125 / 304
第2章 黒い風と金のいと
お祖父さまの独り言 1
しおりを挟む
彼は、自分の居に戻っている。
森の中の大きな山小屋で、1人の夜を過ごしていた。
テラスにある広いベンチに腰かけている。
空は雲もなく、暗い中に丸く切り抜いたような月が浮かんでいた。
そのおかげで明かりを灯さなくても、周りが照らし出されている。
最近は、あまり1人になることがなかった。
いつも隣にはレティシアがいたからだ。
が、今晩は、彼女の傍にいないほうがいいだろうと思っている。
1人で考える時間を必要としているに違いない。
レティシアは、彼の問いに、うなずいてはいた。
それでも、彼女の顔に浮かんだ曖昧な表情が、彼の胸を痛ませる。
(シシィ……きみは、どう思う……?)
彼は目を伏せ、亡くなった妻を想った。
彼女と初めて出会ったのは、12歳。
王宮魔術師となるため、王都に来た時のこと。
4つ年上の彼女は16歳だったのだが、その時は知らなかった。
擦れ違っただけだったからだ。
王宮を取り囲む貴族の屋敷、そのさらに外に、円を描くようにして、市場や民家がある。
王宮に続く、いくつかの放射線状の道。
その中のひとつを、王都見物がてら、彼は歩いていた。
彼女は急いでいたのか、足早だった。
彼が、すれ違いざまに横顔を見たのは一瞬。
なのに、なぜか記憶に残されていたのだ。
それから2年近く、彼は王宮から出ていない。
その間、魔術師としての教育を受けたり、自分で魔術の開発をしたりと、慌ただしい日々をおくっている。
14歳になる少し前、彼はようやく王宮の外に出た。
申し入れだけはずっとしていたのだが、なかなか許しが得られなかったのだ。
彼の力は、当時からとても大きかったため、慎重が期されていた。
信用されていなかった、と言ってもいい。
中には、彼を危険視し、幽閉すべきだと主張する者もいた。
そして、やっと自由な時間を手にした彼は、市場で彼女と会ったのだ。
どこかで会った気がすると思った時には、すれ違ったあの女性であると思い出している。
彼女は、花を売っていた。
彼女、エリザベートは目の覚めるような美人というわけではない。
栗色の髪を後ろでひと括りにして、背中に垂らしていた。
同じ色の瞳は大きく、唇はほんのりと赤い。
濃い青色のワンピースを着ていた。
煤けていて、とてもみすぼらしかったのを、今も覚えている。
女性に対して、初めて見惚れたからだ。
化粧っ気がなく、着古されたのがありありとわかる服を着ていても、彼女はひどく美しかった。
彼は、しばらく少し離れた場所に立って、彼女を見つめていた。
彼女は、花を売っていたが、誰も足を止めない。
見向きもせずに、通り過ぎていく。
ほかの物売りのように声を張り上げる様子もなく、彼女は静かに立っていた。
時々、様子を確かめるように、花にふれるくらい。
あれでは売れるものも売れないだろう、と思った。
今、思い出しても恥ずかしくなるのだが、その時、彼は考えたのだ。
『花を買い占めたら、彼女の気が引けるのではないか』
彼は王宮に属していたし、そもそも貴族だった。
だから、金銭面で苦労したことは1度もない。
市場にある全部の花を買い占めることだってできただろう。
そして、彼は緊張しつつ、彼女の店の花をすべて買う、と言ったのだ。
が、困った顔の彼女に「その花をどうするのか」と訊かれ、答えに窮することになる。
彼女の気が引きたかっただけで、花に興味があったのでも、必要だったのでもなかったからだ。
彼が答えられずにいると「ほかの店で買う」ことを、彼女に勧められてしまった。
本来なら、無礼だと怒るところだったかもしれない。
貴族を相手に平民が何を言うか、と。
けれど、彼は怒らなかった。
怒れなかった、というのが正しい。
それどころか、自分を恥じた。
店に並んでいる花は、彼女が育てたものなのだろう。
それを、どうでもいいもののように扱った、自分の「いつもの」行動が、恥ずかしかったのだ。
彼は、彼女に詫び、1種類だけを買い取った。
自分の部屋に飾るのだと言って。
『その花の、花言葉はね……』
彼が花を買いに行くたび、彼女は花言葉を教えてくれた。
ひと月に1度か2度、会話はそれだけ。
それが、だんだんに増えていった。
彼の部屋には、いつでも数種類の花が飾られるようになったのだ。
彼女は穏やかな人だった。
口数は少なくて、彼は彼女を笑わせようと、軽口を叩いてばかりいた。
14歳になって数ヶ月後、彼は彼女に訊いている。
心臓があんなにも鼓動を打つのだと、「本当に」生まれて初めて知った。
『あ~、きみのことを愛称で呼びたいのだが、いいかね?』
初めて花を買ってから、半年あまりが過ぎていた。
それなりに親しくなっているはずだと思っていたけれど、彼女がうなずいてくれるまで、鼓動は落ち着かないままだった。
そして、彼女がうなずいてくれたのを見て、早鐘になった。
時々、外で食事をするようになり、彼の気持ちはいよいよ彼女に傾いていく。
王宮では、彼に好意を告げてくる女性も大勢いたが、彼はわき目もふらず、彼女だけを望んだのだ。
また半年が過ぎた頃、15歳になる少し前。
彼は、初めて彼女に求婚した。
が、断られている。
なぜ、とは聞かなかった。
彼女は穏やかで落ち着きのある控えめな女性だった。
平民であることを気にしている様子だったことには、気づいていたのだ。
そんなことは気にしなくてもいいと、行動で示せばいいと思っていた。
実際、彼はまったく気にしていなかったので。
前に買ってくれた花の原産地を知っている?
仕事を疎かにする人はちょっとね。
蜂がいても蜂蜜ができるわけではないのよ?
そんなふうに彼女は、彼の求婚を退け続けている。
あの蒼い薔薇を渡すまでは。
その時のことを思い出し、彼は目を伏せたまま、小さく微笑んだ。
これで断られたら、婚姻は諦めようと決意していたせいで、ひどく緊張していた自分が記憶に残っている。
何度となく繰り返した求婚では完璧だったのに、その時は、初めて跪くのを忘れた。
棒立ちのまま、薔薇を1輪だけ彼女に差し出したのだ。
『この薔薇の花言葉を、知っているかい?』
彼女は、たくさんの花を育てていて、たくさんの花言葉を知っていた。
が、その薔薇の花言葉は知らなかった。
彼が想いを託し、造った花。
そして、彼女は、初めてうなずいてくれたのだ。
いろいろと面倒なことや、ややこしい手続きを経て、彼女はエリザベート・ローエルハイドとなる。
幸せだった、とても。
彼女が、この国を好きだったから、この国を守ろうと思っていた。
だから、戦争にも行った。
勝利も手にした。
なのに、彼が戦争にかかずらわっている8ヶ月の間に、彼女は病に侵されていたのだ。
即言葉での連絡は毎日していたのに、気づかなかった。
彼女はいつも明るくて、穏やかだったから。
彼がようやく愛しい妻に会えると喜び勇んで屋敷に戻った頃、彼女はもう立つこともできずにいた。
病床の妻を前に、彼は、己の力がいかに「絶対」ではないかを思い知らされている。
大きな魔力量に数多の魔術を使いこなせる、ジョシュア・ローエルハイドが、愛しい妻の病だけは治せなかったからだ。
そして、ひと月も経たず、彼女はこの世を去っている。
毎日、妻を追い、彼は死ぬことばかりを考えていた。
はっきり言えば、あんな戦争、一瞬で終わらせることもできたのだ。
そうしなかったのは、妻に話せないような真似をしたくなかったからに過ぎない。
けれど、結果として使うはめになっている。
ならば、迷わず使っていれば、早くケリをつけていれば、妻を救えたかもしれないと、考えてしまう。
自分は判断を誤ったのだ。
そのせいで、妻を失った。
人ならざる力。
それは奪うことはできても、与えることができない。
殺すことはできても、生き返らせることはできない。
彼の景色は色を失い、何もかもが暗く感じられた。
妻の遺してくれた息子が自立したら、この世界に自分が存在している必要もないだろう。
そう思っていたところにレティシアが生まれ、彼は生きなければならない理由と責任を負った。
が、それも大半は失ってしまった。
彼自身の行いが原因だ。
とはいえ、死を選ぶこともできず、遠くからレティシアを見守ることだけが、彼の毎日となっていた。
あの日が訪れるまでは。
彼の目がゆっくりと開かれる。
月は姿を隠し、空が白み始めていた。
グレイは屋敷を出ているだろう。
レティシアの曖昧な表情を思い出した。
「シシィ……きみは、どう思うかな」
呟いてから、彼は立ち上がる。
人としての大事なものが大きく欠けている自分を嘆くことも、彼はしない。
森の中の大きな山小屋で、1人の夜を過ごしていた。
テラスにある広いベンチに腰かけている。
空は雲もなく、暗い中に丸く切り抜いたような月が浮かんでいた。
そのおかげで明かりを灯さなくても、周りが照らし出されている。
最近は、あまり1人になることがなかった。
いつも隣にはレティシアがいたからだ。
が、今晩は、彼女の傍にいないほうがいいだろうと思っている。
1人で考える時間を必要としているに違いない。
レティシアは、彼の問いに、うなずいてはいた。
それでも、彼女の顔に浮かんだ曖昧な表情が、彼の胸を痛ませる。
(シシィ……きみは、どう思う……?)
彼は目を伏せ、亡くなった妻を想った。
彼女と初めて出会ったのは、12歳。
王宮魔術師となるため、王都に来た時のこと。
4つ年上の彼女は16歳だったのだが、その時は知らなかった。
擦れ違っただけだったからだ。
王宮を取り囲む貴族の屋敷、そのさらに外に、円を描くようにして、市場や民家がある。
王宮に続く、いくつかの放射線状の道。
その中のひとつを、王都見物がてら、彼は歩いていた。
彼女は急いでいたのか、足早だった。
彼が、すれ違いざまに横顔を見たのは一瞬。
なのに、なぜか記憶に残されていたのだ。
それから2年近く、彼は王宮から出ていない。
その間、魔術師としての教育を受けたり、自分で魔術の開発をしたりと、慌ただしい日々をおくっている。
14歳になる少し前、彼はようやく王宮の外に出た。
申し入れだけはずっとしていたのだが、なかなか許しが得られなかったのだ。
彼の力は、当時からとても大きかったため、慎重が期されていた。
信用されていなかった、と言ってもいい。
中には、彼を危険視し、幽閉すべきだと主張する者もいた。
そして、やっと自由な時間を手にした彼は、市場で彼女と会ったのだ。
どこかで会った気がすると思った時には、すれ違ったあの女性であると思い出している。
彼女は、花を売っていた。
彼女、エリザベートは目の覚めるような美人というわけではない。
栗色の髪を後ろでひと括りにして、背中に垂らしていた。
同じ色の瞳は大きく、唇はほんのりと赤い。
濃い青色のワンピースを着ていた。
煤けていて、とてもみすぼらしかったのを、今も覚えている。
女性に対して、初めて見惚れたからだ。
化粧っ気がなく、着古されたのがありありとわかる服を着ていても、彼女はひどく美しかった。
彼は、しばらく少し離れた場所に立って、彼女を見つめていた。
彼女は、花を売っていたが、誰も足を止めない。
見向きもせずに、通り過ぎていく。
ほかの物売りのように声を張り上げる様子もなく、彼女は静かに立っていた。
時々、様子を確かめるように、花にふれるくらい。
あれでは売れるものも売れないだろう、と思った。
今、思い出しても恥ずかしくなるのだが、その時、彼は考えたのだ。
『花を買い占めたら、彼女の気が引けるのではないか』
彼は王宮に属していたし、そもそも貴族だった。
だから、金銭面で苦労したことは1度もない。
市場にある全部の花を買い占めることだってできただろう。
そして、彼は緊張しつつ、彼女の店の花をすべて買う、と言ったのだ。
が、困った顔の彼女に「その花をどうするのか」と訊かれ、答えに窮することになる。
彼女の気が引きたかっただけで、花に興味があったのでも、必要だったのでもなかったからだ。
彼が答えられずにいると「ほかの店で買う」ことを、彼女に勧められてしまった。
本来なら、無礼だと怒るところだったかもしれない。
貴族を相手に平民が何を言うか、と。
けれど、彼は怒らなかった。
怒れなかった、というのが正しい。
それどころか、自分を恥じた。
店に並んでいる花は、彼女が育てたものなのだろう。
それを、どうでもいいもののように扱った、自分の「いつもの」行動が、恥ずかしかったのだ。
彼は、彼女に詫び、1種類だけを買い取った。
自分の部屋に飾るのだと言って。
『その花の、花言葉はね……』
彼が花を買いに行くたび、彼女は花言葉を教えてくれた。
ひと月に1度か2度、会話はそれだけ。
それが、だんだんに増えていった。
彼の部屋には、いつでも数種類の花が飾られるようになったのだ。
彼女は穏やかな人だった。
口数は少なくて、彼は彼女を笑わせようと、軽口を叩いてばかりいた。
14歳になって数ヶ月後、彼は彼女に訊いている。
心臓があんなにも鼓動を打つのだと、「本当に」生まれて初めて知った。
『あ~、きみのことを愛称で呼びたいのだが、いいかね?』
初めて花を買ってから、半年あまりが過ぎていた。
それなりに親しくなっているはずだと思っていたけれど、彼女がうなずいてくれるまで、鼓動は落ち着かないままだった。
そして、彼女がうなずいてくれたのを見て、早鐘になった。
時々、外で食事をするようになり、彼の気持ちはいよいよ彼女に傾いていく。
王宮では、彼に好意を告げてくる女性も大勢いたが、彼はわき目もふらず、彼女だけを望んだのだ。
また半年が過ぎた頃、15歳になる少し前。
彼は、初めて彼女に求婚した。
が、断られている。
なぜ、とは聞かなかった。
彼女は穏やかで落ち着きのある控えめな女性だった。
平民であることを気にしている様子だったことには、気づいていたのだ。
そんなことは気にしなくてもいいと、行動で示せばいいと思っていた。
実際、彼はまったく気にしていなかったので。
前に買ってくれた花の原産地を知っている?
仕事を疎かにする人はちょっとね。
蜂がいても蜂蜜ができるわけではないのよ?
そんなふうに彼女は、彼の求婚を退け続けている。
あの蒼い薔薇を渡すまでは。
その時のことを思い出し、彼は目を伏せたまま、小さく微笑んだ。
これで断られたら、婚姻は諦めようと決意していたせいで、ひどく緊張していた自分が記憶に残っている。
何度となく繰り返した求婚では完璧だったのに、その時は、初めて跪くのを忘れた。
棒立ちのまま、薔薇を1輪だけ彼女に差し出したのだ。
『この薔薇の花言葉を、知っているかい?』
彼女は、たくさんの花を育てていて、たくさんの花言葉を知っていた。
が、その薔薇の花言葉は知らなかった。
彼が想いを託し、造った花。
そして、彼女は、初めてうなずいてくれたのだ。
いろいろと面倒なことや、ややこしい手続きを経て、彼女はエリザベート・ローエルハイドとなる。
幸せだった、とても。
彼女が、この国を好きだったから、この国を守ろうと思っていた。
だから、戦争にも行った。
勝利も手にした。
なのに、彼が戦争にかかずらわっている8ヶ月の間に、彼女は病に侵されていたのだ。
即言葉での連絡は毎日していたのに、気づかなかった。
彼女はいつも明るくて、穏やかだったから。
彼がようやく愛しい妻に会えると喜び勇んで屋敷に戻った頃、彼女はもう立つこともできずにいた。
病床の妻を前に、彼は、己の力がいかに「絶対」ではないかを思い知らされている。
大きな魔力量に数多の魔術を使いこなせる、ジョシュア・ローエルハイドが、愛しい妻の病だけは治せなかったからだ。
そして、ひと月も経たず、彼女はこの世を去っている。
毎日、妻を追い、彼は死ぬことばかりを考えていた。
はっきり言えば、あんな戦争、一瞬で終わらせることもできたのだ。
そうしなかったのは、妻に話せないような真似をしたくなかったからに過ぎない。
けれど、結果として使うはめになっている。
ならば、迷わず使っていれば、早くケリをつけていれば、妻を救えたかもしれないと、考えてしまう。
自分は判断を誤ったのだ。
そのせいで、妻を失った。
人ならざる力。
それは奪うことはできても、与えることができない。
殺すことはできても、生き返らせることはできない。
彼の景色は色を失い、何もかもが暗く感じられた。
妻の遺してくれた息子が自立したら、この世界に自分が存在している必要もないだろう。
そう思っていたところにレティシアが生まれ、彼は生きなければならない理由と責任を負った。
が、それも大半は失ってしまった。
彼自身の行いが原因だ。
とはいえ、死を選ぶこともできず、遠くからレティシアを見守ることだけが、彼の毎日となっていた。
あの日が訪れるまでは。
彼の目がゆっくりと開かれる。
月は姿を隠し、空が白み始めていた。
グレイは屋敷を出ているだろう。
レティシアの曖昧な表情を思い出した。
「シシィ……きみは、どう思うかな」
呟いてから、彼は立ち上がる。
人としての大事なものが大きく欠けている自分を嘆くことも、彼はしない。
6
あなたにおすすめの小説
【完結】家族に愛されなかった辺境伯の娘は、敵国の堅物公爵閣下に攫われ真実の愛を知る
水月音子
恋愛
辺境を守るティフマ城の城主の娘であるマリアーナは、戦の代償として隣国の敵将アルベルトにその身を差し出した。
婚約者である第四王子と、父親である城主が犯した国境侵犯という罪を、自分の命でもって償うためだ。
だが――
「マリアーナ嬢を我が国に迎え入れ、現国王の甥である私、アルベルト・ルーベンソンの妻とする」
そう宣言されてマリアーナは隣国へと攫われる。
しかし、ルーベンソン公爵邸にて差し出された婚約契約書にある一文に疑念を覚える。
『婚約期間中あるいは婚姻後、子をもうけた場合、性別を問わず健康な子であれば、婚約もしくは結婚の継続の自由を委ねる』
さらには家庭教師から“精霊姫”の話を聞き、アルベルトの側近であるフランからも詳細を聞き出すと、自分の置かれた状況を理解する。
かつて自国が攫った“精霊姫”の血を継ぐマリアーナ。
そのマリアーナが子供を産めば、自分はもうこの国にとって必要ない存在のだ、と。
そうであれば、早く子を産んで身を引こう――。
そんなマリアーナの思いに気づかないアルベルトは、「婚約中に子を産み、自国へ戻りたい。結婚して公爵様の経歴に傷をつける必要はない」との彼女の言葉に激昂する。
アルベルトはアルベルトで、マリアーナの知らないところで実はずっと昔から、彼女を妻にすると決めていた。
ふたりは互いの立場からすれ違いつつも、少しずつ心を通わせていく。
0歳児に戻った私。今度は少し口を出したいと思います。
アズやっこ
恋愛
❈ 追記 長編に変更します。
16歳の時、私は第一王子と婚姻した。
いとこの第一王子の事は好き。でもこの好きはお兄様を思う好きと同じ。だから第二王子の事も好き。
私の好きは家族愛として。
第一王子と婚約し婚姻し家族愛とはいえ愛はある。だから何とかなる、そう思った。
でも人の心は何とかならなかった。
この国はもう終わる…
兄弟の対立、公爵の裏切り、まるでボタンの掛け違い。
だから歪み取り返しのつかない事になった。
そして私は暗殺され…
次に目が覚めた時0歳児に戻っていた。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。こういう設定だとご了承頂けると幸いです。
初恋の還る路
みん
恋愛
女神によって異世界から2人の男女が召喚された。それによって、魔導師ミューの置き忘れた時間が動き出した。
初めて投稿します。メンタルが木綿豆腐以下なので、暖かい気持ちで読んでもらえるとうれしいです。
毎日更新できるように頑張ります。
【完結】秀才の男装治療師が女性恐怖症のわんこ弟子に溺愛されるまで
禅
恋愛
「神に祈るだけで曖昧にしか治らない。そんなものは治療とは言わない」
男尊女卑が強い国で、女であることを隠し、独自の魔法を使いトップクラスの治療師となり治療をしていたクリス。
ある日、新人のルドがやってきて教育係を押し付けられる。ルドは魔法騎士団のエースだが治療魔法が一切使えない。しかも、女性恐怖症。
それでも治療魔法が使えるようになりたいと懇願するルドに根負けしたクリスは特別な治療魔法を教える。
クリスを男だと思い込み、純粋に師匠として慕ってくるルド。
そんなルドに振り回されるクリス。
こんな二人が無自覚両片思いになり、両思いになるまでの話。
※最初の頃はガチ医療系、徐々に恋愛成分多めになっていきます
※主人公は現代に近い医学知識を使いますが、転生者ではありません
※一部変更&数話追加してます(11/24現在)
※※小説家になろうで完結まで掲載
改稿して投稿していきます
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
推しの幸せをお願いしたら異世界に飛ばされた件について
あかね
恋愛
いつも推しは不遇で、現在の推しの死亡フラグを年末の雑誌で立てられたので、新年に神社で推しの幸せをお願いしたら、翌日異世界に飛ばされた話。無事、推しとは会えましたが、同居とか無理じゃないですか。
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる