ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第3章:決断の章 〜それぞれの決意〜

96 和井田野球部に保護者の不満

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せんさんがあたりを見渡し、独特の緊張感を漂わせる。ゆっくりと話し出し、言葉の重さを感じていた。
「では、監督、お願い致します」

新入生、保護者はあたりをみわたし、状況が一変し、先ほどの笑顔が消えていた。ざわついていた言葉は、一切聞こえてこない。顔が強張っている保護者も見受けられる。慌てて、スマートフォンをマナーモード切り替える保護者の姿も...。

「入学おめでとう、寮については寮長からありました通りです。こちら3名がコーチ、そして1名医療トレーナー」

保護者の方が、あれ、あの人どこかでみたことがあるような、こちらの人もと顔色を伺いながら

もう一人の保護者の方が、恐る恐る挙手し

「突然ですが、質問してよろしいでしょうか?どこを、どうみても野球が出来るような、場所では、無いと思います」

真意をついた、一言に、保護者の方も、新入生もざわざわしていて、そうだよね、ここで野球は出来ないのでは、うちの子は他からも多数推薦が等、ざわついていた。先ほどの緊張感はどこにいったのか、それよりも不満、頭を抱える保護者達も見受けられる。

そこに、すっと、背の高い嘉位と由良が一歩前に出て

「ここが校庭です。和井田に校庭と呼べるものは、この場所のみです」堂々と一番背の高い生徒が口火を切る。


「皆さんの疑問を解決するべく、これから、皆さん、バスに乗って、移動して頂きます」優しい口調であるが、どこか優雅な言葉のテンポに目を奪われる。

「バスに乗るといっても、徒歩で着きますが、せっかくですので、それぞれ乗車してください」
「新入部員、新マネージャーは、僕達と徒歩で行きます」

「バスの方のご案内を、墨田さんお願い致します」
「新入生は、僕らと一緒に行きましょう」

保護者の方々の一部は、話が、違うのではないか・・・と、不満そうであった。
なにか、いろいろ、話ながらそれぞれの重い足を、ゆっくりと進み、案内されるがままに、マイクロに乗車し、マイクロが出ていった。

「では、行きましょう。車は来ないですが、公道ですので、2列で」副キャプテンが背筋を伸ばして、先導する。

新入生も、どこか、不満そうであったが、言われるがまま、2列で、
先頭に由良、八重
新入生が続き
最後に、嘉位、香織

歩いて、向かった。

車は走っておらず、道行く人も誰もいない。ただ、足を進めていくと

少しあるくと、そこに、大きな!!


「えええ!!!!!!」


「うわ、すげーーー」連ですら、声をあげ、歩速度があがる

「連、わたしも、知らなかった」楓は興奮気味で、連の速度についていく。

「あれ、楓知らなかったの?」

「佐伯は知っていたの?、何か策はあると、お兄様言っていたのは、覚えていますが、まさか!!!」

既に保護者達は、着いており、「これは、凄い!」一気に態度が変わっていた。写真を撮っても良いですか等、先ほどのうつむき顔であったことすら、忘れていた。

新入生も到着し、にぎやかに!「おい、これ、まじかよーー」
すごい、ここ、新マネージャーたちも大はしゃぎしていた。

監督は、してやったりと言わん顔をしながら
「ここからは、キャプテン、副キャプテンに任せます」

嘉位、由良が一歩前に出て

「僕がキャプテンの山本です、そして」
「副キャプテンの御手洗です、これから中をご案内致します。」

保護者の方が、なにやら、そうよね、あ・・・たしかに、見た顔というか「え!?」
保護者の方
「あの、失礼ですが、昨夜ニュースになっていた、お二人では?」

・・・やはり、そうなるのか「はい、その通りです」

保護者の方、さらに・・・

「キャプテン、副キャプテンは、昨夜のニュースも驚きましたが、もしかして、日本が初めてU-15代表で世界を制した、ノーノーの黄金バッテリーの方では」

保護者の方々、ええ、たしかに、どこかで、みたことが、「えー!」


「はい、私が捕手で、世界を制覇してきました。次は、日本を制します。宜しくお願い致します」

連は、笑いながら
「順番が逆だよね、日本から世界なのに、世界から、日本・・・・!」

一同大笑い

「では中へ」

保護者達も、新入部員も、まるで初めて見る、テーマパークに足を踏み入れるかのように、わくわくしてる様子。
湿っていた空気は、今は感じられないのであった。

女子トイレ、ロッカー、ブルペン、審判室、アナウンス室、ベンチと
もう、それは、それは、皆の目を奪うものばかり「ホテルの施設なのか!」と声が漏れる保護者も
事細かに説明をし、

保護者の方々は、声を揃えて!驚きを隠せず
これは、練習場ではなく、「スタジアムだ!」
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