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イケてる? 私の立志編
第43話 輝け! 勝利のゴボウ伝説
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ジャージマントのおかげで、ふわっと着地。
「エメラク先生のデザイン最高……! ありがとう……!」
※エメラク『いつもと違って褐色じゃないし人外じゃないし露出度も低いからそっちのフェチ全振りだったんですけど役立って良かったです』
「お、おう……」
※『はづきっち引いとる』『エメラクさんの本来の作風とちょっと違うもんな!』
深遠な話を聞いてしまった。
性癖の世界は怖いなー。
「たった一人で降りてきたピョン!? はづきさんすごいピョンなー」
壁を蹴りながら降りてきたピョンパルさんが、私の前に降り立った。
ぴょこぴょこお尻を振りながら、私に話しかけてくる。
「あ、ど、ど、どうも! 新人のきら星はづきです~」
「なっはっは! 気を使わなくていいピョンよー! 誰だって新人の期間があるピョン。パルもデビューは三年前だし、そんなにベテランじゃないピョンからなー」
さっき調べたら、チャンネル登録者数200万人超えとかいうとんでもない人だった。
ライブダンジョンはなうファンタジーと比べて数が少ないけど、その分だけ一人ひとりがアイドル的な人気を持っていて、物凄い登録者数を誇るんだなあ。
「今度パルとコラボしようピョン!」
「あー! ずるいんだけどパル! キャプテンもコラボするー!!」
「あひー!」
この海王星アクアという海賊っぽいイメージの人も、登録者数200万人超え……!
すっごい人に挟まれてしまった!
※『ライブダンジョンのトップクラスに挟まれて小さくなってるぞ』『ほんとトップ配信者に好かれるよな、うちの姫は』『小動物的可愛さがあるからな……』
「た、助けてくれお前ら~」
※たこやき『コラボしてもっとビッグになってくれはづきっち』
「うわーっ、ス、スパチャがたくさん来たー! 後押ししてくるとか鬼かー!」
きら星はづきに逃げ場なし!!
こうして私は、ライブダンジョン側ともコラボすることになってしまったのだった。
とんでもないことになってきた……。
ダンジョンハザードを収めても、まだまだ大変だぞ……!
「はいはい皆さん! ダンジョン最深部で雑談もいいですけれど、ダンジョンハザードの主原因を前にお尻を向けるのはマナー違反ですよ! 倒してから存分にお尻を向けてあげましょう!」
「委員長の言い回しは相変わらず面白いピョンな……!!」
「キャプテンああ言う言い方大好きなんだよねー!」
「それにわたくしも、はづきさんとコラボしたいですから。この後で、コラボ権を掛けて勝負しませんか?」
「えっ!!」
ついになうファンタジートップの風花委員長まで加わってきて、三つの勢力が誕生した!
私はその中心あたりで「あひー」という他ない!
たすけてー!!
勝負項目は早押しクイズになったようで、後に熾天使バトラさんにジャッジを依頼するらしい。
「今日帰ってから企画書作りますんで、実行は来月以降になりますね。連絡しますから専用のザッコも作っておきましょう」
「うーし、キャプテンやるぞー!!」
「負けないピョンなー!!」
燃え上がる委員長、キャプテン、パルさん。
なんだこれ、なんだこれ。
私の意志はどこに~。
「あ、あのー!! 出てきました、ボスモンスター!!」
この状況下で、勇気を振り絞ったカンナちゃんの声が響き渡る!
ハッと我に返る、大物配信者三人なのだった。
ダンジョンハザードの真っ只中でこういう話できるの、本当に大物すぎる……!
いや、私もこの場から逃れたいばかりでダンジョンハザードのコトすっかり忘れてたけど!!
出現したのは、大きな扉のような姿のモンスター。
門扉は完全に開かれていて、そこから次々にモンスターが出現して来ていた。
きりがない!
あっという間に、私たちが降り立ったところはモンスターに埋め尽くされてしまった。
「よーっし、一斉射! 道を切り開くからねーっ!!」
「ピョン! パルは大物狙いで行くピョンよー!」
ライブダンジョンの二人が、モンスターの群れに挑んでいった。
委員長は鞭を構えて、私とトライシグナルの三人に告げる。
「わたくしたちが溢れ出すモンスターを減らします。その間に、皆さんは扉のモンスターを倒してください!」
「えっ、いいんですか!?」
卯月さんの言葉に、委員長が頷いた。
「もちろん。この状況でわたくしたちの誰が欠けても、モンスターは外へ溢れ出します。ですからこれはわたくしたちが減らさなければなりません。だけど大きなモンスター一体なら、皆さんで仕留められるでしょう。これは役割分担です! それから!」
私たちに向けて、委員長がぴしっと人差し指を立てた。
「死ぬのはルール違反ですので、死なないように死ぬほど頑張って来てください!」
「「「はいっ!!」」」
いい返事をするトライシグナルの三人!
「ほへ?」
自分のことだと一瞬わからない私!
※『はづきっち~~~!!』『ほんと外さないなあ……』『がんばれー!』
「お、お、おう、がんばる」
だが、色々ありすぎて、今の私は全然ものを考えられなくなっているぞ。
「えーと、この後どうすれば」
※『俺ら集合知の出番か』『今こそ自転車だろ』『はづきっちの広範囲蹂躙兵器、借りた自転車!!』
「あ、そっか!」
トライシグナルの三人が先に突き進んでいる後ろで、私はいそいそとポーチに手を突っ込んだ。
スポンっと取り出す自転車。
※『私の自転車! まだ活躍してる!』『貸主の女子高生じゃん』『ようこそはづきっちのチャンネルへ』
「あっ、お借りしてます……! 大活躍してます」
私はペコペコしながら、自転車にまたがった。
そして漕ぎ始める。
自転車が光り輝いた。
向かってくるモンスターは、自転車のタイヤにボイーンと弾かれると『ウグワーッ!?』消滅する!
私はどんどん突き進む。
自転車の移動速度が速いので、モンスターが集団で攻撃できないのだ。
誰も私を止められない!
ついにトライシグナルの三人を追い抜いた。
「つ、ついてきて!!」
「はづきちゃんありがとう!!」
「ほんと、頼れるよねえ!」
「年下にキャリーされる私たち」
眼の前には、巨大な扉の形をしたモンスター。
接近する私を見て、モンスターは『もがあああああああ!!』と叫んだ。
溢れ出すモンスターの数が増える!
だけど、トライシグナルの三人が叫んだ。
「私たちが援護するから!!」
「よーっし!! モンスターを止めてやるーっ!!」
「はづきちゃん、打ち上げるからね!」
打ち上げる……?
その直後、水無月さんが使った魔法で、地面から猛烈な間欠泉が吹き上がった。
真上に私がいたので、そのまま空に放り出される。
「あひーっ!?」
ジャージマントが輝く。
ふわりと、自転車にまたがった私が空を舞った。
※たこやき『決め時でしょ』もんじゃ『装備するんだ!』おこのみ『エモーい!』
ポーチから取り出すのは、光り輝く伝家の宝刀。
ゴボウ!
今だけ片手運転だけど、委員長はちょっと笑うと、私に背を向けて戦い始めた。
見えてないってアクションありがたい。
「あちょーっ!!」
自転車ごと、私は扉モンスターに飛びかかった。
前輪が扉モンスターに炸裂する!
さらに、私がゴボウでペチペチ叩く!
『ウグッ! ウグワッ! ウグワーッ!?』
扉モンスターが絶叫した。
全身から虹色の輝きを放ちながら、その巨体が消滅していく。
ゆっくりと地面に降りていく私の眼の前で、扉の向こうの景色が一瞬だけ見えた。
どこまでも広がる森と、剣のように鋭く尖った山々。
今にもこちらに飛び出さんとする、無数のモンスターたち。
異世界の光景そのものだった。
だけどそれらは、扉モンスターの消滅とともに、完全に消え失せてしまった。
扉から飛び出したモンスターたちも、次々にその姿が消えていく。
どういうことだろう?
だけど私に考える暇など与えられなかった!
なぜなら!
「やったー! はづきちゃんサイコー!!」
「やったね!! やったねー!!」
「これ、ハグする流れ? よーしよし! えいやー!!」
トライシグナルの三人に、三方向から強烈にハグされてしまったからだ!
「あひー!? つ、つぶれるぅ~!」
私の情けない悲鳴が、ダンジョンの奥底に響き渡るのだった。
「エメラク先生のデザイン最高……! ありがとう……!」
※エメラク『いつもと違って褐色じゃないし人外じゃないし露出度も低いからそっちのフェチ全振りだったんですけど役立って良かったです』
「お、おう……」
※『はづきっち引いとる』『エメラクさんの本来の作風とちょっと違うもんな!』
深遠な話を聞いてしまった。
性癖の世界は怖いなー。
「たった一人で降りてきたピョン!? はづきさんすごいピョンなー」
壁を蹴りながら降りてきたピョンパルさんが、私の前に降り立った。
ぴょこぴょこお尻を振りながら、私に話しかけてくる。
「あ、ど、ど、どうも! 新人のきら星はづきです~」
「なっはっは! 気を使わなくていいピョンよー! 誰だって新人の期間があるピョン。パルもデビューは三年前だし、そんなにベテランじゃないピョンからなー」
さっき調べたら、チャンネル登録者数200万人超えとかいうとんでもない人だった。
ライブダンジョンはなうファンタジーと比べて数が少ないけど、その分だけ一人ひとりがアイドル的な人気を持っていて、物凄い登録者数を誇るんだなあ。
「今度パルとコラボしようピョン!」
「あー! ずるいんだけどパル! キャプテンもコラボするー!!」
「あひー!」
この海王星アクアという海賊っぽいイメージの人も、登録者数200万人超え……!
すっごい人に挟まれてしまった!
※『ライブダンジョンのトップクラスに挟まれて小さくなってるぞ』『ほんとトップ配信者に好かれるよな、うちの姫は』『小動物的可愛さがあるからな……』
「た、助けてくれお前ら~」
※たこやき『コラボしてもっとビッグになってくれはづきっち』
「うわーっ、ス、スパチャがたくさん来たー! 後押ししてくるとか鬼かー!」
きら星はづきに逃げ場なし!!
こうして私は、ライブダンジョン側ともコラボすることになってしまったのだった。
とんでもないことになってきた……。
ダンジョンハザードを収めても、まだまだ大変だぞ……!
「はいはい皆さん! ダンジョン最深部で雑談もいいですけれど、ダンジョンハザードの主原因を前にお尻を向けるのはマナー違反ですよ! 倒してから存分にお尻を向けてあげましょう!」
「委員長の言い回しは相変わらず面白いピョンな……!!」
「キャプテンああ言う言い方大好きなんだよねー!」
「それにわたくしも、はづきさんとコラボしたいですから。この後で、コラボ権を掛けて勝負しませんか?」
「えっ!!」
ついになうファンタジートップの風花委員長まで加わってきて、三つの勢力が誕生した!
私はその中心あたりで「あひー」という他ない!
たすけてー!!
勝負項目は早押しクイズになったようで、後に熾天使バトラさんにジャッジを依頼するらしい。
「今日帰ってから企画書作りますんで、実行は来月以降になりますね。連絡しますから専用のザッコも作っておきましょう」
「うーし、キャプテンやるぞー!!」
「負けないピョンなー!!」
燃え上がる委員長、キャプテン、パルさん。
なんだこれ、なんだこれ。
私の意志はどこに~。
「あ、あのー!! 出てきました、ボスモンスター!!」
この状況下で、勇気を振り絞ったカンナちゃんの声が響き渡る!
ハッと我に返る、大物配信者三人なのだった。
ダンジョンハザードの真っ只中でこういう話できるの、本当に大物すぎる……!
いや、私もこの場から逃れたいばかりでダンジョンハザードのコトすっかり忘れてたけど!!
出現したのは、大きな扉のような姿のモンスター。
門扉は完全に開かれていて、そこから次々にモンスターが出現して来ていた。
きりがない!
あっという間に、私たちが降り立ったところはモンスターに埋め尽くされてしまった。
「よーっし、一斉射! 道を切り開くからねーっ!!」
「ピョン! パルは大物狙いで行くピョンよー!」
ライブダンジョンの二人が、モンスターの群れに挑んでいった。
委員長は鞭を構えて、私とトライシグナルの三人に告げる。
「わたくしたちが溢れ出すモンスターを減らします。その間に、皆さんは扉のモンスターを倒してください!」
「えっ、いいんですか!?」
卯月さんの言葉に、委員長が頷いた。
「もちろん。この状況でわたくしたちの誰が欠けても、モンスターは外へ溢れ出します。ですからこれはわたくしたちが減らさなければなりません。だけど大きなモンスター一体なら、皆さんで仕留められるでしょう。これは役割分担です! それから!」
私たちに向けて、委員長がぴしっと人差し指を立てた。
「死ぬのはルール違反ですので、死なないように死ぬほど頑張って来てください!」
「「「はいっ!!」」」
いい返事をするトライシグナルの三人!
「ほへ?」
自分のことだと一瞬わからない私!
※『はづきっち~~~!!』『ほんと外さないなあ……』『がんばれー!』
「お、お、おう、がんばる」
だが、色々ありすぎて、今の私は全然ものを考えられなくなっているぞ。
「えーと、この後どうすれば」
※『俺ら集合知の出番か』『今こそ自転車だろ』『はづきっちの広範囲蹂躙兵器、借りた自転車!!』
「あ、そっか!」
トライシグナルの三人が先に突き進んでいる後ろで、私はいそいそとポーチに手を突っ込んだ。
スポンっと取り出す自転車。
※『私の自転車! まだ活躍してる!』『貸主の女子高生じゃん』『ようこそはづきっちのチャンネルへ』
「あっ、お借りしてます……! 大活躍してます」
私はペコペコしながら、自転車にまたがった。
そして漕ぎ始める。
自転車が光り輝いた。
向かってくるモンスターは、自転車のタイヤにボイーンと弾かれると『ウグワーッ!?』消滅する!
私はどんどん突き進む。
自転車の移動速度が速いので、モンスターが集団で攻撃できないのだ。
誰も私を止められない!
ついにトライシグナルの三人を追い抜いた。
「つ、ついてきて!!」
「はづきちゃんありがとう!!」
「ほんと、頼れるよねえ!」
「年下にキャリーされる私たち」
眼の前には、巨大な扉の形をしたモンスター。
接近する私を見て、モンスターは『もがあああああああ!!』と叫んだ。
溢れ出すモンスターの数が増える!
だけど、トライシグナルの三人が叫んだ。
「私たちが援護するから!!」
「よーっし!! モンスターを止めてやるーっ!!」
「はづきちゃん、打ち上げるからね!」
打ち上げる……?
その直後、水無月さんが使った魔法で、地面から猛烈な間欠泉が吹き上がった。
真上に私がいたので、そのまま空に放り出される。
「あひーっ!?」
ジャージマントが輝く。
ふわりと、自転車にまたがった私が空を舞った。
※たこやき『決め時でしょ』もんじゃ『装備するんだ!』おこのみ『エモーい!』
ポーチから取り出すのは、光り輝く伝家の宝刀。
ゴボウ!
今だけ片手運転だけど、委員長はちょっと笑うと、私に背を向けて戦い始めた。
見えてないってアクションありがたい。
「あちょーっ!!」
自転車ごと、私は扉モンスターに飛びかかった。
前輪が扉モンスターに炸裂する!
さらに、私がゴボウでペチペチ叩く!
『ウグッ! ウグワッ! ウグワーッ!?』
扉モンスターが絶叫した。
全身から虹色の輝きを放ちながら、その巨体が消滅していく。
ゆっくりと地面に降りていく私の眼の前で、扉の向こうの景色が一瞬だけ見えた。
どこまでも広がる森と、剣のように鋭く尖った山々。
今にもこちらに飛び出さんとする、無数のモンスターたち。
異世界の光景そのものだった。
だけどそれらは、扉モンスターの消滅とともに、完全に消え失せてしまった。
扉から飛び出したモンスターたちも、次々にその姿が消えていく。
どういうことだろう?
だけど私に考える暇など与えられなかった!
なぜなら!
「やったー! はづきちゃんサイコー!!」
「やったね!! やったねー!!」
「これ、ハグする流れ? よーしよし! えいやー!!」
トライシグナルの三人に、三方向から強烈にハグされてしまったからだ!
「あひー!? つ、つぶれるぅ~!」
私の情けない悲鳴が、ダンジョンの奥底に響き渡るのだった。
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