ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第5章:繋がり章 〜決断と告白の日常〜

第一八四話 佐伯、桜井はこれの何処が、バレンタインデー?

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教室の中、三好が指をさした所に、ぎっしりと文字が書かれていた。


先陣を切った薩摩兵の勢い、まさに雷霆の如し。

上様の命に背き、会津は義を貫かんとす。

京の都は、戦火に包まれながらも静かに時を刻む。

今こそ、志を胸に、刀を抜く時ぞ。

断じて退かず、我らの誠を示さん。

江戸の空、春の霞に紛れて、別れの言葉は風に消ゆ。

薩摩の誇りを胸に、旗の下で友と敵が交差する

運命に抗う術はただ、心の奥に秘めた願いのみ。



一色(わ!)

「凄い、戦場を駆け抜ける、決意みたいなものが」

「物語的にまとまっています。三好さん凄いです!」

「これは、山本先生に見てもらうと、褒めてくれますね」




三好(?いや、そうじゃないのだけれど)
三好(今日は、何の日?わかる、わからないの?)


三好(少し、ムッとしながら)


三好
「では、一色君これを、隣に、翻訳したものを、書いてください」

「外国人さんにツアーコンダクターとして、説明しなくては、いけませんね」



一色
「すこし、はずい、けれど、これは、物語として伝わるように、アレンジして」


「外国人の歴史ファンも、アニメファンも喜ぶ構成ですね」


「では、三好さん、書きますね」


一色は、三好の書いたとなりに、英文をスラスラと書き始めた

Satsuma troops charged forth like thunder.

Under imperial command, Aizu defies to uphold honor.

Kyoto, wrapped in flames, quietly marks the passage of time.

It is now the moment to draw blades with resolve.

Determined not to retreat, we shall prove our sincerity.

Edo’s spring haze veils farewell words lost to the wind.

Satsuma in our hearts, beneath the banner, friend and foe converge.

Unyielding to fate, only hidden wishes remain within the heart.



こっそり、隠れていた由良、嘉位、楓は、やはり!やるな!テクニックだ!


一方の佐伯と桜井、八重、香織、英文はわかるが、バレンタインとの関係が、さっぱりわからなかった。



教室の中

三好(予定通り!完璧、完璧な回答。想定通り。)


三好さん
「一色君、素晴らしいは、では、声に出してよんでみてください」

「わたしが、外国人さんの旅行者です」

「一色君が、コンダクターになります。」

「隣に行きますね」

「わたしに、説明してください」



一色君
「わかりました」

一色は、身振り手振りをまじえながら、英語で、三好に伝えた。とても、聞き取りやすい発音で、三好は感心した。


三好さん

「すごーい!わかりやすい、イントネーションもあって」

「物語というか、flagではなく、bannerによって戦闘の臨場感があります」

「そして、なにより」



三好は、ここれで、一呼吸おいて

ふーう、と息を


三好さん
「only hidden wishes remain within the heart.」

「この表現で、想いが、良く伝わります」


「心の奥に秘めた想い!」


一色君

「三好さん、ありがとう!このように勉強していくと、効率的ですね」



三好(ムっとして、そこじゃないのだけれど、わからないのかな?)

三好(イライラしする)


三好さん

「一色君、ここで、この黒板に書いてある意味、わかりますか?」
「よく、見てください。私の原文と、一色君の訳文」



一色は、じーと、見つめて、うん、良く出来ている文面。

意味?意味って、そのままでは、うん。間違いは、無い



一色君

「うん、良く出来ている文面で、間違いは無いですね」

三好(イライラが増して、そのような事を聞いているのでは、ないのに!)


三好さん
「今日は、いったい、何の日なの?」


一色(そういうことか)

「今日は、午前中で二年生が帰りで、修学旅行の準備の日ですね」


隠れていた、八重・佐伯・香織・桜井・・・、だめだ、こりゃ。


三好(勉強ばっかりだと、こうなのかな、それとも、私が悪いの?)



嘉位は由良に目で

愛の告白って

こんなに、難しいの?

いや、好きで良い

だよね。



八重と香織は、また、二人は目で会話しているよ。



佐伯、桜井、八重、香織は、バレンタインデーとの関連が、わかっていないのであった。
一色君同様に・・・。
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