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鉄の竜
鉄の竜(4)
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水道というのは何度見ても面白い。
蛇口と言うのを捻るだけで面白いほどに水が溢れ出てきて木桶を埋めていく。水質もとても綺麗で沸かさなくても飲めるし、しかも美味しい。
ロシェは、水道の水を手で掬って一口飲む。
冷たい水がロシェの身体の中をゆっくりと染み渡っていく。
ロシェが汲んでいるのは旅館"迷い家"の庭の隅に設置された簡素的な水道。普段は庭の木々や花に水を上げるのに使っている。
丁寧に整備された庭は今日も綺麗で何故か懐かしく胸を擽る。
本当は、台所の水道を借りればいいのだろうがこの時間はポコがお昼ご飯の準備に使っているので入ると怒られるし、縁側の廊下まで水の入った木桶を運ぶのにはこちらの方が近い。
蛇口を止めると、重くなった木桶を両手で持ってヨタヨタと揺れながら縁側まで運び、廊下に持ち上げる。
ロシェは、ふうっと息を吐くと下駄を脱いで縁側に登る。着物の袖と裾を枷のような傷跡が見えるのも厭わずに捲り上げ、予め用意しておいた雑巾を木桶の水の中に沈め、充分に水を染み込ませてから固く絞る。
「お着物良し!水良し!雑巾良し!」
ロシェは、声を出して確認すると雑巾を広げ、その上に手を置き、足を伸ばしてお尻を上げる。
自分で言うのも何だが無駄のない雑巾掛けスタイルだ。
ロシェは、ゆっくりと息を整えると何かの決戦に挑むかのように真剣な表情になる。
「行きます!」
素足が廊下を蹴り上げる。
雑巾の水気に乗って身体が前に進む。
(よしっ!)
最高のスタートだ。
ロシェの脳裏にこのまま廊下の端まで一気に走り抜ける自分の映像が浮かぶ。
しかし、それは所詮、映像だった。
華麗に廊下を蹴っていたはずの足が重なる。
肘ががくんっと落ちる。
まるで急カーブを曲って飛び出したかのように真っ直ぐ進んでいロシェの身体は大きく崩れ、そのまま廊下に向かって顔から思い切り突っ込んでいった。
走馬灯のように顔面を襲うであろう痛みと衝撃を想像し、ロシェは目を瞑る。
しかし、顔が感じたのは程よい固さと陽だまりのような温もりであった。
何が起きたのか分からず困惑するロシェの鼻腔に清涼な甘い香りが入り込む。
(緑茶?)
ロシェの目が上を向く。
白髪と猛禽類のような目が飛び込んでくる。
「アメ・・ノ様?」
ロシェは、何度も瞬きする。
「派手に転んだな」
アメノは、猛禽類のような目を細めて湯呑みを啜る。
困惑した頭が整理される。
雑巾掛けをする。
派手に転ぶ。
顔が感じたのは痛みではなく程よい固さと温もり。
そして視界の上にあるアメノ顔。
それらを総合すると・・・。
ロシェは、雑巾掛けで派手に転び、いつの間にか縁側で緑茶を飲んでいたアメノの膝の上に転がり落ちた。
つまりアメノに膝枕をされている。
ロシェの顔が真っ赤に染まる。
視線が動き、自分の頭が載っているアメノの膝と、猛禽類のような目を見る。
「も・・・」
ロシェの唇が震えながら言葉を発する。
「申し訳ありません!」
ロシェは、慌てて身体を起こそうとする。
「まあ、落ち着け」
頭に固い温もりが乗る。
「頭ぶつけたかもしれねえから少し待ちな」
そう言ってアメノは、ロシェの頭に瘤がないかを探る。
それは必然的に頭を撫でられているようになり、擽ったいがとても心地良く、ロシェは顔を林檎のように染めながらも動けなくなってしまった。
心臓が破裂しそうなくらい高鳴る。
「怪我はなさそうだな」
アメノは、ぽんっと優しくロシェの頭に手を置く。
「は・・はいっありがとうございます」
ロシェは、自分でも何故か分からずにお礼を言った。
アメノは、苦笑を浮かべ緑茶を啜りながらもロシェの頭を撫でるのをやめない。
ロシェも恥ずかしさと心地よさに動けない。と、言うよりも動きなくなかった。
(なんで⁉︎私本当にどうしちゃったの?)
その間も心臓はずっと鳴り響く。
風が吹いて庭の木々を揺らす。
池の鯉達が飛び跳ねて遊び、その様子を池を囲う石に止まった鳥達が狙う。
木漏れ日が穏やかに縁側を照らし、光が少女のように舞い踊る。
穏やかな時間。
心地よい世界。
ロシェは、恥ずかしさに心を突かれながらもかまりの心地よさに蕩けそうになる。
「・・・悪かったな」
アメノがボソリっと呟く。
「え?」
ロシェは、視線を上げる。
アメノは、緑茶の入った湯呑みを隣に置く。
「あの竜を逃しちまった」
あっ・・・。
ロシェは、目を大きく開ける。
あの出来事から1週間が経った。
鉄ゴーレムの中から心臓が消えた直後、リンツが探知の魔法を使うも暗黒竜の王の心臓の痕跡を追うことは出来なかった。その後、魔術学院からヤタの部下である魔法使いが何人も来て様々な魔法を使って調べても手掛かりなく、魔術学院に残骸が運ばれた現在も音沙汰はない。
事件自体は解決し、村人達も大いに喜んだものの、謎はただ深まっただけだった。
しかし、アメノが気にしているのは事件のことではなかった。
「アレがいると怖いんじゃないか?」
アメノの言葉にロシェは着物の胸元を握りしめる。
怖い。
確かにそうだ。
父の仇であるあの暗黒竜の王がいると思うだけで怖い。
自分をあんなに酷いことをしてきた暗黒竜の王が生きてると思うだけで怖い。
この世界のどこかにまだいると思うだけで怖い。
(でも・・・)
ロシェは、小さく笑みを浮かべる。
「大丈夫です」
ロシェの言葉にアメノは猛禽類のような目を丸くする。
「皆様が・・・アメノ様が助けてくれたから」
ロシェは、そう言って花のように笑った。
アメノは、小さく口を開き、そして紡ぐと口元に柔らかい笑みを浮かべた。
「そうか」
アメノは、嬉しそうに言う。
その優しい笑みにロシェの心臓が高鳴る。
記憶が浮かぶ。
それは自分ではない誰かの記憶。
気持ち良い?
誰かは優しく声を掛ける。
膝の上に頭を乗せている男の頭を優しく撫でながら。
顔に靄がかかっていて見えない。
それなのに彼への愛しい想いが胸に染み込んでくる。
ああっ・・お前の膝枕は最高だな
彼がそういうと誰かはとても嬉しくなる。
愛しさが膨らんで胸がいっぱいになる。
靄が晴れる。
白い髪が目に飛び込んでくる。
彼は、猛禽類のような目を優しく細め、口元に柔らかい笑みを浮かべる。
ヤサカ・・・。
彼は・・・優しく、愛おしく名を呟く。
(ヤサカ?)
アメノ・・・。
誰かもまた、愛おしくアメノの名を口に出す。
猛禽類のような目に夜の焚き火のような赤い髪が映る。
目元に赤い鱗が3つ並んだ美しい女性の顔が見える。
(半・・・竜?)
アメノの手が誰かの頬に触れる。
彼が触れてるのは自分ではない。
それなのに温もりが伝わってくる。
感情が溢れ出てくる。
視界が誰かの膝枕で眠るアメノの顔に近づく。
アメノも猛禽類のようなもので愛しく誰かの顔を見る。
2人の顔が目の前まで迫り・・・。
霧が晴れたようにロシェの視界が広がる。
ロシェは、身体を起こすと震える目でアメノを見る。
アメノは、怪訝な顔でロシェを見る。
「どした・・・?」
「えっ・・・あっ・・・」
ロシェは、辺りを見回す。
旅館"迷い家"の縁側、鯉の飛び跳ねる池、風に揺れる木々に花々。
穏やかな光景。
しかし、そこに夜の焚き火のような赤い髪の半竜の女性はいなかった。
「ヤサカ・・・」
ロシェは、溢れるように幻想のアメノが囁いた言葉を口にする。
アメノの猛禽類のような芽が大きく見開く。
「お前・・・何故・・・」
「あっ・・・あの・・・」
その時だ。
「アメノ様、ロシェちゃん」
ポコが割烹着姿で廊下を歩いてくる。
「昼餉が出来ましたよ」
そう口にしてから2人の様子が変なことに気づき、首を横に傾げる。
「どうなさいました?お二人とも?」
ポコの言葉にロシェは木桶の水を掛けられたように震え、動揺する。
「いえ・・あの・・」
「何でもないですよ」
アメノは、すっと立ち上がる。
「今日の昼餉は何ですか?」
「岩魚の塩焼きと揚げ出し豆腐でございます。ロシェ様の分はちゃんと大量に作っておりますよ」
そう言ってポコは、悪戯っぽくロシェに笑いかける。
「美味しそうですね」
アメノは、猛禽類のような目を細める。
「行きましょう」
「はいっ。ロシェちゃんも参りましょう」
そう言うと2人は、廊下を歩いていく。
ロシェは、立ち上がることが出来ないままアマノの大きな背中を見た。
心臓がトクンっと小さく高鳴った。
蛇口と言うのを捻るだけで面白いほどに水が溢れ出てきて木桶を埋めていく。水質もとても綺麗で沸かさなくても飲めるし、しかも美味しい。
ロシェは、水道の水を手で掬って一口飲む。
冷たい水がロシェの身体の中をゆっくりと染み渡っていく。
ロシェが汲んでいるのは旅館"迷い家"の庭の隅に設置された簡素的な水道。普段は庭の木々や花に水を上げるのに使っている。
丁寧に整備された庭は今日も綺麗で何故か懐かしく胸を擽る。
本当は、台所の水道を借りればいいのだろうがこの時間はポコがお昼ご飯の準備に使っているので入ると怒られるし、縁側の廊下まで水の入った木桶を運ぶのにはこちらの方が近い。
蛇口を止めると、重くなった木桶を両手で持ってヨタヨタと揺れながら縁側まで運び、廊下に持ち上げる。
ロシェは、ふうっと息を吐くと下駄を脱いで縁側に登る。着物の袖と裾を枷のような傷跡が見えるのも厭わずに捲り上げ、予め用意しておいた雑巾を木桶の水の中に沈め、充分に水を染み込ませてから固く絞る。
「お着物良し!水良し!雑巾良し!」
ロシェは、声を出して確認すると雑巾を広げ、その上に手を置き、足を伸ばしてお尻を上げる。
自分で言うのも何だが無駄のない雑巾掛けスタイルだ。
ロシェは、ゆっくりと息を整えると何かの決戦に挑むかのように真剣な表情になる。
「行きます!」
素足が廊下を蹴り上げる。
雑巾の水気に乗って身体が前に進む。
(よしっ!)
最高のスタートだ。
ロシェの脳裏にこのまま廊下の端まで一気に走り抜ける自分の映像が浮かぶ。
しかし、それは所詮、映像だった。
華麗に廊下を蹴っていたはずの足が重なる。
肘ががくんっと落ちる。
まるで急カーブを曲って飛び出したかのように真っ直ぐ進んでいロシェの身体は大きく崩れ、そのまま廊下に向かって顔から思い切り突っ込んでいった。
走馬灯のように顔面を襲うであろう痛みと衝撃を想像し、ロシェは目を瞑る。
しかし、顔が感じたのは程よい固さと陽だまりのような温もりであった。
何が起きたのか分からず困惑するロシェの鼻腔に清涼な甘い香りが入り込む。
(緑茶?)
ロシェの目が上を向く。
白髪と猛禽類のような目が飛び込んでくる。
「アメ・・ノ様?」
ロシェは、何度も瞬きする。
「派手に転んだな」
アメノは、猛禽類のような目を細めて湯呑みを啜る。
困惑した頭が整理される。
雑巾掛けをする。
派手に転ぶ。
顔が感じたのは痛みではなく程よい固さと温もり。
そして視界の上にあるアメノ顔。
それらを総合すると・・・。
ロシェは、雑巾掛けで派手に転び、いつの間にか縁側で緑茶を飲んでいたアメノの膝の上に転がり落ちた。
つまりアメノに膝枕をされている。
ロシェの顔が真っ赤に染まる。
視線が動き、自分の頭が載っているアメノの膝と、猛禽類のような目を見る。
「も・・・」
ロシェの唇が震えながら言葉を発する。
「申し訳ありません!」
ロシェは、慌てて身体を起こそうとする。
「まあ、落ち着け」
頭に固い温もりが乗る。
「頭ぶつけたかもしれねえから少し待ちな」
そう言ってアメノは、ロシェの頭に瘤がないかを探る。
それは必然的に頭を撫でられているようになり、擽ったいがとても心地良く、ロシェは顔を林檎のように染めながらも動けなくなってしまった。
心臓が破裂しそうなくらい高鳴る。
「怪我はなさそうだな」
アメノは、ぽんっと優しくロシェの頭に手を置く。
「は・・はいっありがとうございます」
ロシェは、自分でも何故か分からずにお礼を言った。
アメノは、苦笑を浮かべ緑茶を啜りながらもロシェの頭を撫でるのをやめない。
ロシェも恥ずかしさと心地よさに動けない。と、言うよりも動きなくなかった。
(なんで⁉︎私本当にどうしちゃったの?)
その間も心臓はずっと鳴り響く。
風が吹いて庭の木々を揺らす。
池の鯉達が飛び跳ねて遊び、その様子を池を囲う石に止まった鳥達が狙う。
木漏れ日が穏やかに縁側を照らし、光が少女のように舞い踊る。
穏やかな時間。
心地よい世界。
ロシェは、恥ずかしさに心を突かれながらもかまりの心地よさに蕩けそうになる。
「・・・悪かったな」
アメノがボソリっと呟く。
「え?」
ロシェは、視線を上げる。
アメノは、緑茶の入った湯呑みを隣に置く。
「あの竜を逃しちまった」
あっ・・・。
ロシェは、目を大きく開ける。
あの出来事から1週間が経った。
鉄ゴーレムの中から心臓が消えた直後、リンツが探知の魔法を使うも暗黒竜の王の心臓の痕跡を追うことは出来なかった。その後、魔術学院からヤタの部下である魔法使いが何人も来て様々な魔法を使って調べても手掛かりなく、魔術学院に残骸が運ばれた現在も音沙汰はない。
事件自体は解決し、村人達も大いに喜んだものの、謎はただ深まっただけだった。
しかし、アメノが気にしているのは事件のことではなかった。
「アレがいると怖いんじゃないか?」
アメノの言葉にロシェは着物の胸元を握りしめる。
怖い。
確かにそうだ。
父の仇であるあの暗黒竜の王がいると思うだけで怖い。
自分をあんなに酷いことをしてきた暗黒竜の王が生きてると思うだけで怖い。
この世界のどこかにまだいると思うだけで怖い。
(でも・・・)
ロシェは、小さく笑みを浮かべる。
「大丈夫です」
ロシェの言葉にアメノは猛禽類のような目を丸くする。
「皆様が・・・アメノ様が助けてくれたから」
ロシェは、そう言って花のように笑った。
アメノは、小さく口を開き、そして紡ぐと口元に柔らかい笑みを浮かべた。
「そうか」
アメノは、嬉しそうに言う。
その優しい笑みにロシェの心臓が高鳴る。
記憶が浮かぶ。
それは自分ではない誰かの記憶。
気持ち良い?
誰かは優しく声を掛ける。
膝の上に頭を乗せている男の頭を優しく撫でながら。
顔に靄がかかっていて見えない。
それなのに彼への愛しい想いが胸に染み込んでくる。
ああっ・・お前の膝枕は最高だな
彼がそういうと誰かはとても嬉しくなる。
愛しさが膨らんで胸がいっぱいになる。
靄が晴れる。
白い髪が目に飛び込んでくる。
彼は、猛禽類のような目を優しく細め、口元に柔らかい笑みを浮かべる。
ヤサカ・・・。
彼は・・・優しく、愛おしく名を呟く。
(ヤサカ?)
アメノ・・・。
誰かもまた、愛おしくアメノの名を口に出す。
猛禽類のような目に夜の焚き火のような赤い髪が映る。
目元に赤い鱗が3つ並んだ美しい女性の顔が見える。
(半・・・竜?)
アメノの手が誰かの頬に触れる。
彼が触れてるのは自分ではない。
それなのに温もりが伝わってくる。
感情が溢れ出てくる。
視界が誰かの膝枕で眠るアメノの顔に近づく。
アメノも猛禽類のようなもので愛しく誰かの顔を見る。
2人の顔が目の前まで迫り・・・。
霧が晴れたようにロシェの視界が広がる。
ロシェは、身体を起こすと震える目でアメノを見る。
アメノは、怪訝な顔でロシェを見る。
「どした・・・?」
「えっ・・・あっ・・・」
ロシェは、辺りを見回す。
旅館"迷い家"の縁側、鯉の飛び跳ねる池、風に揺れる木々に花々。
穏やかな光景。
しかし、そこに夜の焚き火のような赤い髪の半竜の女性はいなかった。
「ヤサカ・・・」
ロシェは、溢れるように幻想のアメノが囁いた言葉を口にする。
アメノの猛禽類のような芽が大きく見開く。
「お前・・・何故・・・」
「あっ・・・あの・・・」
その時だ。
「アメノ様、ロシェちゃん」
ポコが割烹着姿で廊下を歩いてくる。
「昼餉が出来ましたよ」
そう口にしてから2人の様子が変なことに気づき、首を横に傾げる。
「どうなさいました?お二人とも?」
ポコの言葉にロシェは木桶の水を掛けられたように震え、動揺する。
「いえ・・あの・・」
「何でもないですよ」
アメノは、すっと立ち上がる。
「今日の昼餉は何ですか?」
「岩魚の塩焼きと揚げ出し豆腐でございます。ロシェ様の分はちゃんと大量に作っておりますよ」
そう言ってポコは、悪戯っぽくロシェに笑いかける。
「美味しそうですね」
アメノは、猛禽類のような目を細める。
「行きましょう」
「はいっ。ロシェちゃんも参りましょう」
そう言うと2人は、廊下を歩いていく。
ロシェは、立ち上がることが出来ないままアマノの大きな背中を見た。
心臓がトクンっと小さく高鳴った。
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