193 / 1,133
連載
ダンジョンの前に王様と!
しおりを挟む
「迫力あるねぇ。」
ドラゴン7匹で編成を組み飛ぶ姿を見て、美桜が呟く。
「正直地上でこれを見たら混乱しますね。」
美桜と一緒にレフトに乗っているエーデルが答える、そして休憩を幾度かし、サフィーナが千春に声を掛ける。
「チハル、もうすぐ見えるはずです。」
「早くない?」
スマホを見るとまだ3時間ほどしか経っていない。
『それはそうじゃろ、普段儂がゴンドラを運ぶ倍までは言わんが、それに近い速度で飛んでおるからの、ほれ見えて来たぞ。』
ロイロに言われ前を見ると、街を囲む壁が見えてくる。
「おぉぉぉ!すっごいおっきいね!で、どこで降りるの?」
『サフィー、何か聞いておるか?』
「はい、王城まで行く事を許可もらっております、遠話魔法で連絡を入れているそうなので問題無いはずです。」
『それじゃ王城を目指すわね。』
ママドラはそう言うと、高度を少し落としながら街の上を飛んでいく。
『見えたわ、広い所が有るけど兵士が居るわね。』
『そのまま降りれば退くじゃろ。』
ロイロが先頭を切って羽ばたきながら着地する。
「こんにちわー、チハル・アル・ジブラロールですー。」
千春はロイロから降りると、微笑みながら挨拶をする。
「本当にドラゴンが・・・、し!失礼致しました!王国騎士団団長、フォイン・マルクールと申します!」
フォインが挨拶をすると、レフトから降りたエーデル、ホーキンも千春の横に立つ。
「ジブラロール王国、第一騎士団、エーデル・キアヌと申す、国王陛下への謁見をお願い申し上げる。」
「はっ!お聞きしております!皆さま此方へどうぞ。」
フォインは千春達と、ドラゴニュートになったママドラ達を連れ城の中へ案内する。
「アポイント取ってないけど大丈夫なのかな。」
「連絡は王国から入れてますから問題無いですよ、案内もされてますから大丈夫です。」
千春が不安になりサフィーナに聞くと、微笑みながら答える。
「こちらで御座います。」
フォインは兵士が立つ扉の前で振り向き中へ促す、エーデルが先頭を歩き、ホーキンも入る、千春達は後ろを付いて行くと、国王と思われる人物が立って待っていた。
「ようこそ、チハル王女、私はシャグリール・アル・クルメールと申す。」
「チハル・アル・ジブラロールです、お初にお目に掛かります陛下、こちらがお父様からの書状です。」
千春は預かった書状を、横に居る宰相へ渡すと、シャグリール王はそれを受け取り読む。
「確かに、王女よ、すぐにダンジョンへ行くのか?」
「はい、サクッと終わらせてクルメールの街を観光したいので!」
「お、おぉそうか、案内を準備するから暫し待ってもらえるか?」
「王よ、それは必要ないわ、魔物の魔力が集まっている場所はもう把握してるから迷う事も無いわ。」
「お主は?」
ママドラが言うと、シャグリール王はドラゴニュートの姿になったママドラへ問いかける。
「今王都に飛んで来たドラゴンよ、ダンジョンに入っても良いのでしょう?」
「おぉ、そなたがドラゴンか、話しは聞いておるが・・・ふむ、ダンジョンは今兵士が守っておる、この手紙をダンジョンを守る兵士に渡してくれ。」
シャグリール王が持つ手紙を宰相が受け取り、千春に渡す。
「有難うございます、それでは早速行ってきますので!」
「それでは失礼致します。」
千春の代わりにエーデルがシャグリール王へ挨拶をすると、王の執務室から皆出て行く。
「よーし、これで心置きなくダンジョンアタックできますにゃー!」
「チハルさん、ダンジョンは私達が処理しますよ?」
「んー、前行ったダンジョンで散々な目にあったから、今回は頑張りたいんだよねー。」
「それなー、ムシムシダンジョン無ければ良いけどね。」
シャグリール王の執務室を一緒に出て来たフォインに頼子が尋ねる。
「フォインさんダンジョン入ったこと有ります?」
「はい、軍の訓練でも入りますので。」
「ダンジョンって階層です?」
「はい、最下層は50階と言われております。」
「50かー、ん?言われております?」
「はい、最下層到達者はかなり昔のパーティーなので伝承として残っているだけなのです。」
「そうなんですね、ちなみにムシムシエリア有ります?」
「ムシムシ・・・魔虫の事でしょうか、20階層の前後に森のエリアが有ります、そこに居ますが、他の魔物の餌になるのでそう多くはないです。」
「よっしゃ、千春イケる!」
「ふっふっふー、虫少ないならこっちのもんだぁ。」
「千春、前も言ったが、俺が殲滅してやるぞ?」
「そうじゃ、虫なんぞ踏めば終わるわ。」
虫は少ないと聞き、俄然やる気を出す千春達、そして表に出るとロイロ達はすぐにドラゴンになる、千春達は意気揚々と背中に乗り掛け声を上げる。
「そーれ!ダンジョンにれっつごー!!!」
---------------------
「エイダン王の言う通りの娘だったな。」
「そうでございますか。」
「しかし、あのような幼い娘にダンジョンの事を頼むとは、情けない話しだ。」
「ドラゴンを使役する聖女・・・私が思っていた聖女のイメージとはかけ離れておりましたが。」
「俺もだ、ドラゴンも大人しくしておったな、信じられぬぞ。」
エイダンの手紙をまた目にすると苦笑いするシャグリール王、そして手紙を読む。
「応援要請を受ける、我が娘チハルをそちらへ派遣する、直ぐにダンジョンへ行くだろう、承諾しダンジョンへ向かわせてくれ、決して怒らせるな、我が妻マルグリットと似ておる。」
「マルグリット王妃殿下・・・。」
宰相はマルグリットと聞き顔を引き攣らせる。
「お前も知っておったな。」
「はい、知らない訳が有りません。」
「あの女傑に似て、聖女で、聖獣が付いておると、そしてドラゴンを使役する・・ドラゴンが何匹じゃ?」
「ドラゴニュートは6人でしたが、報告では7匹と、あと噂ですが聖女様は女神様を顕現させる事が出来るとか。」
「・・・応援要請を出したとはいえ、大丈夫か?俺の国のダンジョンは。」
「まさか、応援に来た者よりダンジョンの心配をするとは私も思いませんでした。」
「頼む・・・無事で終わってくれ。」
「どちらがですか?」
「・・・聞くな。」
シャグリール王は盛大な溜息を吐いた。
ドラゴン7匹で編成を組み飛ぶ姿を見て、美桜が呟く。
「正直地上でこれを見たら混乱しますね。」
美桜と一緒にレフトに乗っているエーデルが答える、そして休憩を幾度かし、サフィーナが千春に声を掛ける。
「チハル、もうすぐ見えるはずです。」
「早くない?」
スマホを見るとまだ3時間ほどしか経っていない。
『それはそうじゃろ、普段儂がゴンドラを運ぶ倍までは言わんが、それに近い速度で飛んでおるからの、ほれ見えて来たぞ。』
ロイロに言われ前を見ると、街を囲む壁が見えてくる。
「おぉぉぉ!すっごいおっきいね!で、どこで降りるの?」
『サフィー、何か聞いておるか?』
「はい、王城まで行く事を許可もらっております、遠話魔法で連絡を入れているそうなので問題無いはずです。」
『それじゃ王城を目指すわね。』
ママドラはそう言うと、高度を少し落としながら街の上を飛んでいく。
『見えたわ、広い所が有るけど兵士が居るわね。』
『そのまま降りれば退くじゃろ。』
ロイロが先頭を切って羽ばたきながら着地する。
「こんにちわー、チハル・アル・ジブラロールですー。」
千春はロイロから降りると、微笑みながら挨拶をする。
「本当にドラゴンが・・・、し!失礼致しました!王国騎士団団長、フォイン・マルクールと申します!」
フォインが挨拶をすると、レフトから降りたエーデル、ホーキンも千春の横に立つ。
「ジブラロール王国、第一騎士団、エーデル・キアヌと申す、国王陛下への謁見をお願い申し上げる。」
「はっ!お聞きしております!皆さま此方へどうぞ。」
フォインは千春達と、ドラゴニュートになったママドラ達を連れ城の中へ案内する。
「アポイント取ってないけど大丈夫なのかな。」
「連絡は王国から入れてますから問題無いですよ、案内もされてますから大丈夫です。」
千春が不安になりサフィーナに聞くと、微笑みながら答える。
「こちらで御座います。」
フォインは兵士が立つ扉の前で振り向き中へ促す、エーデルが先頭を歩き、ホーキンも入る、千春達は後ろを付いて行くと、国王と思われる人物が立って待っていた。
「ようこそ、チハル王女、私はシャグリール・アル・クルメールと申す。」
「チハル・アル・ジブラロールです、お初にお目に掛かります陛下、こちらがお父様からの書状です。」
千春は預かった書状を、横に居る宰相へ渡すと、シャグリール王はそれを受け取り読む。
「確かに、王女よ、すぐにダンジョンへ行くのか?」
「はい、サクッと終わらせてクルメールの街を観光したいので!」
「お、おぉそうか、案内を準備するから暫し待ってもらえるか?」
「王よ、それは必要ないわ、魔物の魔力が集まっている場所はもう把握してるから迷う事も無いわ。」
「お主は?」
ママドラが言うと、シャグリール王はドラゴニュートの姿になったママドラへ問いかける。
「今王都に飛んで来たドラゴンよ、ダンジョンに入っても良いのでしょう?」
「おぉ、そなたがドラゴンか、話しは聞いておるが・・・ふむ、ダンジョンは今兵士が守っておる、この手紙をダンジョンを守る兵士に渡してくれ。」
シャグリール王が持つ手紙を宰相が受け取り、千春に渡す。
「有難うございます、それでは早速行ってきますので!」
「それでは失礼致します。」
千春の代わりにエーデルがシャグリール王へ挨拶をすると、王の執務室から皆出て行く。
「よーし、これで心置きなくダンジョンアタックできますにゃー!」
「チハルさん、ダンジョンは私達が処理しますよ?」
「んー、前行ったダンジョンで散々な目にあったから、今回は頑張りたいんだよねー。」
「それなー、ムシムシダンジョン無ければ良いけどね。」
シャグリール王の執務室を一緒に出て来たフォインに頼子が尋ねる。
「フォインさんダンジョン入ったこと有ります?」
「はい、軍の訓練でも入りますので。」
「ダンジョンって階層です?」
「はい、最下層は50階と言われております。」
「50かー、ん?言われております?」
「はい、最下層到達者はかなり昔のパーティーなので伝承として残っているだけなのです。」
「そうなんですね、ちなみにムシムシエリア有ります?」
「ムシムシ・・・魔虫の事でしょうか、20階層の前後に森のエリアが有ります、そこに居ますが、他の魔物の餌になるのでそう多くはないです。」
「よっしゃ、千春イケる!」
「ふっふっふー、虫少ないならこっちのもんだぁ。」
「千春、前も言ったが、俺が殲滅してやるぞ?」
「そうじゃ、虫なんぞ踏めば終わるわ。」
虫は少ないと聞き、俄然やる気を出す千春達、そして表に出るとロイロ達はすぐにドラゴンになる、千春達は意気揚々と背中に乗り掛け声を上げる。
「そーれ!ダンジョンにれっつごー!!!」
---------------------
「エイダン王の言う通りの娘だったな。」
「そうでございますか。」
「しかし、あのような幼い娘にダンジョンの事を頼むとは、情けない話しだ。」
「ドラゴンを使役する聖女・・・私が思っていた聖女のイメージとはかけ離れておりましたが。」
「俺もだ、ドラゴンも大人しくしておったな、信じられぬぞ。」
エイダンの手紙をまた目にすると苦笑いするシャグリール王、そして手紙を読む。
「応援要請を受ける、我が娘チハルをそちらへ派遣する、直ぐにダンジョンへ行くだろう、承諾しダンジョンへ向かわせてくれ、決して怒らせるな、我が妻マルグリットと似ておる。」
「マルグリット王妃殿下・・・。」
宰相はマルグリットと聞き顔を引き攣らせる。
「お前も知っておったな。」
「はい、知らない訳が有りません。」
「あの女傑に似て、聖女で、聖獣が付いておると、そしてドラゴンを使役する・・ドラゴンが何匹じゃ?」
「ドラゴニュートは6人でしたが、報告では7匹と、あと噂ですが聖女様は女神様を顕現させる事が出来るとか。」
「・・・応援要請を出したとはいえ、大丈夫か?俺の国のダンジョンは。」
「まさか、応援に来た者よりダンジョンの心配をするとは私も思いませんでした。」
「頼む・・・無事で終わってくれ。」
「どちらがですか?」
「・・・聞くな。」
シャグリール王は盛大な溜息を吐いた。
884
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
聖女の力は「美味しいご飯」です!~追放されたお人好し令嬢、辺境でイケメン騎士団長ともふもふ達の胃袋掴み(物理)スローライフ始めます~
夏見ナイ
恋愛
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
お転婆令嬢は、大好きな騎士様に本性を隠し通す
湊一桜
恋愛
侯爵令嬢クロエは、二度も婚約破棄をされた。彼女の男勝りで豪快な性格のせいである。
それに懲りたクロエは、普段は令嬢らしく振る舞い、夜には”白薔薇”という偽名のもと大暴れして、憂さ晴らしをしていた。
そんな彼女のもとに、兄が一人の騎士を連れてきた。
彼の名はルーク、別名”孤高の黒薔薇”。その冷たい振る舞いからそう呼ばれている。
だが実は、彼は女性が苦手であり、女性に話しかけられるとフリーズするため勘違いされていたのだ。
兄は、クロエとルークのこじらせっぷりに辟易し、二人に”恋愛の特訓”を持ちかける。
特訓を重ねるうちに、二人の距離は少しずつ近付いていく。だがクロエは、ルークに”好きな人”がいることを知ってしまった……
恋愛なんてこりごりなのに、恋をしてしまったお転婆令嬢と、実は優しくて一途な騎士が、思い悩んで幸せになっていくお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。