26 / 88
3 答え合わせ
1-5
しおりを挟む
「杏奈は気付いないと思うけど、高校時代ずっと君を見ていたんだよ」
高臣が言うと、杏奈は突然怪訝な顔になり、目を細めて彼を見た。
「嘘つかないで。私はあなたと話したことも、目が合ったことすらないんだから。ちゃんと話し合えないのならもう帰る」
「……全く信用されていないね」
「そんなの、今までの行いを見ればわかるでしょ」
「手厳しいな。まぁ否定はしないよ。確かにその通りだからね」
「あなたは吉村の行動を止めただけ。私を助けてくれたわけじゃないわ」
「そこまではっきり言われると、逆にゾクゾクするよ」
楽しそうに笑う高臣を見ながら、杏奈は呆れたようにため息をついた。
「それならもっと長く湯船に浸かるべきね。私は先に出るけど」
「いや……湯船じゃ足りないな」
その瞬間、高臣は杏奈の腰を掴んで浮かせると、彼女の中を貫いた。
「いきなり……⁈ んっ……」
湯船の中でバランスを崩した杏奈は、更に奥深くまで高臣を感じて、彼の大きな胸板に倒れ込む。
「ここが一番温かいんだ……もっと杏奈の熱で俺を包み込んでほしい……」
激しく突き上げられながら、胸の頂は高臣の胸板で擦れ、重ねられた唇の隙間から彼の舌が杏奈を求めて絡み合う。
「ずっと好きだったんだ……今も君が欲しくてどうにかなりそうだよ」
「あっ……んっ……待って……!」
「愛してる……杏奈が納得するまで何度でも言うよ……だから俺を信じてほしい……愛してる……愛してる……」
「わ、わかったから! もうダメ……!」
杏奈は絶頂を迎えると、高臣にしがみついた。呼吸が大きく乱れ、ぐったりとしたまま動けなくなる。
記憶の中の由利高臣と違い過ぎて、もはや別人としか思えない。それともやはり本性を隠して私を騙してるのだろうか。
こんなのって話し合いとは言わないわ--私が否定出来ないくらい気持ちよくして、強制的に言わせただけじゃない。でもあんなに愛してるを連発されたら……少しだけ信じてみたくなる自分もいるから怖くなる。
高臣が言うと、杏奈は突然怪訝な顔になり、目を細めて彼を見た。
「嘘つかないで。私はあなたと話したことも、目が合ったことすらないんだから。ちゃんと話し合えないのならもう帰る」
「……全く信用されていないね」
「そんなの、今までの行いを見ればわかるでしょ」
「手厳しいな。まぁ否定はしないよ。確かにその通りだからね」
「あなたは吉村の行動を止めただけ。私を助けてくれたわけじゃないわ」
「そこまではっきり言われると、逆にゾクゾクするよ」
楽しそうに笑う高臣を見ながら、杏奈は呆れたようにため息をついた。
「それならもっと長く湯船に浸かるべきね。私は先に出るけど」
「いや……湯船じゃ足りないな」
その瞬間、高臣は杏奈の腰を掴んで浮かせると、彼女の中を貫いた。
「いきなり……⁈ んっ……」
湯船の中でバランスを崩した杏奈は、更に奥深くまで高臣を感じて、彼の大きな胸板に倒れ込む。
「ここが一番温かいんだ……もっと杏奈の熱で俺を包み込んでほしい……」
激しく突き上げられながら、胸の頂は高臣の胸板で擦れ、重ねられた唇の隙間から彼の舌が杏奈を求めて絡み合う。
「ずっと好きだったんだ……今も君が欲しくてどうにかなりそうだよ」
「あっ……んっ……待って……!」
「愛してる……杏奈が納得するまで何度でも言うよ……だから俺を信じてほしい……愛してる……愛してる……」
「わ、わかったから! もうダメ……!」
杏奈は絶頂を迎えると、高臣にしがみついた。呼吸が大きく乱れ、ぐったりとしたまま動けなくなる。
記憶の中の由利高臣と違い過ぎて、もはや別人としか思えない。それともやはり本性を隠して私を騙してるのだろうか。
こんなのって話し合いとは言わないわ--私が否定出来ないくらい気持ちよくして、強制的に言わせただけじゃない。でもあんなに愛してるを連発されたら……少しだけ信じてみたくなる自分もいるから怖くなる。
0
あなたにおすすめの小説
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
溺婚
明日葉
恋愛
香月絢佳、37歳、独身。晩婚化が進んでいるとはいえ、さすがにもう、無理かなぁ、と残念には思うが焦る気にもならず。まあ、恋愛体質じゃないし、と。
以前階段落ちから助けてくれたイケメンに、馴染みの店で再会するものの、この状況では向こうの印象がよろしいはずもないしと期待もしなかったのだが。
イケメン、天羽疾矢はどうやら絢佳に惹かれてしまったようで。
「歳も歳だし、とりあえず試してみたら?こわいの?」と、挑発されればつい、売り言葉に買い言葉。
何がどうしてこうなった?
平凡に生きたい、でもま、老後に1人は嫌だなぁ、くらいに構えた恋愛偏差値最底辺の絢佳と、こう見えて仕事人間のイケメン疾矢。振り回しているのは果たしてどっちで、振り回されてるのは、果たしてどっち?
溺愛ダーリンと逆シークレットベビー
吉野葉月
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。
立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。
優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる