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スローライフから逃げられると思うな編
第68話 対策、廻天将軍!
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『これはなんですかな?』
「さっき発明した網だ。これをな、こう……柱を何本か立ててそれぞれの間に張る。そして飛空艇で空を駆け回れば、魔人たちがどんどん引っかかるというわけだ」
『なるほど! これは便利ですなあ。ではこの棒は?』
「引っかかった魔人たちを押して落っことすための棒だ。プロペラに巻き込まれないようにな」
『おお、素朴なやり方なんですなあ』
ラムザーが感心している。
とにかく、廻天将軍を捕獲するときに、他の魔人が割り込んでこない事が望ましい。
なので、他にも色々作った。
例えばトリモチ棒。
『鳥のような魔人をトリモチ棒で! ……これはちょっとダジャレには昇華できませんな』
「意外とラムザーの中でのダジャレハードルが高いな」
ジャイアントクラッカー各種。
これはずらりと舷側に並べてある。
船に設置された砲台みたいな感じだな。
「まるで戦うみたいねー」
「ノー、戦いノー。スローライフは戦いません。これは危険な魔人侯を捕獲するための備えです」
実際、武器と呼べるものは一切ない。
全部日常使いの道具である。
あの網だって、実はバレーボールの網なのだ。
石碑の他に発見した小さな遺跡で、それらしいものを手に入れてしまってな。
もちろん、バレーボールもたくさん作った。
骨たちが今、サーブ、レシーブ、トス、アタックの練習をしている。
『カタカタ』
「ほうほう、ボールを手にするだけで使い方が分かってくる? スローライフのバレーボールだからな。道具そのものに使い方や遊び方が染み付いているんだろう」
今回は助っ人として、壺のおっさんやマタギのおっさんも召喚してある。
タマル一味総力でかかるぞ。
マタギのおっさんのみ、一切遊びがなくて猟銃で狙撃するけどな。
これは狩りだからノーカンなのだ。
『オー! ミーはファイトしますよー! ダブルトリモチスティーック!!』
フランクリンがトリモチを両手に構えて振り回している。
時々プロペラに張り付いて、一緒に回されたり『オーノー!』
かくして準備は整った。
いざ、廻天将軍の住処までである。
空の迷宮は大きいとは言え、それにも限度がある。
ちょっと進むと、赤い構造材で作られたビルが見えてきた。
そう、ビルディングなんである。
この世界の古代文明的なのは、俺の世界に近かったんだろうな。
ビルの窓は全部外されており、俺たちの接近に気付いた魔人たちが次々飛び出してくる。
「よーし、落とせー! 船の上に落っこちてきたら俺がゲットする!」
『まさか貴様らからやって来るとはな!! 我輩がここまで攻め込まれたのは初めてだぞ!! 良かろう、貴様を強力な魔人侯と認めようタマル!!』
廻天将軍も出てきた。
そして部下の魔人たちをけしかけつつ、やつは何やら身構えた。
廻天将軍の体に光の筋が走り、右腕に集まっていく。
おや? 右腕に謎の石が埋め込まれている……?
『我が神よ照覧あれ!! これは聖なる戦いである!!』
「あ、第二形態だ! そうだよな。こうやって部下を盾にして安全に変身すればいいんだよ。あの野郎、魔人侯随一の正気っぽいから本当にたちが悪いな」
せっかくなんで、パチンコ玉をガンガン撃ってやる。
『廻天将軍様危ないウグワー!』
『この玉ウグワー!』
『当たると落ちウグワー!』
この光景をじっと見ているラムザーが、
『何気にそのパチンコが空中では一番強力な武器ですな』
「ノー! 武器ノー! これは道具だよラムザーくうーん」
『あっ、そうでしたな! 我らは平和的スローライフ団体! たまたま火の粉が降り掛かってきたのでぱちんこっとそれを払っているだけですからな』
「さり気なく混ぜてきたね」
『お気付きになりましたかな』
二人で顔を見合わせて、グフフ……と笑った。
ポタルが駆け寄ってきて、俺たちの後頭部をぺちぺち叩く。
「そんなことしてる場合じゃないでしょー!」
「そうだった」
ラムザーの役割は、魔人たちの攻撃を受け止めることである。
ポタルは走り回って、アイテムボックスに入れている道具を仲間たちに受け渡している。
キャロルはトリモチを持って、フランクリンと一緒に近づく魔人をくっつけたりしているな。
『ぐはははは!! 部下たちよ、ご苦労! 我輩は今、完全な姿になった! 空の迷宮は奪わせぬぞタマル! この迷宮が貴様の墓標となるのだ!』
廻天将軍の変身が終わったようである。
真っ黒な鎧に身を包み、カラスっぽい頭にはねじくれた角が生えている。
翼も、手にしている槍も巨大化している。
強そうー。
「俺も負けんぞ。衣装を早着替えだ」
アイテムボックスからギリースーツを取り出す。
くるりんっと回転すると、俺も着替え完了だ。
この姿を見て、魔人たちが戦慄した。
『あ、あれが魔人侯タマルの真の姿……!』
『なんと醜く恐ろしい……!!』
「なんだとーっ!!」
俺、激おこである。
ギリースーツかっこいいだろう。
『虚仮威しと笑いはするまい! 貴様がやることには全て意味がある』
ギリースーツは格好だけなんで正しく虚仮威しなんですけどね。
『決着をつけようではないか! ぬわあーっ!!』
回転将軍が加速した。
黒い光の軌跡を描きながら、槍の連続攻撃が繰り出されてくる。
『ぬおー! タマル様危ないですぞー! いたた! 痛い痛い!』
ドラゴン装備のラムザーがこれを食い止める。
だが、装備の上から叩かれてるのは結構痛いようである。
破壊不能と、痛くないのは違うからね。
廻天将軍は恐ろしい相手だ。
第二形態になって、速度もリーチも上がってるしな。
これはパチンコを構える暇がない。
このままではな。
「ポルポルー!」
『ピピー』
ここで、俺の隠し玉が飛び上がった。
ドローンと合体したポルポルが、ブーンと飛んできてバキューンバキューンと廻天将軍を撃つ。
『ぬおっ!? な、なんだこれはー!!』
槍が振り回されるが、これはポルポルが真っ向から受け止めた。
ちょっとノックバックしたけど、すぐ戻ってくるな。
『ピピー!!』
そうだった。
ポルポルは氷ゾンビ爆発でもノーダメージなのだ。
装甲の厚さは、ちっちゃくても機動城塞なのである。
『くっ、おのれ! なんだこいつは!』
おっ、ポルポルがヘイトを稼いでくれている。
廻天将軍がちょっとの間、ポルポルに夢中になった。
その後ろで、俺は既にパチンコを構えていたのである。
一瞬だけ、ポルポルが俺の射線から外れる。
「シューッ!!」
『しまっ……!』
パチーンとパチンコ玉が命中し、廻天将軍は落下した。
『ウグワーッ!?』
そこを、素早く下に回り込んだ飛空艇がバレーの網でキャッチ。
フランクリンとキャロルがトリモチで固定する。
『う、動けぬ! 動けぬーっ!』
虫取り網を持って、俺が接近する。
『この我輩が、こんなところで……!! こんなところでやられるなどーっ!! ぬわーっ!!』
ピョインッ!
廻天将軍はアイコンになったのだった。
『ウグワーッ! 廻天将軍を撃破しました! 1500ptゲットです!』
▶UGWポイント
5200pt
「さっき発明した網だ。これをな、こう……柱を何本か立ててそれぞれの間に張る。そして飛空艇で空を駆け回れば、魔人たちがどんどん引っかかるというわけだ」
『なるほど! これは便利ですなあ。ではこの棒は?』
「引っかかった魔人たちを押して落っことすための棒だ。プロペラに巻き込まれないようにな」
『おお、素朴なやり方なんですなあ』
ラムザーが感心している。
とにかく、廻天将軍を捕獲するときに、他の魔人が割り込んでこない事が望ましい。
なので、他にも色々作った。
例えばトリモチ棒。
『鳥のような魔人をトリモチ棒で! ……これはちょっとダジャレには昇華できませんな』
「意外とラムザーの中でのダジャレハードルが高いな」
ジャイアントクラッカー各種。
これはずらりと舷側に並べてある。
船に設置された砲台みたいな感じだな。
「まるで戦うみたいねー」
「ノー、戦いノー。スローライフは戦いません。これは危険な魔人侯を捕獲するための備えです」
実際、武器と呼べるものは一切ない。
全部日常使いの道具である。
あの網だって、実はバレーボールの網なのだ。
石碑の他に発見した小さな遺跡で、それらしいものを手に入れてしまってな。
もちろん、バレーボールもたくさん作った。
骨たちが今、サーブ、レシーブ、トス、アタックの練習をしている。
『カタカタ』
「ほうほう、ボールを手にするだけで使い方が分かってくる? スローライフのバレーボールだからな。道具そのものに使い方や遊び方が染み付いているんだろう」
今回は助っ人として、壺のおっさんやマタギのおっさんも召喚してある。
タマル一味総力でかかるぞ。
マタギのおっさんのみ、一切遊びがなくて猟銃で狙撃するけどな。
これは狩りだからノーカンなのだ。
『オー! ミーはファイトしますよー! ダブルトリモチスティーック!!』
フランクリンがトリモチを両手に構えて振り回している。
時々プロペラに張り付いて、一緒に回されたり『オーノー!』
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いざ、廻天将軍の住処までである。
空の迷宮は大きいとは言え、それにも限度がある。
ちょっと進むと、赤い構造材で作られたビルが見えてきた。
そう、ビルディングなんである。
この世界の古代文明的なのは、俺の世界に近かったんだろうな。
ビルの窓は全部外されており、俺たちの接近に気付いた魔人たちが次々飛び出してくる。
「よーし、落とせー! 船の上に落っこちてきたら俺がゲットする!」
『まさか貴様らからやって来るとはな!! 我輩がここまで攻め込まれたのは初めてだぞ!! 良かろう、貴様を強力な魔人侯と認めようタマル!!』
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そして部下の魔人たちをけしかけつつ、やつは何やら身構えた。
廻天将軍の体に光の筋が走り、右腕に集まっていく。
おや? 右腕に謎の石が埋め込まれている……?
『我が神よ照覧あれ!! これは聖なる戦いである!!』
「あ、第二形態だ! そうだよな。こうやって部下を盾にして安全に変身すればいいんだよ。あの野郎、魔人侯随一の正気っぽいから本当にたちが悪いな」
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『廻天将軍様危ないウグワー!』
『この玉ウグワー!』
『当たると落ちウグワー!』
この光景をじっと見ているラムザーが、
『何気にそのパチンコが空中では一番強力な武器ですな』
「ノー! 武器ノー! これは道具だよラムザーくうーん」
『あっ、そうでしたな! 我らは平和的スローライフ団体! たまたま火の粉が降り掛かってきたのでぱちんこっとそれを払っているだけですからな』
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ポタルは走り回って、アイテムボックスに入れている道具を仲間たちに受け渡している。
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槍が振り回されるが、これはポルポルが真っ向から受け止めた。
ちょっとノックバックしたけど、すぐ戻ってくるな。
『ピピー!!』
そうだった。
ポルポルは氷ゾンビ爆発でもノーダメージなのだ。
装甲の厚さは、ちっちゃくても機動城塞なのである。
『くっ、おのれ! なんだこいつは!』
おっ、ポルポルがヘイトを稼いでくれている。
廻天将軍がちょっとの間、ポルポルに夢中になった。
その後ろで、俺は既にパチンコを構えていたのである。
一瞬だけ、ポルポルが俺の射線から外れる。
「シューッ!!」
『しまっ……!』
パチーンとパチンコ玉が命中し、廻天将軍は落下した。
『ウグワーッ!?』
そこを、素早く下に回り込んだ飛空艇がバレーの網でキャッチ。
フランクリンとキャロルがトリモチで固定する。
『う、動けぬ! 動けぬーっ!』
虫取り網を持って、俺が接近する。
『この我輩が、こんなところで……!! こんなところでやられるなどーっ!! ぬわーっ!!』
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