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第一章
このままでは駄目だそうです
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「…魔法は使わせない」
なんで魔法を使うと分かったんだ!?内心でそんな事を思っていると、五人の美少女からジト目を向けられているのに気がついた…。ある意味美少女にジト目で見られるのも悪くないと思ってしまうのは男の性だろうか?
ただ…それが長い時間続くと今度は非常に気まずくなってくる。誰も一言も発しないんだぜ?
仕方ない…。俺が口を開くしかないか…。
「…ええと…なんでマリアは魔法を使うって分かったんだ?」
「…お告げ…」
「お告げって…神様かよ!?」
コクンと頷くマリア…。もしかしてこの瞬間も神様は見てるって事か…?神様そんなに暇なのって一瞬思ってしまったけど、それは許して欲しい…。
「…そろそろ前に進む時と言ってる…」
マリアのその言葉に美樹子と麗姉ちゃんの二人は声には出さなかったものの、表情を歪ませたのは分かった。
二人だけが反応した訳じゃないな…。俺もその言葉に思わず反応してしまった。
前に進む時か…。
「…それも…神様から?」
「…んっ…神様も色々とお忙しいらしく…次が最後の言葉と仰ってる…」
ははっ…さっきの神様暇なの?って思ったのはどうやら筒抜けだったみたいだ。流石神様だな…。本当にすいません、神様…。
「…好意が分からなくしてるのと性欲をなくしているのは…こちらで解除した…前に進むのにそれらは必要不可欠なものになる…そう仰っしゃられてる…」
「…解除した?」
「…んっ」
唐突!?唐突過ぎるっ!?そりゃあ向こうでもだいぶ色々と悩んでいたわけだけども!?
「んぁっ!?ば、ばかぁ…な、何考えてるのよっ!?そ、そんな風になるところなんてなかったでしょっ!?」
急に美樹子が慌てたようにそう声をあげる。その顔は真っ赤も真っ赤…。リンゴみたい。
「と…と~君…と~君も男の子だったんだね…」
「あ、あれって…あわわわわっ…」
「…ごくっ……ち、知識として知っていましたが…あ、あんな風に…男の人はなるんですね…」
間髪入れずに麗姉ちゃんに天音、それに優花も同じように声をあげた。美樹子と同じく顔を真っ赤に染めながら…。
なんだ…?気になるのはみんなの視線が同じ場所に集中しているように思える。
嫌な予感を憶えながら視線を辿っていくと──
「──はぁっ!?」
思わず高らかな声をあげてしまった…。
「…んっ…健康…」
マリアは良い顔しながら『健康』とか言ってるんじゃないよっ!?ある意味で健康だけども!?
「な、なんでっ!?」
俺はバッと前屈みになってある場所を隠す…。
「…今まで抑えつけてたから…その反動…」
な、なるほどな…。分かりたくないけど、流石に分からざるをえない…。
だって…下半身のある部分が勝手にテント張って、その存在を主張してるからな…。
「…私がしてもいいけど…」
「ちょっ!?またあなたは何言ってるのよ!?」
「お、お姉ちゃんが…し、してあげてもいいけど…」
「わ、私も…手くらいなら…」
「せ、先輩!う、ウチはいいですよ!」
お前等は何言ってんのっ!?おかしい事を口走ってるのが何人かいるみたいだがっ!?
あ、あれか…?もしかして俺に好意を…い、いや、今はそれどころじゃないな!
「…とりあえずみんな屋上に行ってるように」
俺は魔法を使い、みんなを屋上テラスへと転移させる。
「さて…久しぶりに処理しないといけないか…。このままじゃあ辛いしな…」
♢♢♢
「…むぅ…あそこで魔法を使うとは…」
「ひ、一人でするんでしょ!つ、辛そうだったし…察しなさいよ、あなたは!」
「美樹子も結構な頻度でしてるもんね?」
「今いう事じゃないでしよっ!?そういうお姉ちゃんもしてるでしょっ!?」
「ふふん!してるけど何?」
「くっ…この姉は…」
「まあ…でもこれで良かったのではないですか?」
「…なんで…?」
「先輩も整理する時間必要なんですよね?何に悩んでいるかとかはウチにはまだ分かりませんが…。それに…そういう事するのなら…その…イチャイチャモンしながらしたくありませんか?まあ、先輩の気持ち次第でしょうけど」
「…一理ある」
「そそそそうだよね!?やっぱり最初から6人でするなんてハードル高すぎよねっ!?」
「天音先輩は何言ってるんですぅ!?」
「天音はいつも通りの腐の知識じゃないかしら…」
「まさか一番知識あるのは…天音ちゃん…?」
「わわわわ、私はそんなに知識ないですよ!」
「いや、あるでしょっ…」
「あるよね」
「ありますね」
「…嘘つき…」
「会って間もないマリアさんからもそんな風に思われてるぅぅぅぅ!?」
「コレからはドスケベアイドルと呼ぶわ…」
「美樹子っ!?酷いよ!?」
「冗談はこれくらいにして…色々と話そうか。それこそ聞きたい事や話したい事もそれぞれあるだろうしね」
麗の言葉にその場にいるみんなが頷いた…。
なんで魔法を使うと分かったんだ!?内心でそんな事を思っていると、五人の美少女からジト目を向けられているのに気がついた…。ある意味美少女にジト目で見られるのも悪くないと思ってしまうのは男の性だろうか?
ただ…それが長い時間続くと今度は非常に気まずくなってくる。誰も一言も発しないんだぜ?
仕方ない…。俺が口を開くしかないか…。
「…ええと…なんでマリアは魔法を使うって分かったんだ?」
「…お告げ…」
「お告げって…神様かよ!?」
コクンと頷くマリア…。もしかしてこの瞬間も神様は見てるって事か…?神様そんなに暇なのって一瞬思ってしまったけど、それは許して欲しい…。
「…そろそろ前に進む時と言ってる…」
マリアのその言葉に美樹子と麗姉ちゃんの二人は声には出さなかったものの、表情を歪ませたのは分かった。
二人だけが反応した訳じゃないな…。俺もその言葉に思わず反応してしまった。
前に進む時か…。
「…それも…神様から?」
「…んっ…神様も色々とお忙しいらしく…次が最後の言葉と仰ってる…」
ははっ…さっきの神様暇なの?って思ったのはどうやら筒抜けだったみたいだ。流石神様だな…。本当にすいません、神様…。
「…好意が分からなくしてるのと性欲をなくしているのは…こちらで解除した…前に進むのにそれらは必要不可欠なものになる…そう仰っしゃられてる…」
「…解除した?」
「…んっ」
唐突!?唐突過ぎるっ!?そりゃあ向こうでもだいぶ色々と悩んでいたわけだけども!?
「んぁっ!?ば、ばかぁ…な、何考えてるのよっ!?そ、そんな風になるところなんてなかったでしょっ!?」
急に美樹子が慌てたようにそう声をあげる。その顔は真っ赤も真っ赤…。リンゴみたい。
「と…と~君…と~君も男の子だったんだね…」
「あ、あれって…あわわわわっ…」
「…ごくっ……ち、知識として知っていましたが…あ、あんな風に…男の人はなるんですね…」
間髪入れずに麗姉ちゃんに天音、それに優花も同じように声をあげた。美樹子と同じく顔を真っ赤に染めながら…。
なんだ…?気になるのはみんなの視線が同じ場所に集中しているように思える。
嫌な予感を憶えながら視線を辿っていくと──
「──はぁっ!?」
思わず高らかな声をあげてしまった…。
「…んっ…健康…」
マリアは良い顔しながら『健康』とか言ってるんじゃないよっ!?ある意味で健康だけども!?
「な、なんでっ!?」
俺はバッと前屈みになってある場所を隠す…。
「…今まで抑えつけてたから…その反動…」
な、なるほどな…。分かりたくないけど、流石に分からざるをえない…。
だって…下半身のある部分が勝手にテント張って、その存在を主張してるからな…。
「…私がしてもいいけど…」
「ちょっ!?またあなたは何言ってるのよ!?」
「お、お姉ちゃんが…し、してあげてもいいけど…」
「わ、私も…手くらいなら…」
「せ、先輩!う、ウチはいいですよ!」
お前等は何言ってんのっ!?おかしい事を口走ってるのが何人かいるみたいだがっ!?
あ、あれか…?もしかして俺に好意を…い、いや、今はそれどころじゃないな!
「…とりあえずみんな屋上に行ってるように」
俺は魔法を使い、みんなを屋上テラスへと転移させる。
「さて…久しぶりに処理しないといけないか…。このままじゃあ辛いしな…」
♢♢♢
「…むぅ…あそこで魔法を使うとは…」
「ひ、一人でするんでしょ!つ、辛そうだったし…察しなさいよ、あなたは!」
「美樹子も結構な頻度でしてるもんね?」
「今いう事じゃないでしよっ!?そういうお姉ちゃんもしてるでしょっ!?」
「ふふん!してるけど何?」
「くっ…この姉は…」
「まあ…でもこれで良かったのではないですか?」
「…なんで…?」
「先輩も整理する時間必要なんですよね?何に悩んでいるかとかはウチにはまだ分かりませんが…。それに…そういう事するのなら…その…イチャイチャモンしながらしたくありませんか?まあ、先輩の気持ち次第でしょうけど」
「…一理ある」
「そそそそうだよね!?やっぱり最初から6人でするなんてハードル高すぎよねっ!?」
「天音先輩は何言ってるんですぅ!?」
「天音はいつも通りの腐の知識じゃないかしら…」
「まさか一番知識あるのは…天音ちゃん…?」
「わわわわ、私はそんなに知識ないですよ!」
「いや、あるでしょっ…」
「あるよね」
「ありますね」
「…嘘つき…」
「会って間もないマリアさんからもそんな風に思われてるぅぅぅぅ!?」
「コレからはドスケベアイドルと呼ぶわ…」
「美樹子っ!?酷いよ!?」
「冗談はこれくらいにして…色々と話そうか。それこそ聞きたい事や話したい事もそれぞれあるだろうしね」
麗の言葉にその場にいるみんなが頷いた…。
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