異世界日帰りごはん 料理で王国の胃袋を掴みます!

ちっき

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異世界カレー作り!①

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「さて・・・材料探すかぁ。」
「材料何がいるの?」
 頼子に聞かれた千春はスマホでカレーの材料を検索する。

「初心者スパイスセット・・・いいなこれ。」
「いや、それで買ったらだめじゃん?」
「わーってるよぉぉぉ!」
「で?何がいるの?」
「ターメリック、クミン、コリアンダー、陳皮、フェネグリーク、フェンネル、シナモン、カエンペッパー、ガーリック、ジンジャー、ディル、オールスパイス、カルダモン、クローブス、スターアニス、セイジ、タイム、ナツメグ、ブラックペッパー、ベイリーブスコリアンダー、チリパウダー、クミンシード。」
 千春は一気に言う。

「・・・無理じゃん?」
「でしょ?」
「それ全部いるの?」
「んー前作ったときはカレーキットで作ったんだよねぇ、それでも地獄を見たけどね。」
 頼子達は材料を聞いてびっくりしている。

「とりあえずターメリックとコリアンダー、クミン、チリパウダーは必須っぽい?」
「4種ならどうにかなるかな。」
「チリパウダーってたしか色々混ざってんだよね。」
「え?唐辛子じゃないの?」
「違うっポイ、えーっとオレガノ、ディル、ニンニク、クミン、パプリカ・・・マジか。」
「いやいや、もう異世界でカレー無理じゃん!」
「えー異世界っていえばカレーじゃん。」
「それはどうかわかんないけど集めてみるかぁ、まずはターメリックか。」
 千春はターメリックを調べる。

「はい、インド原産、ウコンだね、ルノアーさん、ウコンかターメリックって知らない?」
「聞いたことはあるな。」
「お、翻訳で通じるって事はワンちゃんあんな。」
 千春がダメ元でルノアーに聞くと返事が返ってくる。

「チハルさーん、そういうのって調味料なんですー?」
 モリアンが千春に問いかける。

「うんそうだよー。」
「さっき言ってた材料魔導士団のポーション置き場で聞いた事ありますよー。」
「マジか!ナイスモリー!えらい!」
 千春はモリアンを褒める。

「よし、手分けして集めるか、モリーと誰か一緒に魔導士団行ってくれる?」
「オッケー私行くわ。」
 頼子がスマホで千春と同じ画像を出しビェリーも一緒に魔導士団に移動する。

「よし、それじゃあと探すところは調味料貯蔵庫か。」
「チハルさん、今の話だと調味料として扱われてないかもしれないから商業ギルドで聞いた方が早いかもしれないぞ。」
 ルノアーが顎に手を当てながら千春に言う。

「あー、それじゃ私は商業ギルド行ってくるわ。」
 すっと立ち上がり千春は言う。

「馬車出しましょうか。」
「いや、箒でぴゅーっと行ってくるよ。」
「護衛が居るでしょう。」
「サフィーも箒で行けば良いじゃん、誰かの借りて。」
「あ、サフィーちゃんとモリーちゃんの魔道具出来てるよ。」
「マジ?」
「うん、部屋に置いてるから今無いけど。」
「んじゃそれで一緒に行こう、レナとミオは貯蔵庫調べてもらっていい?」
「オッケー、探してみるかー。」
 そして千春とサフィーナは部屋に戻ると魔道具をセットし箒に跨る。

「サフィーいきなり飛べる?」
「どうでしょうか、昨日見ていたので想像は付いてますけど。」
 軽く握った箒に魔力を通すとふわっと浮く。

「・・・・大丈夫そうですね。」
「オッケー、ゆっくり行くねー。」
 そして2人は箒に乗って商業ギルドに向かった。

---------------------------------

「こんにちわー!!!!」
「やぁモリアンちゃん、どうしたんだい?」
 魔導士団のポーション作業場に着いたモリアンは扉を開けると大きな声であいさつをする。

「まーたサボりかー?怒られるぞー?」
「ち・・ちがいます!ちがいますよ!?ヨリさん!!!!」
「へぇ、こんな所でサボってたのかぁ。」
「違いますサボってません!情報収集とか色々あるんですよ!ほんとです!」
「あははは大丈夫だって、で、材料は何処あんの?」
 笑ってモリアンの話を聞く頼子は本題を言う。

「あ、そうだった、すみません薬草とかポーションの材料で聞きたいことがあるんですよ。」
 モリアンがそういうと頼子がスマホで画像を見せながら調味料の名前を言っていく。

「んー、これとこれはあるけど、まったく同じかはわかんないよ?」
「とりあえず分けてもらうことって出来ます?」
「少しくらいなら問題無いけど、師団長に聞いてみないとなー。」
「それじゃヨリさん聞いて来てください!」
「え?モリーちゃんが聞くんじゃないの?」
「アリンさんならヨリさんがお願いすれば間違いないですよ!」
 そういってモリアンは頼子の手を取り師団長の職務室に連れていく。

「アリンさーん!」
 扉をノックしながら大声でアリンハンドを呼ぶモリアン。

「はいはいはい!」
 返事が聞こえると扉が開く。

「あ、ヨリさんどうしました?モリアンもうちょっと静かにノックしてくださいよ。」
「アリンさんちょっとお願いがあるんですけど。」
「なんです?」
 頼子にお願いと言われうれしそうな顔をしながら聞き返すアリンハンド。

「えーっとですねぇ・・・。」
「あ、ここではなんですから中でお聞きします、どうぞ中へ。」
 そして2人はアリンハンドに促され中で話をする事になった。




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