120 / 137
111~120
血呪の真実
しおりを挟む
国境沿いの街道をしばらく進むと、ひっそりとした集落が見えてきた。
森に囲まれた小さな村――しかし、人の気配は薄く、風が抜ける音ばかりが耳に残る。
(……静かすぎる。まるで、息を潜めているみたいだ)
僕が歩を緩めると、隣を進んでいたアテンさんが短く頷いた。
「慎重にいこう。この辺りは……先日の巡回でも異様な気配があった」
ルミナスが髪を払い、低く呟く。
「匂い。血と、焦げ。……混じってる」
彼女の嗅覚が告げる言葉に、背筋が冷たくなる。
リンカが弓を構え、耳をぴくりと動かした。
「……物陰から、視線を感じる。村人……? それとも」
セレスが前へ出て、両手を組む。
「――安心してください。私たちは敵ではありません」
柔らかな声が広がると、ようやく民家の影から人影が姿を現した。
痩せた老人と、その後ろに怯えた子供たち。
その顔は憔悴しきっていて、ただ生き延びることで精一杯だと物語っていた。
「……冒険者様か……?」
老人の声は震えていた。
「なら、どうかお聞きくだされ。夜ごと……血に染まった魔法陣の光が、森の奥で……」
僕は胸の奥がざわつくのを感じた。
(やっぱり……煉獄の騎士団が調べていた“血の紋様”。ここでも同じ現象が……)
アテンさんが真剣な声で老人に問いかける。
「詳しく話していただけますか。形は? 色は?」
「赤黒い光で、まるで血を撒き散らしたような……。そして、そこから――人が、魔に堕ちていったのです……」
老人の言葉に、場が一瞬凍りついた。
セレンがそっと目を伏せ、祈るように言葉を紡ぐ。
「やはり……人を魔物に堕とす呪術。これは、七魔将に連なるものです」
僕は剣の柄を握り、仲間に視線を送った。
「……もう見過ごせない。証言を確かめに、森に入ろう」
フェンネルが軽く杖を掲げ、青い髪を揺らした。
「了解。セージちゃん、今回は一緒に調べよっか。もし敵が出るなら、派手に凍らせてあげるわ~」
ザークが重い盾を背負い直し、口角を上げる。
「おうよ! 村人たちの目の前で派手に暴れたら、少しは安心するだろうぜ!」
シズカは目を細め、真剣に村の周囲を見渡した。
「罠があるかもしれぬ。拙者、先行して索敵いたす」
彼らの頼もしさに、胸の奥の不安が少しだけ和らぐ。
それでも、老人の怯えた瞳が脳裏に残り続けていた。
(人を魔に堕とす術……。これ以上、犠牲者を出させはしない)
僕は深く息を吸い、静かに告げた。
「行こう。――ここからが本番だ」
村人の証言を頼りに、僕たちは森の奥へと足を踏み入れた。
昼だというのに、枝葉が陽光を遮り、薄暗さが辺りを覆っている。風の流れも妙に重く、肌にまとわりつくような冷たさがあった。
(……嫌な気配だ。血の匂い……ルミナスが言っていたのは、これか)
ふと視線をやれば、木々の根元に染みついた赤黒い跡が目に入った。まだ乾ききっておらず、まるで生き物のようにぬめりを帯びている。
「セージ様……」
セレスが不安げに僕の背を見つめ、胸の前で祈りを結ぶ。
「この瘴気、ただの魔物のものではありません。人の……苦悶と怨嗟が、混じっております」
アテンさんが険しい表情でうなずき、剣の柄に手を添えた。
「やはりか。ここで何かが行われたのは間違いない……」
その時だった。
「グルルル……」
茂みの奥から、黒い影が這い出てきた。
人間の形をしている――だが、その眼は真っ赤に濁り、腕には硬質な鱗が浮かんでいた。
村人が言っていた「魔に堕ちた者」。その成れの果てが、いま僕らの前に立ちはだかっていた。
「っ……もう、人じゃない」
リンカが矢を番え、悲痛な声で呟いた。
次の瞬間、魔に堕ちた者たちが一斉に飛びかかってきた。
「来るぞ!」
僕は剣を抜き放ち、最前に躍り出た。
「【重ね斬り】!」
刃が閃き、迫る敵の身体を幾度も切り裂く。黒い血が飛び散り、木々に焼け付くような臭気を残した。
背後からはルミナスの声。
「……《オーロラ・ストーム》」
風と氷が混じり合い、渦巻く嵐となって敵を吹き飛ばす。赤黒い血を纏った躯が、凍結したまま砕け散った。
フェンネルが負けじと杖を掲げ、声を張り上げる。
「氷結陣――《アイシクル・レイン》!」
無数の氷柱が降り注ぎ、地面に縫い付けられた魔物たちが悲鳴を上げる。
「がっはは! こいつぁ派手だ!」
ザークが前に出て、巨大な盾で突進。薙ぎ払うだけで数体がまとめて吹き飛ぶ。
シズカはその隙を縫うように、影と一体化して敵の背後に回り込んだ。
「――忍法《影走り》!」
瞬時に斬り裂かれた魔物が、呻き声を残して崩れ落ちる。
最後に、セレスの祈りが響いた。
「光よ――《聖裁光槍》!」
純白の槍が一直線に貫き、残った魔物の影を吹き飛ばす。
◇◇◇
森に再び静寂が訪れた。だが、残されたのは無数の赤黒い魔法陣。地面に焼き付けられたそれは、まだ微かに蠢いているように見えた。
「……これが、人を魔に堕とす術か」
僕は歯を食いしばり、剣を握り直した。
(絶対に、これ以上広げさせてはならない……!)
血の紋様が描かれた地面は、まるで呼吸しているかのように脈動していた。
黒い瘴気がゆらめき、焼け焦げたような匂いが漂う。
(……これは、明らかに意図的に作られたものだ)
剣の柄を握る手に、自然と力がこもる。
フェンネルが杖の先で土を軽く叩き、低く呟いた。
「やっぱりね~。魔法陣の線が均一すぎる。自然発生じゃないわ。――術者が、ちゃんと描いてる」
アテンさんが膝をつき、慎重に地面を観察する。
「血の乾き方……数日は経過しているな。にもかかわらず瘴気が残っている。相当な術者の仕業だ」
リンカが矢を構えたまま周囲を見回す。
「森の奥にも、同じ気配がいくつかあります。……罠を張るように点在しているみたい」
セレスが小さく息を呑み、両手を胸に当てた。
「まさか……これ、村人たちを“魔に堕とすため”の儀式だったのでは……?」
その言葉に、一同の空気が張り詰めた。
僕は地面に刻まれた文字のような模様を指でなぞりながら、低く呟いた。
「魔族語……しかも、かなり古い書式だ。これは、僕たちが戦ったヴァルナの魔法陣と酷似してる」
「じゃあ、七魔将の手の者か?」
ザークが眉をひそめ、拳を鳴らした。
ルミナスが髪を揺らしながら近づいてくる。
「……違う。匂い、ヴァルナのときと……違う。もっと、濃い。もっと、深い」
「深い?」と僕が問い返すと、彼女は少し首を傾げて続けた。
「うまく言えない。……けど、これは“血の呪い”そのもの。魔族の中でも、血を喰らい、力を得る系統」
その言葉に、フェンネルが目を見開く。
「血を媒介にした呪術……! まさか、封印されたはずの“血翼の軍団”の流派?」
アテンさんが険しい顔になる。
「……ラミエル。かつての“血翼”を統べた将。まさか、奴の影が――」
その名を聞いた瞬間、胸の奥がざわついた。
(ラミエル……ヴァルナを超える存在。もしそいつが動いているなら……これは前触れにすぎない)
沈黙の中、セレンが静かに手を掲げ、祈りを捧げた。
「神の御心に背く者たち……血を汚し、命を弄ぶ者たちよ。必ず、裁きが下ります」
その瞬間、血の紋様がぼうっと光り出した。
「……っ、反応した!?」
ルミナスが即座に叫ぶ。
「罠。血、呼応してる!」
「全員、下がれ!」
僕が叫んだ刹那――地面が爆ぜ、赤黒い霧が噴き出した。
煙の中から、巨大な影が立ち上がる。
歪んだ羽を持つ獣のような魔物――。
「……血翼の眷属!」
アテンさんが剣を抜き放つ。
「戦闘態勢!」
僕も剣を構え、仲間たちと視線を交わす。
再び、光と闇が交錯する戦いが始まろうとしていた。
森に囲まれた小さな村――しかし、人の気配は薄く、風が抜ける音ばかりが耳に残る。
(……静かすぎる。まるで、息を潜めているみたいだ)
僕が歩を緩めると、隣を進んでいたアテンさんが短く頷いた。
「慎重にいこう。この辺りは……先日の巡回でも異様な気配があった」
ルミナスが髪を払い、低く呟く。
「匂い。血と、焦げ。……混じってる」
彼女の嗅覚が告げる言葉に、背筋が冷たくなる。
リンカが弓を構え、耳をぴくりと動かした。
「……物陰から、視線を感じる。村人……? それとも」
セレスが前へ出て、両手を組む。
「――安心してください。私たちは敵ではありません」
柔らかな声が広がると、ようやく民家の影から人影が姿を現した。
痩せた老人と、その後ろに怯えた子供たち。
その顔は憔悴しきっていて、ただ生き延びることで精一杯だと物語っていた。
「……冒険者様か……?」
老人の声は震えていた。
「なら、どうかお聞きくだされ。夜ごと……血に染まった魔法陣の光が、森の奥で……」
僕は胸の奥がざわつくのを感じた。
(やっぱり……煉獄の騎士団が調べていた“血の紋様”。ここでも同じ現象が……)
アテンさんが真剣な声で老人に問いかける。
「詳しく話していただけますか。形は? 色は?」
「赤黒い光で、まるで血を撒き散らしたような……。そして、そこから――人が、魔に堕ちていったのです……」
老人の言葉に、場が一瞬凍りついた。
セレンがそっと目を伏せ、祈るように言葉を紡ぐ。
「やはり……人を魔物に堕とす呪術。これは、七魔将に連なるものです」
僕は剣の柄を握り、仲間に視線を送った。
「……もう見過ごせない。証言を確かめに、森に入ろう」
フェンネルが軽く杖を掲げ、青い髪を揺らした。
「了解。セージちゃん、今回は一緒に調べよっか。もし敵が出るなら、派手に凍らせてあげるわ~」
ザークが重い盾を背負い直し、口角を上げる。
「おうよ! 村人たちの目の前で派手に暴れたら、少しは安心するだろうぜ!」
シズカは目を細め、真剣に村の周囲を見渡した。
「罠があるかもしれぬ。拙者、先行して索敵いたす」
彼らの頼もしさに、胸の奥の不安が少しだけ和らぐ。
それでも、老人の怯えた瞳が脳裏に残り続けていた。
(人を魔に堕とす術……。これ以上、犠牲者を出させはしない)
僕は深く息を吸い、静かに告げた。
「行こう。――ここからが本番だ」
村人の証言を頼りに、僕たちは森の奥へと足を踏み入れた。
昼だというのに、枝葉が陽光を遮り、薄暗さが辺りを覆っている。風の流れも妙に重く、肌にまとわりつくような冷たさがあった。
(……嫌な気配だ。血の匂い……ルミナスが言っていたのは、これか)
ふと視線をやれば、木々の根元に染みついた赤黒い跡が目に入った。まだ乾ききっておらず、まるで生き物のようにぬめりを帯びている。
「セージ様……」
セレスが不安げに僕の背を見つめ、胸の前で祈りを結ぶ。
「この瘴気、ただの魔物のものではありません。人の……苦悶と怨嗟が、混じっております」
アテンさんが険しい表情でうなずき、剣の柄に手を添えた。
「やはりか。ここで何かが行われたのは間違いない……」
その時だった。
「グルルル……」
茂みの奥から、黒い影が這い出てきた。
人間の形をしている――だが、その眼は真っ赤に濁り、腕には硬質な鱗が浮かんでいた。
村人が言っていた「魔に堕ちた者」。その成れの果てが、いま僕らの前に立ちはだかっていた。
「っ……もう、人じゃない」
リンカが矢を番え、悲痛な声で呟いた。
次の瞬間、魔に堕ちた者たちが一斉に飛びかかってきた。
「来るぞ!」
僕は剣を抜き放ち、最前に躍り出た。
「【重ね斬り】!」
刃が閃き、迫る敵の身体を幾度も切り裂く。黒い血が飛び散り、木々に焼け付くような臭気を残した。
背後からはルミナスの声。
「……《オーロラ・ストーム》」
風と氷が混じり合い、渦巻く嵐となって敵を吹き飛ばす。赤黒い血を纏った躯が、凍結したまま砕け散った。
フェンネルが負けじと杖を掲げ、声を張り上げる。
「氷結陣――《アイシクル・レイン》!」
無数の氷柱が降り注ぎ、地面に縫い付けられた魔物たちが悲鳴を上げる。
「がっはは! こいつぁ派手だ!」
ザークが前に出て、巨大な盾で突進。薙ぎ払うだけで数体がまとめて吹き飛ぶ。
シズカはその隙を縫うように、影と一体化して敵の背後に回り込んだ。
「――忍法《影走り》!」
瞬時に斬り裂かれた魔物が、呻き声を残して崩れ落ちる。
最後に、セレスの祈りが響いた。
「光よ――《聖裁光槍》!」
純白の槍が一直線に貫き、残った魔物の影を吹き飛ばす。
◇◇◇
森に再び静寂が訪れた。だが、残されたのは無数の赤黒い魔法陣。地面に焼き付けられたそれは、まだ微かに蠢いているように見えた。
「……これが、人を魔に堕とす術か」
僕は歯を食いしばり、剣を握り直した。
(絶対に、これ以上広げさせてはならない……!)
血の紋様が描かれた地面は、まるで呼吸しているかのように脈動していた。
黒い瘴気がゆらめき、焼け焦げたような匂いが漂う。
(……これは、明らかに意図的に作られたものだ)
剣の柄を握る手に、自然と力がこもる。
フェンネルが杖の先で土を軽く叩き、低く呟いた。
「やっぱりね~。魔法陣の線が均一すぎる。自然発生じゃないわ。――術者が、ちゃんと描いてる」
アテンさんが膝をつき、慎重に地面を観察する。
「血の乾き方……数日は経過しているな。にもかかわらず瘴気が残っている。相当な術者の仕業だ」
リンカが矢を構えたまま周囲を見回す。
「森の奥にも、同じ気配がいくつかあります。……罠を張るように点在しているみたい」
セレスが小さく息を呑み、両手を胸に当てた。
「まさか……これ、村人たちを“魔に堕とすため”の儀式だったのでは……?」
その言葉に、一同の空気が張り詰めた。
僕は地面に刻まれた文字のような模様を指でなぞりながら、低く呟いた。
「魔族語……しかも、かなり古い書式だ。これは、僕たちが戦ったヴァルナの魔法陣と酷似してる」
「じゃあ、七魔将の手の者か?」
ザークが眉をひそめ、拳を鳴らした。
ルミナスが髪を揺らしながら近づいてくる。
「……違う。匂い、ヴァルナのときと……違う。もっと、濃い。もっと、深い」
「深い?」と僕が問い返すと、彼女は少し首を傾げて続けた。
「うまく言えない。……けど、これは“血の呪い”そのもの。魔族の中でも、血を喰らい、力を得る系統」
その言葉に、フェンネルが目を見開く。
「血を媒介にした呪術……! まさか、封印されたはずの“血翼の軍団”の流派?」
アテンさんが険しい顔になる。
「……ラミエル。かつての“血翼”を統べた将。まさか、奴の影が――」
その名を聞いた瞬間、胸の奥がざわついた。
(ラミエル……ヴァルナを超える存在。もしそいつが動いているなら……これは前触れにすぎない)
沈黙の中、セレンが静かに手を掲げ、祈りを捧げた。
「神の御心に背く者たち……血を汚し、命を弄ぶ者たちよ。必ず、裁きが下ります」
その瞬間、血の紋様がぼうっと光り出した。
「……っ、反応した!?」
ルミナスが即座に叫ぶ。
「罠。血、呼応してる!」
「全員、下がれ!」
僕が叫んだ刹那――地面が爆ぜ、赤黒い霧が噴き出した。
煙の中から、巨大な影が立ち上がる。
歪んだ羽を持つ獣のような魔物――。
「……血翼の眷属!」
アテンさんが剣を抜き放つ。
「戦闘態勢!」
僕も剣を構え、仲間たちと視線を交わす。
再び、光と闇が交錯する戦いが始まろうとしていた。
1
あなたにおすすめの小説
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
社畜だった俺、最弱のダンジョンマスターに転生したので、冒険者を癒やす喫茶店ダンジョンを経営します
☆ほしい
ファンタジー
過労死した俺が目を覚ますと、そこは異世界のダンジョンコアの前だった。
どうやら俺は、ダンジョンマスターとして転生したらしい。
だが、与えられた俺のダンジョンは最低ランクのF級。魔力を生み出す力は弱く、生み出せる魔物もスライムやゴブリンといった最弱クラスばかり。これでは、冒険者を呼び込んで魔力を得るなんて夢のまた夢だ。
絶望する俺だったが、ダンジョンの創造機能を使えば、内装を自由にデザインできることに気づく。
「……そうだ、喫茶店を開こう」
前世で叶えられなかった夢。俺は戦闘を放棄し、ダンジョンの入り口に木造の喫茶店『やすらぎの隠れ家』を作り上げた。メニューは、前世の知識を活かしたコーヒーと手作りケーキだけ。
ところが、そのコーヒーには異常なまでの疲労回復効果が、ケーキには一時的な能力向上効果が付与されていることが判明。噂を聞きつけた訳ありの冒険者たちが、俺のダンジョンに癒やしを求めて集い始めるのだった。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
科学×魔法で世界最強! 〜高校生科学者は異世界魔法を科学で進化させるようです〜
難波一
ファンタジー
「魔法ってのは……要はエネルギーの制御だろ?」
高校生にして超人的な科学知識を持つ天才・九条迅は、ある日、異世界アルセイア王国に「勇者」として召喚された。
だが、魔王軍との戦争に駆り出されると思いきや——
「お前、本当に勇者か? 剣も魔法も、まともに使えないのか……?」
「科学的に考えれば、魔法ってのはもっと進化できるはずだ!」
剣も魔法も素人の迅だったが、「魔法を科学的に解析し、進化させる」という異端の方法で異世界の常識を根底から覆し始める!
魔法の密度を最適化した「魔力収束砲」
魔法と人体の関係を解明し、魔力を増大させる「魔力循環トレーニング」
神経伝達を強化し、攻撃を見切る「神経加速《ニューロ・ブースト》」
次々と編み出される新技術に、世界は驚愕!
やがて、魔王軍の知将《黒の賢者》アーク・ゲオルグも迅の存在に興味を持ち始め——
「科学 vs 魔法」「知能 vs 知能」
最強の頭脳戦が今、幕を開ける——!
これは、「魔法を科学で進化させる勇者」が、異世界を変革していく物語!
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?
スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。
女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!?
ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか!
これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。
異世界複利! 【単行本1巻発売中】 ~日利1%で始める追放生活~
蒼き流星ボトムズ
ファンタジー
クラス転移で異世界に飛ばされた遠市厘(といち りん)が入手したスキルは【複利(日利1%)】だった。
中世レベルの文明度しかない異世界ナーロッパ人からはこのスキルの価値が理解されず、また県内屈指の低偏差値校からの転移であることも幸いして級友にもスキルの正体がバレずに済んでしまう。
役立たずとして追放された厘は、この最強スキルを駆使して異世界無双を開始する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる