72 / 74
第72話 神殿調査とホビット族の研究員
しおりを挟む
エイドから剣を預かって数日が経ったある朝、悠真は納屋の掃除を終え、庭に出ると、アースがのんびりと日向ぼっこをしているのを見つけた。白い鱗に金色の模様が朝日を受けて美しく輝いている。
「おはよう、アース。良い天気だな」
悠真が声をかけると、アースは赤い瞳をゆっくりと開け、「シュルル」と小さく鳴いて挨拶を返した。背中の小さな翼のような鰭をふわりと動かし、悠真の方へゆっくりと這い寄ってくる。
そんな穏やかな朝の風景に微笑んでいると、牧場の門の方から人の気配がした。振り向くと、エイドが大きな荷物を背負いながら歩いてくるのが見えた。そして意外なことに、その隣には小さな女の子が一人、同じように大きな荷物を背負って歩いている。
「おはようございます、白石さん!」
エイドは遠くから手を振って挨拶した。眼鏡を直しながら笑顔で近づいてくる。
「ああ、エイドさん。おはよう」
悠真も手を振り返し、近づいてくる二人を迎えた。アースは物珍しそうに首を傾げながら、二人の様子を見つめている。
「神殿の調査のために早速準備を整えてきました。あ、こちらは……」
エイドは隣の小さな女の子を紹介するように手を添える。
悠真は眉を上げ、エイドの横にいる可愛らしい少女を見た。金色の三つ編みを両側に垂らし、明るい茶色の瞳をした少女は、年齢は10歳くらいにしか見えない。小柄な体に、研究員らしき服装を着ているが、どことなく違和感がある。
「もしかして、お子さんですか?」
悠真が無邪気に尋ねると、途端にその少女の表情が一変した。
「むっ!若造、わっちはお主よりよほど年上なのじゃ!」
少女の声は予想外に渋く、語尾も特徴的だった。怒りに満ちた目で悠真を睨みつけている。
「え……?」
一瞬理解できずに悠真が問い返すと、エイドが慌てて説明を始めた。
「あの、白石さん。彼女はミルフィ・シールと言って、ホビット族なんです。見た目は少女のようですが、実は王国でも最年長の研究員なんですよ」
「何が最年長じゃ! わっちはまだまだ若いのじゃ!」
ミルフィは今度は別の理由で怒り出した。エイドの表情からは、これがよくあることだと伝わってくる。
「ちなみに正確な年齢は……」
悠真が小声で尋ねると、エイドも小声で返した。
「それは私も知らないんです。聞くと大変なことになるので……」
うんうんと頷きながら、悠真は状況を理解した。子供扱いも年寄り扱いも嫌うタイプらしい。
「失礼しました、ミルフィさん。私が無知でした」
悠真は誠実に謝罪した。心の中では「人は見かけによらぬもの」という言葉を再認識していた。
「ふん、分かればよいのじゃ」
ミルフィは腕を組み、少し機嫌を直した様子を見せた。そのぷんぷんとした様子が、実は可愛らしくも見える。
――――――
悠真は同じことが起きぬよう、先にリーフィアとリオンにも説明してから、彼女を家に招き入れた。
「リーフィア、リオン、こちらがミルフィさんです」
悠真の紹介を聞いて、リーフィアとリオンは理解ある対応をした。
「ようこそお越しくださいました。ミルフィさん」
リーフィアは穏やかに微笑みながら挨拶をした。
「牧場での滞在、楽しんでくださいね!」
リオンも明るい笑顔で迎えた。
「うむ、よろしく頼むのじゃ」
ミルフィは満足したように頷いた。
エイドたちは神殿調査のために数日、二階の部屋を貸してほしいという話だった。
「もちろん構わないよ。使っていない部屋だし、好きなだけ使ってくれ」
悠真は快く引き受けた。エイドの顔が明るくなる。
「ありがとうございます! 本当に助かります」
「じゃあ、リオン。部屋の用意を手伝ってくれるか?」
「はい、お任せください!」
リオンは元気よく返事をし、エイドとミルフィの荷物を運ぶのを手伝った。
――――――
牧場を案内していると、シャドウとミストが遊びに現れた。漆黒の毛並みのシャドウと、灰色の霧のような模様のミストは、悠真たちを見るとこちらに駆け寄ってきた。
「おや、この子らは?」
ミルフィは目を輝かせた。
「シャドウとミストだよ。子熊たちだ」
シャドウが悠真の足元に擦り寄り、ミストはミルフィの前で立ち止まって、好奇心いっぱいの目で見上げている。
「なるほどの。エイドの報告に合ったシャドウベアーの子か」
ミルフィはミストの頭をそっと撫でた。ミストはその手に頭を擦り付け、喜んでいる様子だ。
その後も牧場の案内を続けていると、新しい人が気になるのか次々と動物達が近寄ってくる。ミルフィは彼らに思いの外優しい態度で接していた。
「わっちも長年研究しておるが、本当にこんな特殊な能力を持つ生き物たちが一箇所に集まっておるとはの……」
――――――
牧場の案内を軽く終えたあと、二人は例の洞窟の方に調査に向かった。夕食時になり戻ってきた二人とともに食事を始めると、リーフィアの作った料理を前にエイドは心から満足そうな表情を浮かべた。
「ここの食事は本当に美味しいですね!」
「うむ、見事な腕前じゃ」
ミルフィも大きく頷いて同意した。
「ありがとうございます。でも、牧場の素材が良いからですよ」
リーフィアは謙遜するようにそう答えた。食事を楽しみながら、エイドたちは神殿について分かったことを話してくれた。
「あの神殿は、恐らく千年以上前のものだと思われます。壁の文様は古代バストリア文字に近いのですが、解読は難しいですね」
「うむ。だが、興味深いのはその神殿が何のために建てられたかじゃ」
ミルフィは小さな体で大きなスプーンを握りながら、熱心に話した。
「神殿内部には、他にも何か重要なものがあるかもしれないと考えています。ですから、すぐには難しいですが、土砂を取り除いて神殿を正規の道から訪れることができるように整備したいと思うのです」
エイドは眼鏡を直しながら言った。
「それなら、土砂を取り除くのはテラに頼んでおくよ」
悠真は提案した。テラの能力なら、短時間で効率よく作業できるだろう。
「それは助かります!」
「うむ。感謝するぞ」
かなり人手が掛かるであろう作業に、悠真からその様な提案をされた二人は感謝の言葉を返した。
――――――
翌朝、悠真はテラを連れて、エイドとミルフィと一緒に神殿がある場所へと向かった。テラは「ミュウ!」と元気に鳴きながら、前足で土を掘り始めた。その速さと正確さに、二人の研究員は感心した様子だ。
「カーバンクルの土を操る能力は聞いていたが、実際に見るのは初めてじゃ……」
ミルフィが小声でつぶやいた。額の赤い宝石が太陽の光を受けて美しく輝くテラの姿に見入っている。
数日間、エイドとミルフィは神殿の調査を続けた。その間、牧場の生き物たちも彼らに慣れ、特にミルフィはミストとすっかり仲良くなっていた。
最終日、調査を終えた二人は荷物をまとめ始めた。
「今回の調査、本当にありがとうございました」
エイドは悠真たちに深く頭を下げた。
「うむ、わっちも楽しい時間を過ごせたぞ」
ミルフィも満足げな表情を浮かべている。
「一度街に戻って報告書をまとめますが、また来てもよろしいでしょうか?」
「もちろん。いつでも歓迎するよ」
悠真は微笑みながら答えた。リーフィアとリオンも頷いている。
「それでは、その時もよろしくお願いします」
エイドは嬉しそうに言った。
「次はもっと長く滞在するかもしれんぞ。その時はよろしく頼む」
ミルフィも珍しく柔らかな表情で言った。
「ミルフィ先生、またぜひ来てください!」
リオンが元気よく言うと、ミルフィは「先生とは言わんでよい」と照れたように言った。しかし、その表情には確かに喜びが浮かんでいた。
牧場の門まで見送りに行くと、シャドウとミストも駆け寄ってきて、特にミストはミルフィの足元で鳴いていた。
「また会おうぞ、ミスト」
ミルフィは珍しく優しい声で言った。
こうして、エイドとミルフィは牧場を後にした。悠真たちは彼らが見えなくなるまで手を振り続けた。
――――――
夕暮れ時、悠真は牧場の丘の上で夕日を眺めていた。今日も一日が穏やかに過ぎていく。オレンジ色に染まる空が、次第に深い藍色へと変わっていく様子は見飽きることがない。
「悠真さん」
リーフィアの声が背後から聞こえた。振り返ると、彼女は銀色の髪を夕日に輝かせながら立っていた。
「ああ、リーフィア。どうした?」
「エイドさんたちが帰って、少し寂しくなりましたね」
「そうだな。特にリオンは楽しそうだったしな」
二人は並んで夕日を眺めた。牧場では、サクラが草を食み、アースが岩の上で寝そべっている。平和な光景だ。
「さて、そろそろ晩御飯の時間ですよ。リオンもきっと待っています」
リーフィアの言葉に、悠真は立ち上がった。
「そうだな。行こうか」
月が昇り始め、牧場全体が銀色の光に包まれていく。またひとつ、牧場で過ごす穏やかな一日が終わろうとしていた。
「おはよう、アース。良い天気だな」
悠真が声をかけると、アースは赤い瞳をゆっくりと開け、「シュルル」と小さく鳴いて挨拶を返した。背中の小さな翼のような鰭をふわりと動かし、悠真の方へゆっくりと這い寄ってくる。
そんな穏やかな朝の風景に微笑んでいると、牧場の門の方から人の気配がした。振り向くと、エイドが大きな荷物を背負いながら歩いてくるのが見えた。そして意外なことに、その隣には小さな女の子が一人、同じように大きな荷物を背負って歩いている。
「おはようございます、白石さん!」
エイドは遠くから手を振って挨拶した。眼鏡を直しながら笑顔で近づいてくる。
「ああ、エイドさん。おはよう」
悠真も手を振り返し、近づいてくる二人を迎えた。アースは物珍しそうに首を傾げながら、二人の様子を見つめている。
「神殿の調査のために早速準備を整えてきました。あ、こちらは……」
エイドは隣の小さな女の子を紹介するように手を添える。
悠真は眉を上げ、エイドの横にいる可愛らしい少女を見た。金色の三つ編みを両側に垂らし、明るい茶色の瞳をした少女は、年齢は10歳くらいにしか見えない。小柄な体に、研究員らしき服装を着ているが、どことなく違和感がある。
「もしかして、お子さんですか?」
悠真が無邪気に尋ねると、途端にその少女の表情が一変した。
「むっ!若造、わっちはお主よりよほど年上なのじゃ!」
少女の声は予想外に渋く、語尾も特徴的だった。怒りに満ちた目で悠真を睨みつけている。
「え……?」
一瞬理解できずに悠真が問い返すと、エイドが慌てて説明を始めた。
「あの、白石さん。彼女はミルフィ・シールと言って、ホビット族なんです。見た目は少女のようですが、実は王国でも最年長の研究員なんですよ」
「何が最年長じゃ! わっちはまだまだ若いのじゃ!」
ミルフィは今度は別の理由で怒り出した。エイドの表情からは、これがよくあることだと伝わってくる。
「ちなみに正確な年齢は……」
悠真が小声で尋ねると、エイドも小声で返した。
「それは私も知らないんです。聞くと大変なことになるので……」
うんうんと頷きながら、悠真は状況を理解した。子供扱いも年寄り扱いも嫌うタイプらしい。
「失礼しました、ミルフィさん。私が無知でした」
悠真は誠実に謝罪した。心の中では「人は見かけによらぬもの」という言葉を再認識していた。
「ふん、分かればよいのじゃ」
ミルフィは腕を組み、少し機嫌を直した様子を見せた。そのぷんぷんとした様子が、実は可愛らしくも見える。
――――――
悠真は同じことが起きぬよう、先にリーフィアとリオンにも説明してから、彼女を家に招き入れた。
「リーフィア、リオン、こちらがミルフィさんです」
悠真の紹介を聞いて、リーフィアとリオンは理解ある対応をした。
「ようこそお越しくださいました。ミルフィさん」
リーフィアは穏やかに微笑みながら挨拶をした。
「牧場での滞在、楽しんでくださいね!」
リオンも明るい笑顔で迎えた。
「うむ、よろしく頼むのじゃ」
ミルフィは満足したように頷いた。
エイドたちは神殿調査のために数日、二階の部屋を貸してほしいという話だった。
「もちろん構わないよ。使っていない部屋だし、好きなだけ使ってくれ」
悠真は快く引き受けた。エイドの顔が明るくなる。
「ありがとうございます! 本当に助かります」
「じゃあ、リオン。部屋の用意を手伝ってくれるか?」
「はい、お任せください!」
リオンは元気よく返事をし、エイドとミルフィの荷物を運ぶのを手伝った。
――――――
牧場を案内していると、シャドウとミストが遊びに現れた。漆黒の毛並みのシャドウと、灰色の霧のような模様のミストは、悠真たちを見るとこちらに駆け寄ってきた。
「おや、この子らは?」
ミルフィは目を輝かせた。
「シャドウとミストだよ。子熊たちだ」
シャドウが悠真の足元に擦り寄り、ミストはミルフィの前で立ち止まって、好奇心いっぱいの目で見上げている。
「なるほどの。エイドの報告に合ったシャドウベアーの子か」
ミルフィはミストの頭をそっと撫でた。ミストはその手に頭を擦り付け、喜んでいる様子だ。
その後も牧場の案内を続けていると、新しい人が気になるのか次々と動物達が近寄ってくる。ミルフィは彼らに思いの外優しい態度で接していた。
「わっちも長年研究しておるが、本当にこんな特殊な能力を持つ生き物たちが一箇所に集まっておるとはの……」
――――――
牧場の案内を軽く終えたあと、二人は例の洞窟の方に調査に向かった。夕食時になり戻ってきた二人とともに食事を始めると、リーフィアの作った料理を前にエイドは心から満足そうな表情を浮かべた。
「ここの食事は本当に美味しいですね!」
「うむ、見事な腕前じゃ」
ミルフィも大きく頷いて同意した。
「ありがとうございます。でも、牧場の素材が良いからですよ」
リーフィアは謙遜するようにそう答えた。食事を楽しみながら、エイドたちは神殿について分かったことを話してくれた。
「あの神殿は、恐らく千年以上前のものだと思われます。壁の文様は古代バストリア文字に近いのですが、解読は難しいですね」
「うむ。だが、興味深いのはその神殿が何のために建てられたかじゃ」
ミルフィは小さな体で大きなスプーンを握りながら、熱心に話した。
「神殿内部には、他にも何か重要なものがあるかもしれないと考えています。ですから、すぐには難しいですが、土砂を取り除いて神殿を正規の道から訪れることができるように整備したいと思うのです」
エイドは眼鏡を直しながら言った。
「それなら、土砂を取り除くのはテラに頼んでおくよ」
悠真は提案した。テラの能力なら、短時間で効率よく作業できるだろう。
「それは助かります!」
「うむ。感謝するぞ」
かなり人手が掛かるであろう作業に、悠真からその様な提案をされた二人は感謝の言葉を返した。
――――――
翌朝、悠真はテラを連れて、エイドとミルフィと一緒に神殿がある場所へと向かった。テラは「ミュウ!」と元気に鳴きながら、前足で土を掘り始めた。その速さと正確さに、二人の研究員は感心した様子だ。
「カーバンクルの土を操る能力は聞いていたが、実際に見るのは初めてじゃ……」
ミルフィが小声でつぶやいた。額の赤い宝石が太陽の光を受けて美しく輝くテラの姿に見入っている。
数日間、エイドとミルフィは神殿の調査を続けた。その間、牧場の生き物たちも彼らに慣れ、特にミルフィはミストとすっかり仲良くなっていた。
最終日、調査を終えた二人は荷物をまとめ始めた。
「今回の調査、本当にありがとうございました」
エイドは悠真たちに深く頭を下げた。
「うむ、わっちも楽しい時間を過ごせたぞ」
ミルフィも満足げな表情を浮かべている。
「一度街に戻って報告書をまとめますが、また来てもよろしいでしょうか?」
「もちろん。いつでも歓迎するよ」
悠真は微笑みながら答えた。リーフィアとリオンも頷いている。
「それでは、その時もよろしくお願いします」
エイドは嬉しそうに言った。
「次はもっと長く滞在するかもしれんぞ。その時はよろしく頼む」
ミルフィも珍しく柔らかな表情で言った。
「ミルフィ先生、またぜひ来てください!」
リオンが元気よく言うと、ミルフィは「先生とは言わんでよい」と照れたように言った。しかし、その表情には確かに喜びが浮かんでいた。
牧場の門まで見送りに行くと、シャドウとミストも駆け寄ってきて、特にミストはミルフィの足元で鳴いていた。
「また会おうぞ、ミスト」
ミルフィは珍しく優しい声で言った。
こうして、エイドとミルフィは牧場を後にした。悠真たちは彼らが見えなくなるまで手を振り続けた。
――――――
夕暮れ時、悠真は牧場の丘の上で夕日を眺めていた。今日も一日が穏やかに過ぎていく。オレンジ色に染まる空が、次第に深い藍色へと変わっていく様子は見飽きることがない。
「悠真さん」
リーフィアの声が背後から聞こえた。振り返ると、彼女は銀色の髪を夕日に輝かせながら立っていた。
「ああ、リーフィア。どうした?」
「エイドさんたちが帰って、少し寂しくなりましたね」
「そうだな。特にリオンは楽しそうだったしな」
二人は並んで夕日を眺めた。牧場では、サクラが草を食み、アースが岩の上で寝そべっている。平和な光景だ。
「さて、そろそろ晩御飯の時間ですよ。リオンもきっと待っています」
リーフィアの言葉に、悠真は立ち上がった。
「そうだな。行こうか」
月が昇り始め、牧場全体が銀色の光に包まれていく。またひとつ、牧場で過ごす穏やかな一日が終わろうとしていた。
59
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里
ファンタジー
「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
元王城お抱えスキル研究家の、モフモフ子育てスローライフ 〜スキル:沼?!『前代未聞なスキル持ち』の成長、見守り生活〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇
料理の上手さを見込まれてモフモフ聖獣に育てられた俺は、剣も魔法も使えず、一人ではドラゴンくらいしか倒せないのに、聖女や剣聖たちから溺愛される
向原 行人
ファンタジー
母を早くに亡くし、男だらけの五人兄弟で家事の全てを任されていた長男の俺は、気付いたら異世界に転生していた。
アルフレッドという名の子供になっていたのだが、山奥に一人ぼっち。
普通に考えて、親に捨てられ死を待つだけという、とんでもないハードモード転生だったのだが、偶然通りかかった人の言葉を話す聖獣――白虎が現れ、俺を育ててくれた。
白虎は食べ物の獲り方を教えてくれたので、俺は前世で培った家事の腕を振るい、調理という形で恩を返す。
そんな毎日が十数年続き、俺がもうすぐ十六歳になるという所で、白虎からそろそろ人間の社会で生きる様にと言われてしまった。
剣も魔法も使えない俺は、少しだけ使える聖獣の力と家事能力しか取り柄が無いので、とりあえず異世界の定番である冒険者を目指す事に。
だが、この世界では職業学校を卒業しないと冒険者になれないのだとか。
おまけに聖獣の力を人前で使うと、恐れられて嫌われる……と。
俺は聖獣の力を使わずに、冒険者となる事が出来るのだろうか。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
グラサン幼女の異世界とらべるっ! ~最強の【魔眼】を宿す転生幼女は、もふかわ神獣を連れてスローライフな旅路を楽しみます~
空戯ケイ
ファンタジー
社畜OL、水城愛璃(みずきあいり)は、女神のうっかりミスにより25歳の若さで死んだ。
お詫びとして女神が提案したのは、オッドアイの幼女ボディへの転生。
そうして幼女の姿で異世界転生を果たしたアイリだったが、
特異体質により『感情が高ぶると暴発する魔眼』が宿っていることが発覚!
しかも両目!?
それを封じるため、女神から与えられたユニークスキルは、『神のサングラス』。
このサングラスをかければ、魔眼の暴発を抑えられるらしいけど……常にグラサンかけてる幼女とか怪しすぎじゃない!?
だけど、とある"激レア魔道具"があれば 、なんと魔眼を完治できるらしい。
ならばその魔道具を手に入れるため、異世界を巡るしかないっ!
さらに旅の道すがら、もふもふフェンリルや忍者少女、特異スライムを仲間にし、珍道中はさらに加速していって――!!
まったりのんびりをモットーに、たまに魔物や刺客に襲われちゃう。
【グラサン幼女】の破天荒な異世界旅が始まる!
※更新は不定期です。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる