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第1章 暗い闇と蒼い薔薇
お屋敷事情 4
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サリンダジェシカ、愛称サリーは非常に不愉快な気分になっている。
貧乏貴族の末娘として生まれたため、サリー自身は使用人に囲まれたことなどなかった。
自分のことは自分でする。
なんなら姉や兄の面倒すらサリーが見ていた。
7人も兄姉がいれば末娘など、ただの雑用係、労働力として扱われるのが普通だからだ。
どこかの屋敷に勤めに出るのも、ごく自然。
15歳の誕生日とともに、雇ってくれそうな貴族を探した。
爵位が上の貴族の屋敷は、それなりの、やはり貴族階級の娘や息子を雇う。
サリーのような下級かつ貧乏貴族の娘を雇ってくれる家があるかどうか。
明日の食事の心配をしながら、貴族屋敷の立ち並ぶ一画をうろついていた。
そこで、たまたま出会ったのが大公だったのだ。
大公はサリーの事情を、自ら問うてくれた。
その上、公爵に口利きまでしてくれて、おかげで、今、サリーはここにいる。
大公にも、快く受け入れてくれた公爵夫妻にも感謝していた。
勤め先が見つからないままだったなら、どこかの貴族の愛妾になるぐらいしか道はなかったのだから。
その恩あってこそ、この5年間、毎日がどんなに地獄でも耐えられた。
とはいえ、目の前にいる高慢ちきな姫には、ひと欠片の感謝の念もない。
彼女の両親と祖父のために我慢している。
(急に、しおらしい言葉を使うなんて……新しい嫌がらせね)
きっとこちらの反応を見ているに違いない。
自分たちが受け入れるのを待ち、「使用人ごときが」と叱責する機会を見計らっている。
今までにも何度となくあったことだ。
少し優しくしておいて、こちらが心を開きかけたところでの手のひら返し。
もう信じる気にもならない。
サリーはレティシアの言葉をピシャリと跳ね返した。
困惑したような表情を見て、たいした演技力だと思う。
(まったく……人に嫌がらせする能力だけは長けているんだから)
だが、無駄だ。
その手に引っかかるほど自分はもう幼くもないし、馬鹿でもない。
今はメイド長として、他の子たちを守る責任もある。
「本当にシンプルなものでよろしいのですか?」
「……あ……ハイ……」
気後れして小さくなっているように見えるが、これも演技だろう。
どこまでも性根が腐っていると、いよいよ不快になった。
「マギー、何着か、ご用意を」
「か、かしこまりました」
後ろに控えていたメイドの1人が奥の部屋へと引っ込む。
大量にあるドレスは、この部屋に収まり切れず、奥の続き部屋がクローゼットと化しているからだ。
マギーの正式名はマーガレット。
サリーがこの屋敷に来た時と同じ15歳。
レティシアのせいで、いつも辞めたい空気をまとっている。
気弱なマギーを、レティシアは八つ当たりの道具にしていた。
どうでもいいことで文句をつけ、必要のない雑用を言いつける。
隠れて泣いているマギーを慰め、説得してきたのはサリーだ。
マギーには帰る場所がない。
屋敷を辞めれば、どんな未来が待っているかは予測がつく。
どんな嫌がらせを受けても、屋敷にとどまるほうがマシだと、サリーは判断していた。
(あと少し耐えれば姫さまは屋敷を出る……そう思っていたからだけど)
なんということか。
せっかく出て行ったと思ったら、1日と経たずに出戻りだ。
これではマギーを引き止めたのが良かったのか判断がつかなくなる。
迷惑をかけることにはなるが、マギーの新しい勤め先を大公に相談したほうがいいのではないかと思った。
もっと早くそうするべきだったかも、とも。
レティシアが戻ってきたことで、今までの我慢はすべて無駄になっている。
マギーが両手に何着かのドレスをかかえて戻ってきた。
歩み寄り、半分を受け取る。
「まずは、こちらなどいかがでしょうか? お色が姫さまのお好みですし、襟元や袖も流行りの形になっております」
シンプルなものをと言われたが、それすらサリーは疑っていた。
マギーも似たような気持ちだったのだろう。
最もシンプルなドレスは避けている。
それらはクローゼット部屋の奥も奥、最奥に放り込まれたまま何年も放置されていた。
「ぅ……う~ん……」
「お気に召しませんか? それでは、こちらはいかがでしょう?」
彼女の気まぐれで1日中ドレスの試着につきあわされたことは数知れず。
今さら驚きもしない。
どうせ、ああでもないこうでもない、ここが気にいらないと難癖をつけてくるのだ。
それで、結局、新調する結果になったことも少なくない。
試着を手伝う身としては、ヘトヘトになるのは覚悟していた。
マギーも硬い表情でレティシアの動きを見つめている。
「あ、あの、ですね……えーと……あの……」
やけに歯切れの悪い口調に眉をひそめた。
なにを企んでいるのかと、警戒心が働く。
「そっちに着替えがあるんで……だよね……?」
レティシアが奥の部屋を指さした。
サリーはうなずきながら、短く「はい」とだけ答える。
「だったら、自分で選びま……選ぶよ。そのほうが決めやすいし」
あまりにも予想外過ぎて、すぐには答えが返せなかった。
彼女に振り回され始めて5年が経つ。
最初の頃ならともかく、最近では言葉を失うことはなかった。
どんな無茶も罵声も、経験則から受け流せるようになっていたからだ。
「あ、じゃあ……ちょっと見て来ま……来るね……」
スタスタとレティシアが奥の部屋に向かって歩いていく。
追いかけるべきなのはわかっていたけれど、すぐには足が動かない。
「あ、あの……お、お手伝いするべき……なのでしょうか……?」
マギーが、おどおどした様子でサリーに問いかけてきた。
おかげで、ハッと正気に戻る。
「もちろんよ」
小走りに奥の部屋へと向かった。
中に入ると、レティシアが吊り下げてあるドレスをかきわけている。
顔をしかめて、なにやらブツブツと呟いていた。
おそらく不満をもらしているのだろう。
「まったくもう……変なのしかないじゃん……」
かろうじて「変」という言葉が聞き取れた。
気にいらない!と、癇癪を起こすのも時間の問題と思われる。
サリーの後ろからマギーの怯えた気配が伝わってきた。
(マギーに八つ当たりされる前に、私が盾にならないと)
レティシアの帰還で、マギーは先行きに不安をいだいているに違いない。
そんな彼女を、これ以上、傷つけさせたくなかった。
「姫さま、お気に召さないようでしたら新しく作られてはいかがですか?」
「え……? こんなにあるのに新しいのを作るっていうのは……」
新調することも、お気に召さないようだ。
本当に、うんざりしてしまう。
(だったら、どうするっていうの? どれもこれも気にいらないくせに)
ガサガサガサ。
レティシアは、ドレスをかきわけ部屋の奥へと入っていく。
しかたなくマギーを伴い、ついていった。
この奥には地味な服しか置かれていない。
1度も袖を通さないまま放置されているものもある。
気にいるものがあるはずがないと、わかっていた。
「あ! これ、いい! 色も形も超シンプル!」
バサァと、レティシアがドレスを持ち上げる。
見て、サリーは本気で驚いてしまった。
それは、レティシアが「つまらないドレス」だと、散々、文句をつけたものだった。
頼んだのはレティシアだったのに、八つ当たりで、そのドレスをマギーに叩きつけたのだ。
濃い青色のワンピース。
襟と袖、それから裾に淡い緑をしたレースがあしらわれている。
腰の後ろでリボンを結べば、上品でありつつ、かわいらしさも感じられるものになっていた。
「本当に……そちらでよろしいのですか?」
「あ、はぃ……うん……これがいいと思い……思う」
ドレスを手に、レティシアが2人のほうに戻ってくる。
少し困ったような顔をしていた。
この5年で、初めて見る表情だ。
レティシアが、正妃選びの儀を辞退したのは知っている。
そのせいで、混乱でもしているのだろうか。
癇癪を爆発させないことに薄気味悪さを感じているサリーへと、レティシアが困った顔のままで言った。
「今、着てるドレスの脱ぎ方が……わかんないんですケド……」
貧乏貴族の末娘として生まれたため、サリー自身は使用人に囲まれたことなどなかった。
自分のことは自分でする。
なんなら姉や兄の面倒すらサリーが見ていた。
7人も兄姉がいれば末娘など、ただの雑用係、労働力として扱われるのが普通だからだ。
どこかの屋敷に勤めに出るのも、ごく自然。
15歳の誕生日とともに、雇ってくれそうな貴族を探した。
爵位が上の貴族の屋敷は、それなりの、やはり貴族階級の娘や息子を雇う。
サリーのような下級かつ貧乏貴族の娘を雇ってくれる家があるかどうか。
明日の食事の心配をしながら、貴族屋敷の立ち並ぶ一画をうろついていた。
そこで、たまたま出会ったのが大公だったのだ。
大公はサリーの事情を、自ら問うてくれた。
その上、公爵に口利きまでしてくれて、おかげで、今、サリーはここにいる。
大公にも、快く受け入れてくれた公爵夫妻にも感謝していた。
勤め先が見つからないままだったなら、どこかの貴族の愛妾になるぐらいしか道はなかったのだから。
その恩あってこそ、この5年間、毎日がどんなに地獄でも耐えられた。
とはいえ、目の前にいる高慢ちきな姫には、ひと欠片の感謝の念もない。
彼女の両親と祖父のために我慢している。
(急に、しおらしい言葉を使うなんて……新しい嫌がらせね)
きっとこちらの反応を見ているに違いない。
自分たちが受け入れるのを待ち、「使用人ごときが」と叱責する機会を見計らっている。
今までにも何度となくあったことだ。
少し優しくしておいて、こちらが心を開きかけたところでの手のひら返し。
もう信じる気にもならない。
サリーはレティシアの言葉をピシャリと跳ね返した。
困惑したような表情を見て、たいした演技力だと思う。
(まったく……人に嫌がらせする能力だけは長けているんだから)
だが、無駄だ。
その手に引っかかるほど自分はもう幼くもないし、馬鹿でもない。
今はメイド長として、他の子たちを守る責任もある。
「本当にシンプルなものでよろしいのですか?」
「……あ……ハイ……」
気後れして小さくなっているように見えるが、これも演技だろう。
どこまでも性根が腐っていると、いよいよ不快になった。
「マギー、何着か、ご用意を」
「か、かしこまりました」
後ろに控えていたメイドの1人が奥の部屋へと引っ込む。
大量にあるドレスは、この部屋に収まり切れず、奥の続き部屋がクローゼットと化しているからだ。
マギーの正式名はマーガレット。
サリーがこの屋敷に来た時と同じ15歳。
レティシアのせいで、いつも辞めたい空気をまとっている。
気弱なマギーを、レティシアは八つ当たりの道具にしていた。
どうでもいいことで文句をつけ、必要のない雑用を言いつける。
隠れて泣いているマギーを慰め、説得してきたのはサリーだ。
マギーには帰る場所がない。
屋敷を辞めれば、どんな未来が待っているかは予測がつく。
どんな嫌がらせを受けても、屋敷にとどまるほうがマシだと、サリーは判断していた。
(あと少し耐えれば姫さまは屋敷を出る……そう思っていたからだけど)
なんということか。
せっかく出て行ったと思ったら、1日と経たずに出戻りだ。
これではマギーを引き止めたのが良かったのか判断がつかなくなる。
迷惑をかけることにはなるが、マギーの新しい勤め先を大公に相談したほうがいいのではないかと思った。
もっと早くそうするべきだったかも、とも。
レティシアが戻ってきたことで、今までの我慢はすべて無駄になっている。
マギーが両手に何着かのドレスをかかえて戻ってきた。
歩み寄り、半分を受け取る。
「まずは、こちらなどいかがでしょうか? お色が姫さまのお好みですし、襟元や袖も流行りの形になっております」
シンプルなものをと言われたが、それすらサリーは疑っていた。
マギーも似たような気持ちだったのだろう。
最もシンプルなドレスは避けている。
それらはクローゼット部屋の奥も奥、最奥に放り込まれたまま何年も放置されていた。
「ぅ……う~ん……」
「お気に召しませんか? それでは、こちらはいかがでしょう?」
彼女の気まぐれで1日中ドレスの試着につきあわされたことは数知れず。
今さら驚きもしない。
どうせ、ああでもないこうでもない、ここが気にいらないと難癖をつけてくるのだ。
それで、結局、新調する結果になったことも少なくない。
試着を手伝う身としては、ヘトヘトになるのは覚悟していた。
マギーも硬い表情でレティシアの動きを見つめている。
「あ、あの、ですね……えーと……あの……」
やけに歯切れの悪い口調に眉をひそめた。
なにを企んでいるのかと、警戒心が働く。
「そっちに着替えがあるんで……だよね……?」
レティシアが奥の部屋を指さした。
サリーはうなずきながら、短く「はい」とだけ答える。
「だったら、自分で選びま……選ぶよ。そのほうが決めやすいし」
あまりにも予想外過ぎて、すぐには答えが返せなかった。
彼女に振り回され始めて5年が経つ。
最初の頃ならともかく、最近では言葉を失うことはなかった。
どんな無茶も罵声も、経験則から受け流せるようになっていたからだ。
「あ、じゃあ……ちょっと見て来ま……来るね……」
スタスタとレティシアが奥の部屋に向かって歩いていく。
追いかけるべきなのはわかっていたけれど、すぐには足が動かない。
「あ、あの……お、お手伝いするべき……なのでしょうか……?」
マギーが、おどおどした様子でサリーに問いかけてきた。
おかげで、ハッと正気に戻る。
「もちろんよ」
小走りに奥の部屋へと向かった。
中に入ると、レティシアが吊り下げてあるドレスをかきわけている。
顔をしかめて、なにやらブツブツと呟いていた。
おそらく不満をもらしているのだろう。
「まったくもう……変なのしかないじゃん……」
かろうじて「変」という言葉が聞き取れた。
気にいらない!と、癇癪を起こすのも時間の問題と思われる。
サリーの後ろからマギーの怯えた気配が伝わってきた。
(マギーに八つ当たりされる前に、私が盾にならないと)
レティシアの帰還で、マギーは先行きに不安をいだいているに違いない。
そんな彼女を、これ以上、傷つけさせたくなかった。
「姫さま、お気に召さないようでしたら新しく作られてはいかがですか?」
「え……? こんなにあるのに新しいのを作るっていうのは……」
新調することも、お気に召さないようだ。
本当に、うんざりしてしまう。
(だったら、どうするっていうの? どれもこれも気にいらないくせに)
ガサガサガサ。
レティシアは、ドレスをかきわけ部屋の奥へと入っていく。
しかたなくマギーを伴い、ついていった。
この奥には地味な服しか置かれていない。
1度も袖を通さないまま放置されているものもある。
気にいるものがあるはずがないと、わかっていた。
「あ! これ、いい! 色も形も超シンプル!」
バサァと、レティシアがドレスを持ち上げる。
見て、サリーは本気で驚いてしまった。
それは、レティシアが「つまらないドレス」だと、散々、文句をつけたものだった。
頼んだのはレティシアだったのに、八つ当たりで、そのドレスをマギーに叩きつけたのだ。
濃い青色のワンピース。
襟と袖、それから裾に淡い緑をしたレースがあしらわれている。
腰の後ろでリボンを結べば、上品でありつつ、かわいらしさも感じられるものになっていた。
「本当に……そちらでよろしいのですか?」
「あ、はぃ……うん……これがいいと思い……思う」
ドレスを手に、レティシアが2人のほうに戻ってくる。
少し困ったような顔をしていた。
この5年で、初めて見る表情だ。
レティシアが、正妃選びの儀を辞退したのは知っている。
そのせいで、混乱でもしているのだろうか。
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