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第二章
あ〜ん
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「は、はい、あ~~~ん」
美樹子はフルーツをフォークに刺すとそんな言葉と同時にそれを俺へと差し出す…。これって…カップルがよくする伝説のあ~んだよな?
あれ…?俺達付き合ってんのっ!?そんな言葉がいくつものはてなとともに思い浮かんでは心の中で消えていく。どうしてこうなってる?
美樹子から告白された後、ご飯を作ってくれたまでは良かったんだ…。出来上がった朝ご飯を一緒に食べるのも当時だろう。そこまでは分かる。
予想出来なかったのは俺が座る席のすぐ隣の席に座り、その距離が近い事だ。肩が触れ合う距離なんだぜ?しかもなんだろうな…。距離が近いから美樹子から石鹸のような良い香りが香ってくるんだ…。それは俺の五感の全てを刺激してくるかのよう…。
「は、早く食べなさいよ…。恥ずかしいでしょ…」
恥ずかしいならしなければいいのでは…?俺もそういうのはとてつもなく恥ずかしいんだが!?恥ずかしいだけならまだしも、また反応してしまいそうだ…。
「こ、こういうの…いや…?」
「い、いやじゃあないんだけど…美樹子からの告白に対して返事してないわけだし…」
「へ、返事はまだいらないって言ったでしょっ?さっきも言ったけど、豊和にはまだ時間が必要なのは分かってるから…」
そうなんだよな。さっきも言われたんだよ。返事は要らないからって…。ただ好意は会うたびに伝えるけどね…と。
告白してからやけに積極的過ぎないか…?ドッペルゲンガー?誰か美樹子に化けてたりしないか?
「な、なら…その…こういうのは…」
「ただ…今の豊和なら少しは分かるんじゃないの?私以外にも好意を抱いてる人達が居るって…」
美樹子から言われた言葉を素直に受け止め思い返してみる…。まず、思い浮かんだのは…麗姉ちゃんにマリア…そして優花…。
以前は好意を分からなくしてたから全くと言っていい程分からなかったが…今の俺は多分そうじゃないかなくらいには彼女達の言動などから思えはする…。
「…居るでしょ?」
「…これ…俺の勘違いじゃあないんだよな…?」
「まあ、そのうちハッキリと分かるわよ…。みんな積極的だから…」
「…そっかぁ…」
どうやら間違いないみたいだ。モテ期?これがモテ期というものか?なんでこんな事に俺がなってるんだろうな…?そんな惚れられる事してないのにな…。
「だから…こんなに積極的に動いてるんだからね?打算的とかは言わないでよね。ライバル多いし、みんな綺麗なんだもん…。負けられないでしょ?だから…告白しただけじゃなくて行動で示さないと駄目なのよ…」
こんなに想われてるとは…。
「特に誰かさんには行動で示す方が効果あるでしょ…?」
効果ありすぎて困るけどな…。こうして話してるだけでもドキドキするというか…心臓に悪い…。
──ピンポーン♪
不意にチャイム音が鳴り響いた。
「むぅ…もう来ちゃったか…」
「もう来た…?誰か来る事を知ってたのか?」
「…まあね」
──ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪
連続して鳴るチャイム音…。
「ああ…もう…分かってるわよ。あっ…そうだ」
チャイム音がひっきりなしに鳴り響く中、美樹子は一口サイズのフルーツを唇で挟み…
俺の顔を両手でガッシリ掴むとそのまま俺の唇に唇を重ねてフルーツを口渡してきた…。
「んん~~~っ!?」
フルーツが口内へと侵入すると同時にニュルッとしたナニかも一緒に侵入してくる。それが美樹子の舌だと気づくのにそれほど時間はかからなかった…。美樹子の舌が俺の口内のフルーツと俺の舌を順々に絡み合う…。
「…ぷはっ……あ、甘いわね…」
それな!?甘すぎるわっ!?フルーツは当然だけど別の甘さもプラスされている気がする…。
その間もずっとチャイム音は鳴り響いており、美樹子は「はいはい…今出るから」と、言って玄関へと向かい──
──おうとして、リビングのドアを出る直前こちらに美樹子は体ごと振り返り…
「ま、また…来るね?」
「あ、うん」
「…は、反応したそれ…ど、どうにか隠しときなさいよ…?」
「…はい」
「今度…天音から同人誌借りて勉強して…その…いつでも言ってくれたら…手でならしてあげるから…ねっ?」
「すなっ!?」
なんて危険な言葉を言うんだ!?
「…大好きだからね…?」
「……ん」
そう言ってリビングを後にする美樹子…。俺は取り敢えずソファへと腰掛け…
「…まいった…」
と、呟くしかできなかった…。
♢♢♢
「もう!何度チャイムを鳴らさせるのよ!」
「…告白したんだから…少しぐらい時間オーバーしてもいいいでしょ、お姉ちゃん」
「し、したのっ!?告白!?あの美樹子がっ!?」
「さ、流石にね…。告白しとかないと…お姉ちゃんやマリアに置いていかれちゃうしね」
「…そっかぁ…頑張ったんだね…」
「…うん。でも…お、思い返したら物凄く恥ずかしくて…今すぐ布団に潜り込みたいわ…」
「えっ…?もしかして…やっちゃった…?やっちゃったのっ!?」
「んなっ!?ま、まだ流石にそこまではしてないわよ!?」
「…そこまでは?」
「でぃ、ディープキス…はしたわよ…」
「なんですとーっ!?こ、これは…お姉ちゃんも負けてられないね」
「ほどほどにしといてよね…?」
「どの口が言うんだか…」
「ふふっ…じゃ、じゃあ…私部屋に戻るから」
「うん、後でね?」
「うん」
部屋を後にする美樹子…。玄関から凄い勢いでリビングへと入って来たのは…
「──と~君だけのお姉ちゃんが来たよっ!!!」
麗。麗のターンが始まる………?
美樹子はフルーツをフォークに刺すとそんな言葉と同時にそれを俺へと差し出す…。これって…カップルがよくする伝説のあ~んだよな?
あれ…?俺達付き合ってんのっ!?そんな言葉がいくつものはてなとともに思い浮かんでは心の中で消えていく。どうしてこうなってる?
美樹子から告白された後、ご飯を作ってくれたまでは良かったんだ…。出来上がった朝ご飯を一緒に食べるのも当時だろう。そこまでは分かる。
予想出来なかったのは俺が座る席のすぐ隣の席に座り、その距離が近い事だ。肩が触れ合う距離なんだぜ?しかもなんだろうな…。距離が近いから美樹子から石鹸のような良い香りが香ってくるんだ…。それは俺の五感の全てを刺激してくるかのよう…。
「は、早く食べなさいよ…。恥ずかしいでしょ…」
恥ずかしいならしなければいいのでは…?俺もそういうのはとてつもなく恥ずかしいんだが!?恥ずかしいだけならまだしも、また反応してしまいそうだ…。
「こ、こういうの…いや…?」
「い、いやじゃあないんだけど…美樹子からの告白に対して返事してないわけだし…」
「へ、返事はまだいらないって言ったでしょっ?さっきも言ったけど、豊和にはまだ時間が必要なのは分かってるから…」
そうなんだよな。さっきも言われたんだよ。返事は要らないからって…。ただ好意は会うたびに伝えるけどね…と。
告白してからやけに積極的過ぎないか…?ドッペルゲンガー?誰か美樹子に化けてたりしないか?
「な、なら…その…こういうのは…」
「ただ…今の豊和なら少しは分かるんじゃないの?私以外にも好意を抱いてる人達が居るって…」
美樹子から言われた言葉を素直に受け止め思い返してみる…。まず、思い浮かんだのは…麗姉ちゃんにマリア…そして優花…。
以前は好意を分からなくしてたから全くと言っていい程分からなかったが…今の俺は多分そうじゃないかなくらいには彼女達の言動などから思えはする…。
「…居るでしょ?」
「…これ…俺の勘違いじゃあないんだよな…?」
「まあ、そのうちハッキリと分かるわよ…。みんな積極的だから…」
「…そっかぁ…」
どうやら間違いないみたいだ。モテ期?これがモテ期というものか?なんでこんな事に俺がなってるんだろうな…?そんな惚れられる事してないのにな…。
「だから…こんなに積極的に動いてるんだからね?打算的とかは言わないでよね。ライバル多いし、みんな綺麗なんだもん…。負けられないでしょ?だから…告白しただけじゃなくて行動で示さないと駄目なのよ…」
こんなに想われてるとは…。
「特に誰かさんには行動で示す方が効果あるでしょ…?」
効果ありすぎて困るけどな…。こうして話してるだけでもドキドキするというか…心臓に悪い…。
──ピンポーン♪
不意にチャイム音が鳴り響いた。
「むぅ…もう来ちゃったか…」
「もう来た…?誰か来る事を知ってたのか?」
「…まあね」
──ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪
連続して鳴るチャイム音…。
「ああ…もう…分かってるわよ。あっ…そうだ」
チャイム音がひっきりなしに鳴り響く中、美樹子は一口サイズのフルーツを唇で挟み…
俺の顔を両手でガッシリ掴むとそのまま俺の唇に唇を重ねてフルーツを口渡してきた…。
「んん~~~っ!?」
フルーツが口内へと侵入すると同時にニュルッとしたナニかも一緒に侵入してくる。それが美樹子の舌だと気づくのにそれほど時間はかからなかった…。美樹子の舌が俺の口内のフルーツと俺の舌を順々に絡み合う…。
「…ぷはっ……あ、甘いわね…」
それな!?甘すぎるわっ!?フルーツは当然だけど別の甘さもプラスされている気がする…。
その間もずっとチャイム音は鳴り響いており、美樹子は「はいはい…今出るから」と、言って玄関へと向かい──
──おうとして、リビングのドアを出る直前こちらに美樹子は体ごと振り返り…
「ま、また…来るね?」
「あ、うん」
「…は、反応したそれ…ど、どうにか隠しときなさいよ…?」
「…はい」
「今度…天音から同人誌借りて勉強して…その…いつでも言ってくれたら…手でならしてあげるから…ねっ?」
「すなっ!?」
なんて危険な言葉を言うんだ!?
「…大好きだからね…?」
「……ん」
そう言ってリビングを後にする美樹子…。俺は取り敢えずソファへと腰掛け…
「…まいった…」
と、呟くしかできなかった…。
♢♢♢
「もう!何度チャイムを鳴らさせるのよ!」
「…告白したんだから…少しぐらい時間オーバーしてもいいいでしょ、お姉ちゃん」
「し、したのっ!?告白!?あの美樹子がっ!?」
「さ、流石にね…。告白しとかないと…お姉ちゃんやマリアに置いていかれちゃうしね」
「…そっかぁ…頑張ったんだね…」
「…うん。でも…お、思い返したら物凄く恥ずかしくて…今すぐ布団に潜り込みたいわ…」
「えっ…?もしかして…やっちゃった…?やっちゃったのっ!?」
「んなっ!?ま、まだ流石にそこまではしてないわよ!?」
「…そこまでは?」
「でぃ、ディープキス…はしたわよ…」
「なんですとーっ!?こ、これは…お姉ちゃんも負けてられないね」
「ほどほどにしといてよね…?」
「どの口が言うんだか…」
「ふふっ…じゃ、じゃあ…私部屋に戻るから」
「うん、後でね?」
「うん」
部屋を後にする美樹子…。玄関から凄い勢いでリビングへと入って来たのは…
「──と~君だけのお姉ちゃんが来たよっ!!!」
麗。麗のターンが始まる………?
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