ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第9章:伝説の章 〜難題と飛躍〜

第三九一話 それぞれの準備 かずき 乙葉ちゃん

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週末部活動がお休み?いったいどうして?

乙葉は不思議で、しょうがなかった。
野球部と吹奏楽部が、週末金曜日から日曜日まで、部活動が無い事が
確かに、女子バスケットボール部が、複数チームと試合が組まれており、駐車場が無いのはわかるのであるが、
野球練習場は、スタジアムクラスの駐車場があるのに・・・

乙葉は、お風呂を終えてから、寮の部屋に戻る途中、一緒に二人で部屋に戻っていた
そう、もう一人は、榎本 幸恵(えのもと ゆきえ)ちゃんである。
榎本
「乙葉ちゃん、髪乾かすの時間かかりそうよね」
乙葉
「なれているから、大丈夫。今日の練習、日差しが強かったよね」
「風が無いから、とても暑く感じたよ。まだ五月よ、五月」
榎本は階段をあがりながら
「確かに暑かった。それ以上に、男子部員の練習への取り組む姿勢が、見ているだけで本気が伝わるというのか」
「物凄い、熱意だったよね」
「飯塚君が、あれだけ、強い声で指示を出すのも、初めてみたし、武田君の盗塁練習は、伊達君では阻止できなかったし」
「もう、大会本番、直前というような」
乙葉
「わかる、わかる、皆、副キャプテンの演説に刺激されているのかな。オープン戦は来週土日だよね」
榎本と乙葉はいったん、宿泊寮の中央にある、リフレッシュスペースで、ジュースを買って話していた
榎本
「土曜日が、帝京付属、日曜日が菅生、両方とも強豪校だよね」
乙葉
「ゆきえちゃん、詳しいですね」
榎本
「わたしは、野球は詳しくは無いのだけれど、一球速報とか、球歴を眺めるのが好きで、甲子園は必ず見ていたの」
「ほら、札幌って夏、海水浴シーズンが短いから、それより、家族そろって高校野球を見るのが、常だったな」
「そうそう、それで、御礼をしなくてはと」
「札幌で、乙葉ちゃんたちと、うちの両親がお会いして、最大の御もてなしをしてくれたと、母から電話があったの、御礼をと」
乙葉
「あ、そう、確かに、ゆきえちゃんの、御父さんとお母さんが、ホテルにいらして、予約のトラブルか何かがあったみたいで」
「そこは、キャプテンがね」
榎本
「キャプテンが、山本財閥の副社長様であり、お医者様なのは伺っています。山本財閥グループの会社といえば、誰もがあこがれる、安定した就職先ですし」
乙葉
「私も、まったくわからないのよ、ゆきえちゃん。」
「かずきが言うには、山本財閥グループ傘下に、プリンスホテル、東京ドームホテル、ロイヤルは共同出資、幅広く」
榎本は笑いながら
「よくわからないけれど、凄い事なのね」
乙葉も笑いながら
「うん、わたしも、良く分からない」
榎本
「ところで、乙葉ちゃん、いま、かずき先輩を、かずきと、言わなかった?」
乙葉は顔が赤くなる
「あのね、まだ、みんなには話していないのだけれど、かずきとお付き合いしているの、それも、週末に、ご両親にご挨拶に」
榎本
「えええええ!!!」
「確かに、スコアーを教わって居たり、二人っきりの時間があるとは思っていたけれど」
乙葉
「うん、それも、そうなのだけれど、先月半ばから、実は災害を予測していて」
榎本
「予測、災害については、全校集会の動画で見た、見た。もう感動して泣いちゃったよ」
乙葉
「その舞台裏なのだけれど、かずきの行動力が、男らしいというか、とにかく凄いの」
「かずき、堂々と部隊長や、教官、専務、さらには政府の対策本部とのやりとり、高校生での領域ではなく」
「大臣への指示や注意点等も」
「胸が熱くなって」
「その時には、わたし、かずきに恋に落ちていたの」
榎本
「そうなんだ、そうだよね、あの奇跡を目の前で、見ていたのだから、かずき先輩、全校集会後、何かそう、大人の男性というか、男らしい風が吹いているとでもいえばよいのかな、私から見てもかっこいいな、憧れちゃう。」
「乙葉ちゃん、おめでとう!みんなには、何時話すの?」
乙葉
「うーん、週明けだと思う。」
榎本
「みんな、びっくりするだろうね!おめでとう、羨ましい!お似合いですよ、かずき先輩と乙葉ちゃん!」
乙葉は顔が赤いまま
「ありがとう!ゆきえちゃん」

そのような話をしながら、それぞれ寮の部屋へ

寮は個室で4畳の部屋であるが、クローゼットが8畳もあるので収納には困ることはない
もっとも、学問をするための部屋であり、あとは寝るためである。

乙葉は、週末の準備をしていた、小さ目のキャリーで良いのよね?等考えながら
その時、かずきから着信があり
かずき
「今、大丈夫?」
乙葉
「はい!今さっきまで、お風呂に入っていて、ゆきえちゃんと、リフレッシュコーナーでお話を!かずきが、彼氏と宣言しちゃいました」
かずき
「うん、良いのでは。どうだった?」
乙葉
「歓迎されました、羨ましいと、かずき先輩、男らしくなって、憧れちゃうと」
かずきは笑いながら
「それは、幻想、幻想、僕は、普通の人ですから、特に、何もない」
乙葉
「そんなことないです、数学オリンピック銀メダリストであり、そしてあの、災害を未然に防いだ適格な指示」
「かずきは、男らしいです、守ってくれます。私が一生を委ねたのは、かずきです」
かずき
「乙葉、ありがとう、準備は終わった?」
乙葉
「本当にお泊りして良いのでしょうか?」
かずき
「もちろん。いよいよ、明日だね。学校が終わって一度着替えだけすませて、行こうね」
乙葉
「はい!」


週末かずきの実家で過ごす、かずきと乙葉の二人は、
これからおきる、出来事を、知る由すべもない、そう、かずきの実家で起こる…。
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