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9章 祝福
何か凄いのが現れた②
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「よっと………………って、何もないね」
レクスは、一気に上に飛び上がり、上にある目的地へと着地する。しかし、その周囲には見た感じ何もなかった。
「マスター、います!! 気をつけてください!」
レクスに『見る』を共有し、その様子を見せるネム。確かにいた。カボチャ頭の魔物が。恐らく、何らかの手段によって姿を隠しているのだろう。
「────────」
カボチャ頭の魔物─────ステータスを見たところ、ジャック・オー・ランタン(超亜種)とあった──────は、見えていないと思っているのか、無詠唱で魔法を発動する。闇属性の槍が物凄いスピードで飛んでくる。
「おっと」
レクスでなければ避けられないだろう。活性化でこれほど魔物は強くなるらしい。
「───────!?」
避けられたことに驚きを隠せないランタン。そんなはずはない、と認めたくないような表情で魔法を乱発。どれも速いスピードで飛んでくる。
「『気圧調整』!!」
レクスは自分の周りを高気圧で覆う。高気圧は時計回りに外に吹き出していくもの。思った通り、魔法は全て外に弾き返された。
「────────」
ランタンは魔法が当たらないことに絶句している──────ような顔だった。
「───────『麻痺の呪縛・極』!!」
レクスはスキルを発動する。しかし──────ランタンは麻痺することなく健在である。ここにいる魔物のほとんどが、状態異常に対する耐性でも持っているのだろうか。
「─────────!!」
ランタンはレクスとの距離を一瞬で詰めてきた。これも恐らく、スキルによるものだろう。だが、それでも───────レクスにはいささか普通のスピードであった。ランタンも頑張っているのだろうが………………気の毒である。それほどに、レクスのステータスは上がりつつあるというわけでもあるのだが。
「──────『強化眼』」
そして……………レクスは今まで使っていなかったスキルを発動。徐々に慣れさせて最終的に三、四倍くらいまでステータスを上げる──────というのが、今のところの目標。
「─────『固化』」
すると──────ランタンの身体が徐々に石像のように固まっていくではないか。しかし───────
「むぅ……………これも状態異常に入るのか。でも───────足止めできたし、十分かな」
徐々に石化が解けていくランタンに対し──────そう呟くレクス。
「この際だから、これも試しておこうかな──────『巻き戻し』」
スキル説明では、十五分前まで巻き戻す、とあったが、正確には十五分までの範囲であれば、どの時点にでも巻き戻せるのだ。
「───────!??」
元通りになってしまったことに驚くランタン。レクスは背後に一瞬で回り込んで、ランタンを『切る』で切り裂いた。ランタンはいともあっさりと真っ二つにされてしまう。断末魔の悲鳴をあげる──────ことなく、光の粒子となって消えてしまう。
「ふぅ……………スキルを一通り試せてよかった」
ランタンはスキルを試す丁度いい練習台になってくれた。
「さてと……………ステータスの方は」
レクスは目の前に表示されたランタンのステータスを見る。まずはスキルの方だ。
「『超速魔法連射』と………………ん? 『黒属性魔法』と『白属性魔法』?」
聞いたことのない魔法だ。一体どういう魔法なのか……………興味が無いと言えば嘘になる。ランタンは普通の魔法のスキルも持っていた。
「………………よし、決めた」
レクスは『超速魔法連射』と好奇心で『黒属性魔法』と『白属性魔法』を取ったのだった。
レクスは、一気に上に飛び上がり、上にある目的地へと着地する。しかし、その周囲には見た感じ何もなかった。
「マスター、います!! 気をつけてください!」
レクスに『見る』を共有し、その様子を見せるネム。確かにいた。カボチャ頭の魔物が。恐らく、何らかの手段によって姿を隠しているのだろう。
「────────」
カボチャ頭の魔物─────ステータスを見たところ、ジャック・オー・ランタン(超亜種)とあった──────は、見えていないと思っているのか、無詠唱で魔法を発動する。闇属性の槍が物凄いスピードで飛んでくる。
「おっと」
レクスでなければ避けられないだろう。活性化でこれほど魔物は強くなるらしい。
「───────!?」
避けられたことに驚きを隠せないランタン。そんなはずはない、と認めたくないような表情で魔法を乱発。どれも速いスピードで飛んでくる。
「『気圧調整』!!」
レクスは自分の周りを高気圧で覆う。高気圧は時計回りに外に吹き出していくもの。思った通り、魔法は全て外に弾き返された。
「────────」
ランタンは魔法が当たらないことに絶句している──────ような顔だった。
「───────『麻痺の呪縛・極』!!」
レクスはスキルを発動する。しかし──────ランタンは麻痺することなく健在である。ここにいる魔物のほとんどが、状態異常に対する耐性でも持っているのだろうか。
「─────────!!」
ランタンはレクスとの距離を一瞬で詰めてきた。これも恐らく、スキルによるものだろう。だが、それでも───────レクスにはいささか普通のスピードであった。ランタンも頑張っているのだろうが………………気の毒である。それほどに、レクスのステータスは上がりつつあるというわけでもあるのだが。
「──────『強化眼』」
そして……………レクスは今まで使っていなかったスキルを発動。徐々に慣れさせて最終的に三、四倍くらいまでステータスを上げる──────というのが、今のところの目標。
「─────『固化』」
すると──────ランタンの身体が徐々に石像のように固まっていくではないか。しかし───────
「むぅ……………これも状態異常に入るのか。でも───────足止めできたし、十分かな」
徐々に石化が解けていくランタンに対し──────そう呟くレクス。
「この際だから、これも試しておこうかな──────『巻き戻し』」
スキル説明では、十五分前まで巻き戻す、とあったが、正確には十五分までの範囲であれば、どの時点にでも巻き戻せるのだ。
「───────!??」
元通りになってしまったことに驚くランタン。レクスは背後に一瞬で回り込んで、ランタンを『切る』で切り裂いた。ランタンはいともあっさりと真っ二つにされてしまう。断末魔の悲鳴をあげる──────ことなく、光の粒子となって消えてしまう。
「ふぅ……………スキルを一通り試せてよかった」
ランタンはスキルを試す丁度いい練習台になってくれた。
「さてと……………ステータスの方は」
レクスは目の前に表示されたランタンのステータスを見る。まずはスキルの方だ。
「『超速魔法連射』と………………ん? 『黒属性魔法』と『白属性魔法』?」
聞いたことのない魔法だ。一体どういう魔法なのか……………興味が無いと言えば嘘になる。ランタンは普通の魔法のスキルも持っていた。
「………………よし、決めた」
レクスは『超速魔法連射』と好奇心で『黒属性魔法』と『白属性魔法』を取ったのだった。
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