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未来への道
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「はぁ・・・すごい夜景・・・。あ、あそこにうちの会社のビルが見える!やっぱり他のビルより明かりが少ないのね。みんな帰るの早いからだよね」
真っ白なバスローブを羽織った澪が、ガラス窓に張り付くようにして眩く輝く下界を見下ろしている。後ろから見ていると、子供がオモチャのショーケースを見てはしゃいでいるようにも見え、昇吾は思わずクスッと笑ってしまった。
「気分いいだろ、自分の会社を見下ろすのって」
後ろから澪の身体を抱きしめ、昇吾もまた週末の光に溢れるきらびやかな街並みに眼をやった。
自分の人生が大きく変わる決断をした日に、こうして高層階に昇って自分が働く街を見下ろす。なんとも感慨深いものを感じる気がして、案外俺は単純でベタな男だな、と苦笑する。
「昇吾さんが今度移るのは、どの辺のビル?」
「うちの会社の通りから一本東側だよ。屋上にデカイ看板がある角のビル。あそこ」
「ああ、あれ!・・・なんだぁ、すごく近いんだ。良かったぁ・・・」
身体に回された昇吾の腕をギュッと掴んで、澪がホッとした声を出した。澪もまた、今日の突然の展開を受け入れるのに必死だったのだろう。午後のあいだずっと緊張していた顔が、ようやくいつもの柔らかい表情に戻っていた。いや、いつもとは少し違っているかもしれない。自分と結婚することが決まって、何か内側から潤んだような色香が滲みだして見える。
田丸雅美の前で澪との結婚を宣言した後、昇吾は午後イチで部長室を訪ねた。
異動に関する打診を受ける旨を伝えると、森山部長は「おお!そうかそうか、ありがとう、成瀬!」と歓喜の声を上げ、暑苦しい巨体で昇吾をハグしてきた。入社当時から、この部長には本当に世話になっている。この男が自分を見込んで声をかけてくれたのだから、不安はあっても期待に応えたい気持ちが強まった。
昨日の部長からの話と言うのは、昇吾が度々会議に参加していた新規事業プロジェクトに関することだった。急遽新しく設立されることになった子会社の副社長。そのポジションに、30代の昇吾が抜擢されたのだ。
長いこと法人向けの事業を展開してきたこの会社も、今後は個人顧客向けのビジネスに力を入れることになり、森山部長が中心となって新部署立ち上げの計画を進めてきた。昇吾や同期の山崎ら中堅どころの社員が会議に参加してきたが、自分たちはあくまで新しい部署立ち上げに協力するアドバイザー的立場だと考えていた。ところがここにきて役員たちの気が変わり、新部署として始動させるのではなく、いっそ子会社として独立して立ち上げようという方向に計画が変更された。それで急きょ森山部長が社長に就任し、9月にも新会社を設立することになったと言う。
「俺が代表の座につくのはあくまで最初の体裁を整えるためで、いわばお飾りだ。新会社は成瀬たち中堅社員や若手のエースを選抜して、最初は10人弱でスタートさせる。会社が軌道に乗ってきたら、俺はすぐ後ろに引っ込んで、おまえたちに全面的に事業を任せることになると思う。そのときは、順調に行けば副社長のおまえが社長に就任だ。・・・どうだ、いきなりで驚いたろうが、おまえを見込んでの話だ。思い切ってやってみないか?」
昨日、森山部長にそう切り出され、昇吾は思いがけない話に少なからず動揺し、「少し考える時間をください」と申し出ていたのだ。
こんな大きなチャンスを逃す手はないかもしれない。けれども、正直自分にそれだけの手腕があるのかどうかも分からない・・・。
大きな橋を渡る前に、恐れの気持ちが湧いてくるのは人間なら当たり前だった。それにこの話を受ければ、新会社の準備に向けて来月にも今の部署を去ることになる。やっといい感じに育ってきたチームと離れるのはやはり寂しかったし、澪と一緒に働くこともできなくなってしまう。昇吾は居心地の良い現状に留まる誘惑と、新しいチャンスに賭けてみたい野心に挟まれて、今朝も寝不足のまま課の会議に出席していたのだ。
それなのに可笑しなことに、田丸雅美による澪へのイジメを目の当たりにしたのがきっかけで昇吾の心は定まった。
副社長就任の話を受けよう。そして澪と結婚する。自分は今の課を去り、澪は人目を気にすることなくこの課で働き続けることができる。それが一番いい。澪とコンビを組んで仕事ができなくなるのは残念だが、これからは夫婦として一緒に暮らし、共に生きていくことができるのだ。
森山部長には、澪と結婚することも報告した。部長は手放しで喜んでくれた。
「なんだ、おまえたちがそういう仲じゃなければ、新会社に彼女も連れてっておまえのサポートやらせるつもりだったんだがなぁ。まあ、いい。その代わり、家で思いっきり仲良くしろよ。うんと大事にしてやれ。あの娘は本当にいい子だ」
「はい、そうします。部長、本当にありがとうございます・・・!」
昇吾はつい笑みが浮かんでしまうのを気付かれないよう、深々と頭を下げたのだった。
今日は無理やり定時に仕事を片付け、澪を誘い出した。
奮発して普段はなかなか泊れない高級ホテルに部屋を取り(金曜の夜なので心配だったが、運よく部屋が空いていた)、できるだけふたりきりで話したかったので食事もルームサービスにした。
シャワーを浴び、窓辺のテーブルで食事を済ませてから、昇吾は新しい会社の副社長に抜擢されたことを澪に話した。
澪は話を聞いているうちにみるみる涙ぐみ、「すごい、すごい」と連発しながら大喜びしてくれた。澪が喜んでくれるのか難色を示すのか、話すまで少々不安だったが、思っていた以上に感激してくれたのが本当に嬉しかった。
「これから、うんと忙しくなるね。大変だと思うけど、私に手伝えることがあったら何でも言ってね」
そう言って、淋しさと喜びの入り混じった表情で微笑む。
「澪も、俺が異動した後いろいろ面倒かもしれないけど、負けるなよ」
「うん、大丈夫!がんばる。だって会社では離れ離れでも、昇吾さんと一緒に暮らせるならそれだけで幸せだもの。家に帰れば大好きな旦那さんに会えるって思えば、会社でしんどいことがあっても全然平気」
そう言って笑う顔は、以前より随分と頼もしくしっかりして見える。
・・・いい女だな。昇吾は改めてそう想い、早く澪を抱きたくてたまらなくなった。
「澪のご両親とうちの親に、挨拶に行かなきゃな」
「そうだね。ちょっと緊張する・・・」
「来月にはあっちのビルに移って準備に入るから、すぐには式とかハネムーンとかできないけど、少し待っててくれるか?」
「そんなの、いいの。昇吾さんの部屋で一緒に暮らせれば、他には何もいらない。お仕事が軌道に乗って少し落ち着いたら、そのうちどこか旅行に連れて行って?楽しみにしてるから」
昇吾は澪の髪を撫で、愛おしさのあまりおかしくなりそうな気持ちを隠すよう、ぎゅっと抱きしめた。
「あ・・・婚約指輪、買わなくちゃな」
「婚約指輪より、お揃いの結婚指輪が早く欲しい。それだけでいいわ」
「なんで?普通、ダイヤとか欲しいだろ?」
「ううん、昇吾さんとお揃いの指輪だけでいい。その方が、繋がってる感じがするから。ねえ、明日、見に行ってもいい?一緒に選びたいな」
「・・・まったく、おまえは・・・」
なんでそんなに可愛いんだ、という言葉を呑み込んで、昇吾は澪を強引にベッドへと引っ張って行った。
バスローブを脱がせながら澪の白い肩に手を滑らせ、昇吾は呟いた。
「まだ、避妊してたほうがいいよな・・・?」
「ん・・・一応入籍するまでは・・・。あ、でも今日はたぶん、大丈夫な日よ」
そう言って、澪は恥ずかしそうに頬を赤らめた。それだけで下腹部が熱く反応してしまい、昇吾は澪の小さな唇を乱暴に貪った。
真っ白なバスローブを羽織った澪が、ガラス窓に張り付くようにして眩く輝く下界を見下ろしている。後ろから見ていると、子供がオモチャのショーケースを見てはしゃいでいるようにも見え、昇吾は思わずクスッと笑ってしまった。
「気分いいだろ、自分の会社を見下ろすのって」
後ろから澪の身体を抱きしめ、昇吾もまた週末の光に溢れるきらびやかな街並みに眼をやった。
自分の人生が大きく変わる決断をした日に、こうして高層階に昇って自分が働く街を見下ろす。なんとも感慨深いものを感じる気がして、案外俺は単純でベタな男だな、と苦笑する。
「昇吾さんが今度移るのは、どの辺のビル?」
「うちの会社の通りから一本東側だよ。屋上にデカイ看板がある角のビル。あそこ」
「ああ、あれ!・・・なんだぁ、すごく近いんだ。良かったぁ・・・」
身体に回された昇吾の腕をギュッと掴んで、澪がホッとした声を出した。澪もまた、今日の突然の展開を受け入れるのに必死だったのだろう。午後のあいだずっと緊張していた顔が、ようやくいつもの柔らかい表情に戻っていた。いや、いつもとは少し違っているかもしれない。自分と結婚することが決まって、何か内側から潤んだような色香が滲みだして見える。
田丸雅美の前で澪との結婚を宣言した後、昇吾は午後イチで部長室を訪ねた。
異動に関する打診を受ける旨を伝えると、森山部長は「おお!そうかそうか、ありがとう、成瀬!」と歓喜の声を上げ、暑苦しい巨体で昇吾をハグしてきた。入社当時から、この部長には本当に世話になっている。この男が自分を見込んで声をかけてくれたのだから、不安はあっても期待に応えたい気持ちが強まった。
昨日の部長からの話と言うのは、昇吾が度々会議に参加していた新規事業プロジェクトに関することだった。急遽新しく設立されることになった子会社の副社長。そのポジションに、30代の昇吾が抜擢されたのだ。
長いこと法人向けの事業を展開してきたこの会社も、今後は個人顧客向けのビジネスに力を入れることになり、森山部長が中心となって新部署立ち上げの計画を進めてきた。昇吾や同期の山崎ら中堅どころの社員が会議に参加してきたが、自分たちはあくまで新しい部署立ち上げに協力するアドバイザー的立場だと考えていた。ところがここにきて役員たちの気が変わり、新部署として始動させるのではなく、いっそ子会社として独立して立ち上げようという方向に計画が変更された。それで急きょ森山部長が社長に就任し、9月にも新会社を設立することになったと言う。
「俺が代表の座につくのはあくまで最初の体裁を整えるためで、いわばお飾りだ。新会社は成瀬たち中堅社員や若手のエースを選抜して、最初は10人弱でスタートさせる。会社が軌道に乗ってきたら、俺はすぐ後ろに引っ込んで、おまえたちに全面的に事業を任せることになると思う。そのときは、順調に行けば副社長のおまえが社長に就任だ。・・・どうだ、いきなりで驚いたろうが、おまえを見込んでの話だ。思い切ってやってみないか?」
昨日、森山部長にそう切り出され、昇吾は思いがけない話に少なからず動揺し、「少し考える時間をください」と申し出ていたのだ。
こんな大きなチャンスを逃す手はないかもしれない。けれども、正直自分にそれだけの手腕があるのかどうかも分からない・・・。
大きな橋を渡る前に、恐れの気持ちが湧いてくるのは人間なら当たり前だった。それにこの話を受ければ、新会社の準備に向けて来月にも今の部署を去ることになる。やっといい感じに育ってきたチームと離れるのはやはり寂しかったし、澪と一緒に働くこともできなくなってしまう。昇吾は居心地の良い現状に留まる誘惑と、新しいチャンスに賭けてみたい野心に挟まれて、今朝も寝不足のまま課の会議に出席していたのだ。
それなのに可笑しなことに、田丸雅美による澪へのイジメを目の当たりにしたのがきっかけで昇吾の心は定まった。
副社長就任の話を受けよう。そして澪と結婚する。自分は今の課を去り、澪は人目を気にすることなくこの課で働き続けることができる。それが一番いい。澪とコンビを組んで仕事ができなくなるのは残念だが、これからは夫婦として一緒に暮らし、共に生きていくことができるのだ。
森山部長には、澪と結婚することも報告した。部長は手放しで喜んでくれた。
「なんだ、おまえたちがそういう仲じゃなければ、新会社に彼女も連れてっておまえのサポートやらせるつもりだったんだがなぁ。まあ、いい。その代わり、家で思いっきり仲良くしろよ。うんと大事にしてやれ。あの娘は本当にいい子だ」
「はい、そうします。部長、本当にありがとうございます・・・!」
昇吾はつい笑みが浮かんでしまうのを気付かれないよう、深々と頭を下げたのだった。
今日は無理やり定時に仕事を片付け、澪を誘い出した。
奮発して普段はなかなか泊れない高級ホテルに部屋を取り(金曜の夜なので心配だったが、運よく部屋が空いていた)、できるだけふたりきりで話したかったので食事もルームサービスにした。
シャワーを浴び、窓辺のテーブルで食事を済ませてから、昇吾は新しい会社の副社長に抜擢されたことを澪に話した。
澪は話を聞いているうちにみるみる涙ぐみ、「すごい、すごい」と連発しながら大喜びしてくれた。澪が喜んでくれるのか難色を示すのか、話すまで少々不安だったが、思っていた以上に感激してくれたのが本当に嬉しかった。
「これから、うんと忙しくなるね。大変だと思うけど、私に手伝えることがあったら何でも言ってね」
そう言って、淋しさと喜びの入り混じった表情で微笑む。
「澪も、俺が異動した後いろいろ面倒かもしれないけど、負けるなよ」
「うん、大丈夫!がんばる。だって会社では離れ離れでも、昇吾さんと一緒に暮らせるならそれだけで幸せだもの。家に帰れば大好きな旦那さんに会えるって思えば、会社でしんどいことがあっても全然平気」
そう言って笑う顔は、以前より随分と頼もしくしっかりして見える。
・・・いい女だな。昇吾は改めてそう想い、早く澪を抱きたくてたまらなくなった。
「澪のご両親とうちの親に、挨拶に行かなきゃな」
「そうだね。ちょっと緊張する・・・」
「来月にはあっちのビルに移って準備に入るから、すぐには式とかハネムーンとかできないけど、少し待っててくれるか?」
「そんなの、いいの。昇吾さんの部屋で一緒に暮らせれば、他には何もいらない。お仕事が軌道に乗って少し落ち着いたら、そのうちどこか旅行に連れて行って?楽しみにしてるから」
昇吾は澪の髪を撫で、愛おしさのあまりおかしくなりそうな気持ちを隠すよう、ぎゅっと抱きしめた。
「あ・・・婚約指輪、買わなくちゃな」
「婚約指輪より、お揃いの結婚指輪が早く欲しい。それだけでいいわ」
「なんで?普通、ダイヤとか欲しいだろ?」
「ううん、昇吾さんとお揃いの指輪だけでいい。その方が、繋がってる感じがするから。ねえ、明日、見に行ってもいい?一緒に選びたいな」
「・・・まったく、おまえは・・・」
なんでそんなに可愛いんだ、という言葉を呑み込んで、昇吾は澪を強引にベッドへと引っ張って行った。
バスローブを脱がせながら澪の白い肩に手を滑らせ、昇吾は呟いた。
「まだ、避妊してたほうがいいよな・・・?」
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