そんな運命を変えるために、
足掻き続ける俺たちの物語。
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。
究極妹属性のぼっち少女が神さまから授かった胸キュンアニマルズが最強だった
盛平
ファンタジー
パティは教会に捨てられた少女。パティは村では珍しい黒い髪と黒い瞳だったため、村人からは忌子といわれ、孤独な生活をおくっていた。この世界では十歳になると、神さまから一つだけ魔法を授かる事ができる。パティは神さまに願った。ずっと側にいてくれる友達をくださいと。
神さまが与えてくれた友達は、犬、猫、インコ、カメだった。友達は魔法でパティのお願いを何でも叶えてくれた。
パティは友達と一緒に冒険の旅に出た。パティの生活環境は激変した。パティは究極の妹属性だったのだ。冒険者協会の美人受付嬢と美女の女剣士が、どっちがパティの姉にふさわしいかケンカするし、永遠の美少女にも気に入られてしまう。
ぼっち少女の愛されまくりな旅が始まる。
勇者をしている者なんですけど、キモデブ装甲のモブAにチェンジ魔法を使われて、身体が入れ替わった!? ありがとうモブA!やっと解放された!
くらげさん
ファンタジー
雑草のように湧いてくる魔王の討伐を1000年のあいだ勇者としてこなしてきたら、キモデブ装甲のモブAに身体を取られてしまった。
モブAは「チェンジ魔法」のユニークスキル持ちだった。
勇者は勇者を辞めたかったから丁度良かったと、モブAに変わり、この姿でのんびり平和に暮らして行こうと思った。
さっそく家に帰り、妹に理由を話すと、あっさりと信じて、勇者は妹が見たかった景色を見せてやりたいと、1000年を取り戻すような旅に出掛けた。
勇者は勇者の名前を捨てて、モブオと名乗った。
最初の街で、一人のエルフに出会う。
そしてモブオはエルフが街の人たちを殺そうとしていると気付いた。
もう勇者じゃないモブオは気付いても、止めはしなかった。
モブオは自分たちに関係がないならどうでもいいと言って、エルフの魔王から二週間の猶予を貰った。
モブオは妹以外には興味なかったのである。
それから妹はエルフの魔王と仲良くなり、エルフと別れる夜には泣き止むのに一晩かかった。
魔王は勇者に殺される。それは確定している。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる