半身転生

片山瑛二朗

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第2.5章 過去編 case Arata:

第70話 人生は続く

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 新が帰省した時、家には誰もいなかった。
 父は工場で作業をしているだろうし、母はパートで夕方まで帰ってこない。
 弟はシニアの練習があるから夜遅く帰ってくる。
 自分の部屋に荷物を置き、洗濯物を洗濯機に放り込んでおく。
 寮の洗濯機は古いし臭いし、家の洗濯機で洗える時に洗っておかなければ彼の服は永遠に生乾き臭が付いたままになってしまうのだ。
 3連休の初日、久しぶりの実家に帰ってきた新は何をしたらいいのか分からなかった。
 引退してから使用が許可された携帯はメッセージアプリくらいしかインストールされておらず、帰ってきたら読もうと思っていた本はどれもアスリートの書いた本で野球をやめた今、全く読む気にならない。
 昼寝でもしようかと思ったがベッドはまだ準備が終わっておらずマットレスも何もない。
 1階に降りてリビングのテレビをつけてみたが映るのは昼下がりのテレビショッピングばかり、録画されている番組も中学生まで見ていた番組はほとんど終了している。
 録画リストの上から3,4番目にあるドラフト会議を見ようとリモコンを操作する。
 が、結局再生することは無いまま彼はテレビの電源を落とした。
 何もすることが無く、寝ることもままならなかった彼が家の外に出て懐かしい地元をふらふらと散歩するのは半ば必然だった。

 住宅街を出て、駅の方向へと向かう。
 もっとも、駅と言っても地下鉄の駅なので地上には地下への入り口があるだけ、電車の姿も踏切も無い。
 あと数時間もすれば営業を開始するような居酒屋、いつまでやっているのか分からないレストランチェーン、24時間営業してオーナーに負担がかかることが問題になっているコンビニ、どれも横浜にもあるものだがどこか懐かしさを感じる。
 23区と言っても河川敷に出れば他の市区町村と大差ない。
 河原では野球、サッカーなどのために整備されたグラウンドが何面も横並びになっている。
 最近ではラグビーが話題になりつつあるようで、そのうちの一面を新しくできたラグビーのスポーツ少年団が借りていた。
 土手は散歩する老人夫婦、ランニング中のおじさん、ロードバイクで徐行している自転車乗りが往来しており、新もそんな中に紛れて歩きながら小学生の試合を見ていた。
 彼が小学生だった時、主な活動場所は小学校の校庭だったがこういった河川敷の広場もよく使っていたものだ。
 試合の合間に食べる弁当には遮るものの何もない河川敷を舞う砂利が混ざってしまい、たまにじゃりじゃりとした触感が不快に感じられたのをよく覚えていた。

 ――あの頃が一番楽しかったのかもな。

 彼の所属していたチームは区の中で特別抜きんでていたわけではなく、都大会に出たり出なかったりという強さ、お山の大将は小学生にとって楽しかったのだ。
 中学に上がり、化け物の巣に足を踏み入れた凡人はその圧倒的な彼我の差に打ちのめされた。
 一度は辞めようと思った。
 しかし凡人は自らも化け物になる道を選ぶことになる。
 自分の思い描いたように身体を操り、チームの主力として活躍する彼らの眩さに目を奪われた凡人、それが千葉新と言う少年だった。

「……あ」

 いつの間にか足を止めて試合を見ていた新はふと我に返り再び歩き始めた。
 帰ろう、彼がそう決めて再び家の方向へ歩き始めた時だった。

 ――あいつは……2,3年で同じクラスだった浩介。

 土手上のコンクリートで舗装された道の反対側から中学校のクラスメートがこちらに向かって歩いてくるのが見えた。
 あいつは俺のことを覚えているだろうか、なんて話しかけたらいいだろうか、拒絶されないだろうか、俺は………………。

「…………………………」

 目は確かに合った。
 しかし両者は言葉を交わすことなくすれ違う。
 3年間地元を離れていたのだ、実際こんなものだろうし気付いただけマシだろう。
 昔の新のままなら話しかけただろうか、久しぶり、俺のこと覚えているか、と。
 覚えているというか、知っているに決まっていたはずだ、彼は今年の夏、日本人の中でもとりわけ有名な存在になったのだから、過去の友人が知らないはずがない。
 だが新が話しかけることも、浩介が話しかけることも無かった。
 そんな事実は彼の胸に多少の寂しさを残し、15年間過ごした地元が遠い存在になってしまったことをこれでもかと叩きつけるのだった。

元来た道は家と河川敷との最短ルートではなかったため、彼の歩いたルートは行きと帰りで異なる。
 何となくフワフワとした感覚のまま、初めてきたわけではないが、かと言って地元でもない場所を移動するような感覚のまま家の近くまで帰ってきた。
 そろそろ新の母が帰ってくる時間だろうか、それとも土曜日だから父が帰ってくるのが先か。
 家族と会うことすらどこか気まずい彼の足はなかなか真っすぐ家に向かない。
 小さい頃父と良くキャッチボールをした公園を遠目に捉え、気が付いた時には公園のベンチに腰かけていた。

「……帰らなきゃ」

 家で親が待っているかもしれない。
 携帯も持ってきていないし心配しているかもしれない。
 新はベンチから立ち上がり、公園の出口へと歩いていく。
 そこで、先ほどの土手での件と同じことが起こる、そのはずだった。

「新……君? 新君だよね!? 私のこと覚えてる? 清水遥香! ねえ覚えてる?」

「あ……遥香…………さん。うん、覚えてる」

「さん付け!? ちょっとよそよそしすぎじゃない新く……新!」

 先ほどの彼とは違う、無遠慮にズカズカと新のパーソナルスペースに侵入してきた彼女の名前は自己紹介の通り清水遥香《しみずはるか》、ざっくり言うと新の幼馴染である。

「あ、あはは、しばらく会ってなかったから距離感が、ね?」

「もー! 今からさん付け禁止ね! 分かった?」

「……うん、分かった」

「誰の言うことが分かった?」

「遥香さ、はる……清水」

「遠のいちゃってるじゃない! さんはい!」

「は、遥香」

「よし! ご褒美に夜ご飯をご馳走してあげよう! 家行こ!」

 彼女は買い物帰りだったのか買い物袋を片手に提げている。
 いきなりの提案に新は掴まれた手を放してしまう。

「待って、俺まだ父さんたちにも会ってなくて。だから」

「大丈夫。今日新のお父さんたちシニアの当番だから遅くなるって言ってた!」

「え、いや、でも」

「私が頼まれたの! どうせ新一人じゃ何も食べないから夜ご飯食べさせてって。LINE見てない?」

「携帯家に置いてきた」

「もうっ! いいから行くよ!」

 夕暮れの住宅街、帰宅する人や車がちらほらといて市街地ではない割には道路は混雑する。
 そんな中を手を繋いで、と言うより男が女に引っ張られている姿は少々目立っていたが、誰も新の事には気づいていなかった。
 もしくは気付いていたとしても話しかけたり、ヒソヒソと噂するような雰囲気ではなかったのかもしれない。
 新の家から徒歩5分程度のところにある遥香の家。
 周囲の家と同時期に建てられたごくごく普通の一軒家だが、その家に住むのは遥香とその祖母一人と少し変わっている。

「お婆ちゃんただいま! 今手伝うから!」

「おかえりハルちゃん。あら、お客さん?」

「お邪魔します。あの、千葉新っていいます。今日ご飯食べさせてもらうみたいで……」

 遥香の祖母はザ・普通のお婆ちゃんと言った感じで、背筋は少し曲がり、玄関には彼女の者と思われる杖があった。
 だが夕食の準備をするその姿は元気そのもので、急に倒れたりでもしなければ2人の生活はまだまだ続きそうだ。
 祖母は新の名前を聞き、物忘れが酷くなりつつある記憶を辿りああ、と何かを思い出した様子でしゃべり始めた。

「あの子ね。あの甲子園の。2人で見てたわ~、凄かったねえ、お疲れさまでした」

「ああ、どうも」

「お婆ちゃん、ちょっと来て」

「なんだいハルちゃん」

「いいから!」

 台所で野菜を切っていた祖母を遥香はどこかへと連行していった。
 なんでだかは分からないけど火つけっぱなしだし見ておくくらいはするか。
 料理の経験なんて家庭科の授業以外ゼロの新は何かを煮込んでいる鍋が家事にならないように見張っているだけで精いっぱい、他に出来ることは無かった。
 少しして2人が戻ってくると、調理再会、再び手持無沙汰になったアラタは和室にある仏壇の前に座った。

「線香あげてもいい?」

「うん、ろうそく気を付けてね」

 遥香は一人っ子である。
 まだ新が小さい頃、それこそ保育園に入園する前の事だ。
 清水遥香は両親を事故で失った。
 自動車事故、それも高速道路で逆走する乗用車との正面衝突。
 軽乗用車に乗っていた清水家はフロントシートに座っていた両親が死亡、その娘である遥香はチャイルドシートのおかげもあってか大きなけがもなく無事だった。
 事故の相手はインターチェンジで逆走してしまい高速道路を爆走していた70代の老人、免許が切れていた。
 両親の死後、母方の祖父母の元に引き取られこの街に越してきた遥香とよく一緒に遊んでいたのがこの男、千葉新である。
 祖父母同士の繋がりは強く、たまには他の友達と遊びたいのに……と愚痴をこぼしながら遥香と一緒にいた新は、家に帰ると母親の鉄拳制裁のあと遥香に謝りに行くのが常態化していた。
 食事が出来て、夕食の最中も遥香は野球のことを口にしなかった。
 先ほど祖母を連れて行ったのもそういうことだった。
 新は気にしていなかったが、そう言ったことは得てして周りの方が敏感になってしまうものである。
 点けられていたテレビ番組はこの時間帯で高視聴率を維持している人気番組だったが新には分からず、祖母の他愛のない話に相槌を打ちながら夕食を終えた。
 もう家族3人とも帰っているだろうから帰ると新が言うと、家まで送ると遥香も彼についていった。
 帰り一人で危ないと言っても聞かず、まあ近いし大丈夫かと新もそれ以上何も言わなかった。
 大学に行くけど国公立か私立の特待生でなければ奨学金を借りることになると、受験勉強に明け暮れている彼女の話を聞き、新は自分もどうするべきなのか考えようかと思い始める。
 プロにもいかず、大学で野球を続けるわけでもないのなら、自分も進路をきちんと考えなければならないと10月に入った今更ながら思い知らされたのだ。

「ただいまー」

「おかえり。遥香ちゃんに迷惑かけなかった?」

「おばさんこんばんは。無事新たにご飯食べさせておきました!」

「あら! わざわざ家まで、気にしないでよかったのに」

 もう夜だというのに、新の母と遥香による井戸端会議が開始されてしまった。
 父にも弟にも会っていない新はいつ終わるか分からない話に付き合うのはやめて家に入っていようと玄関を上がる。

「ちょっと新、なにしてるの?」

「え、父さんに……あと風呂も入らなきゃ」

「遥香ちゃん一人で帰らせる気?」

「だってすぐそこ…………」

「送りなさい」

「はぃぃ…………」

 帰省してきてからまだ父にも弟にも会えていない青年は、元来た道を引き返し幼馴染を家まで送り、もう一度家に帰らなければならないという苦行を強いられることになってしまった。

「あははー、なんかごめんね」

「いや、いいよ。俺も不用心だった」

「ちょっと公園寄ってこ!」

「もう夜だし……はい」

 遥香がブランコに乗っていはしゃいでいる間、新は先ほど座っていたベンチに再び腰を下ろした。
 遥香がスカート履いてたらなー、そんな妄想は現実にはならないわけで、彼女はタイト気味のジーンズをはいている。
 少しの間子供向け遊具を満喫した遥香は、立ち上がる新を制止してその隣に座った。

「あー楽しかった! 新はどう? 半日この美少女サマと一緒にいて楽しかった?」

 ニヤニヤとしながら答えを待つその顔は期待半分、面白半分と言った様子だ。

「……あー、うん。今日は久しぶりに楽しかったよ」

 今の新たに何か深いことを考える余裕もつもりもない。
 考えたことはそのまま出てくるし、言葉一つ一つに一片の含みも他意も無い。

「……あ、あっそう! それは良かった!」

 夜の公園では照明の数も明るさも足りず彼女の顔が真っ赤になっていることは新には分からない。
 お互い無言の時が流れる。
 この時間帯、住宅街では車が通ることもほとんどなく草木が風に揺られる音しか聞こえない。

「野球、辞めるの?」

 唐突に切り出した。
 その話題がタブーであることも彼女は重々承知している、それでも聞いた。

「うん、辞めるよ」

「大学は?」

「行こうと思ってる」

「何学部?」

「それは……これから決める」

「そっか……」

 遥香はどうにか会話を広げようと試みるが、新にその気が無ければこの話題で話を展開するのは難しすぎる。
 遥香は今の新の目が怖かった、というより悲しかった。
 どこまでも深く、遠くを見ていて、無気力で、闇が垣間見えて、抜け殻のようで、死んでしまったようで。
 自分にもそんな経験がある分、より一層彼を見ていると辛かった。
 遥香は彼が世間になんて思われているのか知っていた。
 肘が壊れるまでボールを投げ続けた精神異常者、自己中心的でチームを破壊したクズ、監督が辞任するまでに至った事件の元凶、世間の総意ではないが、そんな風に新の事を思っている人間たちが一定数いることを彼女は知っていた。

「ねえ」

「何…………ちょっ」

 気付いた時にはこうしていた。
 誰も見ていないはずだが、もしも誰かが見ていたらどう思われるだろうか。
 夜の公園でイチャつくバカップルに見えただろうか、それ以外の何ものでもない光景だったが、遥香にそんなつもりは無かった。
 中学の時とは比べ物にならないくらい大きくなった新の体、背も、胸板も、腕も、足も、腰も、背中も。
 一回り二回りでは追いつかない程成長した新の体を無理やり引き寄せて抱き締めた。

「もう一人で抱え込まないで。私が側にいるから」

 …………何言ってるの私ナニイッテルノワタシ!?

「ちょっと待って、今私なんか変なことを――」

「…………ごめん」

 ……泣いてる?

「本当はずっと辛くて、…………でも俺にはそんな資格無いと思ってたから…………ごめん、泣いてごめん」

「…………辛かったら泣いてもいいのに。ずっとガマンするなんて新はバカだよ」

「バカって言うな。……でも、ありがとう」

 画面の向こうにいる人だって一人の人間だ。
 言葉一つで傷つくし、怒りもするし泣きもする。
 卒業式以来会わなくなって、ううん、小学校の途中くらいからだんだん疎遠になって、気付いた時には画面の向こう側にいた彼は、酷く傷ついてこちら側に帰ってきた。
 新の不幸がきっかけでもう一回出会ったなんて皮肉だけど、それでも私は嬉しかった。
 今度は私が新を支えるんだ。
 一緒にご飯だって作りたいし、一緒に遊びたいし、新がやりたいことを見つけたらそれを応援したいし。

 甲子園で敗退しても泣くことは無かった新は、清水遥香の胸の中で赤子のように泣きじゃくった。
 思い返せば死ぬほど恥ずかしい出来事は、やがて過去の思い出となり、ことあるごとに彼女に弄られることになる。
 でも他の誰かと一緒にいるときは決してその話はしなかったし、それくらいなら仕方ないかと新も諦めていた。

「ねえ」

「うん?」

 高校の登校期間も終了し、卒業式の練習と本番以外で学校に行くことは無くなった新は遥香の家で料理を教わっていた。

「私たちって付き合ってる?」

 味付けの為の醬油をドボドボと際限なく鍋に投入し続ける新。

「ちょっと! 入れ過ぎ!」

「あ、あぁ、ごめんごめん。なんだっけ?」

「だから、私たちは恋人!?」

「あ、え、いやー。その……」

「新は私の事どう思ってるの?」

 これでもかというくらい投入されてしまった醤油を薄めるためには他の材料で嵩を増すほかないとさらに大きな鍋を取り出しながら、新は小声で呟いた。

「告白もしていないのに彼氏面するのってどうなの?」

「それは? つまり?」

 遥香のニヤニヤは止まらない。
 新といるときの彼女は楽しそうだと隣の部屋にいる祖母は思った。

「俺は遥香のこと好きだよ」

「ふふっ、私も! 今日が記念日ね!」

 例え競技人生が終わりを迎えたとしても、その後の人生は続く。
 むしろ野球をやっていない人生の方が遥かに長く、それが普通の人生と言うものだ。
 千葉新と言う野球選手は、実力と比較して少し早く普通の人生と言うものがやってきてしまったに過ぎない。
 過程はどうあれ、それが結果だ。
 ただその結果、新たな人生の始まりに、隣で支えてくれる人に出会うことが出来たのは、まさしく不幸中の幸いと言えるだろう。

※※※※※※※※※※※※※※※

 灼熱の甲子園から一年後、再び球児たちの熱闘が繰り広げられている頃、JR電気街口を出て秋葉原の雑踏の中を一人で歩いていく一人の男がいた。

「……部活ならしょうがないよ。俺はとりあえずパソコン見て回るから。……俺だってそれくらいできるよ。うん、うん、用事できたのはそっちじゃん。……うん、俺も好きだから、はい、じゃあまたね」

 大学に入学して早4カ月が経過しようとしていた。
 そんな彼は今更ノートパソコンを購入するため秋葉原を訪れたのだが、どうやら待ち合わせ相手に急用が出来てこれなくなったらしい。
 この少し後、彼の人生は再び普通のレールから脱線する。

 18年の人生の後、再び歩み始める彼の人生には一体どのような試練が待ち受けているのか。
 それは誰にも分からない、ただ、例え艱難辛苦が待ち受けていようとも、それでも人生は続くのだ。
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