21 / 43
21 王家の改善!要因分析と対策立案
しおりを挟む
少しだけ暗い空気が流れましたが、時間は限られています。
三日のうちに作戦を練らないといけません。
夕食と休憩を挟んで会議は続きました。
アレンさんがサクサク進めます。
「最大の問題点は女王陛下の異常な執着と自己顕示欲ということだが・・・」
ジュリアが後を引きとります。
「その解決方法として義兄さんを超える美男子の発掘ってことですよね」
「ものすごく確率は低いけどね・・・」
「他の方法は?」
アレンさんの言葉に、皆さん黙って俯いてしまいました。
「他に自慢できるような何かをみつけるとか?」
ダメもとのようにマリーさんが言いました。
するとルイス様がハッと顔を上げました。
「趣味ではないけれど、最近気づいたことがあるんだ」
みんなの顔が一斉にルイス様に向きました。
うん、やっぱりルイス様は美しい・・・
「あの女って、実は王配のことを意識しているんじゃないかと思う。王配が一緒にいるとき・・・例えば特使歓迎パーティーとか、二人揃っての謁見とか。そういう時は機嫌がいいんだ。だから私も少し息抜きができる。反対に王配が愛人を侍らせて楽しそうにお茶なんか飲んでると、見せつけるように私を呼んで膝に座ろうとする」
「なるほど・・・」
「最初はいつもの気まぐれだと思ってた。でもよくよく考えると・・・婚姻を結ばれてからだな。王女だった頃はただただ追いかけまわされているって感じだったけど・・・そういえば私が媚薬を盛られたのも・・・初夜に王配が来なかったからかもしれない。あの二人は完璧な政略結婚で白い関係なんだよ」
「まさか・・・王族が子孫を残さない関係なんて有り得ます?」
ランドルさんが不思議そうに言いました。
「そうだろう?これは王宮の中でもトップシークレットなんだ。四六時中付き合わされている私だから知っていることだね。女王陛下が寝物語に言ったから本当だろう」
「ネモノガタリ!!!」
思わず反応してしまった私は悪くないですよね?
「あ・・・ああ、毎晩あの女が眠るまで、枕元に座ってないといけないんだ。じゃないと国宝級の花瓶や絵画が壊れる・・・経理部長から土下座で頼まれた。でもね、ルシア!見てるだけだから!他にも侍女や騎士が同室しているから!私は潔白だから・・・信じてくれ」
「ん?ほほほほほ」
ルイス様は泣きそうな顔になりました。
あきれ顔でジュリアが言います。
「だとすると・・・王家が途絶えませんか?」
ルイス様が吐き捨てるように言いました。
「前王が言うには、この国の王族の血脈が残ればいいから、別に王配の子じゃなくても良いそうだ。前王が必要だったのは王配の政治センスだけで、女王が産むなら種の出所は問わないというスタンスらしい・・・前王は私にこう言ったんだよ。『ぴぴって種付けだけしてくれれば、すぐに安全な他国に逃がしてやるから』と・・・少し心が動いた自分が恥ずかしいけどしてないからね?・・・それにしても前国王は自分の娘さえ人間扱いしていない」
そう言ってルイス様は、雨に濡れた子犬のような顔でチラチラと私を見ました。
わかりますとも!
どんなに嫌いな相手でも、ぴぴってするだけで一生逃れられるならって思いますよ!
でも・・・ぴぴって・・・小鳥?
コホンとひとつ咳をして、アレンさんが言いました。
「確かに女王陛下は坊ちゃんに執心していたけど、結婚してからは気持ちが変わった・・・王配がタイプだったのでしょうね、きっと。だから女王陛下が見せびらかしたい相手って、実は王配一人・・・王配に焼きもちを焼かせたいのか・・・坊ちゃんは当て馬か・・・だから自分を抱こうとしないのに坊ちゃんを手放さないんだな。むしろそうなったら困るって思っているかもしれない」
「おそらく・・・」
「では女王陛下と王配の共同業務を増やして、徐々に二人の距離を縮めるのは?」
ジュリアが言いました。
「共同業務って言ってもさあ・・・重要な行事以外は単独が通例だ」
ランドルさんが独り言のように言いました。
ちょっと弱気な発言に、イラっとして睨んでやりました。
するとジュリアがそれに気づいて慌てて口を開きました。
「無いなら作ればいい。各部門長に根回ししましょうよ。みなさん義兄さんには本当に感謝しているみたいですし、協力してくれると思いますよ?」
「そうだね・・・もし協力を嫌がるなら二度と女王陛下の前には行かないと言ってやろう。家族の命が懸かるんだ。絶対に頷くさ」
「ものすごい有効な脅しですね。ではそちらの根回しは僕とランドルさんでやりましょう」
「了解」
二人は頷き合いました。
「王配にも協力を要請すべきですね」
ジュリアが建設的な意見を述べます。
「それなら俺に伝手があるな」
ランディさんがニヤッと笑いました。
「俺の弟子が王配専属のパティシエなんだ。時々新メニューの味見も頼まれるから、そいつから話を通すって手もあるぜ?」
「パティシエの言葉をすんなり受け入れますかね・・・」
「相当気に入られてるらしいし、王配の愛人の中で一番の寵愛を受けているのが、そいつのケーキが大好きでね。王配はその子の気を引くためにいろいろ頼んでくるらしいぜ?」
「ランディさんよろしくお願いします」
「任せとけ」
「後は・・・前王だな・・・」
リリさんがパッと手を上げました。
「それなら宰相を動かしましょうか?」
全員がゆっくりとリリさんを見ました。
「あっ・・・実は私・・・宰相にずっと言い寄られてて・・・このお屋敷に雇われる前は宰相のお屋敷でメイドやってまして。てへぺろ?」
「「「「「「「えええええっっっっ!!!!」」」」」」」
「親父クサいしケチだし禿だし嫌なんですけど。ちょいと良い顔すれば、思いのままに躍らせますよ?」
「マジで・・・」
ルイス様!お言葉が・・・お言葉が乱れています!
「ええ、要するに・・・あのおっさんに何をさせればいいんですか?」
ジュリアが口を開きます。
「女王・・・気持ち・・・伝える・・・」
おいおい!単語だけになってるぞ!
「了解しました。お任せください。あっ!ご心配いただかなくても一線は絶対に越えません。あのおっさんには指一本触れさせませんから。旦那様が女王陛下を嫌うのと同じくらい私もあのおっさんが嫌いなので」
「そんなにか・・・」
二人はシンパシーを感じ合ったようです
「よしこれで、包囲網はできたな。後は各々がミッションをコンプリートするだけだ」
力強くアレンさんが作戦会議の終了を宣言されました。
私は何の役にも立ちませんでしたが、なかなか有意義な時間でしたね。
もう日付が変わりそうな時間です。
ジュリアは帰ると言いましたが、心配なので今日はここに泊めることにしました。
「姉さん、どこで寝るの?」
「どこって?自室に決まってるでしょ?」
「でも、今日は初夜だろ?」
「しょっ!しょっ!しょっ!初夜!」
ルイス様との初夜・・・無理です!無理無理無理!
二人きりになった瞬間死ねる自信しかありません!
そんな私の気持ちなどお構いなしにルイス様が揶揄うように言いました。
「さあ、ルシア・・・」
気が付いたらすっかり朝でした。
自室のベッドで一人きり・・・寝乱れてもいない・・・
あの瞬間私は気を失って、ルイス様が運んでくれたとジュリアに聞きました。
オハズカシイ・・・
三日のうちに作戦を練らないといけません。
夕食と休憩を挟んで会議は続きました。
アレンさんがサクサク進めます。
「最大の問題点は女王陛下の異常な執着と自己顕示欲ということだが・・・」
ジュリアが後を引きとります。
「その解決方法として義兄さんを超える美男子の発掘ってことですよね」
「ものすごく確率は低いけどね・・・」
「他の方法は?」
アレンさんの言葉に、皆さん黙って俯いてしまいました。
「他に自慢できるような何かをみつけるとか?」
ダメもとのようにマリーさんが言いました。
するとルイス様がハッと顔を上げました。
「趣味ではないけれど、最近気づいたことがあるんだ」
みんなの顔が一斉にルイス様に向きました。
うん、やっぱりルイス様は美しい・・・
「あの女って、実は王配のことを意識しているんじゃないかと思う。王配が一緒にいるとき・・・例えば特使歓迎パーティーとか、二人揃っての謁見とか。そういう時は機嫌がいいんだ。だから私も少し息抜きができる。反対に王配が愛人を侍らせて楽しそうにお茶なんか飲んでると、見せつけるように私を呼んで膝に座ろうとする」
「なるほど・・・」
「最初はいつもの気まぐれだと思ってた。でもよくよく考えると・・・婚姻を結ばれてからだな。王女だった頃はただただ追いかけまわされているって感じだったけど・・・そういえば私が媚薬を盛られたのも・・・初夜に王配が来なかったからかもしれない。あの二人は完璧な政略結婚で白い関係なんだよ」
「まさか・・・王族が子孫を残さない関係なんて有り得ます?」
ランドルさんが不思議そうに言いました。
「そうだろう?これは王宮の中でもトップシークレットなんだ。四六時中付き合わされている私だから知っていることだね。女王陛下が寝物語に言ったから本当だろう」
「ネモノガタリ!!!」
思わず反応してしまった私は悪くないですよね?
「あ・・・ああ、毎晩あの女が眠るまで、枕元に座ってないといけないんだ。じゃないと国宝級の花瓶や絵画が壊れる・・・経理部長から土下座で頼まれた。でもね、ルシア!見てるだけだから!他にも侍女や騎士が同室しているから!私は潔白だから・・・信じてくれ」
「ん?ほほほほほ」
ルイス様は泣きそうな顔になりました。
あきれ顔でジュリアが言います。
「だとすると・・・王家が途絶えませんか?」
ルイス様が吐き捨てるように言いました。
「前王が言うには、この国の王族の血脈が残ればいいから、別に王配の子じゃなくても良いそうだ。前王が必要だったのは王配の政治センスだけで、女王が産むなら種の出所は問わないというスタンスらしい・・・前王は私にこう言ったんだよ。『ぴぴって種付けだけしてくれれば、すぐに安全な他国に逃がしてやるから』と・・・少し心が動いた自分が恥ずかしいけどしてないからね?・・・それにしても前国王は自分の娘さえ人間扱いしていない」
そう言ってルイス様は、雨に濡れた子犬のような顔でチラチラと私を見ました。
わかりますとも!
どんなに嫌いな相手でも、ぴぴってするだけで一生逃れられるならって思いますよ!
でも・・・ぴぴって・・・小鳥?
コホンとひとつ咳をして、アレンさんが言いました。
「確かに女王陛下は坊ちゃんに執心していたけど、結婚してからは気持ちが変わった・・・王配がタイプだったのでしょうね、きっと。だから女王陛下が見せびらかしたい相手って、実は王配一人・・・王配に焼きもちを焼かせたいのか・・・坊ちゃんは当て馬か・・・だから自分を抱こうとしないのに坊ちゃんを手放さないんだな。むしろそうなったら困るって思っているかもしれない」
「おそらく・・・」
「では女王陛下と王配の共同業務を増やして、徐々に二人の距離を縮めるのは?」
ジュリアが言いました。
「共同業務って言ってもさあ・・・重要な行事以外は単独が通例だ」
ランドルさんが独り言のように言いました。
ちょっと弱気な発言に、イラっとして睨んでやりました。
するとジュリアがそれに気づいて慌てて口を開きました。
「無いなら作ればいい。各部門長に根回ししましょうよ。みなさん義兄さんには本当に感謝しているみたいですし、協力してくれると思いますよ?」
「そうだね・・・もし協力を嫌がるなら二度と女王陛下の前には行かないと言ってやろう。家族の命が懸かるんだ。絶対に頷くさ」
「ものすごい有効な脅しですね。ではそちらの根回しは僕とランドルさんでやりましょう」
「了解」
二人は頷き合いました。
「王配にも協力を要請すべきですね」
ジュリアが建設的な意見を述べます。
「それなら俺に伝手があるな」
ランディさんがニヤッと笑いました。
「俺の弟子が王配専属のパティシエなんだ。時々新メニューの味見も頼まれるから、そいつから話を通すって手もあるぜ?」
「パティシエの言葉をすんなり受け入れますかね・・・」
「相当気に入られてるらしいし、王配の愛人の中で一番の寵愛を受けているのが、そいつのケーキが大好きでね。王配はその子の気を引くためにいろいろ頼んでくるらしいぜ?」
「ランディさんよろしくお願いします」
「任せとけ」
「後は・・・前王だな・・・」
リリさんがパッと手を上げました。
「それなら宰相を動かしましょうか?」
全員がゆっくりとリリさんを見ました。
「あっ・・・実は私・・・宰相にずっと言い寄られてて・・・このお屋敷に雇われる前は宰相のお屋敷でメイドやってまして。てへぺろ?」
「「「「「「「えええええっっっっ!!!!」」」」」」」
「親父クサいしケチだし禿だし嫌なんですけど。ちょいと良い顔すれば、思いのままに躍らせますよ?」
「マジで・・・」
ルイス様!お言葉が・・・お言葉が乱れています!
「ええ、要するに・・・あのおっさんに何をさせればいいんですか?」
ジュリアが口を開きます。
「女王・・・気持ち・・・伝える・・・」
おいおい!単語だけになってるぞ!
「了解しました。お任せください。あっ!ご心配いただかなくても一線は絶対に越えません。あのおっさんには指一本触れさせませんから。旦那様が女王陛下を嫌うのと同じくらい私もあのおっさんが嫌いなので」
「そんなにか・・・」
二人はシンパシーを感じ合ったようです
「よしこれで、包囲網はできたな。後は各々がミッションをコンプリートするだけだ」
力強くアレンさんが作戦会議の終了を宣言されました。
私は何の役にも立ちませんでしたが、なかなか有意義な時間でしたね。
もう日付が変わりそうな時間です。
ジュリアは帰ると言いましたが、心配なので今日はここに泊めることにしました。
「姉さん、どこで寝るの?」
「どこって?自室に決まってるでしょ?」
「でも、今日は初夜だろ?」
「しょっ!しょっ!しょっ!初夜!」
ルイス様との初夜・・・無理です!無理無理無理!
二人きりになった瞬間死ねる自信しかありません!
そんな私の気持ちなどお構いなしにルイス様が揶揄うように言いました。
「さあ、ルシア・・・」
気が付いたらすっかり朝でした。
自室のベッドで一人きり・・・寝乱れてもいない・・・
あの瞬間私は気を失って、ルイス様が運んでくれたとジュリアに聞きました。
オハズカシイ・・・
135
あなたにおすすめの小説
私が生きていたことは秘密にしてください
月山 歩
恋愛
メイベルは婚約者と妹によって、崖に突き落とされ、公爵家の領地に倒れていた。
見つけてくれた彼は一見優しそうだが、行方不明のまま隠れて生きて行こうとする私に驚くような提案をする。
「少年の世話係になってくれ。けれど人に話したら消す。」
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
婚約破棄された堅物令嬢ですが、鬼の騎士団長の娘として宮廷の陰謀を暴くのに忙しいので、美貌のカストラート(実は王子)に溺愛される暇はありません
綾森れん
恋愛
「お前のような真面目くさった女はいらない。婚約は破棄させてもらう!」
婚約者だった公爵令息に冷酷に言い放たれたリラ・プリマヴェーラ。
だが、彼女の心にあったのは悲しみではなく―― 十年前の王族暗殺事件を調査したいという情熱だった。
伯爵令嬢であるリラは、鉄の掟を守る『鬼の騎士団長』の娘。
彼女には恋よりも何よりも優先すべき使命があった。それは、十年前に幼い王子が暗殺された事件の真相を暴き、父を、そして王国を陰謀から救うこと。
婚約破棄直後、彼女の前に現れたのは、天使の歌声を持つ美貌のカストラート(去勢歌手)、アルカンジェロだった。
彼が十年前の事件について密かに調べていることを、リラは知ってしまう。
真相を探るため、リラは彼を自分の音楽教師として迎え入れ、距離を縮めていく。
事件解決の協力者として彼と接するうち、リラは謎めいたアルカンジェロに危機を救われることになる。
しかし、リラは知らない。
アルカンジェロの正体が、十年前に暗殺されたはずの第三王子であることを。
そして彼にとってリラこそが、初恋の女性であることを。
彼は十年間、密かにリラを想い続けていたのだ。
王位を狙う者たちから身を隠すため、声楽の技術を駆使して、教会歌手として大聖堂で生き延びてきたアルカンジェロだったが、王家を巡る不穏な陰謀が静かに動き始めていた。
捜査に猪突猛進な堅物令嬢と、彼女を影から支え執着を見せる、カストラート歌手のふりをした王子。
宮廷の闇を切り裂く二人の恋と事件の行方は――?
※本作は、過去に投稿していた『真面目くさった女はいらないと婚約破棄された伯爵令嬢ですが、王太子様に求婚されました。実はかわいい彼の溺愛っぷりに困っています』の設定・キャラクター・構成を大幅に改稿し、新作として再構成したものです。
物語の結末やキャラクターの掘り下げを強化しておりますので、初めての方も、以前お読みいただいた方もお楽しみいただけます。
なりゆきで妻になった割に大事にされている……と思ったら溺愛されてた
たぬきち25番
恋愛
男爵家の三女イリスに転生した七海は、貴族の夜会で相手を見つけることができずに女官になった。
女官として認められ、夜会を仕切る部署に配属された。
そして今回、既婚者しか入れない夜会の責任者を任せられた。
夜会当日、伯爵家のリカルドがどうしても公爵に会う必要があるので夜会会場に入れてほしいと懇願された。
だが、会場に入るためには結婚をしている必要があり……?
※本当に申し訳ないです、感想の返信できないかもしれません……
※他サイト様にも掲載始めました!
プロローグでケリをつけた乙女ゲームに、悪役令嬢は必要ない(と思いたい)
犬野きらり
恋愛
私、ミルフィーナ・ダルンは侯爵令嬢で二年前にこの世界が乙女ゲームと気づき本当にヒロインがいるか確認して、私は覚悟を決めた。
『ヒロインをゲーム本編に出さない。プロローグでケリをつける』
ヒロインは、お父様の再婚相手の連れ子な義妹、特に何もされていないが、今後が大変そうだからひとまず、ごめんなさい。プロローグは肩慣らし程度の攻略対象者の義兄。わかっていれば対応はできます。
まず乙女ゲームって一人の女の子が何人も男性を攻略出来ること自体、あり得ないのよ。ヒロインは天然だから気づかない、嘘、嘘。わかってて敢えてやってるからね、男落とし、それで成り上がってますから。
みんなに現実見せて、納得してもらう。揚げ足、ご都合に変換発言なんて上等!ヒロインと一緒の生活は、少しの発言でも悪役令嬢発言多々ありらしく、私も危ない。ごめんね、ヒロインさん、そんな理由で強制退去です。
でもこのゲーム退屈で途中でやめたから、その続き知りません。
白い結婚を言い渡されたお飾り妻ですが、ダンジョン攻略に励んでいます
時岡継美
ファンタジー
初夜に旦那様から「白い結婚」を言い渡され、お飾り妻としての生活が始まったヴィクトリアのライフワークはなんとダンジョンの攻略だった。
侯爵夫人として最低限の仕事をする傍ら、旦那様にも使用人たちにも内緒でダンジョンのラスボス戦に向けて準備を進めている。
しかし実は旦那様にも何やら秘密があるようで……?
他サイトでは「お飾り妻の趣味はダンジョン攻略です」のタイトルで公開している作品を加筆修正しております。
誤字脱字報告ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる