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第1章 暗い闇と蒼い薔薇
お屋敷事情 3
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どうすると聞かれても。
(どうもこうもないよ! みんな怖いし! 名前わかんないし!)
ということだ。
自分の部屋だって、どこにあるのかわからない。
できれば、ひとまず自室に引きこもってしまいたいけれど「私の部屋はどこですかー?」などと聞くのもおかしいだろう。
ここは設定上、結奈の「ウチ」なのだ。
自分で自分の部屋がわからないなんてことはありえない。
(こういう場合の定番っていうか……記憶喪失を装うっていうのがセオリー?)
一瞬、いい考えのようにも思えたが、すぐに諦める。
そもそも「喪失」する記憶がない。
記憶喪失というのは、元の記憶あってこそなのだ。
(記憶喪失のフリなんかしたら、取り戻そうって話になるよね? でも、ないものはないわけで……あのお父さんに心配かけんのもヤだしなぁ)
それに、と周囲を見回した。
おそらくこの家で働いている人たちは、失われた「はず」の記憶を取り戻すため、あれこれと手を尽くすはめになる。
どんなことをしても取り戻せやしないもののために、人の手をわずらわせるなんて迷惑でしかない。
結奈は真面目な性格をしている。
そのように育てられたし、生来の気質でもあった。
(だ、ダメだ……そんな迷惑をかけるわけには……こんなアウェイの中でやりきる自信ない……メンタル崩壊する……)
がくっと、心の中でだけ、両手を床についてうなだれる。
実際には固まったまま、黙って突っ立っているのだけれど。
しかし、いつまでもそうしていられないのもわかっていた。
みんなの目が痛い。
全身に冷たい視線が、ザクザク突き刺さってくる。
「え、えーと……それじゃあ……あー……き、着替えたい、です、かね……?」
自分のしたいことに対して疑問符をつけてしまった。
体の重さが精神的なものからきているのか、服という物質的なものからきているのか、もはや結奈にはわからなくなっている。
それでも体が重いのは確かだった。
それだけは、いや、それだけが、今、確実に言えることだ。
「それでは……サリー」
「かしこまりました」
フワっと気持ちが少し上昇する。
軽く飛び跳ねたい気分だ。
(やった! あの人、サリーって言うんだ! そっか! ボロを出さないように気をつけてれば、そのうち、誰かが呼ぶとこ聞けるよね!)
ぱぁっと、さらに気持ちが急上昇。
問題のひとつが解決されたことで気が楽になった。
「姫さま?」
声に、視線を向ける。
最初に出迎えてくれたサリーという名の女性が、怪訝そうな顔つきで結奈を見ていた。
上へとつながる、カクカクっといくつかに折れ曲がった階段の手前だ。
(おおお! 先に歩いてくれるんだ! てことは……やったー! 自分の部屋がわかんなくてもオッケー!)
お付きの人を従えて歩く文化でないのかはともかく、そんな文化でなかったことに感謝する。
これで2つ目の悩みも解決だ。
心の中で万歳しながら、いそいそとサリーの元へと歩いていく。
足取りも軽く、後ろについて階段を上がった。
周囲を見回す余裕さえできる。
階段もそうだが、手すりや壁、扉など目につくものが、すべて木製なのがいい。
結奈は一戸建てに住んだことはなかったが、年に数回は訪れていた母方、父方の実家は日本家屋だった。
古民家というほどではないものの古かったのは確かだ。
マンション住まいの結奈からすると、雰囲気だけでゆったりした気分になれたのを思い出す。
(2人が死んじゃってから行かなくなってたしなぁ……ここは完全洋風だけど、木造って、なんか懐かしい感じがするよ)
母方、父方ともに祖父は他界しており、結奈が知っているのは祖母だけだ。
どちらも親族が多かった。
夏は母方の実家で従姉妹や従兄弟の子供たちと海で遊ぶ夏休み。
冬は父方の実家でやはり従兄弟や従姉妹の子供たちとお正月。
ただ、結奈が18歳になった年、相次ぐようにして祖母2人が亡くなってから、その行事はなくなっている。
最後に全員で顔を合わせたのは葬儀の時だった。
みんな、それぞれに大人になったというのもあるのだろう。
法事や結婚式で会うことはあっても一堂に会することはなくなった。
結奈は1人っ子だったので、身内同士、気兼ねなく遊べるのが楽しくて好きだったのだけれど。
(お祖母ちゃんのお葬式の時……お父さん、悲しそうだった)
父は、けして泣かなかった。
けれど、結奈は通夜で祖母の枕元に1人で座っている父を見た。
少し猫背になっていたその背中はとても小さくて。
祖母は女手ひとつで6人の子供を育てたと聞く。
次男であった父は、母に強い愛情を持っていたに違いない。
だから、父がそれ以来、実家に足を向けなくなったことについて結奈はなにも言えなかった。
3人で過ごす正月を、ほんの少し寂しく感じたものの、そのたびにあの日の父の背中を思い出して口を閉ざしたのだ。
もの思いにふけっていた結奈の前でサリーが足を止めた。
つられて結奈も足を止める。
開かれた扉に、ここが自分の部屋だと確信して中に入った。
(げえ…っ! なんだ、この部屋! 趣味わっるっ!! 私、こんな趣味ないっての! なんでこうなった?!)
1人暮らしをするようになってからの結奈の部屋とはまったく違う。
たしかに1DKより広いのは広い。
が、広さ以前の問題だ。
結奈は8畳の部屋に無理矢理、大きな書棚を入れるくらいの本好き。
逆に、それ以外のことにはこだわりがないと言える。
部屋は書棚とベッド、それに食事や仕事ができる程度の簡素なローテーブル、あとは必要最小限の家電しか置いていない。
冷蔵庫だって2ドアの小さなものだし、テレビもあるにはあったが、さほど大きなものではなかった。
実家暮らしをしていた頃、部屋に置いていたものを使っていたからだ。
とはいえ、実家にいた時でさえ結奈は自室でテレビを見ることは少なかった。
購入後、何年も経っているはずなのに新品同様。
両親と一緒にテレビを見ながらの雑談時間が結奈は好きだったのだ。
大人になってからも、ずっと。
(これが自分の部屋だと思いたくないんですケド……本棚ないし、やたらゴテゴテしてるし……)
広いはずの空間が狭く感じるのは、あっちにもこっちにもあるテーブルのせいだろう。
用途の違いが結奈にはわからない。
机なんて1つあれば十分だと思う。
壁にずらずらかけられた絵画も統一感がなさそうで意味不明。
こういうものは自然と好みに合わせて似た雰囲気になりそうなものだが、そんな感じはまったくしない。
彫像だか彫刻だかも、部屋のあちこちに配置されている。
学校の美術室よりひどかった。
どういうセンスの持ち主として自分は設定されているのか。
見れば見るほど「趣味が悪い」との感想しかいだけない。
唖然としている結奈の視界に、部屋の奥にあるベッドが飛び込んできた。
クラリときた。
なんじゃこりゃあ!と、思わず死の間際みたいな声をあげそうになる。
貴族的な設定上、天蓋つきなのはいたしかたがない。
それは諦めるとしよう。
(でも、なんであんな真っ赤ッ?! あんなので安眠なんか無理でしょーよ!)
布団というものは基本的に淡い色と相場が決まっている。
決まってはいないのかもしれないが、少なくとも結奈の印象は淡色のそれだ。
シーツからなにから真っ赤などというのは理解の範疇を超える。
(いや、もう……この姫、頭おかしい……って、私なんだけどさ……)
夢の世界と割り切るにも限度というものがあった。
あまりにも結奈の価値観と違い過ぎて嫌になる。
「姫さま」
「へ……?」
愕然としていて、忘れていた。
声をかけられ、着替えがしたいと言ったのを思い出す。
「え、えーと……うーん……なんかこう……シンプルなのってあります?」
とたん、ぎょっとした顔をされた。
まずいことを言ったのだろうかと焦る。
「そのような話されかたは不要にございます。私どもは使用人ですから」
サリーの不愉快そうな口調に戸惑った。
同じくらい「使用人」という言葉に困惑する。
(ぇえ~……ウチの人って身内でしょ~? 使用人って……)
(どうもこうもないよ! みんな怖いし! 名前わかんないし!)
ということだ。
自分の部屋だって、どこにあるのかわからない。
できれば、ひとまず自室に引きこもってしまいたいけれど「私の部屋はどこですかー?」などと聞くのもおかしいだろう。
ここは設定上、結奈の「ウチ」なのだ。
自分で自分の部屋がわからないなんてことはありえない。
(こういう場合の定番っていうか……記憶喪失を装うっていうのがセオリー?)
一瞬、いい考えのようにも思えたが、すぐに諦める。
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記憶喪失というのは、元の記憶あってこそなのだ。
(記憶喪失のフリなんかしたら、取り戻そうって話になるよね? でも、ないものはないわけで……あのお父さんに心配かけんのもヤだしなぁ)
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結奈は真面目な性格をしている。
そのように育てられたし、生来の気質でもあった。
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がくっと、心の中でだけ、両手を床についてうなだれる。
実際には固まったまま、黙って突っ立っているのだけれど。
しかし、いつまでもそうしていられないのもわかっていた。
みんなの目が痛い。
全身に冷たい視線が、ザクザク突き刺さってくる。
「え、えーと……それじゃあ……あー……き、着替えたい、です、かね……?」
自分のしたいことに対して疑問符をつけてしまった。
体の重さが精神的なものからきているのか、服という物質的なものからきているのか、もはや結奈にはわからなくなっている。
それでも体が重いのは確かだった。
それだけは、いや、それだけが、今、確実に言えることだ。
「それでは……サリー」
「かしこまりました」
フワっと気持ちが少し上昇する。
軽く飛び跳ねたい気分だ。
(やった! あの人、サリーって言うんだ! そっか! ボロを出さないように気をつけてれば、そのうち、誰かが呼ぶとこ聞けるよね!)
ぱぁっと、さらに気持ちが急上昇。
問題のひとつが解決されたことで気が楽になった。
「姫さま?」
声に、視線を向ける。
最初に出迎えてくれたサリーという名の女性が、怪訝そうな顔つきで結奈を見ていた。
上へとつながる、カクカクっといくつかに折れ曲がった階段の手前だ。
(おおお! 先に歩いてくれるんだ! てことは……やったー! 自分の部屋がわかんなくてもオッケー!)
お付きの人を従えて歩く文化でないのかはともかく、そんな文化でなかったことに感謝する。
これで2つ目の悩みも解決だ。
心の中で万歳しながら、いそいそとサリーの元へと歩いていく。
足取りも軽く、後ろについて階段を上がった。
周囲を見回す余裕さえできる。
階段もそうだが、手すりや壁、扉など目につくものが、すべて木製なのがいい。
結奈は一戸建てに住んだことはなかったが、年に数回は訪れていた母方、父方の実家は日本家屋だった。
古民家というほどではないものの古かったのは確かだ。
マンション住まいの結奈からすると、雰囲気だけでゆったりした気分になれたのを思い出す。
(2人が死んじゃってから行かなくなってたしなぁ……ここは完全洋風だけど、木造って、なんか懐かしい感じがするよ)
母方、父方ともに祖父は他界しており、結奈が知っているのは祖母だけだ。
どちらも親族が多かった。
夏は母方の実家で従姉妹や従兄弟の子供たちと海で遊ぶ夏休み。
冬は父方の実家でやはり従兄弟や従姉妹の子供たちとお正月。
ただ、結奈が18歳になった年、相次ぐようにして祖母2人が亡くなってから、その行事はなくなっている。
最後に全員で顔を合わせたのは葬儀の時だった。
みんな、それぞれに大人になったというのもあるのだろう。
法事や結婚式で会うことはあっても一堂に会することはなくなった。
結奈は1人っ子だったので、身内同士、気兼ねなく遊べるのが楽しくて好きだったのだけれど。
(お祖母ちゃんのお葬式の時……お父さん、悲しそうだった)
父は、けして泣かなかった。
けれど、結奈は通夜で祖母の枕元に1人で座っている父を見た。
少し猫背になっていたその背中はとても小さくて。
祖母は女手ひとつで6人の子供を育てたと聞く。
次男であった父は、母に強い愛情を持っていたに違いない。
だから、父がそれ以来、実家に足を向けなくなったことについて結奈はなにも言えなかった。
3人で過ごす正月を、ほんの少し寂しく感じたものの、そのたびにあの日の父の背中を思い出して口を閉ざしたのだ。
もの思いにふけっていた結奈の前でサリーが足を止めた。
つられて結奈も足を止める。
開かれた扉に、ここが自分の部屋だと確信して中に入った。
(げえ…っ! なんだ、この部屋! 趣味わっるっ!! 私、こんな趣味ないっての! なんでこうなった?!)
1人暮らしをするようになってからの結奈の部屋とはまったく違う。
たしかに1DKより広いのは広い。
が、広さ以前の問題だ。
結奈は8畳の部屋に無理矢理、大きな書棚を入れるくらいの本好き。
逆に、それ以外のことにはこだわりがないと言える。
部屋は書棚とベッド、それに食事や仕事ができる程度の簡素なローテーブル、あとは必要最小限の家電しか置いていない。
冷蔵庫だって2ドアの小さなものだし、テレビもあるにはあったが、さほど大きなものではなかった。
実家暮らしをしていた頃、部屋に置いていたものを使っていたからだ。
とはいえ、実家にいた時でさえ結奈は自室でテレビを見ることは少なかった。
購入後、何年も経っているはずなのに新品同様。
両親と一緒にテレビを見ながらの雑談時間が結奈は好きだったのだ。
大人になってからも、ずっと。
(これが自分の部屋だと思いたくないんですケド……本棚ないし、やたらゴテゴテしてるし……)
広いはずの空間が狭く感じるのは、あっちにもこっちにもあるテーブルのせいだろう。
用途の違いが結奈にはわからない。
机なんて1つあれば十分だと思う。
壁にずらずらかけられた絵画も統一感がなさそうで意味不明。
こういうものは自然と好みに合わせて似た雰囲気になりそうなものだが、そんな感じはまったくしない。
彫像だか彫刻だかも、部屋のあちこちに配置されている。
学校の美術室よりひどかった。
どういうセンスの持ち主として自分は設定されているのか。
見れば見るほど「趣味が悪い」との感想しかいだけない。
唖然としている結奈の視界に、部屋の奥にあるベッドが飛び込んできた。
クラリときた。
なんじゃこりゃあ!と、思わず死の間際みたいな声をあげそうになる。
貴族的な設定上、天蓋つきなのはいたしかたがない。
それは諦めるとしよう。
(でも、なんであんな真っ赤ッ?! あんなので安眠なんか無理でしょーよ!)
布団というものは基本的に淡い色と相場が決まっている。
決まってはいないのかもしれないが、少なくとも結奈の印象は淡色のそれだ。
シーツからなにから真っ赤などというのは理解の範疇を超える。
(いや、もう……この姫、頭おかしい……って、私なんだけどさ……)
夢の世界と割り切るにも限度というものがあった。
あまりにも結奈の価値観と違い過ぎて嫌になる。
「姫さま」
「へ……?」
愕然としていて、忘れていた。
声をかけられ、着替えがしたいと言ったのを思い出す。
「え、えーと……うーん……なんかこう……シンプルなのってあります?」
とたん、ぎょっとした顔をされた。
まずいことを言ったのだろうかと焦る。
「そのような話されかたは不要にございます。私どもは使用人ですから」
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