乙女ゲームの隠れチートモブ〜誰も知らないキャラを転生者は知っていた。〜

浅木永利 アサキエイリ

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1章三幕 最愛の人の為二

エピローグ 過去との決別〜中途半端すぎる結末〜

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「さて、、、始めようか。この戦いに優しさはねぇ。引くなら僕は何も危害は加えない」

僕の優しさには誰1人振り向くことはなく、ただ一斉に僕に攻撃を仕掛ける。

「そんなことしたって、僕には勝てないけどね。」

黒鎌を構える横川は太刀筋が甘い。かなり矯正されているようだが、この中で一番拙い。そういうところからボロが出る。
横川は力任せにさらに早く振る。それはさらに拙くなり、僕は不敵の笑みを浮かべながら呟く。

「白上以外1分で片付けてやる。纏めてこいや。」

横川の斬撃を横から斬り、武器を真っ二つに折る。
そして周りの奴らの武器を1箇所にいなすと

「さて、55秒ちェックメイトだ。【ツクヨミ 破】」

白上は驚いて、動けずにいた。確かにここにいるヤツらは弱くない。だが僕より弱いってだけだ。なのにこんな簡単にすぐに負けるなんて。

「忠告はした。帰らなかったお前らが悪い。【炎魔法 インフェルノ】」

周りの奴らを燃やしきると白上を見て、笑いかける。

「白上、舐めてるのか?こんな雑魚ども如きで俺を拘束しようなんて不可能だぞ?」

白上は誤解していた。先程の戦いで少し心に迷いが出来ていると思った。そこでしっかり先生と話さなかった。それが白上の失敗だった。

「仲間がやられた以上、、、そのまんまはいそうですかで帰るわけにはいかねぇんだよ。白崎!!」

白上は勇王。俺の二個下のクラスだが、かなりの熟練度、、、この数年でここまで鍛えたのだ。もし俺が少しでも弱かったら負けていただろう。

「前なら負けてたわ。白上。敬意を評して2割で行かせてもらおう。」

俺は前回とは違う手印を結びながら詠唱をする。

「さあ、、、僕は長引くほど殺し方が雑になる、、、だから、早めに終わらさせてもらうよ

さて、フィナーレの始まりだ!

《私は誰にも好かれない。》」

この力は能力と魔法を混ぜ合わせた僕の新能力。

「《時をも置いて私は世界を超える。》」

時空を支配する力が今僕にはある、、、故に、負けることなど許されない。そして、負けることなど有り得ない。

「何かわからないけどヤバそうだな!炎神魔法 イフリート!!」

詠唱破棄による攻撃のため威力は下がるものの、そもそもの魔法の威力が凄いため、当たれば白崎であろうと無傷では無いだろうと思った。実際この詠唱を止めれれば良かった、、、当たる瞬間。白上は見た。これまでとは違う圧倒的な防御のようなものを。

「《世界最強の力はいつまでも続く》」

その驚く間も詠唱は続く。そして気づいた時には遅くーー

「ま、以下省略《術式型魔スキル 煉獄解放~撃滅》」

次の判断を下そうとした時にはもう既に遅かった。

「白上。お前の敗因は青先生の後に来たことだ。もう少し間を開ければ、、、少しはもう少しは、、、揺れたかもな。」

撃滅により放たれたところは更地になっていた。幸い、生徒はそこにいなかったので良かったが、、、僕は親友をなくした。だが、これは必要な事だ。

「もし、君の来世がまたこちら側になった場合は、、、絶対に守るよ。」

僕は前世の悪行について悪びれるつもりは無いが、、、その償いとして、助けられる人は助けようと思った。

そして私はその場を去った。

「今まで、ありがとう。白上。」

そう言葉を残して、、、
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