33 / 51
33話
しおりを挟む
デビュタントの令嬢達が最初にダンスをするのが習わしの為、メルティとルイスがホールの中央へと出る。そう二人だけだ。
今日は、メルティがお披露目する為のパーティだった。
音楽に合わせメルティとルイスが踊り出す。
一か月弱で仕上げたとは思えないダンスだ。それを見たクラリサは、わなわなと怒りで震えだす。
どうしてあそこまで踊れるのか。ルイスと息がぴったりだ。
クラリサは、見ていられなくなり、会場を飛び出した。
メルティは、夢のような時間を堪能する。そして、ルイスと踊るのがこれで最後かと思うと名残惜しい。
「実はダンスってあまり好きじゃなかったのだけど、君とならずっと踊っていたい気分だよ」
そう聞いたメルティは、顔を真っ赤にする。メルティも同じ気持ちだった。
このまま永遠にこうしていたい。だが、曲は無情にも終わってしまう。その後は、それぞれ踊りだした。
「おめでとう。素晴らしいダンスだったわ」
「流石息がぴったりね。ルイス殿下も満足そうで羨ましいわ」
「ラボランジュ公爵夫人、からかわないでください」
頬を染め、ルイスが言う。それにつられてメルティも頬を染める。
こうして、パーティーはつつがなく終わり、大成功を収めた。
◇
「メルティ嬢」
話す時間が欲しいと言うルイスと二人、庭園に出たメルティは緊張気味に歩く。そこに緊張したルイスの声が掛かった。
「はい」
ルイスを見ると、真剣な眼差しだ。
「これからも一緒にダンスを踊ってくれないだろうか」
一瞬、ダンスが踊り足りないのかと思うも、これは『婚約者として』という意味だと悟り、メルティは目を瞬かせる。
「私ですか? 姉のクラリサではなくて……」
「前にも話したと思うけど、クラリサ嬢との婚約の話は、父上が先走った事です。私の意思はありません。私が婚約したいと思ったのは、あなたです。メルティ嬢」
意外な言葉にメルティは、頭が真っ白になった。
「え、でも、聖女の件は……」
「それも白紙に戻ったので関係ありません。それにクラリサ嬢は、聖女ではありませんよね」
「え……」
現実に引き戻され、メルティはごくりと唾を飲み込む。
(聖女が私だと知れた?)
「二人が、訪ねてくるようになって、二人の観察していました。あ、気分がいいものではないですよね。観察されていただなんて」
メルティは、フルフルと顔を横に振り、そんな事はないと否定する。
「ありがとう。もう一度、婚約をするチャンスを作ろうと思っているのだと思っていた。二人で来るからどちらかがそうなればという思惑があるのかと思っていたが、そうではなさそうだった。君は、クラリサ嬢と違いあの場を楽しんでいたよね」
「あ、はい……」
メルティは、体が弱かった事もあり、外に出る事がなかった。庭を散歩する程度しかしたことがない。
聖女の祝賀会の為に王城へ行ったのが、初めてだったと言っていいほどだ。なので、クラリサがつまらないと思う事でも、メルティには新鮮に映り楽しかった。
「君は、私以外の者にも気を使い、変な話、私が目的ではないとわかった」
「あ……」
ジーっとそう言ってルイスは、メルティを見つめる。まるで、目的を知っていたと言わんばかりに。
「話が逸れたね。私は、観察しているうちに君が気になりだし、ラボランジュ公爵夫人の所に行った時に、君が来ると聞いてクラリサ嬢が居ない場所で会いたいと思ったんだ。その時に、自分の気持ちに気が付いた。だからお願いしたんだ。君のエスコートをしたいって」
ルイスは、ずっと好きだったと告白してきた。
ダンスの相手役をすると言ったのも自分からだと言う。
信じられない気持ちでいっぱいだ。嬉しい感情もあるが、それより自分は養女で伯爵家の令嬢ではない。もしかしたら貴族ですらないかもしれないのだ。どう答えたらいいかわからない。
「ルイス殿下!」
聞き覚えのある声にハッとする。
クラリサが目の前に現れた。
「こ、こんな所に二人っきりでいらっしゃったら変な噂が立ちますわ」
「変な噂とは?」
「……二人が恋仲だという、根も葉もない噂ですわ」
「それは、本当になるから構わない」
「え……」
クラリサが、驚愕した顔つきになる。肯定されたのだ。
「ルイス殿下は騙されています! 私が聖女です! 前にも言いましたが、メルティには虚偽癖があるのです!」
「虚偽癖ね。彼女は聖女の事など一言も言っていないよ。君は今の自分の姿を鏡で見た事があるかい。恐ろしい形相をしているよ」
ルイスにそう言われ、ハッとしてクラリサは両手で顔を覆う。そして、泣き出した。どうして、どうしてと言いながら。
「クラリサ!」
泣き声を聞きつけたのか、両親であるイヒニオとファニタが駆け付けた。
「これは一体……」
責めるような顔をメルティにイヒニオは向ける。
「彼女は何もしていない。逆にメルティ嬢を貶めるような事を言ったので諫めただけです。彼女は、もう少し感情のコントロールが出来るようになった方がよいね」
「ご忠告痛み入ります。その、メルティとはどのような関係でしょうか。一度、クラリサと婚約して……」
「していないだろう」
ルイスが透かさず否定した。
「父上が先走っただけです。振り回してしまい申し訳ない。私はメルティ嬢と婚約したい思う」
「聞いておりません。まずは、両親である私達に相談してほしかったです」
ダンスを踊る前に言って欲しかったとルイスに言えば、不敬になるのではとメルティが、とおどおどする。
「両親ね……叔母上には伝えてあった。戻ろう、メルティ嬢」
促されメルティは、ルイスと一緒に屋敷内へと戻っていく。それを三人は悔しそうに、睨みつけるのだった。
今日は、メルティがお披露目する為のパーティだった。
音楽に合わせメルティとルイスが踊り出す。
一か月弱で仕上げたとは思えないダンスだ。それを見たクラリサは、わなわなと怒りで震えだす。
どうしてあそこまで踊れるのか。ルイスと息がぴったりだ。
クラリサは、見ていられなくなり、会場を飛び出した。
メルティは、夢のような時間を堪能する。そして、ルイスと踊るのがこれで最後かと思うと名残惜しい。
「実はダンスってあまり好きじゃなかったのだけど、君とならずっと踊っていたい気分だよ」
そう聞いたメルティは、顔を真っ赤にする。メルティも同じ気持ちだった。
このまま永遠にこうしていたい。だが、曲は無情にも終わってしまう。その後は、それぞれ踊りだした。
「おめでとう。素晴らしいダンスだったわ」
「流石息がぴったりね。ルイス殿下も満足そうで羨ましいわ」
「ラボランジュ公爵夫人、からかわないでください」
頬を染め、ルイスが言う。それにつられてメルティも頬を染める。
こうして、パーティーはつつがなく終わり、大成功を収めた。
◇
「メルティ嬢」
話す時間が欲しいと言うルイスと二人、庭園に出たメルティは緊張気味に歩く。そこに緊張したルイスの声が掛かった。
「はい」
ルイスを見ると、真剣な眼差しだ。
「これからも一緒にダンスを踊ってくれないだろうか」
一瞬、ダンスが踊り足りないのかと思うも、これは『婚約者として』という意味だと悟り、メルティは目を瞬かせる。
「私ですか? 姉のクラリサではなくて……」
「前にも話したと思うけど、クラリサ嬢との婚約の話は、父上が先走った事です。私の意思はありません。私が婚約したいと思ったのは、あなたです。メルティ嬢」
意外な言葉にメルティは、頭が真っ白になった。
「え、でも、聖女の件は……」
「それも白紙に戻ったので関係ありません。それにクラリサ嬢は、聖女ではありませんよね」
「え……」
現実に引き戻され、メルティはごくりと唾を飲み込む。
(聖女が私だと知れた?)
「二人が、訪ねてくるようになって、二人の観察していました。あ、気分がいいものではないですよね。観察されていただなんて」
メルティは、フルフルと顔を横に振り、そんな事はないと否定する。
「ありがとう。もう一度、婚約をするチャンスを作ろうと思っているのだと思っていた。二人で来るからどちらかがそうなればという思惑があるのかと思っていたが、そうではなさそうだった。君は、クラリサ嬢と違いあの場を楽しんでいたよね」
「あ、はい……」
メルティは、体が弱かった事もあり、外に出る事がなかった。庭を散歩する程度しかしたことがない。
聖女の祝賀会の為に王城へ行ったのが、初めてだったと言っていいほどだ。なので、クラリサがつまらないと思う事でも、メルティには新鮮に映り楽しかった。
「君は、私以外の者にも気を使い、変な話、私が目的ではないとわかった」
「あ……」
ジーっとそう言ってルイスは、メルティを見つめる。まるで、目的を知っていたと言わんばかりに。
「話が逸れたね。私は、観察しているうちに君が気になりだし、ラボランジュ公爵夫人の所に行った時に、君が来ると聞いてクラリサ嬢が居ない場所で会いたいと思ったんだ。その時に、自分の気持ちに気が付いた。だからお願いしたんだ。君のエスコートをしたいって」
ルイスは、ずっと好きだったと告白してきた。
ダンスの相手役をすると言ったのも自分からだと言う。
信じられない気持ちでいっぱいだ。嬉しい感情もあるが、それより自分は養女で伯爵家の令嬢ではない。もしかしたら貴族ですらないかもしれないのだ。どう答えたらいいかわからない。
「ルイス殿下!」
聞き覚えのある声にハッとする。
クラリサが目の前に現れた。
「こ、こんな所に二人っきりでいらっしゃったら変な噂が立ちますわ」
「変な噂とは?」
「……二人が恋仲だという、根も葉もない噂ですわ」
「それは、本当になるから構わない」
「え……」
クラリサが、驚愕した顔つきになる。肯定されたのだ。
「ルイス殿下は騙されています! 私が聖女です! 前にも言いましたが、メルティには虚偽癖があるのです!」
「虚偽癖ね。彼女は聖女の事など一言も言っていないよ。君は今の自分の姿を鏡で見た事があるかい。恐ろしい形相をしているよ」
ルイスにそう言われ、ハッとしてクラリサは両手で顔を覆う。そして、泣き出した。どうして、どうしてと言いながら。
「クラリサ!」
泣き声を聞きつけたのか、両親であるイヒニオとファニタが駆け付けた。
「これは一体……」
責めるような顔をメルティにイヒニオは向ける。
「彼女は何もしていない。逆にメルティ嬢を貶めるような事を言ったので諫めただけです。彼女は、もう少し感情のコントロールが出来るようになった方がよいね」
「ご忠告痛み入ります。その、メルティとはどのような関係でしょうか。一度、クラリサと婚約して……」
「していないだろう」
ルイスが透かさず否定した。
「父上が先走っただけです。振り回してしまい申し訳ない。私はメルティ嬢と婚約したい思う」
「聞いておりません。まずは、両親である私達に相談してほしかったです」
ダンスを踊る前に言って欲しかったとルイスに言えば、不敬になるのではとメルティが、とおどおどする。
「両親ね……叔母上には伝えてあった。戻ろう、メルティ嬢」
促されメルティは、ルイスと一緒に屋敷内へと戻っていく。それを三人は悔しそうに、睨みつけるのだった。
155
あなたにおすすめの小説
差し出された毒杯
しろねこ。
恋愛
深い森の中。
一人のお姫様が王妃より毒杯を授けられる。
「あなたのその表情が見たかった」
毒を飲んだことにより、少女の顔は苦悶に満ちた表情となる。
王妃は少女の美しさが妬ましかった。
そこで命を落としたとされる少女を助けるは一人の王子。
スラリとした体型の美しい王子、ではなく、体格の良い少し脳筋気味な王子。
お供をするは、吊り目で小柄な見た目も中身も猫のように気まぐれな従者。
か○みよ、○がみ…ではないけれど、毒と美しさに翻弄される女性と立ち向かうお姫様なお話。
ハピエン大好き、自己満、ご都合主義な作者による作品です。
同名キャラで複数の作品を書いています。
立場やシチュエーションがちょっと違ったり、サブキャラがメインとなるストーリーをなどを書いています。
ところどころリンクもしています。
※小説家になろうさん、カクヨムさんでも投稿しています!
虐げられ続けてきたお嬢様、全てを踏み台に幸せになることにしました。
ラディ
恋愛
一つ違いの姉と比べられる為に、愚かであることを強制され矯正されて育った妹。
家族からだけではなく、侍女や使用人からも虐げられ弄ばれ続けてきた。
劣悪こそが彼女と標準となっていたある日。
一人の男が現れる。
彼女の人生は彼の登場により一変する。
この機を逃さぬよう、彼女は。
幸せになることに、決めた。
■完結しました! 現在はルビ振りを調整中です!
■第14回恋愛小説大賞99位でした! 応援ありがとうございました!
■感想や御要望などお気軽にどうぞ!
■エールやいいねも励みになります!
■こちらの他にいくつか話を書いてますのでよろしければ、登録コンテンツから是非に。
※一部サブタイトルが文字化けで表示されているのは演出上の仕様です。お使いの端末、表示されているページは正常です。
【完結】婚約破棄された令嬢の毒はいかがでしょうか
まさかの
恋愛
皇太子の未来の王妃だったカナリアは突如として、父親の罪によって婚約破棄をされてしまった。
己の命が助かる方法は、友好国の悪評のある第二王子と婚約すること。
カナリアはその提案をのんだが、最初の夜会で毒を盛られてしまった。
誰も味方がいない状況で心がすり減っていくが、婚約者のシリウスだけは他の者たちとは違った。
ある時、シリウスの悪評の原因に気付いたカナリアの手でシリウスは穏やかな性格を取り戻したのだった。
シリウスはカナリアへ愛を囁き、カナリアもまた少しずつ彼の愛を受け入れていく。
そんな時に、義姉のヒルダがカナリアへ多くの嫌がらせを行い、女の戦いが始まる。
嫁いできただけの女と甘く見ている者たちに分からせよう。
カナリア・ノートメアシュトラーセがどんな女かを──。
小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス、カクヨムで投稿しています。
【完結】第一王子の婚約者になりましたが、妃になるにはまだまだ先がみえません!
風見ゆうみ
恋愛
「王族に嫁いだ者は、夫を二人もつ事を義務化とする」
第二王子の婚約者である私の親友に恋をした第三王子のワガママなお願いを無効にするまでのもう一人の夫候補として思い浮かんだのは、私に思いを寄せてくれていた次期公爵。
夫候補をお願いしたことにより第一王子だけでなく次期公爵からも溺愛される事に?!
彼らを好きな令嬢やお姫様達ともひと悶着ありですが、親友と一緒に頑張ります!
/「小説家になろう」で完結済みです。本作からお読みいただいてもわかるようにしておりますが、拙作の「身を引いたつもりが逆効果でした」の続編になります。
基本はヒロインが王子と次期公爵から溺愛される三角関係メインの甘めな話です。揺れるヒロインが苦手な方は、ご遠慮下さい。
お姉様優先な我が家は、このままでは破産です
編端みどり
恋愛
我が家では、なんでも姉が優先。 経費を全て公開しないといけない国で良かったわ。なんとか体裁を保てる予算をわたくしにも回して貰える。
だけどお姉様、どうしてそんな地雷男を選ぶんですか?! 結婚前から愛人ですって?!
愛人の予算もうちが出すのよ?! わかってる?! このままでは更にわたくしの予算は減ってしまうわ。そもそも愛人5人いる男と同居なんて無理!
姉の結婚までにこの家から逃げたい!
相談した親友にセッティングされた辺境伯とのお見合いは、理想の殿方との出会いだった。
【完結】亡くなった婚約者の弟と婚約させられたけど⋯⋯【正しい婚約破棄計画】
との
恋愛
「彼が亡くなった?」
突然の悲報に青褪めたライラは婚約者の葬儀の直後、彼の弟と婚約させられてしまった。
「あり得ないわ⋯⋯あんな粗野で自分勝手な奴と婚約だなんて!
家の為だからと言われても、優しかった婚約者の面影が消えないうちに決めるなんて耐えられない」
次々に変わる恋人を腕に抱いて暴言を吐く新婚約者に苛立ちが募っていく。
家と会社の不正、生徒会での横領事件。
「わたくしは⋯⋯完全なる婚約破棄を準備致します!」
『彼』がいるから、そして『彼』がいたから⋯⋯ずっと前を向いていられる。
人が亡くなるシーンの描写がちょっとあります。グロくはないと思います⋯⋯。
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
完結迄予約投稿済。
R15は念の為・・
自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのはあなたですよね?
長岡更紗
恋愛
庶民聖女の私をいじめてくる、貴族聖女のニコレット。
王子の婚約者を決める舞踏会に出ると、
「卑しい庶民聖女ね。王子妃になりたいがためにそのドレスも盗んできたそうじゃないの」
あることないこと言われて、我慢の限界!
絶対にあなたなんかに王子様は渡さない!
これは一生懸命生きる人が報われ、悪さをする人は報いを受ける、勧善懲悪のシンデレラストーリー!
*旧タイトルは『灰かぶり聖女は冷徹王子のお気に入り 〜自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのは公爵令嬢、あなたですよ〜』です。
*小説家になろうでも掲載しています。
前世の記憶が蘇ったので、身を引いてのんびり過ごすことにします
柚木ゆず
恋愛
※明日(3月6日)より、もうひとつのエピローグと番外編の投稿を始めさせていただきます。
我が儘で強引で性格が非常に悪い、筆頭侯爵家の嫡男アルノー。そんな彼を伯爵令嬢エレーヌは『ブレずに力強く引っ張ってくださる自信に満ちた方』と狂信的に愛し、アルノーが自ら選んだ5人の婚約者候補の1人として、アルノーに選んでもらえるよう3年間必死に自分を磨き続けていました。
けれどある日無理がたたり、倒れて後頭部を打ったことで前世の記憶が覚醒。それによって冷静に物事を見られるようになり、ようやくアルノーは滅茶苦茶な人間だと気付いたのでした。
「オレの婚約者候補になれと言ってきて、それを光栄に思えだとか……。倒れたのに心配をしてくださらないどころか、異常が残っていたら候補者から脱落させると言い出すとか……。そんな方に夢中になっていただなんて、私はなんて愚かなのかしら」
そのためエレーヌは即座に、候補者を辞退。その出来事が切っ掛けとなって、エレーヌの人生は明るいものへと変化してゆくことになるのでした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる