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第3章・風雲竜虎編
第267夜・『FM NACK5「GOGOMONZ」への投稿(ボツの④・虫が口に入る話2題)』
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・・・2012/08/16かな? テーマも分からない。
鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌーン!!
「虫が口に入る話」を二題です。
30年以上前の、小学校一年生くらいの時のことです。
家の居間で、ゴロゴロと、夏休みをのんびり楽しんでいました。
ひんやりとした夏の板張りの床で、大の字になって天井を眺めていました。
・・・と、上からヒラヒラと何かが落ちてきました。
それは、ちょうど、私の口の中にスポッと入り、私は、それをゴクッと飲み干してしまいました。
天井を見ると、ハエ取り紙がぶら下がっていて、その破片が落ちてきたらしいのです。
「うぇーっ!」
子供心では、ハエは汚いものの代表で、それを捕まえるハエ取り紙などは、更に汚らわしいものの頂点と思ってました。
私は、「ウゲー!」と、母親のもとに走り、涙ながらに「俺、多分、死ぬ!」と訴えました。
すると、いつもならば、そういったとき、更なる「追い込み」をかける母親でしたが、 私の必死さに打たれたらしく、
その時ばかりは、「水をたくさん飲めば平気よ」と聖母の微笑を向けてくれたのでした^^
続いて、小学校5年の頃です。
私はボーイスカウトに入っており、とある夏のキャンプの時、外せない用事があり、キャンプ場に遅刻して行くことになりました。
秋川グリーンキャンプ場は、住宅地から近いですが、それでも山の中で、
遅刻していく午後8時ごろは真っ暗で、私は一人、「うわぁー! なんで、こんな恐ろしい思いをしなくちゃならないんだろう」と道を進んでいました。
真っ暗で、周囲の暗闇全てが私を襲ってくるようでした。
今でも、こんな恐怖は感じたことがないほどです。
枝をバキッと踏もうものなら、「ギャア!」と猛ダッシュです。
走れば、恐怖は更に深まると分かっていましたが、もう足は止まりません。
遠くにキャンプの光が見えます。
少しだけ安堵です。
・・・その時、口に何かが入りました。
石みたいに固く感じました。
すぐに分かりました。
多分、カナブンです。
のどの奥まで入り、私は「オゴーッ!」とエズいて、吐き出しました。
噛んでしまうようなことはありませんでしたが、何となくカナブン味がしました。
そして、泣きながら、楽しそうにキャンプファイヤーを囲って笑うボーイスカウトメンバーの中に飛び込みました。
ここでも、私の必死の形相に、誰もバカにする者はいませんでした。
・・・が、カナブンの味は、私の心の「かすり傷」として、いまだに、生活の折々で舌の先によみがえるのでした・・・。
以上!
・・・(2012/08/28)
鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌーン!!
「虫が口に入る話」を二題です。
30年以上前の、小学校一年生くらいの時のことです。
家の居間で、ゴロゴロと、夏休みをのんびり楽しんでいました。
ひんやりとした夏の板張りの床で、大の字になって天井を眺めていました。
・・・と、上からヒラヒラと何かが落ちてきました。
それは、ちょうど、私の口の中にスポッと入り、私は、それをゴクッと飲み干してしまいました。
天井を見ると、ハエ取り紙がぶら下がっていて、その破片が落ちてきたらしいのです。
「うぇーっ!」
子供心では、ハエは汚いものの代表で、それを捕まえるハエ取り紙などは、更に汚らわしいものの頂点と思ってました。
私は、「ウゲー!」と、母親のもとに走り、涙ながらに「俺、多分、死ぬ!」と訴えました。
すると、いつもならば、そういったとき、更なる「追い込み」をかける母親でしたが、 私の必死さに打たれたらしく、
その時ばかりは、「水をたくさん飲めば平気よ」と聖母の微笑を向けてくれたのでした^^
続いて、小学校5年の頃です。
私はボーイスカウトに入っており、とある夏のキャンプの時、外せない用事があり、キャンプ場に遅刻して行くことになりました。
秋川グリーンキャンプ場は、住宅地から近いですが、それでも山の中で、
遅刻していく午後8時ごろは真っ暗で、私は一人、「うわぁー! なんで、こんな恐ろしい思いをしなくちゃならないんだろう」と道を進んでいました。
真っ暗で、周囲の暗闇全てが私を襲ってくるようでした。
今でも、こんな恐怖は感じたことがないほどです。
枝をバキッと踏もうものなら、「ギャア!」と猛ダッシュです。
走れば、恐怖は更に深まると分かっていましたが、もう足は止まりません。
遠くにキャンプの光が見えます。
少しだけ安堵です。
・・・その時、口に何かが入りました。
石みたいに固く感じました。
すぐに分かりました。
多分、カナブンです。
のどの奥まで入り、私は「オゴーッ!」とエズいて、吐き出しました。
噛んでしまうようなことはありませんでしたが、何となくカナブン味がしました。
そして、泣きながら、楽しそうにキャンプファイヤーを囲って笑うボーイスカウトメンバーの中に飛び込みました。
ここでも、私の必死の形相に、誰もバカにする者はいませんでした。
・・・が、カナブンの味は、私の心の「かすり傷」として、いまだに、生活の折々で舌の先によみがえるのでした・・・。
以上!
・・・(2012/08/28)
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