305 / 627
第4章 ジャンヌの西進
第19話 ファンクラブ
しおりを挟む
その日の午後。
とりあえずウィットたちに出発の準備をするよう命令して、俺は王宮に戻った。
マリアに事の次第を伝えようと思ったからだが。
「で? なんでついてくるんだ? 俺は出発の準備をしろって言ったよな?」
俺の後ろにぴったりついてくるクロエをじろりと睨んだ。
「はい! 隊長殿と私の分はもうすでに準備完了です! というか隊長殿が西に行く、という話になった時点で準備始めてました」
こいつのこういうところ……普段から発揮してくれればいいんだけどなぁ。
今さら追い払うのもめんどくさいので、そのまま王宮の廊下を歩いていると、前から馬鹿が来た。
「ジャンヌちゃーん! ありがとな、俺の同行を許してくれて! よし、お礼に抱きしめ――ぐぼっ! き、傷が……」
「あんまふざけてると置いてくぞ」
はぁ……なんでこんな奴が軍のナンバー2なんだ? オムカの双璧なんだ?
人選間違ってるだろ。
「だったらお前も油売ってないで、さっさと準備しろよ。2日後の出発に間に合わなければ置いてくぞ」
「あ、それは大丈夫。部下たちも行く気マンマンでさ、もう準備はできてるから。今日だって出発できるぜ」
こいつもか。
てか、断られても無理やりついてくるつもりだったな?
「さすが師団長殿……ぬかりがないですね」
「ふっ、ジャンヌちゃんのためなら火の中水の中、世界の果てまでもついてくぜ」
じゃあ果てまで行って帰ってくんな。
「ならば! ジャンヌ・ダルクは!」
「聖女の御旗!」
「ジャンヌのために生き」
「ジャンヌのために死す!」
「そう、死ぬときは前のめり!」
「これぞ、ジャンヌ・ダルク・ファンクラブ会員の掟!」
なんか盛り上がってポーズとか取り始める馬鹿2人。
って、待て。今聞き捨てならない言葉が出たぞ。
「ちょっと待て! なんだ? ファンクラブ!?」
「おや、ご存じないのですか? そう、私こそファンクラブの会長にして会員番号ナンバー1!」
「そして俺が会員番号ナンバー2!」
「隊長殿の圧倒的なカリスマ性と美しさをオムカ中に伝えるために作ったのです。コツコツと布教活動を続けて、今では会員数は3万人を超えました! ええ、こうなったらもう行けるところまで行きますよ。目指せ大陸制覇!」
「おお、なんか帝国には変な宗教があるっていうからな! こっちはジャンヌ教で対抗だ!」
頭が痛くなってきた。
てかよく今まで気づかなかったな、俺。それどころじゃなかったからなぁ。
「どうですか、隊長殿も? 今なら隊長殿の等身大パネルがついてきて、入会費はなんと年間3千コル! 毎月、隊長殿の私生活を特集した会報が読めますよ! さらに月に1度、隊長殿の情報を交換する会では隊長殿の私物オークションなども開催です!」
なにが楽しくて自分のファンクラブに入らなくちゃいけない!?
しかも自分の私生活を暴露されているのを黙って見てろと!?
てかなんかちょくちょく物がなくなってるな、と思ったら犯人はお前か、クロエ!
「……とりあえず、後でお前ら説教な」
「えー、隊長殿によかれと思ってやったのにー」
「そうだぜー。ぶーぶー」
その活動内容のどこがよかれなんだ……。
一度こいつらの頭の中を見てみたいよ。
本当に度が過ぎ始めてきている気がする。
もしかしたらマリアたちより酷いかもしれない。
「てかマリアたちが無関係でよかった……そうなったらこの国は終わりだぞ」
「「え?」」
クロエとサカキがハモった。
え? ちょっと待て。何が、え、なんだ?
もしかして――
「いや、待て。落ち着け。クロエ、お前言ったよな。お前が会長で会員番号ナンバー1だって」
「ええ、もちろんですとも!」
「そしてサカキ、お前がナンバー2?」
「おうよ! オムカ王国軍ナンバー2にてジャンヌちゃん会員番号ナンバー2だぜ!」
お前、それ自分で言ってて虚しくないの?
「えっと、嫌な予感しかしないんだが……とりあえずいちから説明してくれるか? 馬鹿な俺にも分かるように」
「えっと、それはですね」
そしてこういう時の嫌な予感は当たるものだ。
ところ変わってマリアの部屋。サカキは恐れ多いと俺とクロエだけで入ったわけだが。
そこに増えた馬鹿が2人いた。
「ふふふ、ばれてしまったか! そう、あたしはジャンヌファンクラブ……名誉顧問!」
「そして余がオムカ王国第37代女王にして、ジャンヌファンクラブ……名誉会長!」
終わった。
この国終わった。
あー、国のトップがこんなとは思わなかったなぁ。
いや、前々からダメかもとは思ってたけど……ここまで救いがないとは。
「というわけで実家に帰らさせてもらいます」
「あーー、待つのじゃジャンヌ! てかジャンヌの実家ってどこなのじゃ?」
「どこでもいい。もう隠棲する。後は勝手に頑張ってくれ」
「ちょっと、ジャンヌ! それは身勝手ってものじゃないの!」
「そうですよ、隊長殿! ここを出てってどこにいくんですか! 隊長殿は生活力がないのですから」
ニーアとクロエが抗議に加わるが、説得力ゼロということを分かってるのだろうか?
「お前らいい加減にしろよ? てか、人の私生活暴かれて、私物をオークションかけられて怒らないほど俺は人間ができてねぇからな!」
「ち、違うのじゃ……いや、何も違わなくないのじゃ。これは必要なことだったのじゃ!」
「なにがだ?」
どうせ変な言い訳が飛んでくるだろうと思い、期待薄にとりあえず返事だけした。
どうせお小遣いが欲しいとかそういうことだろ。
「会費とかオークションとか。確かにあまりよくない方法だとは思うのじゃ。けど、この国には必要なことだったのじゃ。去年の末に国庫はかなり厳しかったのじゃ。冬を越すために貧しい人たちに布団や炊き出しをするのも不足していた。だから少しでも、ということでこの方法が取られたのじゃ」
うっ……意外と切実な話。
そこら辺の財政の話をされると弱い。もともとは俺の無茶な政策の影響による財政難というのだから、真っ向から反対はできなかった。
ん? てか待てよ。
それが元だということは、もしかしてこの発案者というのは――
「そうなのじゃ、発案は宰相なのじゃ」
「マーーーツーーーナーーーガーーーァァァァァ!」
「あ、ちなみに会報の編集はミストさんです」
「あいつら……次会ったらぶん殴る」
「てかジャンヌ。もしかしてそんな国家プロジェクトなのに……知らなかった?」
「うっ……」
ニーアに言われ、言葉に詰まる。
実際そうなんだよなぁ。
こんなこと、今まで俺に気づかれずにやってのけるとか、相当周到にやったか、俺が無関心過ぎたか。
……両方だな。
まぁいい。
そこは反省点とする。
それから収益は全部国の運営に回っているというのだから、一概に無駄とは言えない。
正直、金がない部分については俺にも後ろめたさがある。
だからこれが少しでも贖罪になるならば、と今ならまだ少しは許せるような気もしないでもない可能性があったりなかったり。
「てか会費とオークションで国が回るとかどんだけ金ないんだよ、うち……」
「え? 知らないの? オークションで売れた金額」
もちろんその存在を知ったのが今だから知るはずもない。
ニーアが近寄って耳打ちしてきた。
「……は?」
耳を疑った。
絵画のオークションでも開いたのか? というくらいのお値段。
「ちなみにその時の商品は、ジャンヌの使った枕でした」
馬鹿なの?
そんなサラリーマンの生涯年収並みの金で、なに枕なんか買ってるんだよ。
ただのボロ枕だぞ?
もうすべてが理外すぎて、知力がいくつあっても理解できない世界だった。
「というわけで大助かりだったのよ。次回もヨロシク!」
そうか、それならまぁしょうがないか。
俺ももう少し協力を――
「――んなわけあるか!」
危ない危ない。
目の前の利益を求めて、人間として何か大切なものを失うところだった。
ぶっちゃけ枕くらいとか思ったけど、どこの誰とも知らないやつが使っていると思うと、なんだか寒気がする。
俺は心まで女性になったのか。いや、この思いに男女の差はないはずだ。うん、ない。
「とにかく、今後は必ずその会報は俺の監修を通すこと! それからオークションは廃止! もっと別の方法で金策しろ。さもなきゃファンクラブは解散。それでも続けるなら軍を使って強硬手段に出る!」
「うぅ……ジャンヌの独裁政権なのじゃ。恐怖政治の始まりなのじゃ」
「お気を確かに、女王様。検閲が駄目ならアングラに、オークションが駄目なら闇市という方法があります」
「そうです、我々の隊長殿への愛は何物にも邪魔されないのです!」
「……お前ら、反省してないだろ」
というわけで、俺ファンクラブは、いろいろとヤバいことになる前に(いや、もう手遅れか?)鎮火することができた。
よかったよかった。
……って、あれ?
俺、何しに来たんだっけ?
余談。
後日、俺の部隊の全員に聞いてみたところ、なんとファンクラブ会員が9割いた。
残りの1割も「生で隊長を見られる以上のご褒美はあるだろうか。いや、ない!」とか「吾輩の脳にはすべてのジャンヌ様がメモリーされております。こうやって目を閉じれば……おお、沐浴中のジャンヌ様が……あぁ、ジャンヌ様ぁ」とか、ある意味会員以上のヤバさを感じたので、実質10割だった。
なんかもう人を信じられなくなった今日この頃だ。
とりあえずウィットたちに出発の準備をするよう命令して、俺は王宮に戻った。
マリアに事の次第を伝えようと思ったからだが。
「で? なんでついてくるんだ? 俺は出発の準備をしろって言ったよな?」
俺の後ろにぴったりついてくるクロエをじろりと睨んだ。
「はい! 隊長殿と私の分はもうすでに準備完了です! というか隊長殿が西に行く、という話になった時点で準備始めてました」
こいつのこういうところ……普段から発揮してくれればいいんだけどなぁ。
今さら追い払うのもめんどくさいので、そのまま王宮の廊下を歩いていると、前から馬鹿が来た。
「ジャンヌちゃーん! ありがとな、俺の同行を許してくれて! よし、お礼に抱きしめ――ぐぼっ! き、傷が……」
「あんまふざけてると置いてくぞ」
はぁ……なんでこんな奴が軍のナンバー2なんだ? オムカの双璧なんだ?
人選間違ってるだろ。
「だったらお前も油売ってないで、さっさと準備しろよ。2日後の出発に間に合わなければ置いてくぞ」
「あ、それは大丈夫。部下たちも行く気マンマンでさ、もう準備はできてるから。今日だって出発できるぜ」
こいつもか。
てか、断られても無理やりついてくるつもりだったな?
「さすが師団長殿……ぬかりがないですね」
「ふっ、ジャンヌちゃんのためなら火の中水の中、世界の果てまでもついてくぜ」
じゃあ果てまで行って帰ってくんな。
「ならば! ジャンヌ・ダルクは!」
「聖女の御旗!」
「ジャンヌのために生き」
「ジャンヌのために死す!」
「そう、死ぬときは前のめり!」
「これぞ、ジャンヌ・ダルク・ファンクラブ会員の掟!」
なんか盛り上がってポーズとか取り始める馬鹿2人。
って、待て。今聞き捨てならない言葉が出たぞ。
「ちょっと待て! なんだ? ファンクラブ!?」
「おや、ご存じないのですか? そう、私こそファンクラブの会長にして会員番号ナンバー1!」
「そして俺が会員番号ナンバー2!」
「隊長殿の圧倒的なカリスマ性と美しさをオムカ中に伝えるために作ったのです。コツコツと布教活動を続けて、今では会員数は3万人を超えました! ええ、こうなったらもう行けるところまで行きますよ。目指せ大陸制覇!」
「おお、なんか帝国には変な宗教があるっていうからな! こっちはジャンヌ教で対抗だ!」
頭が痛くなってきた。
てかよく今まで気づかなかったな、俺。それどころじゃなかったからなぁ。
「どうですか、隊長殿も? 今なら隊長殿の等身大パネルがついてきて、入会費はなんと年間3千コル! 毎月、隊長殿の私生活を特集した会報が読めますよ! さらに月に1度、隊長殿の情報を交換する会では隊長殿の私物オークションなども開催です!」
なにが楽しくて自分のファンクラブに入らなくちゃいけない!?
しかも自分の私生活を暴露されているのを黙って見てろと!?
てかなんかちょくちょく物がなくなってるな、と思ったら犯人はお前か、クロエ!
「……とりあえず、後でお前ら説教な」
「えー、隊長殿によかれと思ってやったのにー」
「そうだぜー。ぶーぶー」
その活動内容のどこがよかれなんだ……。
一度こいつらの頭の中を見てみたいよ。
本当に度が過ぎ始めてきている気がする。
もしかしたらマリアたちより酷いかもしれない。
「てかマリアたちが無関係でよかった……そうなったらこの国は終わりだぞ」
「「え?」」
クロエとサカキがハモった。
え? ちょっと待て。何が、え、なんだ?
もしかして――
「いや、待て。落ち着け。クロエ、お前言ったよな。お前が会長で会員番号ナンバー1だって」
「ええ、もちろんですとも!」
「そしてサカキ、お前がナンバー2?」
「おうよ! オムカ王国軍ナンバー2にてジャンヌちゃん会員番号ナンバー2だぜ!」
お前、それ自分で言ってて虚しくないの?
「えっと、嫌な予感しかしないんだが……とりあえずいちから説明してくれるか? 馬鹿な俺にも分かるように」
「えっと、それはですね」
そしてこういう時の嫌な予感は当たるものだ。
ところ変わってマリアの部屋。サカキは恐れ多いと俺とクロエだけで入ったわけだが。
そこに増えた馬鹿が2人いた。
「ふふふ、ばれてしまったか! そう、あたしはジャンヌファンクラブ……名誉顧問!」
「そして余がオムカ王国第37代女王にして、ジャンヌファンクラブ……名誉会長!」
終わった。
この国終わった。
あー、国のトップがこんなとは思わなかったなぁ。
いや、前々からダメかもとは思ってたけど……ここまで救いがないとは。
「というわけで実家に帰らさせてもらいます」
「あーー、待つのじゃジャンヌ! てかジャンヌの実家ってどこなのじゃ?」
「どこでもいい。もう隠棲する。後は勝手に頑張ってくれ」
「ちょっと、ジャンヌ! それは身勝手ってものじゃないの!」
「そうですよ、隊長殿! ここを出てってどこにいくんですか! 隊長殿は生活力がないのですから」
ニーアとクロエが抗議に加わるが、説得力ゼロということを分かってるのだろうか?
「お前らいい加減にしろよ? てか、人の私生活暴かれて、私物をオークションかけられて怒らないほど俺は人間ができてねぇからな!」
「ち、違うのじゃ……いや、何も違わなくないのじゃ。これは必要なことだったのじゃ!」
「なにがだ?」
どうせ変な言い訳が飛んでくるだろうと思い、期待薄にとりあえず返事だけした。
どうせお小遣いが欲しいとかそういうことだろ。
「会費とかオークションとか。確かにあまりよくない方法だとは思うのじゃ。けど、この国には必要なことだったのじゃ。去年の末に国庫はかなり厳しかったのじゃ。冬を越すために貧しい人たちに布団や炊き出しをするのも不足していた。だから少しでも、ということでこの方法が取られたのじゃ」
うっ……意外と切実な話。
そこら辺の財政の話をされると弱い。もともとは俺の無茶な政策の影響による財政難というのだから、真っ向から反対はできなかった。
ん? てか待てよ。
それが元だということは、もしかしてこの発案者というのは――
「そうなのじゃ、発案は宰相なのじゃ」
「マーーーツーーーナーーーガーーーァァァァァ!」
「あ、ちなみに会報の編集はミストさんです」
「あいつら……次会ったらぶん殴る」
「てかジャンヌ。もしかしてそんな国家プロジェクトなのに……知らなかった?」
「うっ……」
ニーアに言われ、言葉に詰まる。
実際そうなんだよなぁ。
こんなこと、今まで俺に気づかれずにやってのけるとか、相当周到にやったか、俺が無関心過ぎたか。
……両方だな。
まぁいい。
そこは反省点とする。
それから収益は全部国の運営に回っているというのだから、一概に無駄とは言えない。
正直、金がない部分については俺にも後ろめたさがある。
だからこれが少しでも贖罪になるならば、と今ならまだ少しは許せるような気もしないでもない可能性があったりなかったり。
「てか会費とオークションで国が回るとかどんだけ金ないんだよ、うち……」
「え? 知らないの? オークションで売れた金額」
もちろんその存在を知ったのが今だから知るはずもない。
ニーアが近寄って耳打ちしてきた。
「……は?」
耳を疑った。
絵画のオークションでも開いたのか? というくらいのお値段。
「ちなみにその時の商品は、ジャンヌの使った枕でした」
馬鹿なの?
そんなサラリーマンの生涯年収並みの金で、なに枕なんか買ってるんだよ。
ただのボロ枕だぞ?
もうすべてが理外すぎて、知力がいくつあっても理解できない世界だった。
「というわけで大助かりだったのよ。次回もヨロシク!」
そうか、それならまぁしょうがないか。
俺ももう少し協力を――
「――んなわけあるか!」
危ない危ない。
目の前の利益を求めて、人間として何か大切なものを失うところだった。
ぶっちゃけ枕くらいとか思ったけど、どこの誰とも知らないやつが使っていると思うと、なんだか寒気がする。
俺は心まで女性になったのか。いや、この思いに男女の差はないはずだ。うん、ない。
「とにかく、今後は必ずその会報は俺の監修を通すこと! それからオークションは廃止! もっと別の方法で金策しろ。さもなきゃファンクラブは解散。それでも続けるなら軍を使って強硬手段に出る!」
「うぅ……ジャンヌの独裁政権なのじゃ。恐怖政治の始まりなのじゃ」
「お気を確かに、女王様。検閲が駄目ならアングラに、オークションが駄目なら闇市という方法があります」
「そうです、我々の隊長殿への愛は何物にも邪魔されないのです!」
「……お前ら、反省してないだろ」
というわけで、俺ファンクラブは、いろいろとヤバいことになる前に(いや、もう手遅れか?)鎮火することができた。
よかったよかった。
……って、あれ?
俺、何しに来たんだっけ?
余談。
後日、俺の部隊の全員に聞いてみたところ、なんとファンクラブ会員が9割いた。
残りの1割も「生で隊長を見られる以上のご褒美はあるだろうか。いや、ない!」とか「吾輩の脳にはすべてのジャンヌ様がメモリーされております。こうやって目を閉じれば……おお、沐浴中のジャンヌ様が……あぁ、ジャンヌ様ぁ」とか、ある意味会員以上のヤバさを感じたので、実質10割だった。
なんかもう人を信じられなくなった今日この頃だ。
0
あなたにおすすめの小説
聖女を追放した国の物語 ~聖女追放小説の『嫌われ役王子』に転生してしまった。~
猫野 にくきゅう
ファンタジー
国を追放された聖女が、隣国で幸せになる。
――おそらくは、そんな内容の小説に出てくる
『嫌われ役』の王子に、転生してしまったようだ。
俺と俺の暮らすこの国の未来には、
惨めな破滅が待ち構えているだろう。
これは、そんな運命を変えるために、
足掻き続ける俺たちの物語。
追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい
桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
勇者をしている者なんですけど、キモデブ装甲のモブAにチェンジ魔法を使われて、身体が入れ替わった!? ありがとうモブA!やっと解放された!
くらげさん
ファンタジー
雑草のように湧いてくる魔王の討伐を1000年のあいだ勇者としてこなしてきたら、キモデブ装甲のモブAに身体を取られてしまった。
モブAは「チェンジ魔法」のユニークスキル持ちだった。
勇者は勇者を辞めたかったから丁度良かったと、モブAに変わり、この姿でのんびり平和に暮らして行こうと思った。
さっそく家に帰り、妹に理由を話すと、あっさりと信じて、勇者は妹が見たかった景色を見せてやりたいと、1000年を取り戻すような旅に出掛けた。
勇者は勇者の名前を捨てて、モブオと名乗った。
最初の街で、一人のエルフに出会う。
そしてモブオはエルフが街の人たちを殺そうとしていると気付いた。
もう勇者じゃないモブオは気付いても、止めはしなかった。
モブオは自分たちに関係がないならどうでもいいと言って、エルフの魔王から二週間の猶予を貰った。
モブオは妹以外には興味なかったのである。
それから妹はエルフの魔王と仲良くなり、エルフと別れる夜には泣き止むのに一晩かかった。
魔王は勇者に殺される。それは確定している。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる