5 / 386
第一章 逃亡生活
第5話 逃げるが勝ち
しおりを挟む
ガシャン!
テラレス王宮に何かが割れる音が響き、怒鳴り声が続く。手にしていたグラスを叩き付けた青年は、忌々しげに口を開いた。
「まだ見つからぬのか!」
広い執務室に2人だけ、正面に座る青年は苛立ちを隠さない。自分の孫ほどの年齢差がある男は主に見えない角度で、顔を僅かに歪ませた。
尋ねる形をとった言葉の端に『能無し』という棘が顔を覗かせる。
目の前に散らばるガラスを見つめながら、首を垂れた初老の男性は「申し訳ございません」と詫びを口にした。
テラレス――海沿いに発達した都市はレンガ造りの町が広がる。海から得られる塩や水産資源は豊かで、シグラやタイカなど他の海沿いの国と比べて恵まれた地域だ。
気候も温暖で、台風などの天災被害が少ないことも国が発展する大きな一因だった。
若きテラレス王は、先代の急死によって跡を継いだばかり。そのため家臣は先代からの年配者が多かった。それが王を追い詰める。
己より経験豊富な家臣達は、容易に本心を見せない。まるで主とは認めないと宣言されたように感じていた。
政を行う人間が簡単に腹のうちを見せるわけがない。それが主であろうと、常に一線引いて己の保身と策略を巡らす。
極々当たり前のことなのだが、己の父より年上の家臣達に囲まれ押さえつけられる若い王に、そんな理屈は通じなかった。
不信感もあらわに宰相へ怒鳴る感情的な王――その様が他の貴族の目にどう映るのか。彼はもう少し考えるべきなのだ。
血筋で王となった彼は、まだ臣下から信頼を得られていない。見極め中に未熟さを露呈したら、貴族達は離れていくだろう。
そうでなくても、今、国内は混乱しているのだから。
国宝として保管されていた大粒の金剛石『海の雫』――アティン帝国を滅ぼした『大災厄』を封じた証と伝えられる。その意味は不明ながら、宝石としての価値もあり大切に保管されてきた。
貴重な、この宝石が砕かれたのだ。
その犯人はいまも逃亡中であり、冒頭の感情に任せた怒鳴り声の原因だった。
戴冠式で使う王杖の上部、握りに嵌め込まれた金剛石は無色透明だ。どうやって研磨されたか不明の、すり傷ひとつない大きな宝石は常にテラレス王の傍らにあった。
王家の象徴とも呼べる『海の雫』に僅かながら曇りが出たことで、テラレス王族の間に動揺が走った。
すなわち『王太子は、次代の王に相応しくない』のではないか?
そんな疑惑の種になったのだ。先代の喪が明けたばかりのタイミングで、この噂は命取りだった。王太子の姉妹が嫁いだ他国にしてみれば、絶好のチャンスとばかり介入するだろう。
他国に散らばる血縁者と血で血を洗う争いが起きる可能性を否定できない。豊かな海に開けた国は狙われ続けているのだ。
これは不吉の予兆にあらず――そう証明するために呼ばれたのが、他国にも名が知られた魔術師だった。
彼女に求められたのは、新たな王の即位が不吉でないと示すこと。しかし彼女は金剛石の中に生じた黒い靄の正体を確かめようとした。
なんのことはない、ただ真面目すぎたのである。
研究熱心だったと言い換えることも出来るが、とにかく彼女は金剛石を探ろうとして……途中経過は省くが、最終的に宝石は砕けて粉々になった。
「必ず捕らえよ!」
テラレス王の命令に、宰相はただ静かに深く頭を下げる。
アティン帝国滅亡の『大災厄』につながる証が失われたことは、情報統制をしていた。国家の最重要機密扱いで漏洩を防ぐ必要がある。しかし、王がこうして騒ぐ限り無駄だった。
それゆえに、宰相は口を噤む。
愚かな王―――己の言動が間者に筒抜けだと、なぜ気付けない。
若き王の姉妹が嫁いだウガリス国、シグラ国はすでに動きを見せた。
詳細を知るべく、逃げた魔術師に何らかの容疑をかけて指名手配したらしい。王の命令で同様に手配を行ったテラレスだが、彼女は追っ手の目を掻い潜り逃げ続けていた。
退室した宰相は、大きな溜め息をつく。どこに間者の耳が潜んでいるか。そう考えると愚痴をこぼすことも出来ず、2つ目の溜め息を飲み込んで歩き出した。
その頃――元凶である魔術師は、必死に走っていた。
「ルリアージェ、こっち」
手を引くジルに従い、左に急旋回する。普段運動などしないルリアージェの息は上がっていた。もう苦しくて動きたくない。しかし止まったら捕まる。黒いローブの裾を翻し、全力で走り続けた。
「……も、む…り」
切れ切れに零した呟きを聞いたジルが、ルリアージェの手を引き寄せる。そのまま彼女を腕の中に抱きこんだ。ひょいっと抱き上げたジルの足がぴたりと止まった。
「少し休もう」
木の幹に背を預けているが、ローブの端は見えているだろう。聞こえてくる足音は十数名分、隠れる場所がない林の中で2人の逃げ場は断たれたように思われた。
「『消して』いい?」
「ダメ…」
物騒な提案を即座に否定すれば、ジルは不満そうに唇を尖らせた。
消してしまえばいいのに……なぜ煩わされるまま逃げなければならないのか。彼には理解できない。
一方、ルリアージェにしてみれば…追いかける人間にも家族がいて、彼らの死を悼む者がいる。逃げる手段があるなら、それ以上の害を与える必要はないと考えていた。
とことん噛み合わない2人である。
「見つけたぞ!」
まだ足音が遠い状況で、上から聞こえた声に顔を見合わせる。そのまま同時に見上げた先で、先日襲撃して撃退された魔物がこちらを指差した。
先日斬られた両手が復活するまで待って、再襲撃を決め込んだようだ。長い爪もしっかり元に戻っていた。
「あれれ? 懲りないな」
困った奴だと言わんばかりの口調だが、ジルの口角は上がっている。にやりと表現するのが似合う笑みは、悪役そのものだった。
襲われる被害者側なのだが、まったく逆の立場に見える。
揺れる黒髪をなんとなく掴んだルリアージェが小首を傾げた。
「……誰だ?」
「「は?」」
ジルと魔物がハモる。
煽る目的ではなく、本当に覚えていないらしい。
「ルリアージェ? つい先日、襲われたじゃないか」
「雨の日に会っただろう!!」
ジル、魔物にそれぞれ告げられ、ルリアージェは考え込んでしまう。興味のないことは一切覚えない彼女らしい言動だが、さすがに魔物が哀れになる。
「雨の日に白い花を弄ったのは覚えてる?」
すると彼女はこくんと頷いた。己の手で折れた茎を直した花の記憶はあるようだ。そこからジルが誘導する言葉を並べた。
「あの日にお茶飲んだでしょ?」
「ああ、膝の上に零れて着替えた」
「零れた原因覚えてる?」
「……結界が壊れたから」
「まあ、壊れたっつうか。壊されたんだけど…あのとき、オレが魔物を捕まえただろ」
「……魔物???」
「ほら、オレの足の下で地面に顔を押し付けられてた負け犬」
「おい!」
さすがに失礼な言い方に我慢できなくなった魔物が口を挟むが、ジルは右手をあげて遮った。
「『逆恨み』の奴」
「ああ」
やっと思い出したと納得の表情で頷く美女。彼女を温い眼差しで見つめる美形。怒りに毛が逆立った魔物――三者三様の微妙な空気を、追っ手達がぶち壊した。
「見つけたぞ!!」
「それ、さっきも聞いた」
ぼそっと吐き捨てたジルが芸のない言葉を切り捨てる。シグラ国の辺境警備兵の制服を着た彼らは、この場に魔物が混じっていることに気付いていなかった。
肌が粟立つような冷たい風が吹く。
「捕縛しろ」
隊長の命令に従おうとした兵の前に、魔物が降り立った。完全に足が地面につく直前、わずかに浮いた状態で人間を睥睨する。
淡い金髪を揺らした魔物は傲慢な態度で吐き捨てた。
「こいつらは渡さない。俺の獲物だ」
「「「え」」」
指名手配された魔術師を追いかけてきたのは仕事だから。
人型の魔物と戦うのは想定外だった。装備はもちろん、支援の魔術師がいない状態で辺境警備兵が戦っても勝てない。しかし国の命令を無視して逃げ出す選択肢は選びづらかった。
どうしたらいい?
顔を見合わせる部下に「死んで来い」と命令できる筈もなく、隊長も怯えた顔で後退る。
じりじり後ろに下がる男達の姿に自尊心が満たされたのか、魔物は右手を差し出した。その周囲に出現した氷の刃が光を弾く。
「ひっ」
誰かの悲鳴が引き金だった。
「た、退却!!」
隊長が必死に搾り出した声が上ずって掠れる。
しっかり聞き取った兵達が一気に背を向けて走りだした。彼らの気配が感じられない距離に離れたことを確認し、金髪の魔物は氷を消す。
振り返った先に……
いる筈の2人の姿はなかった。体よく利用されたのだと悟る。
「あいつら……絶っ対に殺してやるっ!!」
テラレス王宮に何かが割れる音が響き、怒鳴り声が続く。手にしていたグラスを叩き付けた青年は、忌々しげに口を開いた。
「まだ見つからぬのか!」
広い執務室に2人だけ、正面に座る青年は苛立ちを隠さない。自分の孫ほどの年齢差がある男は主に見えない角度で、顔を僅かに歪ませた。
尋ねる形をとった言葉の端に『能無し』という棘が顔を覗かせる。
目の前に散らばるガラスを見つめながら、首を垂れた初老の男性は「申し訳ございません」と詫びを口にした。
テラレス――海沿いに発達した都市はレンガ造りの町が広がる。海から得られる塩や水産資源は豊かで、シグラやタイカなど他の海沿いの国と比べて恵まれた地域だ。
気候も温暖で、台風などの天災被害が少ないことも国が発展する大きな一因だった。
若きテラレス王は、先代の急死によって跡を継いだばかり。そのため家臣は先代からの年配者が多かった。それが王を追い詰める。
己より経験豊富な家臣達は、容易に本心を見せない。まるで主とは認めないと宣言されたように感じていた。
政を行う人間が簡単に腹のうちを見せるわけがない。それが主であろうと、常に一線引いて己の保身と策略を巡らす。
極々当たり前のことなのだが、己の父より年上の家臣達に囲まれ押さえつけられる若い王に、そんな理屈は通じなかった。
不信感もあらわに宰相へ怒鳴る感情的な王――その様が他の貴族の目にどう映るのか。彼はもう少し考えるべきなのだ。
血筋で王となった彼は、まだ臣下から信頼を得られていない。見極め中に未熟さを露呈したら、貴族達は離れていくだろう。
そうでなくても、今、国内は混乱しているのだから。
国宝として保管されていた大粒の金剛石『海の雫』――アティン帝国を滅ぼした『大災厄』を封じた証と伝えられる。その意味は不明ながら、宝石としての価値もあり大切に保管されてきた。
貴重な、この宝石が砕かれたのだ。
その犯人はいまも逃亡中であり、冒頭の感情に任せた怒鳴り声の原因だった。
戴冠式で使う王杖の上部、握りに嵌め込まれた金剛石は無色透明だ。どうやって研磨されたか不明の、すり傷ひとつない大きな宝石は常にテラレス王の傍らにあった。
王家の象徴とも呼べる『海の雫』に僅かながら曇りが出たことで、テラレス王族の間に動揺が走った。
すなわち『王太子は、次代の王に相応しくない』のではないか?
そんな疑惑の種になったのだ。先代の喪が明けたばかりのタイミングで、この噂は命取りだった。王太子の姉妹が嫁いだ他国にしてみれば、絶好のチャンスとばかり介入するだろう。
他国に散らばる血縁者と血で血を洗う争いが起きる可能性を否定できない。豊かな海に開けた国は狙われ続けているのだ。
これは不吉の予兆にあらず――そう証明するために呼ばれたのが、他国にも名が知られた魔術師だった。
彼女に求められたのは、新たな王の即位が不吉でないと示すこと。しかし彼女は金剛石の中に生じた黒い靄の正体を確かめようとした。
なんのことはない、ただ真面目すぎたのである。
研究熱心だったと言い換えることも出来るが、とにかく彼女は金剛石を探ろうとして……途中経過は省くが、最終的に宝石は砕けて粉々になった。
「必ず捕らえよ!」
テラレス王の命令に、宰相はただ静かに深く頭を下げる。
アティン帝国滅亡の『大災厄』につながる証が失われたことは、情報統制をしていた。国家の最重要機密扱いで漏洩を防ぐ必要がある。しかし、王がこうして騒ぐ限り無駄だった。
それゆえに、宰相は口を噤む。
愚かな王―――己の言動が間者に筒抜けだと、なぜ気付けない。
若き王の姉妹が嫁いだウガリス国、シグラ国はすでに動きを見せた。
詳細を知るべく、逃げた魔術師に何らかの容疑をかけて指名手配したらしい。王の命令で同様に手配を行ったテラレスだが、彼女は追っ手の目を掻い潜り逃げ続けていた。
退室した宰相は、大きな溜め息をつく。どこに間者の耳が潜んでいるか。そう考えると愚痴をこぼすことも出来ず、2つ目の溜め息を飲み込んで歩き出した。
その頃――元凶である魔術師は、必死に走っていた。
「ルリアージェ、こっち」
手を引くジルに従い、左に急旋回する。普段運動などしないルリアージェの息は上がっていた。もう苦しくて動きたくない。しかし止まったら捕まる。黒いローブの裾を翻し、全力で走り続けた。
「……も、む…り」
切れ切れに零した呟きを聞いたジルが、ルリアージェの手を引き寄せる。そのまま彼女を腕の中に抱きこんだ。ひょいっと抱き上げたジルの足がぴたりと止まった。
「少し休もう」
木の幹に背を預けているが、ローブの端は見えているだろう。聞こえてくる足音は十数名分、隠れる場所がない林の中で2人の逃げ場は断たれたように思われた。
「『消して』いい?」
「ダメ…」
物騒な提案を即座に否定すれば、ジルは不満そうに唇を尖らせた。
消してしまえばいいのに……なぜ煩わされるまま逃げなければならないのか。彼には理解できない。
一方、ルリアージェにしてみれば…追いかける人間にも家族がいて、彼らの死を悼む者がいる。逃げる手段があるなら、それ以上の害を与える必要はないと考えていた。
とことん噛み合わない2人である。
「見つけたぞ!」
まだ足音が遠い状況で、上から聞こえた声に顔を見合わせる。そのまま同時に見上げた先で、先日襲撃して撃退された魔物がこちらを指差した。
先日斬られた両手が復活するまで待って、再襲撃を決め込んだようだ。長い爪もしっかり元に戻っていた。
「あれれ? 懲りないな」
困った奴だと言わんばかりの口調だが、ジルの口角は上がっている。にやりと表現するのが似合う笑みは、悪役そのものだった。
襲われる被害者側なのだが、まったく逆の立場に見える。
揺れる黒髪をなんとなく掴んだルリアージェが小首を傾げた。
「……誰だ?」
「「は?」」
ジルと魔物がハモる。
煽る目的ではなく、本当に覚えていないらしい。
「ルリアージェ? つい先日、襲われたじゃないか」
「雨の日に会っただろう!!」
ジル、魔物にそれぞれ告げられ、ルリアージェは考え込んでしまう。興味のないことは一切覚えない彼女らしい言動だが、さすがに魔物が哀れになる。
「雨の日に白い花を弄ったのは覚えてる?」
すると彼女はこくんと頷いた。己の手で折れた茎を直した花の記憶はあるようだ。そこからジルが誘導する言葉を並べた。
「あの日にお茶飲んだでしょ?」
「ああ、膝の上に零れて着替えた」
「零れた原因覚えてる?」
「……結界が壊れたから」
「まあ、壊れたっつうか。壊されたんだけど…あのとき、オレが魔物を捕まえただろ」
「……魔物???」
「ほら、オレの足の下で地面に顔を押し付けられてた負け犬」
「おい!」
さすがに失礼な言い方に我慢できなくなった魔物が口を挟むが、ジルは右手をあげて遮った。
「『逆恨み』の奴」
「ああ」
やっと思い出したと納得の表情で頷く美女。彼女を温い眼差しで見つめる美形。怒りに毛が逆立った魔物――三者三様の微妙な空気を、追っ手達がぶち壊した。
「見つけたぞ!!」
「それ、さっきも聞いた」
ぼそっと吐き捨てたジルが芸のない言葉を切り捨てる。シグラ国の辺境警備兵の制服を着た彼らは、この場に魔物が混じっていることに気付いていなかった。
肌が粟立つような冷たい風が吹く。
「捕縛しろ」
隊長の命令に従おうとした兵の前に、魔物が降り立った。完全に足が地面につく直前、わずかに浮いた状態で人間を睥睨する。
淡い金髪を揺らした魔物は傲慢な態度で吐き捨てた。
「こいつらは渡さない。俺の獲物だ」
「「「え」」」
指名手配された魔術師を追いかけてきたのは仕事だから。
人型の魔物と戦うのは想定外だった。装備はもちろん、支援の魔術師がいない状態で辺境警備兵が戦っても勝てない。しかし国の命令を無視して逃げ出す選択肢は選びづらかった。
どうしたらいい?
顔を見合わせる部下に「死んで来い」と命令できる筈もなく、隊長も怯えた顔で後退る。
じりじり後ろに下がる男達の姿に自尊心が満たされたのか、魔物は右手を差し出した。その周囲に出現した氷の刃が光を弾く。
「ひっ」
誰かの悲鳴が引き金だった。
「た、退却!!」
隊長が必死に搾り出した声が上ずって掠れる。
しっかり聞き取った兵達が一気に背を向けて走りだした。彼らの気配が感じられない距離に離れたことを確認し、金髪の魔物は氷を消す。
振り返った先に……
いる筈の2人の姿はなかった。体よく利用されたのだと悟る。
「あいつら……絶っ対に殺してやるっ!!」
1
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
【完結】剣聖と聖女の娘はのんびりと(?)後宮暮らしを楽しむ
O.T.I
ファンタジー
かつて王国騎士団にその人ありと言われた剣聖ジスタルは、とある事件をきっかけに引退して辺境の地に引き籠もってしまった。
それから時が過ぎ……彼の娘エステルは、かつての剣聖ジスタルをも超える剣の腕を持つ美少女だと、辺境の村々で噂になっていた。
ある時、その噂を聞きつけた辺境伯領主に呼び出されたエステル。
彼女の実力を目の当たりにした領主は、彼女に王国の騎士にならないか?と誘いかける。
剣術一筋だった彼女は、まだ見ぬ強者との出会いを夢見てそれを了承するのだった。
そして彼女は王都に向かい、騎士となるための試験を受けるはずだったのだが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる