89 / 291
第二章 中央大陸
拾われ子とザクロ
しおりを挟む
ザクロに請われ、門を抜けて王都の外に出る。
東街道はハルピュイアやブラッドクロウのように東大陸からモンスターが移動してくる事を考え、現在は封鎖されて厳戒体制となっているので王都から少し離れた平原で足を止めた。
『此処で良い?』
「ンー……ン!」
きょろきょろと見回していたザクロは、羽をばさりと広げてコハクの背から飛び上がった。向かっていく先を眼で追う。
『オオスズメ?』
《プレイリーラビットもいるぞ》
あまり離れないようにと小走りで追いかけると、ザクロが羽を目一杯広げた。ザクロの周囲に魔力とは異なる感覚が広がったのをスイとコハクは同時に察知する。
『!?』
《何だ!?》
「ピュルルル!!」
ザクロから放たれた炎がオオスズメに当たり、火達磨にした。それを見て逃げ出したプレイリーラビットに、ザクロは複数の火の玉を放つ。
追尾する火の玉は、左右に飛び跳ねて逃げるプレイリーラビットをも燃やし尽くした。
『……メッセージバードが火魔法……? いや、今のは……』
《精霊術か? でも、近いけど何か違う感じもしたぞ》
呆然とするスイに、ザクロははしゃぎながら降りてくる。
「ゴ主人! ザクロ、モンスター倒セル! コレデザクロモ連レテ行ケル!」
『……連れていきたいけど、その前にシンシア様に相談かな……』
《そうだな》
「エッ」
苦笑いを浮かべるスイを、ザクロが呆然と見上げた。
シンシアの家に戻ったスイは、リビングでクロエの淹れた紅茶を飲みながら平原であった事を話す。
『……という事なんですが、メッセージバードって火魔法を使えるんですか?』
「……聞いた事はありませんね」
「私も存じ上げません」
「…………ピッ」
スイの質問に、シンシアもクロエも同じ答えを返した。コハクの背に乗るザクロの身体はいつもより小さく見える。
《……本当にメッセージバードなんだよな?》
「外見だけ見ればそうですね。ただ、魔法、或いは精霊術が使えるとなると別の可能性も考えなければなりませんが……実際に見た方が良いですね」
シンシアがロングスタッフで床を二度叩いた。リビングを何かが覆ったのをスイとコハクは感じ取る。
『これは……?』
「結界です。ザクロ、スイ達に見せたものを私達にも見せてくれませんか?」
「…………」
沈んだ顔で恐る恐るスイを見上げるザクロに、スイは目線を合わせた。
『もう一回、やってもらえる?』
「……ザクロ……」
『?』
「ザクロ、旅ニ連レテッテモラエナイ? 普通ジャナイザクロハ、捨テラレル……?」
スイはザクロの心境を理解した。
ザクロは、自身が普通のメッセージバードから大きく外れている事を以前から自覚していた。
旅に連れて行ってもらいたくてスイ達に見せたのに、返ってきたのは困惑とメッセージバードなのか疑う反応。不安になるのも無理はない。
スイはザクロを両手で掬うようにして持ち上げ、眼を合わせる。
『不安にさせてごめんね。びっくりしたんだ』
「ウン……」
『旅に連れて行くかは、正直に言うとまだ決められない。北大陸のモンスターは中央大陸よりもずっと強いから』
「…………」
『でも、ザクロを捨てたりはしないよ。それは約束する』
「……本当ニ?」
『うん。絶対』
「……ヨカッタ」
スイの眼を見て、ザクロは羽を動かした。身体の大きさが少しだけ戻る。
『シンシア様とクロエさんにも、さっきのを見せてくれる?』
「ウン」
スイの手から飛び立ったザクロは、何も無い所に向けて火の玉を飛ばした。火の玉は結界に触れて消える。
ザクロはゆっくりと降下してくると、コハクの背に降りた。豊かな被毛が心地好いのか、コハクの背や頭はザクロのお気に入りの場所となっている。
「どちらかと言えば精霊術に近いですが……どう見ますか、クロエ」
「恐らくシンシア様と同じ考えです。本来、メッセージバードは教えられた言葉や聞いた事のある言葉しか発せない筈ですし。本人、いえ、本鳥は自覚が無さそうですが……少々特殊な状態なので致し方無いのかもしれません」
「精霊のあなたがそう言うのであれば、可能性は高そうですね」
二人の間で結論が出た様だが、何の事か見当がつかないスイは首を傾げるしかない。
「ザクロ、ひとつだけ教えてください。あなたは今のよりも強い炎を出せますね?」
「……ウン」
「ありがとうございます。スイ」
『はい』
「倒せるか否かで言えば、ザクロは北大陸のモンスターを倒せます。恐らく、今のままでもランクCくらいまでは」
『そんなに……!?』
ランクCは大陸の端側だ。西大陸で言う所の、西の果ての森の東側に生息するモンスターと同等の強さにまで対応出来る事を意味する。
「ですが、北大陸はザクロにとって属性的に危険ですし、戦闘経験はあなたやコハクよりも圧倒的に劣ります。旅に連れて行くのが困難な事に変わりはありません」
『……はい』
「それでもザクロが着いていきたいと願い、あなたも連れていきたいと思うならば、ザクロも修行に参加させましょう。どうしますか?」
『…………!』
「ヤルッ!」
ばさばさと羽をバタつかせてザクロがやる気を見せる。
『お願いします』
「では明日からザクロも修行に連れて行きましょう。場所は研究所ではなく外の方が良いですね。クロエもその方が都合が良いでしょう?」
「はい」
《…………!》
コハクを一瞥したクロエ。それを見て察するものがあったのか、コハクがやる気を見せた。
「スイとコハクの状態を見ると、修行期間はあと一ヶ月か一ヶ月半くらいでしょうか。その辺りで修了試験をしましょう」
『! 解りました』
「残りの時間、今まで以上に厳しくします。合格出来ない内は旅に送り出せませんから、全力で取り組んでくださいね」
これまでも手を抜いてはいなかったが、更に本気になれと言う。スイとコハクは僅かに慄きながらも、覚悟を決めて頷いた。
東街道はハルピュイアやブラッドクロウのように東大陸からモンスターが移動してくる事を考え、現在は封鎖されて厳戒体制となっているので王都から少し離れた平原で足を止めた。
『此処で良い?』
「ンー……ン!」
きょろきょろと見回していたザクロは、羽をばさりと広げてコハクの背から飛び上がった。向かっていく先を眼で追う。
『オオスズメ?』
《プレイリーラビットもいるぞ》
あまり離れないようにと小走りで追いかけると、ザクロが羽を目一杯広げた。ザクロの周囲に魔力とは異なる感覚が広がったのをスイとコハクは同時に察知する。
『!?』
《何だ!?》
「ピュルルル!!」
ザクロから放たれた炎がオオスズメに当たり、火達磨にした。それを見て逃げ出したプレイリーラビットに、ザクロは複数の火の玉を放つ。
追尾する火の玉は、左右に飛び跳ねて逃げるプレイリーラビットをも燃やし尽くした。
『……メッセージバードが火魔法……? いや、今のは……』
《精霊術か? でも、近いけど何か違う感じもしたぞ》
呆然とするスイに、ザクロははしゃぎながら降りてくる。
「ゴ主人! ザクロ、モンスター倒セル! コレデザクロモ連レテ行ケル!」
『……連れていきたいけど、その前にシンシア様に相談かな……』
《そうだな》
「エッ」
苦笑いを浮かべるスイを、ザクロが呆然と見上げた。
シンシアの家に戻ったスイは、リビングでクロエの淹れた紅茶を飲みながら平原であった事を話す。
『……という事なんですが、メッセージバードって火魔法を使えるんですか?』
「……聞いた事はありませんね」
「私も存じ上げません」
「…………ピッ」
スイの質問に、シンシアもクロエも同じ答えを返した。コハクの背に乗るザクロの身体はいつもより小さく見える。
《……本当にメッセージバードなんだよな?》
「外見だけ見ればそうですね。ただ、魔法、或いは精霊術が使えるとなると別の可能性も考えなければなりませんが……実際に見た方が良いですね」
シンシアがロングスタッフで床を二度叩いた。リビングを何かが覆ったのをスイとコハクは感じ取る。
『これは……?』
「結界です。ザクロ、スイ達に見せたものを私達にも見せてくれませんか?」
「…………」
沈んだ顔で恐る恐るスイを見上げるザクロに、スイは目線を合わせた。
『もう一回、やってもらえる?』
「……ザクロ……」
『?』
「ザクロ、旅ニ連レテッテモラエナイ? 普通ジャナイザクロハ、捨テラレル……?」
スイはザクロの心境を理解した。
ザクロは、自身が普通のメッセージバードから大きく外れている事を以前から自覚していた。
旅に連れて行ってもらいたくてスイ達に見せたのに、返ってきたのは困惑とメッセージバードなのか疑う反応。不安になるのも無理はない。
スイはザクロを両手で掬うようにして持ち上げ、眼を合わせる。
『不安にさせてごめんね。びっくりしたんだ』
「ウン……」
『旅に連れて行くかは、正直に言うとまだ決められない。北大陸のモンスターは中央大陸よりもずっと強いから』
「…………」
『でも、ザクロを捨てたりはしないよ。それは約束する』
「……本当ニ?」
『うん。絶対』
「……ヨカッタ」
スイの眼を見て、ザクロは羽を動かした。身体の大きさが少しだけ戻る。
『シンシア様とクロエさんにも、さっきのを見せてくれる?』
「ウン」
スイの手から飛び立ったザクロは、何も無い所に向けて火の玉を飛ばした。火の玉は結界に触れて消える。
ザクロはゆっくりと降下してくると、コハクの背に降りた。豊かな被毛が心地好いのか、コハクの背や頭はザクロのお気に入りの場所となっている。
「どちらかと言えば精霊術に近いですが……どう見ますか、クロエ」
「恐らくシンシア様と同じ考えです。本来、メッセージバードは教えられた言葉や聞いた事のある言葉しか発せない筈ですし。本人、いえ、本鳥は自覚が無さそうですが……少々特殊な状態なので致し方無いのかもしれません」
「精霊のあなたがそう言うのであれば、可能性は高そうですね」
二人の間で結論が出た様だが、何の事か見当がつかないスイは首を傾げるしかない。
「ザクロ、ひとつだけ教えてください。あなたは今のよりも強い炎を出せますね?」
「……ウン」
「ありがとうございます。スイ」
『はい』
「倒せるか否かで言えば、ザクロは北大陸のモンスターを倒せます。恐らく、今のままでもランクCくらいまでは」
『そんなに……!?』
ランクCは大陸の端側だ。西大陸で言う所の、西の果ての森の東側に生息するモンスターと同等の強さにまで対応出来る事を意味する。
「ですが、北大陸はザクロにとって属性的に危険ですし、戦闘経験はあなたやコハクよりも圧倒的に劣ります。旅に連れて行くのが困難な事に変わりはありません」
『……はい』
「それでもザクロが着いていきたいと願い、あなたも連れていきたいと思うならば、ザクロも修行に参加させましょう。どうしますか?」
『…………!』
「ヤルッ!」
ばさばさと羽をバタつかせてザクロがやる気を見せる。
『お願いします』
「では明日からザクロも修行に連れて行きましょう。場所は研究所ではなく外の方が良いですね。クロエもその方が都合が良いでしょう?」
「はい」
《…………!》
コハクを一瞥したクロエ。それを見て察するものがあったのか、コハクがやる気を見せた。
「スイとコハクの状態を見ると、修行期間はあと一ヶ月か一ヶ月半くらいでしょうか。その辺りで修了試験をしましょう」
『! 解りました』
「残りの時間、今まで以上に厳しくします。合格出来ない内は旅に送り出せませんから、全力で取り組んでくださいね」
これまでも手を抜いてはいなかったが、更に本気になれと言う。スイとコハクは僅かに慄きながらも、覚悟を決めて頷いた。
263
あなたにおすすめの小説
スラム街の幼女、魔導書を拾う。
海夏世もみじ
ファンタジー
スラム街でたくましく生きている六歳の幼女エシラはある日、貴族のゴミ捨て場で一冊の本を拾う。その本は一人たりとも契約できた者はいない伝説の魔導書だったが、彼女はなぜか契約できてしまう。
それからというもの、様々なトラブルに巻き込まれいくうちにみるみる強くなり、スラム街から世界へと羽ばたいて行く。
これは、その魔導書で人々の忘れ物を取り戻してゆき、決して忘れない、忘れられない〝忘れじの魔女〟として生きるための物語。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
幻獣保護センター廃棄処理係の私、ボロ雑巾のような「ゴミ幻獣」をこっそり洗ってモフっていたら、実は世界を喰らう「終焉の獣」だった件について
いぬがみとうま🐾
ファンタジー
「魔力なしの穀潰し」――そう蔑まれ、幻獣保護センターの地下で廃棄幻獣の掃除に明け暮れる少女・ミヤコ。
実のところ、その施設は「価値のない命」を無慈悲に殺処分する地獄だった。
ある日、ミヤコの前に運ばれてきたのは、泥と油にまみれた「ボロ雑巾」のような正体不明の幻獣。
誰の目にもゴミとしか映らないその塊を、ミヤコは放っておけなかった。
「こんなに汚れたままなんて、かわいそう」
彼女が生活魔法を込めたブラシで丹念に汚れを落とした瞬間、世界を縛る最凶の封印が汚れと一緒に「流されてしまう。
現れたのは、月光を纏ったような美しい銀狼。
それは世界を喰らうと恐れられる伝説の災厄級幻獣『フェンリル・ヴォイド』だった……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる