ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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告白編:それぞれの 唯一無二

475 石井の答え

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  彼氏確定?なにこれ、え?どういう事?
 強引な!


   ***



 由良は八重と香織さんを誘って、石井君の席へ

「よう、堅!チョコレート渡されたのだって?」

「……え?なんで知っているの?」

「そりゃ、女バスが堅を連れ出したとしたら、それしか無いだろうに」

「石井君、それでチョコレートをもらって、おそらく手紙があり」
「その手紙には、返事は放課後の部活が終わってからと」
「さらには、3本勝負で、1本でも負けたら、彼氏に! 」山本君が僕に声をかけてきた。


「――山本君!なんで、誰にも見せていないのに、そこまでわかるの?」
「相談があったの?」

「石井君、嘉位でよいです。いや、相談は無いですよ。ただ、八重さんの話を聞いて、今日の環境を考えるとね」
 僕は、驚いて、隠す必要もないでの、手紙を机に広げた

 ツインテールが、よいしょ、と、割って入ってきて
「どれどれ、うん、愛の告白文と」
「放課後部活後、体育館で、3本勝負、私が3本全て勝ったら、彼氏確定! 」
 八重、は、「えー???」と声に出していた。


 こりゃ、また強引な(楓は、額に手を当てている)
 香織は、嘉位の言っていた通りだ。わかっていたから、冷静だったのだと、頷いた。


「これは、別に強引でも、なんでもない、普通のスポーツする女の子、スポーツじゃなくてもね」
「ただ、字体がばらばらですから、これ、女バスみんなして、考えてつくったのだろうね」

「副キャプテン、ほんとだ、書き方や、文字の大きさ、バラバラだね」

「このレターには、必ず、来い!等は一切書いていない」

「……あ、確かに!強引と思ったけれど、行かなくてもよいのだ! 」

 嘉位君は、一歩前に出て、しゃがみこみ。
「そこで、石井君、今日告白、手渡れたのは中学校の全国大会に出場していた、別の学校の生徒さんですよね?」

「――はい、かい君。その通りです。あれは全国大会。僕らは初戦で負けたのですが、僕は女バスが勝ち続けるように」
「アドバイスをと、帰りのバスには乗らずに、大会観戦を続けました」

「決勝で、その子と、和井田中学はあたり、ぎりぎり、せって和井田が優勝」
「個のレベルでは、その子のほうが、上です」
「和井田は総合力で粘って勝ちました」

「表彰式後、僕はロビーの自動販売機で飲み物を買っていると」
「激しく泣いている、選手が居ました。そう、敗れた学校のとびぬけた技術を持っている選手」

 試合の流れ、素質を延々と説明した......

「持田さんです。持田さんは、泣きじゃくっていました」
「僕の首にかけておいた、タオルは使っていないので、スポーツドリンクを買って、タオルを彼女に渡しました」
「彼女に渡したのですが、泣きじゃくっています」

「僕は、彼女に技術レベルでは、あなたのほうが、遥かに上でしたよ」
「全体的なトッププレイヤーが集まる、和井田の高校で、さらに能力をあげて頂点を目指してみては?」

「その子、持田さんは振り返って、泣き止み、タオルを受け取り、涙を拭いて」
「本当にそう思うのか、聞き返していましたね」

「……僕はもちろん、お世辞等いうつもりはないので、正直にプレーの質は大会通じてトップですと答えました」
「また、持田さんは泣いてしまいましたが」
「彼女が和井田高校に来たのは知っていました」

「何度か女子バスケ部の練習を見に行った事もあります。さらにうまくなっていましたね」
「1年生からAチーム、スタメンでしょうね」

「そうなると、石井君は、もう答えは出ているのですね」
「はい、その通りです。かい君。答えは出ていますので、放課後、体育館に行きます」

 八重は言っている意味がわかっていないので、素直に聞く
「……え?良くわからない、答え?出ていて、勝負するの?手を抜くって事?」

「そうではない、もちろん、勝つ、堅がね」
「八重なら、わかりやすいと思う」由良君が、わかりやすく説明を

「思いを認めてもらうと同時に、成長も認めてもらえたら?」
「もう少し、わかりやすく言うと」

「仮に僕がバスケ部で、八重も中学バスケ部、思いは伝えたいけど、今はまだ早い」
「1年後、納得できるレベルまで来た。そうすると?」


「うまくなったことを、褒めてもらいたい!そして、認めて貰いたい、思いを伝えたい」

「そうだね。つまり持田さんは、石井君が薦めてくれた和井田へ、そして1年間の成長を認めて貰いたい」嘉位君が、八重さんにわかったかな?と


(これもテクニカルなのね。女バス10数名で一生懸命考えた、文面。)楓は思い、
「つまり、逃げ道もきちんと用意してある、必ず来い!等、書いてないし、負けた場合についても、書いていないから」
「来なかった時は、自分に感心が無いと、諦める」

「でも、石井君は行くのでしょう?」佐伯と桜井は、疑問をなげかける

「行きます。放課後」

「……持田は、本当に上手いよ、わたしじゃ、もう無理かな、でも由良がいるから良いけど! 」

 ――そして、放課後へ
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