17 / 58
第一章
また歓迎会
しおりを挟む
「今日からお世話になる春日野優花、中学三年生です!改めて宜しくお願いします!爪先先輩、天音先輩」
言葉通り翌日の夕方、春日野優花さんが我がマンションに入居してきた。勿論引っ越しは手伝ったんだけどな。んで、今は屋上テラスにみんな集まったところというわけだ。
「こちらこそ宜しくね。美樹子でいいわよ」
「分かりました、美樹子先輩」
「宜しくね、優花ちゃん♪」
「芸能活動ともに宜しくお願いします、天音先輩」
そういえば彼女はアイドルユニットの一人だったな。
「豊和先輩は末永く宜しくお願いしますね」
トコトコと目の前にやってきて頭を下げる春日野さん。俺にも改めて挨拶しにくると思っていなかったので声が上擦ってしまった。
「んぁっ?あ、ああ、宜しく」
それにしても末永くって…特別室を長年借りるつもりか?たまに春日野さんは言葉がおかしくなる気がするな。
「…うん…?末永く…?」
「…それって…まさか…」
優花と天音の二人も少し彼女の言葉がおかしいと感じたようだ。しきりに彼女を見てなにやら二人して呟いているしな。
「そういえば春日野さんは──」
「──優花って呼んで下さい」
「…了解。優花は嫌いな食べ物はある?アレルギーとかもない?」
「いえ、特にありませんが…どうしてです?う、ウチに興味があるとか…?」
頬に手を当て、少し照れたようにそんな事を言う優花。
「いや、この後歓迎会みたいなものをする事は伝えておいただろ?一品は異世界の素材を使った料理を作ろうと思ってな」
「…昨日も思いましたけど、サラッと聞き慣れない言葉を入れてくるのほ止めて下さいよ。ツッコみ待ちですか?なんですか、異世界の素材を使った料理って…。確かに異世界に行った事は聞きましたけど…」
「まあ、豊和は非常識だから」
「豊和君だからね。気にしたら駄目だよ?」
美樹子も天音もそこは俺をフォローするところじゃないか!?
まあ…構わないけど…。
「──と、いうか、豊和先輩は料理もできるんですか!?」
「一応ね」
「…無駄にこの先輩ハイスペックなんですけど…!?」
無駄にハイスペックとはなんだよ…。かなり失礼だぞ?
「まあ、そんなことよりも、優花ちゃんに聞きたい事があるのよね。優花ちゃんはそういう事であってるの?」
そういう事ってなんだってばよっ…!?天音もその意味が分かってるみたいで興味津々なんだが!?女子だけにしか分からない暗号みたいな言葉か…?
「あ、はい。それであってます。美樹子先輩はお会いした時からそうだとは思っていました。天音先輩は私と同じかなぁと予想はしていましたけど、それが今確信に変わりました」
「はぁ…また増えるのね…。親友だけでも頭を抱えてるのに…しかも可愛い子ばかり…」
「やっぱりそうなるよねぇ」
「ですね。ならない方がどうかしてるかと…」
えっ?なに?なんで三人ともジト目で見てんの…?
「一応宣言させていただくと、ウチは負けるつもりはありませんし、現状ウチが一歩か二歩リードしてるかと思いますよ?」
「はぁっ!?」
「そこのところ詳しく」
なんか無性に居づらく感じてしまうので、俺は一人屋上テラスにあるキッチンに向かう。女子の話に聞き耳を立てるのはあまり良くないと聞くしな。そもそも会話の意味が分からんし…。
さて…何を作ろうか…。
「あっ!そういえばアレがあったな。アレの肉を挽肉して使うかっ♪」
作る料理が決まったら早速調理を開始だ。まずは玉ねぎ、ピーマンを一瞬でみじん切りに。そしてアレの挽肉には異世界の塩、異世界のコショウを振っておく。
「次は…フライパンに異世界産のオリーブオイルを敷いて──フライパンを熱したら、玉ねぎがしんなりなるまで炒めてっと──」
ジュぅぅぅ…!!
ほわ~んと異世界産のオリーブオイルと絡めた玉ねぎのいい匂いが辺りに漂い始める。
「玉ねぎはこれくらい炒めればいいか。次はアレの肉を炒めた玉ねぎに入れて、肉に火が通るまで炒めるだけだな♪」
肉を加えて焼き始めると、その香ばしい香りにつられるように話を終えたと思わしき三人がキッチンへとやってきた。肉を焼いた時の匂いって堪らんよな?
「ふぁっ!?いい匂いです~」
「ほ、ホントね。食欲を唆るわ…」
「ねぇねぇ、何を作ってるの、豊和君?」
「名付けて異世界ミートソースパスタだな」
「ウチはパスタ大好物なので凄く嬉しいです」
「料理名に異世界がつくって事は向こうの食材を使っているのね」
「異世界!?異世界って聞くだけで私は凄~く楽しみだよ~」
会話をしながらも料理は進めていく。
肉を炒め終わったら異世界のトマト、異世界の天然水を入れて、沸騰するまで異世界のトマトを潰しながら混ぜ合わせていく…。もう一つのコンロにも火をつけ、鍋に水を入れて沸騰させる。パスタの麺を茹でる為だ。
「ここでちょっとした雑学な?今作っているのは見て分かる通り、トマトソースを作っているわけなんだけど、古典的なフランス料理におけるトマトソースの場合は通常鳥ガラとベーコンを入れるんだよ。まあ、そのガラの替わりに固形のコンソメを入れる人もいるみたいだけどね」
「先輩よく知ってますね…」
「ホントどこでそんな知識を仕入れてくるのやら…」
「豊和君の事、プロの料理人かと思ってしまうよね」
「まあ、異世界のトマトとこの肉ならガラもコンソメも必要ないがな」
「だったらなんでそんな説明したのよ!?」
美樹子がツッコむ。だから俺はこう答える。
「だから言ったろ?ちょっとした雑学だって」
「くっ…」
悔しそうな美樹子を傍目に調理は最終工程へ。先程異世界トマトをすり潰しながら煮込んでいたものに、砂糖とソースを加えて水分を飛ばすように混ぜながら煮込む。ついでに麺もアルデンテで茹であげる。
「アルデンテの意味は分かる?」
「それくらいは知ってるわよ!」
「確か…麺の茹であがりの状態の事ですよね」
「………」
若干一名何も言わないのが気になるが…料理が苦手らしいし、何も言わない方がいいな…。目が泳いでるし…。
「──ほい!これで異世界ミートソースパスタが完成。チーズはお好みでどうぞ。後は焼いておいたピザやスープもなんかも用意してるから食べれるようなら言ってくれ。じゃあ…ご飯も出来たし熱いうちに食べようか」
「「「いただきま~す!!!」」」
みんな席に着き、いただきますの言葉と同時に異世界ミートソースパスタから口にしている…。
「「「んんっ~~~♪♪♪」」」
三人とも顔が綻んでいる。美味しそうでなにより!
「凄く濃厚よね。ホント美味しいわ」
「…ウチ…こんな美味しいパスタ初めて食べました」
「ホントだよねぇ…。特にこの挽肉が美味しく感じない?」
「私は挽肉よりこのトマトの方が美味しく感じるけど…」
「ウチは両方とも美味しく感じます。先輩、両方とも異世界のものですか?」
「そうだよ。異世界で採れたトマトによく似たものと挽肉の肉はゴブリンのアバラの肉だな」
「ぶぅーーーーーっ!?」
俺のその言葉に天音は口に含んでいたものを勢いよく全て吐き出したのだった…。
言葉通り翌日の夕方、春日野優花さんが我がマンションに入居してきた。勿論引っ越しは手伝ったんだけどな。んで、今は屋上テラスにみんな集まったところというわけだ。
「こちらこそ宜しくね。美樹子でいいわよ」
「分かりました、美樹子先輩」
「宜しくね、優花ちゃん♪」
「芸能活動ともに宜しくお願いします、天音先輩」
そういえば彼女はアイドルユニットの一人だったな。
「豊和先輩は末永く宜しくお願いしますね」
トコトコと目の前にやってきて頭を下げる春日野さん。俺にも改めて挨拶しにくると思っていなかったので声が上擦ってしまった。
「んぁっ?あ、ああ、宜しく」
それにしても末永くって…特別室を長年借りるつもりか?たまに春日野さんは言葉がおかしくなる気がするな。
「…うん…?末永く…?」
「…それって…まさか…」
優花と天音の二人も少し彼女の言葉がおかしいと感じたようだ。しきりに彼女を見てなにやら二人して呟いているしな。
「そういえば春日野さんは──」
「──優花って呼んで下さい」
「…了解。優花は嫌いな食べ物はある?アレルギーとかもない?」
「いえ、特にありませんが…どうしてです?う、ウチに興味があるとか…?」
頬に手を当て、少し照れたようにそんな事を言う優花。
「いや、この後歓迎会みたいなものをする事は伝えておいただろ?一品は異世界の素材を使った料理を作ろうと思ってな」
「…昨日も思いましたけど、サラッと聞き慣れない言葉を入れてくるのほ止めて下さいよ。ツッコみ待ちですか?なんですか、異世界の素材を使った料理って…。確かに異世界に行った事は聞きましたけど…」
「まあ、豊和は非常識だから」
「豊和君だからね。気にしたら駄目だよ?」
美樹子も天音もそこは俺をフォローするところじゃないか!?
まあ…構わないけど…。
「──と、いうか、豊和先輩は料理もできるんですか!?」
「一応ね」
「…無駄にこの先輩ハイスペックなんですけど…!?」
無駄にハイスペックとはなんだよ…。かなり失礼だぞ?
「まあ、そんなことよりも、優花ちゃんに聞きたい事があるのよね。優花ちゃんはそういう事であってるの?」
そういう事ってなんだってばよっ…!?天音もその意味が分かってるみたいで興味津々なんだが!?女子だけにしか分からない暗号みたいな言葉か…?
「あ、はい。それであってます。美樹子先輩はお会いした時からそうだとは思っていました。天音先輩は私と同じかなぁと予想はしていましたけど、それが今確信に変わりました」
「はぁ…また増えるのね…。親友だけでも頭を抱えてるのに…しかも可愛い子ばかり…」
「やっぱりそうなるよねぇ」
「ですね。ならない方がどうかしてるかと…」
えっ?なに?なんで三人ともジト目で見てんの…?
「一応宣言させていただくと、ウチは負けるつもりはありませんし、現状ウチが一歩か二歩リードしてるかと思いますよ?」
「はぁっ!?」
「そこのところ詳しく」
なんか無性に居づらく感じてしまうので、俺は一人屋上テラスにあるキッチンに向かう。女子の話に聞き耳を立てるのはあまり良くないと聞くしな。そもそも会話の意味が分からんし…。
さて…何を作ろうか…。
「あっ!そういえばアレがあったな。アレの肉を挽肉して使うかっ♪」
作る料理が決まったら早速調理を開始だ。まずは玉ねぎ、ピーマンを一瞬でみじん切りに。そしてアレの挽肉には異世界の塩、異世界のコショウを振っておく。
「次は…フライパンに異世界産のオリーブオイルを敷いて──フライパンを熱したら、玉ねぎがしんなりなるまで炒めてっと──」
ジュぅぅぅ…!!
ほわ~んと異世界産のオリーブオイルと絡めた玉ねぎのいい匂いが辺りに漂い始める。
「玉ねぎはこれくらい炒めればいいか。次はアレの肉を炒めた玉ねぎに入れて、肉に火が通るまで炒めるだけだな♪」
肉を加えて焼き始めると、その香ばしい香りにつられるように話を終えたと思わしき三人がキッチンへとやってきた。肉を焼いた時の匂いって堪らんよな?
「ふぁっ!?いい匂いです~」
「ほ、ホントね。食欲を唆るわ…」
「ねぇねぇ、何を作ってるの、豊和君?」
「名付けて異世界ミートソースパスタだな」
「ウチはパスタ大好物なので凄く嬉しいです」
「料理名に異世界がつくって事は向こうの食材を使っているのね」
「異世界!?異世界って聞くだけで私は凄~く楽しみだよ~」
会話をしながらも料理は進めていく。
肉を炒め終わったら異世界のトマト、異世界の天然水を入れて、沸騰するまで異世界のトマトを潰しながら混ぜ合わせていく…。もう一つのコンロにも火をつけ、鍋に水を入れて沸騰させる。パスタの麺を茹でる為だ。
「ここでちょっとした雑学な?今作っているのは見て分かる通り、トマトソースを作っているわけなんだけど、古典的なフランス料理におけるトマトソースの場合は通常鳥ガラとベーコンを入れるんだよ。まあ、そのガラの替わりに固形のコンソメを入れる人もいるみたいだけどね」
「先輩よく知ってますね…」
「ホントどこでそんな知識を仕入れてくるのやら…」
「豊和君の事、プロの料理人かと思ってしまうよね」
「まあ、異世界のトマトとこの肉ならガラもコンソメも必要ないがな」
「だったらなんでそんな説明したのよ!?」
美樹子がツッコむ。だから俺はこう答える。
「だから言ったろ?ちょっとした雑学だって」
「くっ…」
悔しそうな美樹子を傍目に調理は最終工程へ。先程異世界トマトをすり潰しながら煮込んでいたものに、砂糖とソースを加えて水分を飛ばすように混ぜながら煮込む。ついでに麺もアルデンテで茹であげる。
「アルデンテの意味は分かる?」
「それくらいは知ってるわよ!」
「確か…麺の茹であがりの状態の事ですよね」
「………」
若干一名何も言わないのが気になるが…料理が苦手らしいし、何も言わない方がいいな…。目が泳いでるし…。
「──ほい!これで異世界ミートソースパスタが完成。チーズはお好みでどうぞ。後は焼いておいたピザやスープもなんかも用意してるから食べれるようなら言ってくれ。じゃあ…ご飯も出来たし熱いうちに食べようか」
「「「いただきま~す!!!」」」
みんな席に着き、いただきますの言葉と同時に異世界ミートソースパスタから口にしている…。
「「「んんっ~~~♪♪♪」」」
三人とも顔が綻んでいる。美味しそうでなにより!
「凄く濃厚よね。ホント美味しいわ」
「…ウチ…こんな美味しいパスタ初めて食べました」
「ホントだよねぇ…。特にこの挽肉が美味しく感じない?」
「私は挽肉よりこのトマトの方が美味しく感じるけど…」
「ウチは両方とも美味しく感じます。先輩、両方とも異世界のものですか?」
「そうだよ。異世界で採れたトマトによく似たものと挽肉の肉はゴブリンのアバラの肉だな」
「ぶぅーーーーーっ!?」
俺のその言葉に天音は口に含んでいたものを勢いよく全て吐き出したのだった…。
77
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる