ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第4章:想いの章 〜学園生活の出来事〜

第一四〇話 嘉位と由良の説明に、保護者は釘付けに

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嘉位
「保護者の皆さま、世田谷へようこそ、わたくし山本と申します」
「改めて、疑問におもわれているであろう、要点を解説致します」

「皆さん、ほぼ軟式野球にて学童チームに所属したり、あるいはジュニアであったりすると思います」

「硬式野球のクラブチームは、ボーイズリーグ、シニア、ヤング、ポニー等それぞれのルール、規約があります」

「世田谷はシニアに該当します。リトルシニアですね」

「保護者の方々で、学童野球の監督やコーチを務められた方、または、現役プロ野球、あるいはそのほか、芸能的なプロの方も」
「おられると思います」


「ボーイズリーグは、営利団体。つまり言葉通り、利益をあげ、収入減から監督、コーチ、スタッフ、設備へと支払われます」

「一方非営利団体である、リトルシニアをはじめとする硬式野球は、月謝はあります」

「その月謝はあくまでもチームの設備等に充当し、監督、コーチ、スタッフ、事務局、一切収入がありません。」



「わかりやすく言うと、ボランティアなのです。」


「リトルシニアにおいて、この関東では支部ブロックにわかれており」
「支部大会が行われ、その上位チームが関東ブロック大会、そして、その上位チームが、全国大会」


「その後、各硬式野球のボーイズ、リトル、等の日本1を争う大会」

「あるいは、47都道府県全ての硬式野球の代表を決めて、日本1位を争う」


「また、中学3年生の4-6月位にはWBC U-15の代表申し込みがあります」

「まず、ここでご理解頂きたい事は、非営利であり、監督をはじめとするスタッフ一同は、無報酬であるということ」

「そして、非営利団体のため、保護者のお手伝いは、お願いしなくてはなりません。」
「野球はお金と時間がかかります。これは間違いないです。学童野球でも多大な、ご父兄様、ご家族様のお時間とお金を」


「お子様に費やしてきました。その範囲がさらに、広がります。」


「学童野球の全国大会、数種類ありますが、それは別として」

「オープン戦等で、関西や、東北等への遠征は無かったと思います」


「ここが、まず、学童野球と、中学硬式野球の違いになります。ターゲット範囲が、近隣、東京でいうと関東近郊から」
「全国になります」

「保護者の負担は、学童野球とはくらべものにならないのかも、しれません」

「また、世田谷固有ですが、地域的なところもあり、オープン戦、遠征等も、保護者付き添いの元」

「現地集合、現地解散となります。これは世田谷が他のシニアと違うところです。」



「シニアによっては、お子様を朝お預かりし、夕方に迎えに来てもらう、硬式野球チームもあります」


「世田谷は、保護者と保護者との連携が必要になります。理不尽な事もあります」


「関東大会等、雨季にあたる場合、静岡に遠征につれていったが、雨で、急遽グラウンドが変わり、千葉へ戻る等」
「保護者の負担は重いです、悪く言えば時間的拘束です」

「それら遠征においても、保護者の皆さまと同じで、監督、コーチ、スタッフ、事務局も振り回され、理不尽な思いをしています」


「保護者様のご負担、以上にボランティアで、チーム150数名全員に対して、監督以下、皆様がルールに乗っ取り」
「働きかけてくださるので、世田谷はなりたっています」


「むこうの奥にいる、新高校1年生の保護者の方々は、監督のありがたみが、やっと理解できている事です」
「ここに、事務局の説明の不安要素、最大不安要素が、保護者の方にあります」


「先に、非営利であること、時間的負担は監督以下全て、同じ、いやそれ以上であることを、説明しました」










「次に、事務局の説明がうまく、通じない進路についてです」



「不安だと思います、3年間、家の子試合に出ていないのですが、Bチームなのですが、Cチームですが等」

「保護者、親の立場からしたら、勉強で良い高校に入るのか、この良い・悪い、の基準については、触れません。」
「いわゆる、エスカレーターで大学に入れる学校なのか、と捉えてください」


「又、うちの子だけ、高校に進学できないのでは、ないのか?」

「心配になりますね」



「ボーイズや、一部のシニアチーム等では、中学2年の夏や、秋に高校が決まる子も居ます」
「世田谷ももちろん、声がかかります。各高校、強豪高校、全国からです。」


「ただし、本人の希望を第一と考えてくれます」
「監督が、です。」


「例えば、今の新三年生が50名います。2月のこの2週目において、来月3月には全国大会が大阪であります」
「文武両道の学校であるならば、大きく分けて2つあります」

「中学生活、1年生から3年生までの9教科の合計点で評価する文武両道の有名私立高校」


「又は、中学校3年生の上期、あるいは、下期どちらかの総合成績で決めるところ」
「学業の成績は気にせず、野球の実績を重んじているところ」

「これらについては、各高等学校のホームページに入学案内、推薦制度いきちんと記載されています」
「事務局は監督にまかせておいてください、おそらく、そのような一言だったと思います」




保護者は、ざわざわしていて、その通りだ



「具体的な説明が無いので、ご不安に思われるわけです。」
「監督は一人、一人、個別に相談してなぜ、どうして、その学校に行きたいのか、言葉をかわして」


「選手本人が希望する高校に連絡し、合意を得ます、得てくれます」
「その後は、クラブチームと高校側で合意がとれたのちは、高等学校と中学校の話し合いになります」


「特待生度については、高等学校の担当者、中学校の担当者、進路指導とでも、言いましょうか、そして保護者の皆さまと」
「話し合いがあります」


「このような事が、事務局からは無かった為、皆さん、不安になるのでしょう、不満をお持ちなのでしょう」



保護者のかた、まさに、それ、うちの子野球しかできないけれど、高校いけるのかしら
うちは、頭も良いけど、野球もやらせたいのだけど、そういう話なのか



由良
「改めて、クラブチームの監督に高等学校を決める権限はありません。あくまでも推薦です。あるいは高校側から」
「ぜひ、この選手をうちで育ててみたい等の打診が、監督、スタッフにあります。」


「監督は選手に、こういう高校からスカウトが来ているが、判断は任せる、いつごろまでに、返答を」
「あるいは、選手が希望する高校にいたして、かけあい、セレクションの枠をあけてくださり、この日に行ってきなさい」


「等の橋渡しをしてくれます。高等学校と、中学校、保護者の話、合意とは別に、パイプ、道筋をつけてくれます」
「選手本人の希望を叶えるために、監督は尽力してくださいます。」



保護者、そういうからくりがあるのですね、いや、事務局は監督にまかせておいて、だけしか言わなかったから、納得です。
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