スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった

Miiya

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第1章 異世界召喚

第4話 異世界満喫

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マジですか?

はい、ですので、謝罪の意を込めて、スキルに関する情報、ステータス調整、あとそこの鞄ですね。あれはあの宰相の一番高い物でサイズが無限大になっています。

このカバンってあのリドのやつだったのか。

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その頃

 「な、私の大切なカバンがない。ない。どこにいったんだーーーーーーーー。」
と嘆いており、必死に探していたが、シンジに渡したとは毛頭思ってなかった。

-----------------------------------------------

というわけで私の手違いでこのようなことになり申し訳ございません。

 いえいえ、俺もおかげでアクアに出会ったんです。気にしてません。

そうですか。そう言っていただけるとありがたいです。情報は手紙にして鞄に入れときますので後ほどご確認ください。それでは、思いのままにこの地で冒険してください。

すると文字は無くなった。突っ立てたのでアクアが心配そうに俺の頬に寄り添う。
 「キュー?」
 「ああ、もう大丈夫だよ。行こうか。」
 「キュ♪」

アクアをひと撫でしてまた草原を進む。するとまたステータスが出てきた。

名前:シンジ=タダ
種族:人間
年齢:17
レベル:8
職業:テイマー
魔法:生活魔法、火魔法1、水魔法1
スキル:成長(神)、テイム(神)、剣術(小)
称号:異世界召喚者
従魔:アクア(スライム)

本当にステータスが調整されてる。しかも魔法が使えるようになっている。ぜひ魔法を使ってみたいな。

そうこう考えてると早速お出ましだ。ゴブリンが2体。もう今の俺ならまったく苦労せず倒せる。とりあえず火の魔法を使ってみる。

 「くらえ、『火球ファイアーボール』」

するとかざしてた俺の手から火が出て球体になって飛んでいく。そしてゴブリンに当たる。

 「おーすげえな。魔法って。」

MPってどうなんだろうな。レベル上がるとわかるのかな?
(この世界ではレベル10を超えると自分のHPとMPがわかる。このため、勇者達も早くから訓練している。)

するともう1匹も襲ってくるがそいつは剣で適当に斬る。そしておなじみのアクアの吸収タイム。「キューー♪」と鳴きながら跳ねていく。

この後も魔法を使ったり、剣で倒しながら進んでいった。アクアも遠慮なく吸収しているが、大きさは変わらないし、お腹いっぱいな様子もない。まぁこれからアクアのことを知ればいいかな。

 「ついたな。」
俺たちは隣の街、『トルーカ』という街に着いた。入ろうとするとそこには門兵がいた。

 「身分証を見せてくれ。」
しまった。そんなものがあったのか。どうしようと考えてると、
 「なんだ無いのか?それじゃあこの紙に手をかざしてくれ。」

ん?よくわからんがひとまず手をかざしてみる。

 「よし、問題ないな。通っていいぞ。あと、身分証は早めに作れよ。怪しまれるからな。」
 「ありがとうございます。」

どうやらあれは盗賊かそうでないかの検査だったらしい。だったら早く作らないとな。とりあえずもう暗いから宿屋に行かないと。

 「すいません。ここに泊まりたいんですが、従魔がいても大丈夫ですか?」
 「あ、いらっしゃいませ。大丈夫ですよ。スライムですか。可愛いですね。」

可愛いと言われ、喜んで跳ねるアクア。そしてOKなようで良かった。

 「1人と1匹で3000と1000の4000ダリルになります。ご飯は下で別途でお願いします。」
 「わかりました。」

小金貨4枚を渡し、鍵をもらって部屋に行く。部屋は無難にベットと机に椅子があるぐらいだった。
もう遅いのでお金だけ取ってカバンを下ろして、下へ降りる。

 「今日はシチューとパンの付け合わせね。」
 「わかりました。」

待っている間、アクアと遊んでいた。遊んだとは言ってもツンツンと触ったり、転がしたりしただけだが。それでもアクアは「キュ♪」と嬉しそうにしている。少しアクアの言いたいことがわかるようになってきたかな?

 「はいお待ちどう……あ!?」
 「どうかしました。」
 「スライムがいたね。用意してなかったわ。どうする。」
 「アクアはどうする?」

聞くと、アクアは腕を伸ばしてシチューだけ指す。

 「それじゃシチューをこれの3分の1くらいでお願いします。」
 「あいよ。」

そして、届いてきた。もらいに行くとアクアは喜んでいるのか机の上でぴょんぴょん跳ねている。

 「危ないぞ、大人しくして。」

するとすぐに大人しくなった。

 「その子賢いね。スライムに好みがあるなんてね。」

たしかにそうだな。名前の時も否定したり、食べ物を見せると嬉しそうにするし。
  「いただきまーす。」「キュー♪」

食べ始める。アクアには時折シチューをすくって体に入れたり、パンをちぎって皿に乗せて食べさせる。食べ終わると満足したのか足元にすごい寄ってくる。
 「もう食べなくてもいいか?」
 「キュ。」

大丈夫らしい。あれだけ食べてたのに不思議だ。
(スライムは空腹はそれほどなく、胃袋がないので限界もない。ただ味に満足したら終わりなのだ。)
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