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皇妃を救出するわ!
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「おかえりーチハル何かあったの?」
「バタバタしてたね。」
麗奈と美桜が戻った千春に声をかける。
「トイレ行っただけなんだけどねぇ。」
苦笑いしながら千春は答える。
「千春答えになってないんだけどー?」
頼子がそう言いながらエンハルトを見る。
「ん?あー、チハルがお花摘みに行ったら、帝国が滅亡しただけだ。」
「ちょ!?皇帝が地獄に連れて行かれただけじゃん!」
「同じ事だろ、独裁政治だ、今の皇帝が没したらあの国は終わるよ、暫くは内戦か近隣国から攻め込まれるだろうなぁ。」
エンハルトは半笑いしながら虚空を見つめる。
「お父様に報告した方が良いのかな。」
「そうだな、情報は早い方が良いだろう。」
「サリナー、王宮待機してる部隊の子に報告出来る?」
「はい、国王陛下へお伝えしてよろしいですか?」
「うん、お願い。」
「了解しました。」
サリナは魔道具を使い部隊へ連絡する。
「それで千春、次は西エリアの孤児院?」
「うん!向こうも見に行こう!」
「お昼どうするー?」
「ハルト、西の孤児院までどれくらいかかるの?」
「んー、馬車で30分はかかるな。」
「そっか、それじゃ途中で食べてから行こうか。」
「オッケー!」
「ほいよー、遊び道具は置いていくよ?」
「うん、向こうの分も別に有るし、置いていって。」
そして千春達は馬車に乗り込み東の孤児院を後にした。
------------------
「陛下、チハル王女殿下の影からご報告が有ると。」
警備の兵士がドアを開け、エイダン国王陛下にお伺いを立てる。
「ん?あー、入れ。」
嫌な予感がしたエイダンは少し言葉に詰まったが、どうせ聞くことになると開き直り中へ入れる。
「失礼致します。」
チハル部隊の副隊長がエイダンの前に跪き挨拶をする。
「あぁ、構わぬよ、どうした?」
副隊長は通信で聞いた事を一語一句そのまま伝える。
「・・・・・んーーーーー。」
「・・・・・。」
「報告は以上で御座います。」
「うむ、ご苦労。」
副隊長はエイダンと宰相に頭を下げ、退出する。
「・・・・。」
「・・・・。」
「おい、ルーカス、どうする?」
「知りませんよ、あなたの娘でしょう。」
「あーそうじゃ、可愛い娘だ、それが何で街に出掛けただけで帝国の皇帝が死ぬ事になる?」
「私が聞きたいですよ、そんな事。」
エイダンと宰相は砕けた感じで話し出す。
「メグにどう伝えるか。」
「皇妃とお知り合いでしたね。」
「あぁ、帝国に嫁いだ後、酷い扱いをされていると聞いて帝国を潰すと息巻いてたからな、皇帝が没したと聞けば助けに行くかもしれぬ。」
「しかし帝国には曲者の宰相が居ますからね、それに皇妃は話しかけても返事すら出来ないとか。」
「うむぅ。」
エイダンと宰相が悩みながら話しをしていると、扉が音を立てて開かれる。
「エイダン!帝国に行くわよ!」
「まてメグ!ちょっとまて!」
「いいえ!待てません!一刻を争います!」
「いや、メグ、何故帝国の事を知っている。」
「皇帝を処分した本人から聞いてますもの。」
「女神様か。」
「アイさんとモートさんに聞きましたわ。」
「アイさん?モートさんじゃと?」
「えぇ、アイトネ様とモート様の事です。」
「・・・モート様・・・誰じゃ?」
「チハル曰、冥府の神様と言ってましたわ。」
説明を聞くが、エイダンは頭の整理が出来ていなかった。
「女神様とその・・冥府の神様に聞いたと、どこまで聞いておるんじゃ。」
エイダンは皇帝を処分した本人達の話しが気になり、説明を聞く、一通りの説明を聞くと、エイダンと宰相は溜息を吐く。
「信じられませんね。」
「あぁ、しかし帝国の宰相まで連れていかれて、皇妃は無事となれば話しは変わるな。」
「はい、直接の援軍は出せませんが、裏で動く事は出来ます。」
「ふむ、メグ、どこまで計画を立てておる?」
「あら、冷静になりましたわね、今から私の子飼いの者と組織の一部を帝国へ送るわ、皇妃・・ルイーズを助け出します、本当は私も行きたいのですけど。」
「ふむ、帝国は混乱するじゃろう、近隣国もな、今から準備して行くとしても会えるか分からぬぞ。」
「そうですな、馬で行っても1ヶ月以上掛かります。」
「大丈夫、この子達に送ってもらうわ、今から移動すれば夕方には帝国の中に入れます。」
マルグリットはそういうと2人の妖精が姿を現す。
「ルルよ!」
「ポポだ!」
「「よろしく!」」
元気よく飛び回り挨拶をする妖精2人。
「なぜ妖精が!?チハル達は居ないだろう!?」
「カカオを届けに来たの!」
「届けたら捕まった!」
捕まったと言いながら笑顔で飛び回るポポ。
「帝国の近くに移動出来る所があるらしいの、そこに連れて行ってもらうわ。」
「そうか、いや、しかし、なぜ妖精がそんな願いを聞くのだ。」
「帝国は敵なの!」
「幼い妖精が捕まってるかもしれねー!」
「って事らしいわ、見つけたら保護する約束をしたのよ。」
「そうか・・・メグ、話しは分かった、儂の方も準備をさせる、半刻待て。」
「分かったわ、チハルの庭から移動するからそこに集合させてね。」
そしてエイダン国王の部下、マルグリットの部下、そして宰相は帝国に住む諜報員へ連絡する人材を集めた。
「よし、それでは皇妃の救助に向かう、定時連絡を行い諜報員の持つ遠距離通話魔道具で報告する事。」
「はっ!」
「それではルル、ポポお願い出来るかしら?」
宰相の確認後、マルグリットが妖精2人にお願いをする。
「りょ~♪」
「いくぜー!」
フェアリーリングが光り、瞬時に救出部隊は消えた。
「バタバタしてたね。」
麗奈と美桜が戻った千春に声をかける。
「トイレ行っただけなんだけどねぇ。」
苦笑いしながら千春は答える。
「千春答えになってないんだけどー?」
頼子がそう言いながらエンハルトを見る。
「ん?あー、チハルがお花摘みに行ったら、帝国が滅亡しただけだ。」
「ちょ!?皇帝が地獄に連れて行かれただけじゃん!」
「同じ事だろ、独裁政治だ、今の皇帝が没したらあの国は終わるよ、暫くは内戦か近隣国から攻め込まれるだろうなぁ。」
エンハルトは半笑いしながら虚空を見つめる。
「お父様に報告した方が良いのかな。」
「そうだな、情報は早い方が良いだろう。」
「サリナー、王宮待機してる部隊の子に報告出来る?」
「はい、国王陛下へお伝えしてよろしいですか?」
「うん、お願い。」
「了解しました。」
サリナは魔道具を使い部隊へ連絡する。
「それで千春、次は西エリアの孤児院?」
「うん!向こうも見に行こう!」
「お昼どうするー?」
「ハルト、西の孤児院までどれくらいかかるの?」
「んー、馬車で30分はかかるな。」
「そっか、それじゃ途中で食べてから行こうか。」
「オッケー!」
「ほいよー、遊び道具は置いていくよ?」
「うん、向こうの分も別に有るし、置いていって。」
そして千春達は馬車に乗り込み東の孤児院を後にした。
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「陛下、チハル王女殿下の影からご報告が有ると。」
警備の兵士がドアを開け、エイダン国王陛下にお伺いを立てる。
「ん?あー、入れ。」
嫌な予感がしたエイダンは少し言葉に詰まったが、どうせ聞くことになると開き直り中へ入れる。
「失礼致します。」
チハル部隊の副隊長がエイダンの前に跪き挨拶をする。
「あぁ、構わぬよ、どうした?」
副隊長は通信で聞いた事を一語一句そのまま伝える。
「・・・・・んーーーーー。」
「・・・・・。」
「報告は以上で御座います。」
「うむ、ご苦労。」
副隊長はエイダンと宰相に頭を下げ、退出する。
「・・・・。」
「・・・・。」
「おい、ルーカス、どうする?」
「知りませんよ、あなたの娘でしょう。」
「あーそうじゃ、可愛い娘だ、それが何で街に出掛けただけで帝国の皇帝が死ぬ事になる?」
「私が聞きたいですよ、そんな事。」
エイダンと宰相は砕けた感じで話し出す。
「メグにどう伝えるか。」
「皇妃とお知り合いでしたね。」
「あぁ、帝国に嫁いだ後、酷い扱いをされていると聞いて帝国を潰すと息巻いてたからな、皇帝が没したと聞けば助けに行くかもしれぬ。」
「しかし帝国には曲者の宰相が居ますからね、それに皇妃は話しかけても返事すら出来ないとか。」
「うむぅ。」
エイダンと宰相が悩みながら話しをしていると、扉が音を立てて開かれる。
「エイダン!帝国に行くわよ!」
「まてメグ!ちょっとまて!」
「いいえ!待てません!一刻を争います!」
「いや、メグ、何故帝国の事を知っている。」
「皇帝を処分した本人から聞いてますもの。」
「女神様か。」
「アイさんとモートさんに聞きましたわ。」
「アイさん?モートさんじゃと?」
「えぇ、アイトネ様とモート様の事です。」
「・・・モート様・・・誰じゃ?」
「チハル曰、冥府の神様と言ってましたわ。」
説明を聞くが、エイダンは頭の整理が出来ていなかった。
「女神様とその・・冥府の神様に聞いたと、どこまで聞いておるんじゃ。」
エイダンは皇帝を処分した本人達の話しが気になり、説明を聞く、一通りの説明を聞くと、エイダンと宰相は溜息を吐く。
「信じられませんね。」
「あぁ、しかし帝国の宰相まで連れていかれて、皇妃は無事となれば話しは変わるな。」
「はい、直接の援軍は出せませんが、裏で動く事は出来ます。」
「ふむ、メグ、どこまで計画を立てておる?」
「あら、冷静になりましたわね、今から私の子飼いの者と組織の一部を帝国へ送るわ、皇妃・・ルイーズを助け出します、本当は私も行きたいのですけど。」
「ふむ、帝国は混乱するじゃろう、近隣国もな、今から準備して行くとしても会えるか分からぬぞ。」
「そうですな、馬で行っても1ヶ月以上掛かります。」
「大丈夫、この子達に送ってもらうわ、今から移動すれば夕方には帝国の中に入れます。」
マルグリットはそういうと2人の妖精が姿を現す。
「ルルよ!」
「ポポだ!」
「「よろしく!」」
元気よく飛び回り挨拶をする妖精2人。
「なぜ妖精が!?チハル達は居ないだろう!?」
「カカオを届けに来たの!」
「届けたら捕まった!」
捕まったと言いながら笑顔で飛び回るポポ。
「帝国の近くに移動出来る所があるらしいの、そこに連れて行ってもらうわ。」
「そうか、いや、しかし、なぜ妖精がそんな願いを聞くのだ。」
「帝国は敵なの!」
「幼い妖精が捕まってるかもしれねー!」
「って事らしいわ、見つけたら保護する約束をしたのよ。」
「そうか・・・メグ、話しは分かった、儂の方も準備をさせる、半刻待て。」
「分かったわ、チハルの庭から移動するからそこに集合させてね。」
そしてエイダン国王の部下、マルグリットの部下、そして宰相は帝国に住む諜報員へ連絡する人材を集めた。
「よし、それでは皇妃の救助に向かう、定時連絡を行い諜報員の持つ遠距離通話魔道具で報告する事。」
「はっ!」
「それではルル、ポポお願い出来るかしら?」
宰相の確認後、マルグリットが妖精2人にお願いをする。
「りょ~♪」
「いくぜー!」
フェアリーリングが光り、瞬時に救出部隊は消えた。
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