転生魔竜~異世界ライフを謳歌してたら世界最強最悪の覇者となってた?~

アズドラ

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第185話

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 全身の脱皮が終わり新しい角や翼が少しずつ伸びてもう少しで完全回復だろうという今日この頃、俺はのんびりと過ごしながらここの日常を眺めていこうと思う……っと早速、珍しい組み合わせが居るな。
「ん? あたしの服装?」
 プハァっと一気にビールを呷りながら冒険者でいつの間にかここに完全に溶け込んでいたエイダと元勇者の少女二人、ホノカとミカ。女子会だろうか? まぁ仲がいいなら文句はない。
「はい、あらためて見るとその……肌の露出がすごいなって」
 エイダはハルバート系の装備を使いこなすベテランの女戦士であり装備は機動性、運動性重視のいわゆるビキニアーマーと呼ばれる装備をしていて。ここに居る間もそれは変わらず新しく作ってやった衣装も総じて上下でわかれているビキニ系が多い。なんで戦うのにあんな装備なんだよってよくネットの議題にも上がってた話題だしちょっと気になるかも?
「ん~単純に慣れちゃってるっていうのが一番かな、動きやすいし!」
「確かに動きやすいでしょうけど……」
 実際関節とか動きの邪魔にはならないよな……回避系の前衛だしそもそも被弾を想定してないんだろう。
「まぁ、真面目な話をするとね。私ら冒険者は何があっても全て自己責任、助けてくれる人なんて誰も居ないのが当たり前なんだ。そして金銭面も自分でどうにかしなきゃならんしそこには勿論宿代に食費、装備の維持費とか全部考えなきゃいけないわけ……正直とてもじゃないけどお金が足らんのよ」
 まぁそりゃそうだ、ゲームとかだとそういう生々しい細かいところは省かれるし気にも留めてなかったけど装備の維持費に食費や宿、どう頑張ってもお金が足りないだろうし想像以上に冒険者という職業は夢が無いらしい。
「で、どうにかこうにか稼ごうと考えると生活費や装備代を削りつついい金額になる大物を狙いたい。そこで旅団や一党を組むんだ」
 節約はどの時代も大事だなぁ。
「一党ってパーティみたいなものかな?」
「たぶん、私達がゲームとかで使ってる用語の原型みたいなものじゃないかな?」
 確かにゲームでよく聞くアライアンスやパーティみたいな用語は無いよね。
「パーティだかなんだかは知らねぇけど、一党を組んでもいいことばかりじゃない。報酬や素材は山分けになるか運営資金に回されるからそれなりの大物倒さないと個人の収入にはあまり繋がらないしなぁ……まぁそれでも生存率や効率は上がるし凡人ならこれが常套手段だし一番安全だからな」
「なるほど……」
「で、あたしの装備に関してなんだけど。元々使ってた防具、これなエルダーライモスっていう北方の険しい山岳地帯に生息する希少種の毛皮から作られてて性能は高いんだけど素材の価値が高すぎて全身装備なんて無理だったんだよ……破損したら素材が無くて修理不可だしな、実際長い間使ってたから妥協素材で修繕を繰り返して継ぎ接ぎ状態だ」
 そういえばエイダのビキニアーマー見たクーネリアがいろんな生物の毛皮や金属で補修が繰り返されてて本来の性能がもう出ていないって言ってたっけか。
「まぁお姉さんが助言するなら、冒険者は甘くないしそうとうな覚悟が必要だ」
 のんべぇのエイダの顔が真剣になった、てかああいう顔もできるんだな。
「特にあたしら女性はいろんな厄介事が付きまとう……女に飢えた男は勿論、人狩りや空き巣もうきりが無い程たくさんある」
 まぁそれはなんとなく察する。法整備ができてないこの世界ではバレなければ何をしてもという考えのやつが少なくない。特に美人や可愛い娘ならなおさら問題が付きまとうだろうしそういう対策としての一党や旅団の一面もあるのだろう。
「あたしみたいな筋肉女ならそこまで問題ないけど、嬢ちゃん達は間違いなく狙われるよ」
「でもエイダさん美人じゃないですか、胸も大きいし羨ましい位……」
 ホノカが自分の胸を見て落ち込んでる気がする……紳士な俺は勿論気づかないし何も見ていない。
「あっはっは、ありがと。でもねこんなガタイの女じゃ顔が良くてもあんま需要がないんだよ」
 実際エイダの体は引き締まり腹筋も割れていてそこらへんの男よりもしっかりしている。しかし女性らしさも間違いなくありしかも多くの戦いを潜り抜けてきたのに痕になるような傷を一切受けていないあたり高い実力を証明している。
「そんなことないですよ! 憧れます!!」
 実際同性にモテるタイプだろうなっていう気はする。
「そんなに褒めてもなにもでないよ……あ、あともう一つ問題があったな」
「なんですか?」
「ここの暮らし」
「え?」
「ここの暮らしに慣れると他の場所で生活ができない……」
「あぁ……」
 ホノカ達がなんか納得してる?
「飯美味い! 酒美味い! 仕事もあるしおまけに普通の冒険者よりも強くなれる!」
「確かに帝国で食べてた頃と比べると……」
「比べられない位豊かだよね……」
 仮にも勇者だし最高の待遇だったんじゃないのかあの子達は……
「だろ? 正直ヴリトラの旦那が娶ってくれないかなって期待してるんだ!」
 ……聞こえません、聞いてません! 
「そうなんですか?」
「だってそうすれば妃だしもう生涯安泰だよ!! それにあたしだって女なんだ、冒険者やっててもいつかは子供産んで家庭を持ちたい夢はあるんだよ……」
 小声で半分は冗談だよ、半分は……っとぼそっと呟いていた。少し儚げな表情、ああいう顔もできるんだなぁ……
「叶うといいですね!」
「おう!」
 ホノカの言葉にニコッと笑ってみせるエイダ、こういうのも悪くないな。
「もし冒険者をやってみたいなら一緒についてってやるから声かけな!」
「はい! ありがとうございます!!」
 ホノカ達は嬉しそうに笑っている、エイダはのんべぇだけど面倒見のいい姉さんって感じなんだよなぁ……キッド達の面倒もずっと見てたんだろうし。
「まぁ治療を終えたらだけどな」
「はい……」
 そう、ホノカとミカ元勇者の二人は現在治療中なのだ。ミカは右腕を失ってからのリハビリ、ホノカは戦争時に飲んだ薬の副作用の治療。中和薬無しで竜薬を摂取した結果、彼女の体は竜に侵食されてしまったのだ……ほとんど普通の人間なのだが右目が竜の物となり頭の右側にも小さな角、気持ちが昂ると顔や体の部分部分に鱗が走るようになってしまい現在治療中となっている。
「痛みはもうないんですけどね……」
「まぁ人としては立派な異状だし女なんだからちゃんと直しな」
「はい!」
 神に対抗するためとはいえ結構危ない薬使わせることになっちゃったし本人の満足いくようにはしてあげよう。ちなみに、ビキニアーマーについて防具のプロに聞いたところやはり防御用としては全くと言ってもいい程機能しないとのことだった。というより純粋な防御力で考えるならフルプレートやチェーンメイルしか無いらしい。それでもああいう装備が存在するのはそれなりのメリットがちゃんとあるらしい、それはまず必要素材が少量のため希少な高品質素材を使いやすい。希少素材の持つ付与効果の恩恵を得ることもできて防御以外の面で非常に有効に作用するとのことだったし勿論男性や性欲の強い蛮族種からの油断を誘えるというのもあるとか? まぁ見た目があれだから使う人はそういう事を気にしない、むしろ武器として利用する位豪胆な女性しか居ないと言われて納得した。
「主様、何を見ていたのですか?」
「カエデ、いや珍しい組み合わせだなと思ってね」
「あぁ、最近はレフカさんも混ざってよく話してますよ?」
「そうなのね、ところでなにか用事?」
「はい、そろそろヘラクスさん達も起き始めてきたので例の件に着手しようと思いまして」
「あれね、ウンディーネも相談無しにいきなり言ってくるから……」
「まぁでも出来ないことではないですしむしろ今後を考えると有益ですよ?」
「だからたちが悪いんだよあの人……」
 カエデがふふっと笑ってみせる。実は冬の間ウンディーネに急に持ってこられた話があって、それのためにまた結構な規模の建築をしなきゃいけないことになっているのだ。
「そこら辺はセナ達に任せるし必要ならアルやカルに言ってコボルト達に手伝ってもらっても全然かまわないから俺の指示って言っていいよ」
 アル達ハイコボルト以外のコボルト達は基本的に坑道から出てこない、一部の突然変異で産まれた赤毛や銀毛の子が鍛冶場などに出てきているくらいだ。よく坑道に行くマリー達の話では結構な規模で増えてるらしく中の方も物凄く大きくなってるらしい。
「彼らが協力してくれるならだいぶ楽になりますね、詳しくはセナさん達と相談して準備ができ次第作業を始めますね」
「任せるよ」
「……」
「どうかした?」
 話は終わったけどカエデが不思議そうにこっちを見ている。
「いえ、主様全然動かないのでどうしたのかなって……」
 そう、実は現在俺は微動だにせずぼーっとしているのだ。
「これ」
 俺は頭の上、髪の中を指差して見せる。
「あら!」
 そこには気持ちよさそうに寝息を立てているライハとアーシラ、ジルが潜り込んでいたのだ。最近チビッ子達が遊び疲れるとここに潜りこんで寝るようになってしまって動くに動けなくなってしまったのだ。
「お父さんも大変ですね」
「幸せだよ」
 レイトもこの位慣れてくれたら嬉しいんだけどいまだにアズハにベッタリだし正直悲しい……
「じゃあ起こすのも悪いですし私はこれで」
「わるいね、カエデ」
「いえ、ルーフェさんも無理はできないですしお任せください」
 そう言ってカエデは去って行くのだった。まぁそのルーフェさんも俺の体を日陰に寄っかかって寝てるんですけどね……この機会にとことんデレデレベッタリな彼女なのです。
「今年はのんびり平和に過ごせますように……」
「ご主人様、それは前触れと呼ばれるものでは?」
「……起きてたのね」
 確かにフラグっぽい事言ってしまった気がする。
「まだ眠いので一緒に寝ましょ……」
 ルーフェに撫でられながらゆっくりとまどろみに沈んでいく春の一日だった。
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