ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第7章:災いの章 〜難との対峙〜

第二四八話 嘉位先生の恋の授業

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一同は、嘉位に注目し、静かになった。

嘉位
「僕は、日本で生まれてから、直ぐに、海外に行きました」

「主に、フランス、ドイツ、アメリカで生活をして、中学1年の時に日本に帰国しました」


「海外に居る間は、さらに色々な国を回ってきました。アメリカでは、飛び級です。医師免許もあります」

「一方で、皆さんと違って、僕は帰国子女、日本の文化に触れて居ません。知識と、実物には感じ方が変わります」




「さて、デートに入る前に、恋ですね」
「恋は、ごく自然であり、年齢制限もありません。」


「歳を老いても、恋することはできますし、していけない、事にはなりません」

「何故、恋をするのか」
「ご自身で、ご自身の姿見をみて、わー、わたし、かわいい、私に恋しちゃった」

「僕の鏡にうつる、自分、かっこいい、僕に恋しちゃった」

「とは、ならないですよね?」

「これは恋ではなく、ナルシスト」
「それが、いけないとは、言っていません」



一同(うなずき、嘉位に集中していた)




嘉位
「恋には、色々な形があります」

「まず、わかりやすいのは、あこがれ、自分に持っていない、才能であったり、容姿であったり」

「日本語的には、すこし、おかしいですね、才能という言葉は、広い意味をもつので、改めます」


「勉強が出来たり、スポーツが出来たり、顔、振舞が、かっこよかたり」
「ある時、振り返って、気が付く人のほうが、多いのかもしれませんね」


「あ、これが、恋なのかと」
「わたし、恋しているのだ」


「いつ頃からだろう、彼を、良く目で追うようになったのは」

「そうか、その時から、私は、彼に恋に落ちていたのだ」

「恋は、必ず実ものではありません、悲しい事もあります。それは辛いです。とても、辛いです。しかし、長い人生において、糧となることでしょう」

「恋することは、決して悪い事ではなく、ごく自然な事なのです」

「わずかな事を、感じ取るか、感じ取れるかも、違いがありますが、結果的に振り返って、恋をしていたのだなと」

「気が付くのが、遅く、実らない恋もあります。ですので、皆さんは、もっと恋を前向きに、そう、恋と向き合って欲しいです」

「人を好きになるのは、ごくごく、自然な事なのです」




「これを、学術的に答えると、少し、覚めますが、頭の良い、和井田の皆様なら、説明して、理解できるでしょう」


「心理学的な観点から見ると、複雑な感情体験」

「オキシトシン、「愛情ホルモン」と呼ばれますねとドーパミンは、社会的な絆、喜び、報酬の処理に関与する神経伝達物質」

「恋愛関係におけるこれらの化学物質の放出は、多幸感と愛着感を生み出す可能性があります。」

「セロトニン、バソプレシン、その他の神経伝達物質の不均衡は、スタイルや強さの違いと関連」




「哲学的なら、二人の人間を深いレベルで結びつける、強烈な感情体験とよく表現、感情の繋がりですね」

「恋には、思いやり、共感、相互扶助といった価値観の認識と理解が伴います、価値観ですね」




「少し、間を取りましょう、皆さん、目を閉じて、思い浮かべてください」



「まず、心を無にしましょう」
「何も、考えずに、リラックスしてください」





「よろしいですね、では、次に」



「大切な人の事を、頭に浮かべてください。」

「大切ってなんだろう、そう思う場合には、小学校の運動会、中学校の体育祭、音楽祭、高校での文化祭等でもよいです」


「普段の何気ない生活でも、学校生活でもよいです」

「思い浮かべてください。」
「その場の風景を振り返って」



「そこに、誰が居ます?」
「なぜ、いま、あなたの頭の中の、世界に、そこに、居るのですか?」



「それが、思いであり、想いです。」


「さらに、その頭の中の世界は、実は未来を見ているのではなく、わたしの誘導的な問いにたいして」

「過去を振り返っているはずです」

「皆さまの頭の中の、描写は過去なのです」





「少し、間をおきますね、そのまま、リラックスした状態で、今思い描いている、頭の中の世界、そのままに」

「次ですね」



「その頭の中に、描いた世界を、現在、今、時点に進めてください。」

「実は、進めてないのです。」

「今、現在、皆さんは、ここに居ます。」





「目をあけてください」




女子生徒
「あ!なにかわかりました、先生!。確かに、昨年の文化祭で、一緒に回れたらいいのにな、と思う人が居ました」
「でも、何も変わっていません」

男子生徒
「僕は、中学校から、たまたま、隣の席になって、一緒に勉強する子が居ました。確かに、目で追っていました。」

「少なくとも、今、頭に描いた世界には、あの時の風景が浮かび、あ、なんで、でしょう、今は、何も進んでいません」





嘉位
「思う、想いと、次には、その思い、想いを具現化、いわゆる、形、一言でいうと、告白」

「伝えなくてはなりません。勇気のいる事ですね」
「以心伝心、つまり、黙っているだけでは、伝わるものも、伝わりません。」



「では、皆さんにお聞きします、想いを描きました、では、どのようすれば?良いですか?」




男子生徒
「あ、これが、好きという事であるなら、好きと思っているだけでは、何も、伝わらない」

「そのまま、卒業してしまい、実ることはない、でも、伝えても、実る保証はどこにもない」




女子生徒
「伝える事の大切さも、そうですが、受け入れる事の大切さ、また、受けいれなれない時の、対応も、必要ですよね、先生」




嘉位
「はい、とても、良いところに、気が付きましたね、両名に拍手!」

一同!拍手をする



三好
「わたしなんて、想いを伝えるに4年よ!でも、伝えてよかったです」


一色
「僕はもう、高嶺の花で、伝える勇気がなくて、きっかけは、山本先生のテストの説明があり」
「僕は、三好さんが好きで、やっと思いを伝える事が出来ました」


一同(おーーーーーー!!!)

佐伯
「すごい、公開宣言!」
桜井
「一色君やるーー!」




女子生徒
「先生、山本先生、はどのようにして、蓬田さんと恋におちたのですか?」


嘉位(僕の話?・・・。)
佐伯、桜井(悪い事をしたので、あらためて、申し訳ないと同時に、あれ?キャプテンとかお、知りたい、そういえば知らない。)




嘉位
「僕は、恋をしたのは1度だけです」

「恋と気づいたのは、入学式、そう、和井田学園の入学式」


「内容は、伏せますが、一言であらわずなら、文字通り、一目ぼれ」
「お相手は、蓬田香織さん」



三好
「そうだ、初デートは?」

嘉位
「ラーメン屋さん、とんこつ醤油の行列のできる、お店が、初デート」
「いわゆる、一目ぼれから、4,5日後位かな」


一同
(え?、ラーメンが、デート、初デートなのね、意外、意外、デートって、そういうのでも、良いのか。考えすぎていたな)



一色
「先生、想いを告げたのは?」


嘉位
「うーん、どっちが正解なのかな、実は、謎仕掛けで、想いを伝えたつもりが、伝わっていなくて、ここに全て告げたつもりが、伝わらず」

「想いを言葉に、そう、口に出したのは、修学旅行、夜中抜けだして、屋上」





その時、チャイムが鳴った。

一同、がっかりしたが、それでも、何か、気がつき、得るものがあった。



女子生徒別の一人が手を挙げて

「先生!わたし、気が付いたので、近いうちに、想いを伝える事にします!ありがとうございました」

男子生徒の別一人も手をあげて

「山本先生、俺も、意識している人が、このままでは、いけないと思うので、想いをぶつけてみます!ありがとうございました」



嘉位(これ授業なのか、良いのか?)



一同

起立
「先生、ありがとうございました。また、次回続きを」

「宜しく、「お願いします!」



とても、楽しい自習の時間は、あっという間に、過ぎてしまった


佐伯は、戸倉君作戦を、桜井は、なるべく、受け身で、悟君作戦を



授業を終え、皆下校へ


嘉位は既に、由良には話してあったこともあり、先に、嘉位、香織、楓は、下駄箱に行った。



まだ、雨が降っていた、昨日みたいに土砂降りではないものの、
まとまった雨が、降っていた。

一夜さんが、車で迎えにきてくれてので、車にのり、そのままお店に向うのであった。
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