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50 釘を刺す【デューク視点】
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「お父様! 私ね……サムのことが好きなの」
ある日、十歳になったリリーは少し頬を染めながら私にそう告げてきた。彼女の日頃の様子からサムへの淡い恋心に気付いてはいたが……娘から自分以外の男が好きだと面と向かって言われるのは父としては結構ショックだった。
エヴァはすでに彼女から打ち明けられていたらしく、私のショックを受けた表情を見てくすっと笑っている。
「リリー……私よりもサムが好きなのかい?」
「もちろんお父様が一番好きよ! でも、家族以外で一番はサムなの! 格好良いもの」
それは結局サムが一番ということじゃないか……と、私は大人気なくついついムッとしてしまった。
「好きでいてもいい?」
どうして彼女はこんなことを私に聞いてくるのだろうか?
「どうして私に聞くんだい?」
「だって! お父様が認めてくれないと困るもの。私は自分が好きになった人と結婚して、みんなに祝福されて幸せなお嫁さんになりたいの」
そう言って彼女は可愛らしく微笑んだ。私は堪らなくなり、リリーをぎゅっと抱き締めた。
君には申し訳ないが……サムは結婚相手として認められない。彼には魔力がないからだ。
騎士を好きになるなんて、どこまでも姉上に似ていて嫌になる。
好きになった男を遠ざけたのが私だと知ったら……君は私を嫌うだろうな。だが、それでもいい。リリーが生きてさえいてくれれば。
「好きでいてもいいよ」
「本当っ?」
「でも、それはサムもリリーを好きな場合だけだ。彼は君が好きかい?」
「まだ子ども扱いよ……でも、私頑張ってサム好きになってもらうわ」
「もし……それが叶わなければ、私がリリーに似合う人を見つけてきてあげるから。それでいいね?」
「いいわ。だって絶対にサムと結婚するもの」
リリーは嬉しそうに笑って「じゃあね、お父様大好きよ」と部屋にパタパタと音を立てて戻って行った。
「デューク、賛成してよかったの?」
「ああ。否定してもきっとリリーは言うことを聞きはしないさ。だが……姉上の二の舞にはさせない」
「唯の小さな頃の憧れだと思うけれど」
「そうだね。でもうちの家系の女性たちはなかなか一途でね……諦めが悪いと思うよ。だから、釘を刺すのはサムの方だ」
「でも、そこまでしなくてても」
「……念のためさ」
娘を想い哀しそうな顔をするエヴァを見て見ないふりをして、使用人に護身術の訓練が終わったらサムに私の部屋に来るように伝えてもらうように指示を出した。
♢♢♢
「今日も訓練ありがとう。娘も楽しく頑張ってるようで私も嬉しいよ」
「いえ、俺はたいした事はしていません。リリーはとても素直で賢いから、教えたことをどんどん吸収していきます」
そう話してくれる彼はとてもいい青年で、真面目で好感が持てる。私もサムのことは好きだ。
「今日呼んだのは……リリーは君のことが好きらしくてね。まあ、君も彼女の好意には気が付いているだろうが」
「それはきっと兄を慕うような感情です。俺たちは一回りも違いますから」
「そうだろうね、今は。でも……すぐに彼女も大人になる」
「俺、そんなつもりありません! リリーのこと可愛く思っていますけど、本当の妹のように接しています」
それはそうだろう。彼が十歳の彼女を異性と思うはずはない。
「誤解なんてしていない。ちゃんとわかっているよ。君が家族のように可愛がってくれているのは」
「ではなぜこんなことを?」
「だけど彼女が適齢期になった時に、同じように好意を向けられて、家族のままの気持ちでいれる自信はあるかい?」
私は真剣な顔で、サムを真っ直ぐ見つめた。
「ここからは馬鹿な父親の戯言と思って聞いてくれ。彼女は成長したらさらに美しい女性になるだろう。性格も少々お転婆だが、明るく素直に育っている。知識や教養、ダンスなど伯爵令嬢としてどこに出しても恥ずかしくない自慢の娘だ」
「……」
「そんな女性が君を好きだと言って、心が揺れないと断言できるかい?」
「リリーが俺を好きだと言ってくれるのは、今だけだと思っています。適齢期になればこんな歳の離れた男を好きになどなりません」
サムは困ったような顔をして、首を左右に振った。
「そうかな? 君は充分に魅力的な男だ。それに彼女はなかなか諦めが悪い。護身術の先生は最長で彼女が十六歳になるまでにしよう。大人になった彼女の傍に君がいるのは、私は許可できない」
「はい。ちゃんとわかっています。私は貧乏な子爵家で、彼女とは釣り合わないことくらい。それに次男の俺では『結婚』自体難しい」
――私にとっては金や身分など問題ではないのだが、そういうことにしておいた方がいいだろうな。
「嫌なことを言ったね。本当にすまない」
「いえ、親として当たり前のことです。それに、デューク様には感謝しかありません。我が家にも金銭的に支援していただいて、リリーのような可愛い妹までできて……本当にありがとうございます」
彼は私に頭を下げてくれた。
「頭を上げてくれ。これからも娘を頼むよ」
「ええ、これからも大事な妹として接します」
私の予想通り、リリーはずっとサムが好きだった。成長し少女から大人の女性へ変わっていく彼女の様子を、サムは最初は嬉しそうに微笑ましく眺めていたが……だんだんと彼が切なく、苦しそうになってくるのが目に見えてわかった。
やはり、あの時釘を刺しておいて良かったと私は思った。
彼女が十五歳になった頃「デューク様の言う通りでした。そろそろ……彼女と距離を取らせてください」と正直に打ち明けられた。
大人になったリリーに真正面から好きだと言われ続けて、並の男の気持ちが揺らがないわけがない。でもやはり彼は誠実で、嘘のつけない青年だった。
そこで、私はすぐに彼に相応しい縁談を組んだ。裕福な商家だった者が男爵家の爵位を買った成金貴族……と社交界では揶揄されている家だが、娘しかおらず婿が欲しいと望んでいた。家格はサムより下だが、余りある財力がある。
社交界で言われる噂は、ただの金持ちへのやっかみでありこの男爵はとても人間的に優れているのを私は知っていた。娘への教育もしっかりしており、御息女もとても品の良い清楚な御令嬢だった。
私はそれとなくサムの生家の懐事情も話しておいたが「問題ありません。いい男で婿に入ってくれるなら次男でも三男でも構わないし、金なら山程あるからいくらでも出します」と言ってくれた。ならば、問題はない。
彼は彼女とお見合いをし……お互い気に入ったと連絡があり、いい縁談をありがとうございましたと両家から感謝された。
サムも次男で貧乏な家の自分が結婚できると思わなかったと喜んでおり、しかも素敵な女性なので今は彼女だけを愛していると照れながら報告してくれた。
こんなことをしておいて言えた義理ではないが、私はサムにも幸せになって欲しかったのだ。
可哀想なのは……何も知らぬリリーだけだ。私は目を閉じて、彼女の初恋を無理矢理終わらせた事を心の中で詫びた。
だから、あの舞踏会でリリーが見た女性は私が紹介した婚約者だ。そして君は辛い失恋をし……自らサムを諦めると言ってくれて、心から安堵した私を許して欲しい。
ある日、十歳になったリリーは少し頬を染めながら私にそう告げてきた。彼女の日頃の様子からサムへの淡い恋心に気付いてはいたが……娘から自分以外の男が好きだと面と向かって言われるのは父としては結構ショックだった。
エヴァはすでに彼女から打ち明けられていたらしく、私のショックを受けた表情を見てくすっと笑っている。
「リリー……私よりもサムが好きなのかい?」
「もちろんお父様が一番好きよ! でも、家族以外で一番はサムなの! 格好良いもの」
それは結局サムが一番ということじゃないか……と、私は大人気なくついついムッとしてしまった。
「好きでいてもいい?」
どうして彼女はこんなことを私に聞いてくるのだろうか?
「どうして私に聞くんだい?」
「だって! お父様が認めてくれないと困るもの。私は自分が好きになった人と結婚して、みんなに祝福されて幸せなお嫁さんになりたいの」
そう言って彼女は可愛らしく微笑んだ。私は堪らなくなり、リリーをぎゅっと抱き締めた。
君には申し訳ないが……サムは結婚相手として認められない。彼には魔力がないからだ。
騎士を好きになるなんて、どこまでも姉上に似ていて嫌になる。
好きになった男を遠ざけたのが私だと知ったら……君は私を嫌うだろうな。だが、それでもいい。リリーが生きてさえいてくれれば。
「好きでいてもいいよ」
「本当っ?」
「でも、それはサムもリリーを好きな場合だけだ。彼は君が好きかい?」
「まだ子ども扱いよ……でも、私頑張ってサム好きになってもらうわ」
「もし……それが叶わなければ、私がリリーに似合う人を見つけてきてあげるから。それでいいね?」
「いいわ。だって絶対にサムと結婚するもの」
リリーは嬉しそうに笑って「じゃあね、お父様大好きよ」と部屋にパタパタと音を立てて戻って行った。
「デューク、賛成してよかったの?」
「ああ。否定してもきっとリリーは言うことを聞きはしないさ。だが……姉上の二の舞にはさせない」
「唯の小さな頃の憧れだと思うけれど」
「そうだね。でもうちの家系の女性たちはなかなか一途でね……諦めが悪いと思うよ。だから、釘を刺すのはサムの方だ」
「でも、そこまでしなくてても」
「……念のためさ」
娘を想い哀しそうな顔をするエヴァを見て見ないふりをして、使用人に護身術の訓練が終わったらサムに私の部屋に来るように伝えてもらうように指示を出した。
♢♢♢
「今日も訓練ありがとう。娘も楽しく頑張ってるようで私も嬉しいよ」
「いえ、俺はたいした事はしていません。リリーはとても素直で賢いから、教えたことをどんどん吸収していきます」
そう話してくれる彼はとてもいい青年で、真面目で好感が持てる。私もサムのことは好きだ。
「今日呼んだのは……リリーは君のことが好きらしくてね。まあ、君も彼女の好意には気が付いているだろうが」
「それはきっと兄を慕うような感情です。俺たちは一回りも違いますから」
「そうだろうね、今は。でも……すぐに彼女も大人になる」
「俺、そんなつもりありません! リリーのこと可愛く思っていますけど、本当の妹のように接しています」
それはそうだろう。彼が十歳の彼女を異性と思うはずはない。
「誤解なんてしていない。ちゃんとわかっているよ。君が家族のように可愛がってくれているのは」
「ではなぜこんなことを?」
「だけど彼女が適齢期になった時に、同じように好意を向けられて、家族のままの気持ちでいれる自信はあるかい?」
私は真剣な顔で、サムを真っ直ぐ見つめた。
「ここからは馬鹿な父親の戯言と思って聞いてくれ。彼女は成長したらさらに美しい女性になるだろう。性格も少々お転婆だが、明るく素直に育っている。知識や教養、ダンスなど伯爵令嬢としてどこに出しても恥ずかしくない自慢の娘だ」
「……」
「そんな女性が君を好きだと言って、心が揺れないと断言できるかい?」
「リリーが俺を好きだと言ってくれるのは、今だけだと思っています。適齢期になればこんな歳の離れた男を好きになどなりません」
サムは困ったような顔をして、首を左右に振った。
「そうかな? 君は充分に魅力的な男だ。それに彼女はなかなか諦めが悪い。護身術の先生は最長で彼女が十六歳になるまでにしよう。大人になった彼女の傍に君がいるのは、私は許可できない」
「はい。ちゃんとわかっています。私は貧乏な子爵家で、彼女とは釣り合わないことくらい。それに次男の俺では『結婚』自体難しい」
――私にとっては金や身分など問題ではないのだが、そういうことにしておいた方がいいだろうな。
「嫌なことを言ったね。本当にすまない」
「いえ、親として当たり前のことです。それに、デューク様には感謝しかありません。我が家にも金銭的に支援していただいて、リリーのような可愛い妹までできて……本当にありがとうございます」
彼は私に頭を下げてくれた。
「頭を上げてくれ。これからも娘を頼むよ」
「ええ、これからも大事な妹として接します」
私の予想通り、リリーはずっとサムが好きだった。成長し少女から大人の女性へ変わっていく彼女の様子を、サムは最初は嬉しそうに微笑ましく眺めていたが……だんだんと彼が切なく、苦しそうになってくるのが目に見えてわかった。
やはり、あの時釘を刺しておいて良かったと私は思った。
彼女が十五歳になった頃「デューク様の言う通りでした。そろそろ……彼女と距離を取らせてください」と正直に打ち明けられた。
大人になったリリーに真正面から好きだと言われ続けて、並の男の気持ちが揺らがないわけがない。でもやはり彼は誠実で、嘘のつけない青年だった。
そこで、私はすぐに彼に相応しい縁談を組んだ。裕福な商家だった者が男爵家の爵位を買った成金貴族……と社交界では揶揄されている家だが、娘しかおらず婿が欲しいと望んでいた。家格はサムより下だが、余りある財力がある。
社交界で言われる噂は、ただの金持ちへのやっかみでありこの男爵はとても人間的に優れているのを私は知っていた。娘への教育もしっかりしており、御息女もとても品の良い清楚な御令嬢だった。
私はそれとなくサムの生家の懐事情も話しておいたが「問題ありません。いい男で婿に入ってくれるなら次男でも三男でも構わないし、金なら山程あるからいくらでも出します」と言ってくれた。ならば、問題はない。
彼は彼女とお見合いをし……お互い気に入ったと連絡があり、いい縁談をありがとうございましたと両家から感謝された。
サムも次男で貧乏な家の自分が結婚できると思わなかったと喜んでおり、しかも素敵な女性なので今は彼女だけを愛していると照れながら報告してくれた。
こんなことをしておいて言えた義理ではないが、私はサムにも幸せになって欲しかったのだ。
可哀想なのは……何も知らぬリリーだけだ。私は目を閉じて、彼女の初恋を無理矢理終わらせた事を心の中で詫びた。
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