ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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告白編:それぞれの 唯一無二

461 瞳先生と、せん先生の授業

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八重は勢いよく、部室の扉をあけると、力がはいりすぎて
どーーーーーん  と 音をたてて、扉が開いた



   ◇



野球部に山本嘉位U-15が新2年生で入部し、
そして新1年生には中学で全国を制した15名が入部する事になった。
マネージャーも増えた、いよいよ、野球部も本格始動である。

キャプテン、副キャプテンの勧めもあり、
せんに、マネージャー陣に勉強を教えて欲しいと。

そんな
ある日の出来事である。



   ***



どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん



驚いた、せんは、ペンを床に落としてしまった
せんは、ペンを拾おうと、頭を下げて、手を伸ばしたとき

せんは、じっと私を見ている。(パンツ見えちゃっている、水玉だ。)
あれ、年末年始一緒に勉強しているときも、
同じように、パンツが見えたのを思い出し、せんの顔が真っ赤になっていた。


「あ!ごめん、ごめん、ああああ、あの人、どうも、こんにちは!」八重が元気よく言う。

?!どなたでしょうか、どこかで見たような?桜井達は、だれだったかな?とコソコソ話し始めていた。


「あ、こちらは、この間女子寮を案内してくれた」
「吹奏楽部の 赤澤 瞳(あかざわ ひとみ)さん です。」
「僕と同じで、2年生同一学年1位の瞳さんを、先生としてお招きしました」
せんが、私を紹介して

お!と手を叩いたのは、副キャプテン(それは凄い!あ、あのとき、せんさんと手を繋いでいた人だ)
「それは助かります、せんさん、瞳さん」

「ありがとうございます、まず4名、香織、八重さん、桜井さん、佐伯さん」
「前期のテスト結果を覚えている範囲で、各科目の点数をこれに書いてください」キャプテンが差し出していた。


由良、嘉位、楓(なるほど、数学以外は、特に問題ないわけだ。)
キャプテンは、せんに、渡して



せんと私は確認し、キャプテンにに戻した。
「では、せんさん、瞳さんを先生として、数学だけやりましょう。」
「それ以外は大丈夫」

「ここで言う大丈夫は、赤点の問題は無いという意味です。」
「各教科勉強はしましょう」

「せんさん、瞳さんが先生」
「八重さんには、由良、香織には僕、桜井さんには、かずき」
「佐伯さんには、楓、サポーターとして後ろについてください」

「それでは、せんさん、瞳さん、いえ、先生お願い致します」副キャプテンが指示を出している。


私は、せんを、みて、

「非常に簡単な所から、アプローチしますね」

「問題」
    <5人の生徒から3人を選んで並べる方法は何通りありますか?>


それは、超簡単!!八重は元気よく、直ぐに手をあげて、
「はい!はい!答えはいっぱい!!自由気ままに、手をつないだりして」


「うん、楽しく、って、せんさん、言っていたから、そうだね、八重すごい!正解だ」佐伯も同調していた。

これは、和井田の中学校の問題のはずだけれど・・・ほかの女性陣は、どうすれば、そのようにと困惑気味だ。
「え、いっぱいって?」

「八重さん、佐伯さん、いや答えは1つですから、まじめに・・・」オリンピック銀メダリストから厳しい指摘である。


「5人だから、そうね、私、楓ちゃん、香織、キャプテン、副キャプテンが・・・。」
「例えば、女子だけ、3名!だと、私、楓ちゃん、香織ということよね?」


「そうそう、確かに、そんな感じを式に当てはめて行けば」
「わかりやすいね、時間はかかるけど」


・・・これ、中学校の時の問題だよ、私でもわかるのだけど、佐伯と八重は・・・

これは昔でていた、問題だよね。
一部の女性陣を除いて、呆れかえっていた。

香織さんは、気が付いたらしい。私の視線に
(あ、そういうことか、説き方の説明を、せんさんが、してくれるのと・・・?)
(数学は答えが1つで、嘉位は由良君が言っていた通り、答えから式を導き出すとか、言っていたけど、説く方法について?!)


「はい、皆さん、答えが出たようですね」
「これは、中学生の問題ですから、簡単です。皆さんは和井田の学生ですからね」

「うん、すごい、時間かかったけれど」八重は、うなだれたように、言葉をぼそぼそと
「できました!」

「では、八重さん、答えをどうぞ」せんが、指名する。

「はい、先生!60通りです」

「八重さん、正解!」私はOKマークを八重に作った。

「順列の公式P(n,r)=n......これに、5と3をあてはめると、すぐに答えがでますよ」銀メダリストは、さらっと

「なんか、そんなこと、やったような記憶が・・・確かにある、でも、わたしは・・・」八重は、由良を見ているが、副キャプテンの視線は(がんばれ)と


せんが、説明をし、瞳さんが、補足説明を

「かずきの言う通り、順列の公式にあてはめると秒で解答できます」

「いっぽうで、八重さんの解き方も正解です」
「つまり答えは1つでも解く手法によって、時短が出来るという事です」


「八重さんの考え方も正しいですし」
「かずきが、言うように、香織さん、桜井さんは順列の公式で、正解」

「解き方の手法を覚えてしまえば、時間は極端に短くなります。」

...
...
細かい説明を、せんが、わかりやすく、八重と佐伯に。とてもうまい、理解し易い説明に私も納得していた。

「また、和井田の場合は毎年の問題は同じです。」
「値と答えが違うだけで、問題、設問は同じです」
「つまり、来年2年生の定期テストは、今年僕や、瞳さんがやった問題を、解いておけば、楽勝です」


「あ、そういう事なのですね、なんとなくだけど、思い出してきました」
「色々なとき方を改めて、まとまっていった」
「短く的確に」


すごい、まさにそれ、私が伝えたい事
「佐伯さん、とても重要な事に気が付きましたね、その通りです。」
「分解して計算すれば答えは出るが、公式を使えば効率的ということですね」

「特に、今日、せん が 伝えたい事が、伝わり、良かったと思います」

それでは、続けて、皆さんやってみてください


佐伯と八重は、もう一度教科書を開いて、式の部分を確認していた
由良が、八重の教科書にマーカーで線を引き
楓も同じように、佐伯の教科書にマーカーで線を引き、要所、要所に付箋を貼った

二人は特に1時間みっちり、覚える事に専念していった。

桜井と、香織は問題を解き終わって、佐伯と、楓を待つことにした。


佐伯、八重は!どこか、自信をもって。
あらためて、過去の問題を解き始めると
あ、そういうことなの!!という感覚で、スラスラと書き始め

「おまたせ、終わりました先生!!」

4人は、せん、瞳さんのところに解答を持っていき
採点してもらうと、皆80点以上取れていた。



   ***



翌日も、個別授業である

そう、個別、授業のほかに、もう1つ、目的があった。
嘉位と由良は気が付いており、既に根回しは済んでいるのである。



しかし、それは思いもよらない、予想していない、結果を招く事になったのであった。
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