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第2章 冒険者アラタ編
第44話 オークション
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時間はアラタが酒場付近で攫われる少し前に巻き戻る。
アラタがほうほうの体で逃げ出した後のギルドは大変な騒ぎになっていた。
ノエルの地雷を彼が完璧に踏み抜いて出ていったことでノエルが周囲の制止もむなしく暴れまわりギルドの中はめちゃくちゃになっていた。
冒険者十数人で抑え込んでようやく冷静さを取り戻し沈静化したが時すでに遅く、ギルドはその日の運営を諦めるほどの被害を被った。
この被害の大きさは以前初心者の2人が捕獲してきたミノタウロスが突然起きて暴れだした時と同じくらいのそれであり、莫大な額の修繕費用がノエルの実家に請求されることになるのだが当の本人はというと全く反省の色を見せずにいた。
「だってアラタが!」
「だってじゃありません! こんなになるまで暴れて! もう子供ではないんですから抑えてください!」
「だってだって……アラタが…………」
リーゼの精神はまだ安定しているがこのままでは心労で倒れるか、それとも心のお薬を処方してもらわなければならなくなる。
「まったく。アラタにも非はありますがこんなになるまで暴れて。冒険者の方々も何人か伸びてしまっています。後できちんと謝罪してくださいね」
「でもぉ…………」
「い・い・で・す・ね・?」
「はい……すみませんでした」
ノエルはまだ不服そうだったがリーゼはこれから自分がやらなくてはならない後始末のことを考えると頭が痛かった。
こんなことなら気が済むまでアラタをタコ殴りにさせた方がまだましだったのではないか、でもそれではアラタが死んでしまうし、とどうにもならなかったことを再確認するとため息をついた。
リーゼは自分と同い年のあの男のことをそれなりに信頼できる大人だと思っていたが、その認識を改める必要があるかもしれないと感じ始めていた。
彼は変なところで子供じみたところがある、ノエルが何を言っても本心ではなく演技なのだから受け流せばいいのに、そう思ったが全ては後の祭りだ。
せめてこの後始末が作戦に影響が出ない範囲で収まることを願うのだった。
一方その頃、この騒動を起こした元凶は頭痛で目を覚ました。
現状確認をする。
えぇっと、俺は酒場を出てその後……何かされて……ここはどこだ?
分からない、外が見えない。
アラタは痛む頭を押さえようと手を動かして初めて異変に気付く。
「あれ、動か……まじか」
手を動かそうとするとジャラリと鎖が音を立てて動きを阻害する。
後ろ手に手錠をかけられているようで思うように動けないのだ。
遊びが少ないのか彼自身、目視で確認できないが確実に拘束されていて動けない、しかも刀や隠し持っていた武器もない。
煙玉、ナイフ、諸々の道具は全て取り上げられてしまったようで自分が服を着ていることが奇跡に感じられるほどだった。
もはや彼が囚われの身に落ちてしまったことは疑いようのない事実なのだが、仮に計画通り無事に奴隷商に捕まったとして他の奴隷はいないのか?
この部屋にはアラタ以外の生き物の気配はなく、それがアラタの不安を掻き立てる。
急に不安になってきた。
俺は本当に奴隷商人に捕まったのか?
もし想定通りに囮として捕まることが出来ず別件に巻き込まれていたら。
居場所は分かっているから助けに来てもらえるとして、後であいつらに何を言われるのか、と言うより俺はノエルと会って生きていられるのか。
彼が今更ながらこの作戦の不備を嘆いていると部屋に何者かが入ってきた。
「まさかこんなに早く再会することになるとは。久しぶりと言うには早すぎる再会だね、アラタくぅん」
「お前は……フレディ・フリードマン」
ダメだ、笑うな。
気取られたらそれまでだ、我慢、我慢だ。
前に見た時と同じくいかにも高価な衣服に身を包み彼の前に現れたその男は薄気味悪い笑みを張り付けている。
「名前を憶えてくれているとは嬉しいね。君が2人と袂を別ったと耳にしてね。網を張らせてもらった。まあ部下ではなく奴隷商に捕まってしまってせいでオークションに参加する必要はあるが……競りが始まる前に少しお話しようか」
会話するとボロが出る可能性が……断る、のはムリか。
「なんで俺に執着する?」
「あの時言った理由もあるけどね。アラタ君、君を少し調べさせてもらった。出自不明、レイテ村出身は嘘だ。君があの2人に出会うまでの情報はどこにもなかった。興味をそそられたよ、君はいったい何者なんだい?」
「答える義務はないと思うけど」
「そうだね、今はまだ、ね」
ただでさえ気味が悪いフレディの顔がより一層歪む。
「オークションで競り落とし、正式な奴隷契約を結べば私の命令に抵抗することはできなくなる。君の秘密はその時まで取っておくとしよう」
奴隷契約、契約書にサインして、なんてものじゃないことは俺でも分かる。
もし突入のタイミングが遅かったら、もし俺が異世界人であることがバレたら……落ち着け俺。
逆に考えろ。
奴隷契約を結ぶまで俺の秘密がバレることはまずない。
もっと言えばフレディが俺を競り落とせる保証だってない。
それにリーゼたちがオークション自体ぶち壊してくれる、大丈夫、セーフティーネットは何重にも確保されているんだ。
フレディは今トンネルマインド、周りが見えていない。
男に好かれて喜ぶ趣味はないけど決して状況は悪くない。
フレディが出ていったあと、アラタは一人ほくそ笑む。
大丈夫、すべて計画通り、何も心配することはない。
そう考えるとオークションが始まるまで横になっていることにした。
床には何も敷かれていないけど、もしもの時のために出来るだけ休んでおかないと、そう考えアラタは目を閉じた。
※※※※※※※※※※※※※※※
「アラタの移動が留まった。作戦がうまくいっているとすれば既にオークション会場にいるのかもしれん」
「よし! 行こうリーゼ!」
「まだです。私たちでは数が足りません。かと言って本家の力を借りるわけにもいきません。やるべきことは分かりますね?」
「えーっと、私たちで全部潰す?」
リーゼが深い深いため息をつく。
「それは無理があるでしょう。最悪私たちごと消されかねません。冒険者の皆さんにお願いしましょうね」
「でもギルドから情報が漏れてオークションが中止にならないか?」
ノエルの懸念は彼女にしては珍しくまともなものだ。
確かに大々的にオークションを潰すから力を貸してほしいなんて言ったら、真っ先に相手に伝わってオークション自体が中止になる。
「そこまで考えられるようで安心しました。オークションが始まってからギルドで人員を集め即座にオークション会場に急行、迅速な処理で会場を制圧します。私たちに出来る手はこれしかありません」
リーゼはノエルに説明する前に既に準備を完了させていた。
ギルド周辺に馬や馬車を確保、配置しておき、人員を確保次第即座に動けるように手配、そしてそれらを気取られぬように隠蔽工作までこなしていたのだ。
今ノエルに説明しているのはあくまでも確認に過ぎない。
「でもそんな簡単に人数をそろえられるだろうか……アラタを助けると言ったら冒険者たちは……」
「大丈夫ですよ。この前のあれは集団催眠みたいなものです。今回は違います」
リーゼは自信満々なようだが私は不安だ。
もし突入のタイミングがずれてアラタが競り落とされてしまっていたら……不安だ。
「顔に出ていますよ。大丈夫です、最悪アラタだけでも救出できるように手配は済ませてあります。もっと言えばオークション開始の合図もその人に……」
その瞬間、リーゼのポケットの中で何かが弾けた。
手を入れてそれを手に取るとビー玉くらいの石が割れていた。
オークション開始の合図である。
「私たちも行きましょう!」
こうしてアラタを囮にしたオークション掃討及びフレディ・フリードマンの身柄確保作戦は開始された。
※※※※※※※※※※※※※※※
アラタは騒がしい音で目を覚ました。
ちょっと横になるだけのつもりが、しっかりガッツリ寝てしまっていたみたいだ。
多分オークションが始まった、というか非合法なのにこんなに騒いで大丈夫なものなんだな。
まあどうせあれだ、また魔術とかクラスとかスキルだろ、もう慣れた。
アラタは起き上がり今の自分の状況を再確認する。
両手が枷で繋がれていて動けない。
しかもいつの間にか足枷まで付いている。
スキルは……使える。
魔術も使える。
先生ならこれで拘束してもすぐに解除できるんだろうけどなぁ、俺じゃ無理だ。
最終的に奴隷契約まで行かなければ大丈夫なわけだからそこまで心配しなくてもいいか、はっきり言って今回俺が出来ることはほとんど何もないし。
こうして無事捕獲されて次点で俺の仕事はすでに終わっている。
楽観的なアラタはまた少しのんびりしようと床に寝転がる。
そんな時扉は開いた。
「時間だ、出ろ」
覆面を付けた男に言われアラタは足枷を引きずりながら小さい歩幅で歩き始めた。
「これ、擦れて痛いんだけどなんとかならないの?」
反応はない。
ああそうですか無視ですか。
この野郎後で覚えておけよ、すげえ強い俺の仲間がぶっ飛ばしに来るからな。
仕返しをする相手が一人増えたところで彼の耳に届く喧騒はより一層激しいものになる。
心なしか気温、と言うか室温も上がってきた気がしなくもない。
会場が近いのか、欲を言えばこの辺で十分だからそろそろ突入してほしい、まだかな。
そんなアラタの願いは天に届くことなくそのまま移動を続けアラタは舞台袖のような場所に到着してしまった。
「さあ続いては今回の目玉商品! なんとクレスト家とクラーク家の子女とパーティーを組んでいた謎多き冒険者、ヒモのアラタです!」
よし、あいつもぶん殴ろう。
ついにアラタ自身を商品とするオークションが始まってしまった。
アラタがほうほうの体で逃げ出した後のギルドは大変な騒ぎになっていた。
ノエルの地雷を彼が完璧に踏み抜いて出ていったことでノエルが周囲の制止もむなしく暴れまわりギルドの中はめちゃくちゃになっていた。
冒険者十数人で抑え込んでようやく冷静さを取り戻し沈静化したが時すでに遅く、ギルドはその日の運営を諦めるほどの被害を被った。
この被害の大きさは以前初心者の2人が捕獲してきたミノタウロスが突然起きて暴れだした時と同じくらいのそれであり、莫大な額の修繕費用がノエルの実家に請求されることになるのだが当の本人はというと全く反省の色を見せずにいた。
「だってアラタが!」
「だってじゃありません! こんなになるまで暴れて! もう子供ではないんですから抑えてください!」
「だってだって……アラタが…………」
リーゼの精神はまだ安定しているがこのままでは心労で倒れるか、それとも心のお薬を処方してもらわなければならなくなる。
「まったく。アラタにも非はありますがこんなになるまで暴れて。冒険者の方々も何人か伸びてしまっています。後できちんと謝罪してくださいね」
「でもぉ…………」
「い・い・で・す・ね・?」
「はい……すみませんでした」
ノエルはまだ不服そうだったがリーゼはこれから自分がやらなくてはならない後始末のことを考えると頭が痛かった。
こんなことなら気が済むまでアラタをタコ殴りにさせた方がまだましだったのではないか、でもそれではアラタが死んでしまうし、とどうにもならなかったことを再確認するとため息をついた。
リーゼは自分と同い年のあの男のことをそれなりに信頼できる大人だと思っていたが、その認識を改める必要があるかもしれないと感じ始めていた。
彼は変なところで子供じみたところがある、ノエルが何を言っても本心ではなく演技なのだから受け流せばいいのに、そう思ったが全ては後の祭りだ。
せめてこの後始末が作戦に影響が出ない範囲で収まることを願うのだった。
一方その頃、この騒動を起こした元凶は頭痛で目を覚ました。
現状確認をする。
えぇっと、俺は酒場を出てその後……何かされて……ここはどこだ?
分からない、外が見えない。
アラタは痛む頭を押さえようと手を動かして初めて異変に気付く。
「あれ、動か……まじか」
手を動かそうとするとジャラリと鎖が音を立てて動きを阻害する。
後ろ手に手錠をかけられているようで思うように動けないのだ。
遊びが少ないのか彼自身、目視で確認できないが確実に拘束されていて動けない、しかも刀や隠し持っていた武器もない。
煙玉、ナイフ、諸々の道具は全て取り上げられてしまったようで自分が服を着ていることが奇跡に感じられるほどだった。
もはや彼が囚われの身に落ちてしまったことは疑いようのない事実なのだが、仮に計画通り無事に奴隷商に捕まったとして他の奴隷はいないのか?
この部屋にはアラタ以外の生き物の気配はなく、それがアラタの不安を掻き立てる。
急に不安になってきた。
俺は本当に奴隷商人に捕まったのか?
もし想定通りに囮として捕まることが出来ず別件に巻き込まれていたら。
居場所は分かっているから助けに来てもらえるとして、後であいつらに何を言われるのか、と言うより俺はノエルと会って生きていられるのか。
彼が今更ながらこの作戦の不備を嘆いていると部屋に何者かが入ってきた。
「まさかこんなに早く再会することになるとは。久しぶりと言うには早すぎる再会だね、アラタくぅん」
「お前は……フレディ・フリードマン」
ダメだ、笑うな。
気取られたらそれまでだ、我慢、我慢だ。
前に見た時と同じくいかにも高価な衣服に身を包み彼の前に現れたその男は薄気味悪い笑みを張り付けている。
「名前を憶えてくれているとは嬉しいね。君が2人と袂を別ったと耳にしてね。網を張らせてもらった。まあ部下ではなく奴隷商に捕まってしまってせいでオークションに参加する必要はあるが……競りが始まる前に少しお話しようか」
会話するとボロが出る可能性が……断る、のはムリか。
「なんで俺に執着する?」
「あの時言った理由もあるけどね。アラタ君、君を少し調べさせてもらった。出自不明、レイテ村出身は嘘だ。君があの2人に出会うまでの情報はどこにもなかった。興味をそそられたよ、君はいったい何者なんだい?」
「答える義務はないと思うけど」
「そうだね、今はまだ、ね」
ただでさえ気味が悪いフレディの顔がより一層歪む。
「オークションで競り落とし、正式な奴隷契約を結べば私の命令に抵抗することはできなくなる。君の秘密はその時まで取っておくとしよう」
奴隷契約、契約書にサインして、なんてものじゃないことは俺でも分かる。
もし突入のタイミングが遅かったら、もし俺が異世界人であることがバレたら……落ち着け俺。
逆に考えろ。
奴隷契約を結ぶまで俺の秘密がバレることはまずない。
もっと言えばフレディが俺を競り落とせる保証だってない。
それにリーゼたちがオークション自体ぶち壊してくれる、大丈夫、セーフティーネットは何重にも確保されているんだ。
フレディは今トンネルマインド、周りが見えていない。
男に好かれて喜ぶ趣味はないけど決して状況は悪くない。
フレディが出ていったあと、アラタは一人ほくそ笑む。
大丈夫、すべて計画通り、何も心配することはない。
そう考えるとオークションが始まるまで横になっていることにした。
床には何も敷かれていないけど、もしもの時のために出来るだけ休んでおかないと、そう考えアラタは目を閉じた。
※※※※※※※※※※※※※※※
「アラタの移動が留まった。作戦がうまくいっているとすれば既にオークション会場にいるのかもしれん」
「よし! 行こうリーゼ!」
「まだです。私たちでは数が足りません。かと言って本家の力を借りるわけにもいきません。やるべきことは分かりますね?」
「えーっと、私たちで全部潰す?」
リーゼが深い深いため息をつく。
「それは無理があるでしょう。最悪私たちごと消されかねません。冒険者の皆さんにお願いしましょうね」
「でもギルドから情報が漏れてオークションが中止にならないか?」
ノエルの懸念は彼女にしては珍しくまともなものだ。
確かに大々的にオークションを潰すから力を貸してほしいなんて言ったら、真っ先に相手に伝わってオークション自体が中止になる。
「そこまで考えられるようで安心しました。オークションが始まってからギルドで人員を集め即座にオークション会場に急行、迅速な処理で会場を制圧します。私たちに出来る手はこれしかありません」
リーゼはノエルに説明する前に既に準備を完了させていた。
ギルド周辺に馬や馬車を確保、配置しておき、人員を確保次第即座に動けるように手配、そしてそれらを気取られぬように隠蔽工作までこなしていたのだ。
今ノエルに説明しているのはあくまでも確認に過ぎない。
「でもそんな簡単に人数をそろえられるだろうか……アラタを助けると言ったら冒険者たちは……」
「大丈夫ですよ。この前のあれは集団催眠みたいなものです。今回は違います」
リーゼは自信満々なようだが私は不安だ。
もし突入のタイミングがずれてアラタが競り落とされてしまっていたら……不安だ。
「顔に出ていますよ。大丈夫です、最悪アラタだけでも救出できるように手配は済ませてあります。もっと言えばオークション開始の合図もその人に……」
その瞬間、リーゼのポケットの中で何かが弾けた。
手を入れてそれを手に取るとビー玉くらいの石が割れていた。
オークション開始の合図である。
「私たちも行きましょう!」
こうしてアラタを囮にしたオークション掃討及びフレディ・フリードマンの身柄確保作戦は開始された。
※※※※※※※※※※※※※※※
アラタは騒がしい音で目を覚ました。
ちょっと横になるだけのつもりが、しっかりガッツリ寝てしまっていたみたいだ。
多分オークションが始まった、というか非合法なのにこんなに騒いで大丈夫なものなんだな。
まあどうせあれだ、また魔術とかクラスとかスキルだろ、もう慣れた。
アラタは起き上がり今の自分の状況を再確認する。
両手が枷で繋がれていて動けない。
しかもいつの間にか足枷まで付いている。
スキルは……使える。
魔術も使える。
先生ならこれで拘束してもすぐに解除できるんだろうけどなぁ、俺じゃ無理だ。
最終的に奴隷契約まで行かなければ大丈夫なわけだからそこまで心配しなくてもいいか、はっきり言って今回俺が出来ることはほとんど何もないし。
こうして無事捕獲されて次点で俺の仕事はすでに終わっている。
楽観的なアラタはまた少しのんびりしようと床に寝転がる。
そんな時扉は開いた。
「時間だ、出ろ」
覆面を付けた男に言われアラタは足枷を引きずりながら小さい歩幅で歩き始めた。
「これ、擦れて痛いんだけどなんとかならないの?」
反応はない。
ああそうですか無視ですか。
この野郎後で覚えておけよ、すげえ強い俺の仲間がぶっ飛ばしに来るからな。
仕返しをする相手が一人増えたところで彼の耳に届く喧騒はより一層激しいものになる。
心なしか気温、と言うか室温も上がってきた気がしなくもない。
会場が近いのか、欲を言えばこの辺で十分だからそろそろ突入してほしい、まだかな。
そんなアラタの願いは天に届くことなくそのまま移動を続けアラタは舞台袖のような場所に到着してしまった。
「さあ続いては今回の目玉商品! なんとクレスト家とクラーク家の子女とパーティーを組んでいた謎多き冒険者、ヒモのアラタです!」
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