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第二次太陽系大戦
第二次太陽系大戦・墟・第307章・火星圏へ
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西暦2098年
月の北極から南極を貫く形で設置された巨砲マナは
どれだけ強力でも月の北極に目標が居なければ
攻撃出来ないと思われていたが
巨砲マナには空間転送システムが備わっていた
マナ砲を発射と同時に空間転送システムを使えば
太陽系の何処にでも攻撃が可能となる
だがシステムの完成寸前
東地球連邦のコロニー級マナ砲の攻撃で
システムの一部が破壊された
古代の技術で作られた部品の再生は不可能だが
小惑星帯国家ダイなどで発見された
古代遺跡のマナ砲にも同じシステムが使われていると考えられ
第二次太陽系大戦寸前にローラアシェルが
東地球連邦のコロニー級マナ砲を破壊した
古代遺跡のマナ砲は撤退する時に姿を消したが
観測の結果対ステルスレーダーに一切の痕跡が残らず
未知のエンジン出力が観測されていた
月面軍化学班はこれが月の巨砲マナが目指していた
空間転送システムと同じ物である事を確信した
つまり月の巨砲マナは離れた場所にエネルギーを転送し攻撃するが
ローラアシェルの古代遺跡のマナ砲を搭載した宇宙船は
自らの宇宙船を転送システムで思った場所に移動出来る
ワープシステムを備えている
この報告書を読んだ月面政府W大統領は狂喜した
この技術が手に入り月の巨砲マナに取り付ければ
日本軍も火星軍も倒す事が出来る
そして太陽系を支配できる
だがそれだけでは終わらない
この月の内部にはそれまで断片的にしか分かっていなかった
太陽系外の文明についての膨大な資料が残されていた
それはW大統領が陰の政府から持ち出した資料とほぼ一致していた
彼はマナ砲を搭載した宇宙艦隊に更にワープシステムを組み込み
太陽系外への軍事侵攻が出来ると考えた
その為には古代遺跡のマナ砲を発掘するか
火星軍が小惑星帯国家ダイから奪った物と
ローラアシェルが持つ古代遺跡のマナ砲しかない
しかしローラアシェルの居場所は未だ不明だが
火星の人口天体ルナ2に古代遺跡から発掘された
マナ砲搭載の宇宙船が移され研究されていた
情報部からの報告では
火星軍は即戦力となるマナ砲の分析に全力を挙げていて
転送システムなどに関すると思われる技術は後回しになり
分解された部品などはルナ2から運び出され
同じ火星の衛星フォボスの研究所に移された
月面政府W大統領直属の艦隊を火星本星に向かわせる決定を下す
恐らく生きては還れない事を覚悟した将兵に対して
W大統領はこの戦いで転送システムを手に入れれば
第二次太陽系大戦は一気に終わる
諸君の犠牲は決して無駄ではない
行き来て帰れないであろう諸君には
今作戦に限り拒否権を与える
将兵達に動揺が広がるが
作戦に参加しなかったものは僅か12名だけ
艦隊は明朝出撃したが
見送る12名にもその姿は見えない
潜宙艦だけでなく戦闘艦を含めすべて光学迷彩のステルス艦艇
W大統領は見えないと分かっていても
何時までも見送っていた
そして一言すまないと呟く
月の北極から南極を貫く形で設置された巨砲マナは
どれだけ強力でも月の北極に目標が居なければ
攻撃出来ないと思われていたが
巨砲マナには空間転送システムが備わっていた
マナ砲を発射と同時に空間転送システムを使えば
太陽系の何処にでも攻撃が可能となる
だがシステムの完成寸前
東地球連邦のコロニー級マナ砲の攻撃で
システムの一部が破壊された
古代の技術で作られた部品の再生は不可能だが
小惑星帯国家ダイなどで発見された
古代遺跡のマナ砲にも同じシステムが使われていると考えられ
第二次太陽系大戦寸前にローラアシェルが
東地球連邦のコロニー級マナ砲を破壊した
古代遺跡のマナ砲は撤退する時に姿を消したが
観測の結果対ステルスレーダーに一切の痕跡が残らず
未知のエンジン出力が観測されていた
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空間転送システムと同じ物である事を確信した
つまり月の巨砲マナは離れた場所にエネルギーを転送し攻撃するが
ローラアシェルの古代遺跡のマナ砲を搭載した宇宙船は
自らの宇宙船を転送システムで思った場所に移動出来る
ワープシステムを備えている
この報告書を読んだ月面政府W大統領は狂喜した
この技術が手に入り月の巨砲マナに取り付ければ
日本軍も火星軍も倒す事が出来る
そして太陽系を支配できる
だがそれだけでは終わらない
この月の内部にはそれまで断片的にしか分かっていなかった
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それはW大統領が陰の政府から持ち出した資料とほぼ一致していた
彼はマナ砲を搭載した宇宙艦隊に更にワープシステムを組み込み
太陽系外への軍事侵攻が出来ると考えた
その為には古代遺跡のマナ砲を発掘するか
火星軍が小惑星帯国家ダイから奪った物と
ローラアシェルが持つ古代遺跡のマナ砲しかない
しかしローラアシェルの居場所は未だ不明だが
火星の人口天体ルナ2に古代遺跡から発掘された
マナ砲搭載の宇宙船が移され研究されていた
情報部からの報告では
火星軍は即戦力となるマナ砲の分析に全力を挙げていて
転送システムなどに関すると思われる技術は後回しになり
分解された部品などはルナ2から運び出され
同じ火星の衛星フォボスの研究所に移された
月面政府W大統領直属の艦隊を火星本星に向かわせる決定を下す
恐らく生きては還れない事を覚悟した将兵に対して
W大統領はこの戦いで転送システムを手に入れれば
第二次太陽系大戦は一気に終わる
諸君の犠牲は決して無駄ではない
行き来て帰れないであろう諸君には
今作戦に限り拒否権を与える
将兵達に動揺が広がるが
作戦に参加しなかったものは僅か12名だけ
艦隊は明朝出撃したが
見送る12名にもその姿は見えない
潜宙艦だけでなく戦闘艦を含めすべて光学迷彩のステルス艦艇
W大統領は見えないと分かっていても
何時までも見送っていた
そして一言すまないと呟く
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