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番外編
不思議な1日
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「たまには一人になるのも良いもんだな♪」
今日は政務等を全て休むようにティア言われた為に、一人で公園へとやって来た。せっかくなので子供達と遊ぼうかと思っていたんだけど、子供達の相手をしたら疲れが溜まるでしょ?今日は完全休養よ。勿論私達も誘っては駄目よ。襲っちゃうからね?
そんな風に言われたからだ。その為に公園にやって来てすぐにこうして木陰がある芝生に横になってるってわけ…。ポカポカしていて本当に気持ちがいいな…。ふわぁ~~~。少し眠くなってきたな…。
♢
「なあ…」
声がするような…。
「なあ…あんた」
俺は話し掛けられてるのか?重い瞼を開けてみる…。
「寝てたところ悪い。ここがどこだか教えてくれるか?んっ?日本語じゃあ通じないか?外国の人みたいだし…」
目を開けてすぐに若い男性の姿が目に入った。いや、それよりも気になるのは男性の服装だ。
「その…服…どうして…」
「うん?良かった…通じてたか…。んっ、服?服って普通の学生服だろ?」
彼は学生服姿だったんだ。それは俺の転生した世界ではまだ見たことがなかった。学校は作ったけど制服なんて作っていないしな…。慌てて辺りを見渡すけど、先程まで寝ていた公園でどうやら場所は間違いないみたいだ。
「き、君はどうしてここに?」
「俺が聞きたかった事がまさにそれでな?気がついたらここにいてさぁ…ここがどこなのか聞きたくてさぁ。辺りを見渡してたらあんたがいたもんで、寝ているところを悪かったんだけど起こさせてもらったってわけ」
「そうなんだね…ここはね?俺が治めているアルタイル国だけど…知らないよね?」
「……はっ?アルタイル国っ!?そんな地名…外国でも聞いた事ないんだがっ!?」
「…だろうね。君のその格好を見れば…分かるよ。君は日本人だよね?」
「日本人だけど…」
「俺は…元日本人だよ」
一瞬迷ったんだけど…目の前の彼には不思議と言いたくなったんだ。ホントの事を…。
「はぁっ!?元日本人っ!?」
「この世界に転生する前の事だけどね…」
「…転生って…あの転生かっ!?ラノベとかでよくみるやつ!?」
「うん、その転生」
「…もしかしてここって…異世界?」
「正解だよ」
「マジかっ!?変な世界に転生したと思ったら、今度は転移したとでもいうのかよっ!?」
「君も転生したのっ!?しかも…転移ってどういう事っ!?」
「えっ…ああ…話せば長くなるんだけど…1度俺は亡くなって…その後に変な世界に転生したんだよ…」
「…変な世界?」
「…男女比が一対一の貞操逆転世界」
「一対一っ!?それ、普通の世界じゃあ…いや、でも…貞操が逆転してるならどうなんだ?ちょっと想像がつかないな…。ここは男性比が極端に低い世界だけども…」
「ここは男性比が少ないのっ!?」
「えっ…ああ…少しずつ男性比も増えてきたけど…」
「マジかっ!?なんで俺をこの世界に転生させてくれなかったんだ、神様はっ!?この世界なら俺の童貞を捨てられたのにっ!?」
「…ど、童貞なんだね…ま、まあ、俺もこの世界で棄てたけど…」
「棄てたのかよっ!?羨まっ!?なぁなぁ、俺もこの世界ならすぐに棄てられるかっ!?」
「…うん。君みたいにイケメンなら…すぐに相手も見つかると思うよ?」
「…ああ…あんたにも俺がイケメンに見えるのか?」
「えっ…?どういう事っ!?」
「なんかさぁ…心の綺麗な人以外には俺の姿かわ超絶不細工に見えるらしいんだよね…。いわゆる…美醜逆転っていうの?」
「そんな事あるんだ…」
「そのせいで…女子の貞操ゆるくても…俺だけ童貞ってわけ…」
「そうなんだ…大変だね?」
「だろ?だからどうせなら…ここで童貞すてたいなぁ~なんて…」
「じゃあ…妊活隊に入ってみる?」
「入る」
「言っておいてなんだけど…そんなに即決で決めていいの?」
「ようは子作り隊って事だろ?童貞とおさらば出来るなら…」
「じゃあ…1度…俺の城に…って!?体が透けてるよっ!?」
「な、なにィ!?今から童貞を捨てるってとこ……─────────」
「消えた…」
彼が誰なのかも聞く事が出来ないまま…彼は俺の前から消えてしまった…。
もしかしたら…童貞の魔法使い…?それとも…童貞を捨てさせな為に?
考えても分からない…か…。また会えるといいけど…。
***
あとがき
貞操逆転世界に転生したけど一対一って、を投稿していますので是非そちらも一読して下されば幸いです!
今日は政務等を全て休むようにティア言われた為に、一人で公園へとやって来た。せっかくなので子供達と遊ぼうかと思っていたんだけど、子供達の相手をしたら疲れが溜まるでしょ?今日は完全休養よ。勿論私達も誘っては駄目よ。襲っちゃうからね?
そんな風に言われたからだ。その為に公園にやって来てすぐにこうして木陰がある芝生に横になってるってわけ…。ポカポカしていて本当に気持ちがいいな…。ふわぁ~~~。少し眠くなってきたな…。
♢
「なあ…」
声がするような…。
「なあ…あんた」
俺は話し掛けられてるのか?重い瞼を開けてみる…。
「寝てたところ悪い。ここがどこだか教えてくれるか?んっ?日本語じゃあ通じないか?外国の人みたいだし…」
目を開けてすぐに若い男性の姿が目に入った。いや、それよりも気になるのは男性の服装だ。
「その…服…どうして…」
「うん?良かった…通じてたか…。んっ、服?服って普通の学生服だろ?」
彼は学生服姿だったんだ。それは俺の転生した世界ではまだ見たことがなかった。学校は作ったけど制服なんて作っていないしな…。慌てて辺りを見渡すけど、先程まで寝ていた公園でどうやら場所は間違いないみたいだ。
「き、君はどうしてここに?」
「俺が聞きたかった事がまさにそれでな?気がついたらここにいてさぁ…ここがどこなのか聞きたくてさぁ。辺りを見渡してたらあんたがいたもんで、寝ているところを悪かったんだけど起こさせてもらったってわけ」
「そうなんだね…ここはね?俺が治めているアルタイル国だけど…知らないよね?」
「……はっ?アルタイル国っ!?そんな地名…外国でも聞いた事ないんだがっ!?」
「…だろうね。君のその格好を見れば…分かるよ。君は日本人だよね?」
「日本人だけど…」
「俺は…元日本人だよ」
一瞬迷ったんだけど…目の前の彼には不思議と言いたくなったんだ。ホントの事を…。
「はぁっ!?元日本人っ!?」
「この世界に転生する前の事だけどね…」
「…転生って…あの転生かっ!?ラノベとかでよくみるやつ!?」
「うん、その転生」
「…もしかしてここって…異世界?」
「正解だよ」
「マジかっ!?変な世界に転生したと思ったら、今度は転移したとでもいうのかよっ!?」
「君も転生したのっ!?しかも…転移ってどういう事っ!?」
「えっ…ああ…話せば長くなるんだけど…1度俺は亡くなって…その後に変な世界に転生したんだよ…」
「…変な世界?」
「…男女比が一対一の貞操逆転世界」
「一対一っ!?それ、普通の世界じゃあ…いや、でも…貞操が逆転してるならどうなんだ?ちょっと想像がつかないな…。ここは男性比が極端に低い世界だけども…」
「ここは男性比が少ないのっ!?」
「えっ…ああ…少しずつ男性比も増えてきたけど…」
「マジかっ!?なんで俺をこの世界に転生させてくれなかったんだ、神様はっ!?この世界なら俺の童貞を捨てられたのにっ!?」
「…ど、童貞なんだね…ま、まあ、俺もこの世界で棄てたけど…」
「棄てたのかよっ!?羨まっ!?なぁなぁ、俺もこの世界ならすぐに棄てられるかっ!?」
「…うん。君みたいにイケメンなら…すぐに相手も見つかると思うよ?」
「…ああ…あんたにも俺がイケメンに見えるのか?」
「えっ…?どういう事っ!?」
「なんかさぁ…心の綺麗な人以外には俺の姿かわ超絶不細工に見えるらしいんだよね…。いわゆる…美醜逆転っていうの?」
「そんな事あるんだ…」
「そのせいで…女子の貞操ゆるくても…俺だけ童貞ってわけ…」
「そうなんだ…大変だね?」
「だろ?だからどうせなら…ここで童貞すてたいなぁ~なんて…」
「じゃあ…妊活隊に入ってみる?」
「入る」
「言っておいてなんだけど…そんなに即決で決めていいの?」
「ようは子作り隊って事だろ?童貞とおさらば出来るなら…」
「じゃあ…1度…俺の城に…って!?体が透けてるよっ!?」
「な、なにィ!?今から童貞を捨てるってとこ……─────────」
「消えた…」
彼が誰なのかも聞く事が出来ないまま…彼は俺の前から消えてしまった…。
もしかしたら…童貞の魔法使い…?それとも…童貞を捨てさせな為に?
考えても分からない…か…。また会えるといいけど…。
***
あとがき
貞操逆転世界に転生したけど一対一って、を投稿していますので是非そちらも一読して下されば幸いです!
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