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教団と大精霊
第360話-おかしな邂逅-
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「今日中には戻ってくるかなぁ」
「きっと大丈夫ですよ」
ユリィの励ましを受けながら私は男組の帰りを待っていた。もちろん大丈夫だとは思うけどいかんせん教団にはいい思い出がないかはマイナスに考えてしまう。
「ユリィさんの言う通りですよきっと」
スウェイさんにまで元気付けられた。
「待つ事も大事よ。慣れないかないと」
「チェルさんってもしかして結構こんな状況慣れちゃってたりします」
「そうね。あの人一人でなんでも背負い込んで動く人だから……ほんとにいっつもいっつも……」
なんだか地雷を踏んでしまったのか、愚痴なのか惚気なのか良く分からない言葉が並んできてしまう。でもなんとなくチェルさんの言う場面が想像つく。
「そうだ。君たちはそろそろ帰りなさい。もう少しで日が暮れるから」
スウェイさんがそう言って子どもたちに帰りを促した。
朝私達と出会ってからずっと一緒にいてくれた男の子と女の子。よく飽きずについて来てくれた。
「そうね。早く帰らないとお母さんとお父さんが心配するわよ」
「えー。そうだけどぉ」
別れが寂しいのか不満気に顔を逸らした。
そんな様子にチェルさんは自分の手荷物から袋を取り出して二人の手に握らせた。
「今日はありがとう。お菓子をお土産にあげる。また明日この村のことを教えてね」
「うん! また明日ね」
お菓子の効果かそれとも約束の効果か。どっちかは分からないけど二人は納得して帰り道についた。
「慣れてますねチェルさん」
「色んなところに飛び回ってたもの。あの子達はまた明日も会えるって分かったら安心するの。大変なのは仲良くなってから、そこを去る時よ」
言葉だけでその光景が浮かぶ。
「あれってもしかしてヤンさん達じゃありませんか?」
ユリィの言葉に村の外を見ると確かに見覚えのある馬車が見えた。
「うん。きっとそうよ」
迎えにいくと馬車までの距離はもっと近くなって、ヤン達だと言う確信が出て来た。
「無事でよかったわね優子ちゃん」
「はい。良かった~」
チェルさんの言葉でホッとした。
「待つって大変ですね」
「本当にね」
馬車はすぐに村の入り口に止まって荷台からヤンとテールさん。それと知らない人が一人出て来た。
「あぁそいつはちょっと訳ありでな。この村に戻って来たかったらしくてついでにな」
バレルさんが説明してくれた。バレルさんも降りて来て、誰一人欠けずに別れた時のメンバーが集まった。
「ちゃんと戻ったぜお嬢」
「おかえり」
少し傷の多くできているヤンを見てびっくりしたけど元気そうで安心する。
「宿も取ってありますのでみなさん休みましょう。お疲れ様でした」
ユリィが宿のある方向に手を向けた。そこには立っていたスウェイさんがいた。スウェイさんは進路を塞がないように二歩くらいズレてくれた。
「その人は誰なんだい? 僕の知らない人だよね」
「そうだ。テールさんだけじゃなくてみんな知らないと思うなら紹介するね。この人はこの村の人でスウェイさんって言うの」
私の紹介に私の知らない男の人の視線が鋭く私に向けられた。その後はスウェイさんに。
「バナフェス村のスウェイだぁ。そりゃ俺のことだろ。お前何もんだ?」
「きっと大丈夫ですよ」
ユリィの励ましを受けながら私は男組の帰りを待っていた。もちろん大丈夫だとは思うけどいかんせん教団にはいい思い出がないかはマイナスに考えてしまう。
「ユリィさんの言う通りですよきっと」
スウェイさんにまで元気付けられた。
「待つ事も大事よ。慣れないかないと」
「チェルさんってもしかして結構こんな状況慣れちゃってたりします」
「そうね。あの人一人でなんでも背負い込んで動く人だから……ほんとにいっつもいっつも……」
なんだか地雷を踏んでしまったのか、愚痴なのか惚気なのか良く分からない言葉が並んできてしまう。でもなんとなくチェルさんの言う場面が想像つく。
「そうだ。君たちはそろそろ帰りなさい。もう少しで日が暮れるから」
スウェイさんがそう言って子どもたちに帰りを促した。
朝私達と出会ってからずっと一緒にいてくれた男の子と女の子。よく飽きずについて来てくれた。
「そうね。早く帰らないとお母さんとお父さんが心配するわよ」
「えー。そうだけどぉ」
別れが寂しいのか不満気に顔を逸らした。
そんな様子にチェルさんは自分の手荷物から袋を取り出して二人の手に握らせた。
「今日はありがとう。お菓子をお土産にあげる。また明日この村のことを教えてね」
「うん! また明日ね」
お菓子の効果かそれとも約束の効果か。どっちかは分からないけど二人は納得して帰り道についた。
「慣れてますねチェルさん」
「色んなところに飛び回ってたもの。あの子達はまた明日も会えるって分かったら安心するの。大変なのは仲良くなってから、そこを去る時よ」
言葉だけでその光景が浮かぶ。
「あれってもしかしてヤンさん達じゃありませんか?」
ユリィの言葉に村の外を見ると確かに見覚えのある馬車が見えた。
「うん。きっとそうよ」
迎えにいくと馬車までの距離はもっと近くなって、ヤン達だと言う確信が出て来た。
「無事でよかったわね優子ちゃん」
「はい。良かった~」
チェルさんの言葉でホッとした。
「待つって大変ですね」
「本当にね」
馬車はすぐに村の入り口に止まって荷台からヤンとテールさん。それと知らない人が一人出て来た。
「あぁそいつはちょっと訳ありでな。この村に戻って来たかったらしくてついでにな」
バレルさんが説明してくれた。バレルさんも降りて来て、誰一人欠けずに別れた時のメンバーが集まった。
「ちゃんと戻ったぜお嬢」
「おかえり」
少し傷の多くできているヤンを見てびっくりしたけど元気そうで安心する。
「宿も取ってありますのでみなさん休みましょう。お疲れ様でした」
ユリィが宿のある方向に手を向けた。そこには立っていたスウェイさんがいた。スウェイさんは進路を塞がないように二歩くらいズレてくれた。
「その人は誰なんだい? 僕の知らない人だよね」
「そうだ。テールさんだけじゃなくてみんな知らないと思うなら紹介するね。この人はこの村の人でスウェイさんって言うの」
私の紹介に私の知らない男の人の視線が鋭く私に向けられた。その後はスウェイさんに。
「バナフェス村のスウェイだぁ。そりゃ俺のことだろ。お前何もんだ?」
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