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第64話
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昼間から温泉に入ってのんびりできる生活、地球に居た頃じゃ考えられない贅沢だ。
「あのぉ~ご主人様、ホントにいいのですか?」
「いいのいいの、やらせて?」
俺が温泉でのんびりしているとアルがやってきたのだ。イルとウルは女湯に行ったがアルだけ興味本意で混浴にきたら鉢合わせしたらしい。
「痒いとことかある?」
「とっても気持ちいいです~」
一緒に入っていいのかな? とアルがオロオロしだしていたので呼んで背中を流してあげることにしたのがこの状況の始まりだった。
「イルとウルもこっち来てもよかったんだよ?」
「二人にお姉ちゃん混浴見てきたら~っておススメされたんです。もしかしたらイタズラされたのかもしれないですね」
結構イタズラ好きなのね、アルも大変だ。
「でも主様に洗ってもらえるなんて思いもしませんでした」
「たまにはいいでしょ、俺も暇だったしね」
それにアル達の触り心地は癖になる綺麗な毛並みなのだ。フサフサで今はお湯に濡れてしっとりとして気持ちいい感触だ。
「ちゃんと髪も洗いなよ? せっかく綺麗なんだから」
「そんな、綺麗だなんて!」
尻尾がブンブン動いているのが可愛らしい、アル達もここがだいぶ長くなってきたしいろいろやって頑張ってくれている。これがご褒美になるかはわからないけど労ってあげなければ。
「えい!」
「ひゃん!?」
「尻尾もちゃんと洗わなきゃね!」
「いじわるしないでくださいぃ!」
振っていた尻尾を急に掴むとアルはビクッとしてちょっと頬を膨らませていた。可愛いなと思いながら尻尾も洗ってあげた。
「これで終わりかな、前は自分で洗うでしょ?」
「やってくれないんですか?」
「……」
この後何が起きたかは秘密だ。ご想像におまかせしよう……
「主様、今日は何もしないんですかぁ?」
「ん? この後ちょっと探索行こうかなって思ってるよ」
しばらくした後、俺とアルは寝湯でごろんとしながらのんびりしていた。意外にお昼の温泉は人が集まらないからゆっくりできるのはいい。
「アルも一緒に来る?」
「いいんですか?」
「お散歩みたいなもんだけどね」
「行きます!」
嬉しそうに勢いよく起き上がるのはいいんだけどアル、今更感はあるけど前を隠して、この体制はいろいろまずい。何がとは言わないけどまずい……
「主様とお出かけは初めてなので楽しみです!」
「そう言えば一緒に出掛けたことなかったね」
「街とかですと私達みたいな獣人種は大変ですからね……」
確かにアル達のような種族は珍しいという意味でも街に出るのは難しい。敵に思われたりレアだと捕まりそうになったり想像できてしまう……
「まぁ森の中だし、俺も居るから大丈夫だよ」
「はい!」
俺はアルの頭を撫でながらそう言うと、すごく嬉しそうに笑顔で尻尾をブンブン振っていた。
「アル、準備はいい?」
「はい! 完了です!」
温泉を出た後、俺とアルは準備をして森に散策へと出発する。適度な場所まで空を飛んで行って、そこから着陸、お散歩しながら何かないか探すのだ。
「今日は雪も止んでるし天気もいいね」
「そうですね、雪は積もってますけど全然歩ける範囲です」
「アル、寒くない?」
「大丈夫です、私寒さには強いんですよ!」
何よりアルが嬉しそうにしているのがいい。尻尾を振ってくれるからわかりやすい!
「まぁ散策に出てはみたけど冬だし特に何もないんだけどね……」
「じゃあお散歩デートですね!」
アルがそれで嬉しそうならまぁいいかな。こういうとこはホント犬というかペット感があってすごくかわいいんだよなぁ……
「主様!」
「どうしたの?」
急に今までのペットな雰囲気が消え緊張したような声を上げる。
「金属のぶつかる音が聞こえます、多分剣とか武器だと思います」
「どっち?」
「あっちです!」
確かに最近はこの森にも冒険者が出入りするようになった。しかしそれでも北のお義父さんの領地付近でしかないはずだけど……
「居ました!」
「ん? 戦ってるのは冒険者と……」
よく見ると冒険者っぽい人間の集団と対峙しているのは二人の女性だと思う。片方の女性が剣を構えもう一人を庇いながら戦っているようだった。
「何度言ったらわかる! 私達はお前達人間に手を出すつもりもなければ関わるつもりもないのだと!」
「そうは言ってもなぁ、こっちとしても魔物を見つけてはいそうですかと放置できねぇんだわ」
「そうだ、そんな外見しておいて人間に無害かなんてわかるかっての」
「わからずやめ……」
確かに彼女達は普通の人ではない、特徴的な薄い青みがかった緑にも見えそうな肌の色をしていた。雰囲気的にアーシラに似てるかな。
「私達はここの森を抜けたいだけだ! 邪魔しないで!」
「そう言うなよ、お前達は連行する。抵抗しなければ命は取らねぇから、な?」
「私達はさぞ高く売れるでしょうからね、できれば傷つけたくもないでしょう」
「っち……」
あぁ、あの冒険者。人狩りってか彼女達を捕まえて奴隷にでもしたいのかな。なんで俺が出かけるとこういうのばっか出くわすんだろ……
「剣奴や性奴隷、珍しい物好きにはさぞ高値でうれそうですね」
「おい、少しくらい痛めつけても構わねぇ……黙らせろ」
「へい」
じりじりと距離を詰めていく、人数差でゴリ押しって感じかな、冒険者ってこういうやつら多いのかな?
「イリオ、貴女だけでも……ここは私が食い止めるから!」
「そんなことできません、一緒に行くと約束したじゃないですか!」
「ごちゃごちゃうるせぇな、いうことを聞かないお前らが悪いんだからなっ!」
「えいっ!」
「ぐえっへ!?」
「!?」
いつの間にかアルが飛び出していた。冒険者であろう男の腕を掴み腹に強烈な一撃を叩き込みそのまま投げ飛ばして見せた。てか、アルって格闘系だったの!? つっよ……
「何ですか、男達で集まって女性をいたぶるような真似をして!!」
「なんだこいつ……こいつも魔物か? まぁいい、おいこいつも一緒にやっちまえ!」
「やってやります!」
「アル、いいよ。後は任せて」
「主様?」
こうなってしまったらしょうがない、うちの家族にも手を出そうというのなら容赦はしない。
「ここからは俺が相手をしてやるから全員まとめてかかってきな」
「んだと野郎! 邪魔しやがるならぶっ殺すぞ!!」
「俺の家族に手を出すなら容赦しねぇぞ」
睨みつけながら三人を庇うように前に出る。まぁこの位でビビって帰ってくれるならいいんだけどね、命は大事にしなきゃだと思うよ?
「アル、二人を任せていい?」
「はい! さぁお二人ともこちらに」
「は、はい……?」
二人は何が何だかわからないという顔をしているがアルは笑顔で二人を木の陰まで連れて行った。
「おい、このクソ野郎を殺してさっさと捕まえて帰るぞ」
男たちは俺を囲むように広がっていく、まぁ俺の後ろになんて行かせないけどね。
「お前達、ここが何て呼ばれているか知ってる?」
「は? 何言ってやがる……!?」
俺はドラゴンモードへと変身してみせる。するとさっきまでの勢いはなくなり真っ青な顔をしてこっちを向いていた。
「喧嘩を売ったのはお前達だ、生きて帰れると思うなよ?」
ここから俺の一方的な虐殺だった。まぁ一人として生きて帰ることは無理だったね。死体はもちろん焼却処分、とりあえず片付けまで終わった。
「アル、もういいよ」
「流石主様です!」
「助けていただきありがとうございます……もしかして、ヴリトラ様でしょうか?」
二人の女性が恐る恐る俺の前にやってきた。そんなにビビらなくても襲いませんよ。
「そう呼ばれているね、君たちは?」
「私はイリオ、ゴブリンジェネラルです」
「私はグレース、ゴブリンパラディン」
そう言うと二人はお辞儀してみせた。やっぱゴブリン系の娘達だった、アーシラと似ているわけだ。
「ここで立ち話もなんだしうちに来るかい?」
「いいのですか?」
「ここで会ったのも何かの縁だろうし構わないよ、アル、お散歩はまた今度でいい?」
「大丈夫です!」
「じゃあ一度帰ろうか」
俺は三人を連れて飛び立った。とりあえず今後の事や詳しいことは帰ってからだね。
「あのぉ~ご主人様、ホントにいいのですか?」
「いいのいいの、やらせて?」
俺が温泉でのんびりしているとアルがやってきたのだ。イルとウルは女湯に行ったがアルだけ興味本意で混浴にきたら鉢合わせしたらしい。
「痒いとことかある?」
「とっても気持ちいいです~」
一緒に入っていいのかな? とアルがオロオロしだしていたので呼んで背中を流してあげることにしたのがこの状況の始まりだった。
「イルとウルもこっち来てもよかったんだよ?」
「二人にお姉ちゃん混浴見てきたら~っておススメされたんです。もしかしたらイタズラされたのかもしれないですね」
結構イタズラ好きなのね、アルも大変だ。
「でも主様に洗ってもらえるなんて思いもしませんでした」
「たまにはいいでしょ、俺も暇だったしね」
それにアル達の触り心地は癖になる綺麗な毛並みなのだ。フサフサで今はお湯に濡れてしっとりとして気持ちいい感触だ。
「ちゃんと髪も洗いなよ? せっかく綺麗なんだから」
「そんな、綺麗だなんて!」
尻尾がブンブン動いているのが可愛らしい、アル達もここがだいぶ長くなってきたしいろいろやって頑張ってくれている。これがご褒美になるかはわからないけど労ってあげなければ。
「えい!」
「ひゃん!?」
「尻尾もちゃんと洗わなきゃね!」
「いじわるしないでくださいぃ!」
振っていた尻尾を急に掴むとアルはビクッとしてちょっと頬を膨らませていた。可愛いなと思いながら尻尾も洗ってあげた。
「これで終わりかな、前は自分で洗うでしょ?」
「やってくれないんですか?」
「……」
この後何が起きたかは秘密だ。ご想像におまかせしよう……
「主様、今日は何もしないんですかぁ?」
「ん? この後ちょっと探索行こうかなって思ってるよ」
しばらくした後、俺とアルは寝湯でごろんとしながらのんびりしていた。意外にお昼の温泉は人が集まらないからゆっくりできるのはいい。
「アルも一緒に来る?」
「いいんですか?」
「お散歩みたいなもんだけどね」
「行きます!」
嬉しそうに勢いよく起き上がるのはいいんだけどアル、今更感はあるけど前を隠して、この体制はいろいろまずい。何がとは言わないけどまずい……
「主様とお出かけは初めてなので楽しみです!」
「そう言えば一緒に出掛けたことなかったね」
「街とかですと私達みたいな獣人種は大変ですからね……」
確かにアル達のような種族は珍しいという意味でも街に出るのは難しい。敵に思われたりレアだと捕まりそうになったり想像できてしまう……
「まぁ森の中だし、俺も居るから大丈夫だよ」
「はい!」
俺はアルの頭を撫でながらそう言うと、すごく嬉しそうに笑顔で尻尾をブンブン振っていた。
「アル、準備はいい?」
「はい! 完了です!」
温泉を出た後、俺とアルは準備をして森に散策へと出発する。適度な場所まで空を飛んで行って、そこから着陸、お散歩しながら何かないか探すのだ。
「今日は雪も止んでるし天気もいいね」
「そうですね、雪は積もってますけど全然歩ける範囲です」
「アル、寒くない?」
「大丈夫です、私寒さには強いんですよ!」
何よりアルが嬉しそうにしているのがいい。尻尾を振ってくれるからわかりやすい!
「まぁ散策に出てはみたけど冬だし特に何もないんだけどね……」
「じゃあお散歩デートですね!」
アルがそれで嬉しそうならまぁいいかな。こういうとこはホント犬というかペット感があってすごくかわいいんだよなぁ……
「主様!」
「どうしたの?」
急に今までのペットな雰囲気が消え緊張したような声を上げる。
「金属のぶつかる音が聞こえます、多分剣とか武器だと思います」
「どっち?」
「あっちです!」
確かに最近はこの森にも冒険者が出入りするようになった。しかしそれでも北のお義父さんの領地付近でしかないはずだけど……
「居ました!」
「ん? 戦ってるのは冒険者と……」
よく見ると冒険者っぽい人間の集団と対峙しているのは二人の女性だと思う。片方の女性が剣を構えもう一人を庇いながら戦っているようだった。
「何度言ったらわかる! 私達はお前達人間に手を出すつもりもなければ関わるつもりもないのだと!」
「そうは言ってもなぁ、こっちとしても魔物を見つけてはいそうですかと放置できねぇんだわ」
「そうだ、そんな外見しておいて人間に無害かなんてわかるかっての」
「わからずやめ……」
確かに彼女達は普通の人ではない、特徴的な薄い青みがかった緑にも見えそうな肌の色をしていた。雰囲気的にアーシラに似てるかな。
「私達はここの森を抜けたいだけだ! 邪魔しないで!」
「そう言うなよ、お前達は連行する。抵抗しなければ命は取らねぇから、な?」
「私達はさぞ高く売れるでしょうからね、できれば傷つけたくもないでしょう」
「っち……」
あぁ、あの冒険者。人狩りってか彼女達を捕まえて奴隷にでもしたいのかな。なんで俺が出かけるとこういうのばっか出くわすんだろ……
「剣奴や性奴隷、珍しい物好きにはさぞ高値でうれそうですね」
「おい、少しくらい痛めつけても構わねぇ……黙らせろ」
「へい」
じりじりと距離を詰めていく、人数差でゴリ押しって感じかな、冒険者ってこういうやつら多いのかな?
「イリオ、貴女だけでも……ここは私が食い止めるから!」
「そんなことできません、一緒に行くと約束したじゃないですか!」
「ごちゃごちゃうるせぇな、いうことを聞かないお前らが悪いんだからなっ!」
「えいっ!」
「ぐえっへ!?」
「!?」
いつの間にかアルが飛び出していた。冒険者であろう男の腕を掴み腹に強烈な一撃を叩き込みそのまま投げ飛ばして見せた。てか、アルって格闘系だったの!? つっよ……
「何ですか、男達で集まって女性をいたぶるような真似をして!!」
「なんだこいつ……こいつも魔物か? まぁいい、おいこいつも一緒にやっちまえ!」
「やってやります!」
「アル、いいよ。後は任せて」
「主様?」
こうなってしまったらしょうがない、うちの家族にも手を出そうというのなら容赦はしない。
「ここからは俺が相手をしてやるから全員まとめてかかってきな」
「んだと野郎! 邪魔しやがるならぶっ殺すぞ!!」
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「アル、二人を任せていい?」
「はい! さぁお二人ともこちらに」
「は、はい……?」
二人は何が何だかわからないという顔をしているがアルは笑顔で二人を木の陰まで連れて行った。
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男たちは俺を囲むように広がっていく、まぁ俺の後ろになんて行かせないけどね。
「お前達、ここが何て呼ばれているか知ってる?」
「は? 何言ってやがる……!?」
俺はドラゴンモードへと変身してみせる。するとさっきまでの勢いはなくなり真っ青な顔をしてこっちを向いていた。
「喧嘩を売ったのはお前達だ、生きて帰れると思うなよ?」
ここから俺の一方的な虐殺だった。まぁ一人として生きて帰ることは無理だったね。死体はもちろん焼却処分、とりあえず片付けまで終わった。
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「私はグレース、ゴブリンパラディン」
そう言うと二人はお辞儀してみせた。やっぱゴブリン系の娘達だった、アーシラと似ているわけだ。
「ここで立ち話もなんだしうちに来るかい?」
「いいのですか?」
「ここで会ったのも何かの縁だろうし構わないよ、アル、お散歩はまた今度でいい?」
「大丈夫です!」
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俺は三人を連れて飛び立った。とりあえず今後の事や詳しいことは帰ってからだね。
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