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8 許せない
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アリアさんの目隠しを取って、腕の包帯も解いていく。
「お姉ちゃん、腕が全然痛くない」
「良かったわ」
「嬉しい。ありがとう」
アリアさんは、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜んで部屋を出て行った。問題なく治っているようだ。久々にこの力を使ったけれど、ちゃんと魔法が発動してよかった。
「お母さーん!治った!治ったよ!!」
アリアさんのお母様は、彼女の腕を何度も確認して傷ひとつないことがわかり号泣していた。
「ああっ……うっ……ううっ……」
「お母さん、どうして泣くの?大丈夫?」
「嬉しくて……嬉しくて泣いているのよ。レベッカ様、本当に本当にありがとうございました」
何度も何度も感謝をされて、此方が申し訳ないくらいだった。
「お力になれて良かったです。でも……私は皆を治せるわけではないのです。どうかご内密に」
「わかりました。必ず守ります」
アリアさんが怪我をしたことは街中に知られている。なのですぐに怪我が治るとおかしいので、しばらくは包帯を巻いて過ごしてもらうことになった。
「アリアさん、もう勝手に森に入っちゃだめよ」
「うん、反省してる」
「いい子。またね」
私は彼女の髪を撫でて家を後にした。せっかく来たので街のカフェでお茶をして、ゆっくりしてから王宮に戻った。寮に戻る時に、レオンさんとばったり出くわしてしまった。
「レベッカさん!朝会えなかったから、事務室行ったら休みだって聞いてなんかあったのかと心配してたんです。一体どこ行ってたんですか?」
うわー……今、会いたくなかったな。やっぱり私がいないことに気がついていたのね。
「用事があったので、出かけていました」
「……そんな可愛くお洒落してですか?」
レオンさんは唇を尖らせて、拗ねるような仕草をした。今日は初対面の人と会うので不審に思われないようにしっかりお化粧をして、綺麗めなワンピースを着ていた。
「髪もおろしてる……髪留め……今日はしてくれていないし……もちろん……別にいいんですけど……」
彼はごにょごにょとだんだん小声になっていった。なぜ私は責められているのかよくわからない。正当な休みをとって、出かけただけなのに。
「……?休日はいつもおろしています。では、私は部屋に戻りますので。レオンさん、お仕事お疲れ様でした」
「あーっ!ちょっ、ちょっと待ってください!どうしても聞きたいことがあります」
レオンさんは自分の左胸に手を当てて、ふぅと大きく息を吐いてから真剣な顔でこちらを見つめた。
「誰かと……デートじゃないですよね?」
デート?まさか彼は私がデートに行ったと勘違いしていたのかしら。
「デートではありません。そのような相手はいませんから」
私が淡々とそう告げると、彼はヘナヘナと力なくその場にしゃがみ込んだ。
「どうしましたか?大丈夫ですか?」
心配になった私は、彼の顔を覗き込んだ。すると、彼は嬉しそうに目を細めて私を見上げた。
「レベッカさんがデートじゃなくて良かった。安心したら力抜けちゃいました」
へへっと少し恥ずかしそうに頬を染めて笑う姿に、胸がギュッと締め付けられる。
「そ、そんな心配必要ありません」
「みんな気付いていないだけでレベッカさんはとても魅力的だから、俺としては心配なんですよ。知らない間に誰かに奪われていたなんて後悔は、絶対にしたくないですから」
そんなことを言われてグッと言葉に詰まる。彼の言葉はいつもストレートで困ってしまう。
「馬鹿なこと言ってないで、早く仕事に戻ってください。まだ終わっていないのでしょう?」
私はコツンと軽く彼のおでこを小突いた。すると彼はおでこを嬉しそうに手で撫でて「はい」と言って「また明日!」と笑顔で駆けて行った。
彼の笑顔を見ていると、アリアさんの怪我を治したことが間違っていなかったなと思える。レオンさんにはなるべく毎日幸せに暮らして欲しい。彼が哀しむことを一つでも減らしてあげたい。
――私はレオンさんが好きだ。
でもだからこそ、私は彼の気持ちには応えられない。私といれば哀しい結末になることはわかっているから。どうしても結婚できない理由があるからだ。
部屋に戻り、私は今後のことをどうするか考えていた。彼とどう距離を取ればいいのだろうか。
♢♢♢
あっという間に月日が経過して、彼が入団してもうすぐ一年。
最近のレオンさんはとても忙しそうだ。団長直属の部下になった彼は大変な討伐にばかり連れて行かれている。
訓練と勉強、そして討伐……それを毎日繰り返し頑張っているのを私は遠くから見ていた。
最近は一日に一目見るかどうかという日も多い。たまに偶然会うと「レベッカさん!」と嬉しそうに寄って来てくれるが、忙しいようで「また」とすぐに去って行く。
これでいい。こうして自然と離れて行くのが一番いいとわかっているのに、少し寂しいなと想うのは私の我儘だとわかっている。
仕事が終わり、寮へ戻ろうとしている時に私はある女性に呼び止められた。
「レベッカ様、少しお話よろしいですか?」
「カトリーナ様、どうされましたか」
「二人きりでお話したいことがございますの。お願い致します」
彼女はレオンさんの同期で、治癒魔法使いだ。事務的なことで何度か話したことはあるが、それ以外に関わりはない。私は不思議に思いながらも、彼女の後をついて行った。
裏庭にはちょうど誰もおらず、二人きりだ。彼女は緊張しているようで、キュッと口を引き結んでいた。
「レベッカ様は、レオンのことどう思われているんですか?」
「……え?」
驚きと同時に納得もした。なるほど。そうか……彼女は彼のことを好きなのか。
「私は彼が好きです。学生時代からずっと好きで、レオンを追いかけて魔法省に来ました。両親には危ないからと大反対されましたが、どうしても諦められなくて」
カトリーナ様は頬を染め、俯いた。彼女はレオンさんと同じ年齢だったはず。しかも裕福なフリーデン伯爵家の次女だ。普通なら例え魔法を使えたとしても、魔法省など入らず結婚するはずだ。なぜなら、魔法使いの女性は男性達からとても人気がある。魔法使い同士は魔法使いの子どもが産まれやすいと言われているから。
この国の国民は約四分の一くらいが魔法使いと言われているが、その中でも魔法省に入り国のために働く人はひと握りだ。
魔法省は能力が高くないと入れないのは本当だ。しかし、力はあっても爵位継がねばならない貴族の嫡男は入団しない。そして貴族令嬢もお金に困ったり訳ありでないと基本的には働かないのだ。魔物退治をするのはお給料が良いが、常に危険と隣り合わせなのだから。
「あなたが、幼い頃に病気で倒れたレオンを介抱して助けてくださったことがあると聞いています。そのままそこにいたら、死んでたかもしれないって。でもいくらその恩があるからって……結婚したいとかおかしくありませんか?」
彼は治癒魔法のことは伏せて、彼女に話したのだろう。
「……おかしいわね」
そう同意した私を、彼女は驚いたように見つめていた。
「レオンのこと好きじゃないなら、はっきり振ってください。あなたは……ずるいです。彼を受け入れるわけでもなく、強く拒否もしない」
正論を言われて、私は胸がズキズキと痛んだ。彼女の言う通りだ。
「レオンが毎日毎日、大変な討伐ばっかり行ってるのあなたのせいですから!まだ新人なのに、あんな現場ばっかり行っていたらいつか死んでしまうわ」
「私のせいって……どういうこと?」
「あなたと結婚したいからって。あなたを幸せにするためにはお金と地位がいるから、沢山活躍してもう一度求婚するんだって……そう言っていました」
まさかレオンさんがそんなことのために頑張っていたのだとは知らなかった。
「彼は本気です。なのに……あなたは本気じゃない!!それが私は許せません。私の方があなたよりレオンを好きだし、レオンを幸せにできます」
「……」
「さっさと手を引いてください。よろしくお願いします」
彼女はペコリと頭を下げた。私はひとつも言葉が出てこない。
「ちなみに、彼のファーストキスの相手は私ですから。もちろん私の初めてもレオンです。私達はそういう仲ですから」
そう呟いて、彼女は背を向けて帰っていた。彼のファーストキスがカトリーナ様だったという事実に、とてもショックを受けている自分がいることに驚いた。
「ずっと私だけが好きだったって言ったじゃない……レオンさんの嘘つき」
本当はそんなことを言う権利なんて私にはない。レオンさんとカトリーナ様……どこからどう見てもお似合いな二人だ。きっと幸せな未来が待っている。
「お姉ちゃん、腕が全然痛くない」
「良かったわ」
「嬉しい。ありがとう」
アリアさんは、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜んで部屋を出て行った。問題なく治っているようだ。久々にこの力を使ったけれど、ちゃんと魔法が発動してよかった。
「お母さーん!治った!治ったよ!!」
アリアさんのお母様は、彼女の腕を何度も確認して傷ひとつないことがわかり号泣していた。
「ああっ……うっ……ううっ……」
「お母さん、どうして泣くの?大丈夫?」
「嬉しくて……嬉しくて泣いているのよ。レベッカ様、本当に本当にありがとうございました」
何度も何度も感謝をされて、此方が申し訳ないくらいだった。
「お力になれて良かったです。でも……私は皆を治せるわけではないのです。どうかご内密に」
「わかりました。必ず守ります」
アリアさんが怪我をしたことは街中に知られている。なのですぐに怪我が治るとおかしいので、しばらくは包帯を巻いて過ごしてもらうことになった。
「アリアさん、もう勝手に森に入っちゃだめよ」
「うん、反省してる」
「いい子。またね」
私は彼女の髪を撫でて家を後にした。せっかく来たので街のカフェでお茶をして、ゆっくりしてから王宮に戻った。寮に戻る時に、レオンさんとばったり出くわしてしまった。
「レベッカさん!朝会えなかったから、事務室行ったら休みだって聞いてなんかあったのかと心配してたんです。一体どこ行ってたんですか?」
うわー……今、会いたくなかったな。やっぱり私がいないことに気がついていたのね。
「用事があったので、出かけていました」
「……そんな可愛くお洒落してですか?」
レオンさんは唇を尖らせて、拗ねるような仕草をした。今日は初対面の人と会うので不審に思われないようにしっかりお化粧をして、綺麗めなワンピースを着ていた。
「髪もおろしてる……髪留め……今日はしてくれていないし……もちろん……別にいいんですけど……」
彼はごにょごにょとだんだん小声になっていった。なぜ私は責められているのかよくわからない。正当な休みをとって、出かけただけなのに。
「……?休日はいつもおろしています。では、私は部屋に戻りますので。レオンさん、お仕事お疲れ様でした」
「あーっ!ちょっ、ちょっと待ってください!どうしても聞きたいことがあります」
レオンさんは自分の左胸に手を当てて、ふぅと大きく息を吐いてから真剣な顔でこちらを見つめた。
「誰かと……デートじゃないですよね?」
デート?まさか彼は私がデートに行ったと勘違いしていたのかしら。
「デートではありません。そのような相手はいませんから」
私が淡々とそう告げると、彼はヘナヘナと力なくその場にしゃがみ込んだ。
「どうしましたか?大丈夫ですか?」
心配になった私は、彼の顔を覗き込んだ。すると、彼は嬉しそうに目を細めて私を見上げた。
「レベッカさんがデートじゃなくて良かった。安心したら力抜けちゃいました」
へへっと少し恥ずかしそうに頬を染めて笑う姿に、胸がギュッと締め付けられる。
「そ、そんな心配必要ありません」
「みんな気付いていないだけでレベッカさんはとても魅力的だから、俺としては心配なんですよ。知らない間に誰かに奪われていたなんて後悔は、絶対にしたくないですから」
そんなことを言われてグッと言葉に詰まる。彼の言葉はいつもストレートで困ってしまう。
「馬鹿なこと言ってないで、早く仕事に戻ってください。まだ終わっていないのでしょう?」
私はコツンと軽く彼のおでこを小突いた。すると彼はおでこを嬉しそうに手で撫でて「はい」と言って「また明日!」と笑顔で駆けて行った。
彼の笑顔を見ていると、アリアさんの怪我を治したことが間違っていなかったなと思える。レオンさんにはなるべく毎日幸せに暮らして欲しい。彼が哀しむことを一つでも減らしてあげたい。
――私はレオンさんが好きだ。
でもだからこそ、私は彼の気持ちには応えられない。私といれば哀しい結末になることはわかっているから。どうしても結婚できない理由があるからだ。
部屋に戻り、私は今後のことをどうするか考えていた。彼とどう距離を取ればいいのだろうか。
♢♢♢
あっという間に月日が経過して、彼が入団してもうすぐ一年。
最近のレオンさんはとても忙しそうだ。団長直属の部下になった彼は大変な討伐にばかり連れて行かれている。
訓練と勉強、そして討伐……それを毎日繰り返し頑張っているのを私は遠くから見ていた。
最近は一日に一目見るかどうかという日も多い。たまに偶然会うと「レベッカさん!」と嬉しそうに寄って来てくれるが、忙しいようで「また」とすぐに去って行く。
これでいい。こうして自然と離れて行くのが一番いいとわかっているのに、少し寂しいなと想うのは私の我儘だとわかっている。
仕事が終わり、寮へ戻ろうとしている時に私はある女性に呼び止められた。
「レベッカ様、少しお話よろしいですか?」
「カトリーナ様、どうされましたか」
「二人きりでお話したいことがございますの。お願い致します」
彼女はレオンさんの同期で、治癒魔法使いだ。事務的なことで何度か話したことはあるが、それ以外に関わりはない。私は不思議に思いながらも、彼女の後をついて行った。
裏庭にはちょうど誰もおらず、二人きりだ。彼女は緊張しているようで、キュッと口を引き結んでいた。
「レベッカ様は、レオンのことどう思われているんですか?」
「……え?」
驚きと同時に納得もした。なるほど。そうか……彼女は彼のことを好きなのか。
「私は彼が好きです。学生時代からずっと好きで、レオンを追いかけて魔法省に来ました。両親には危ないからと大反対されましたが、どうしても諦められなくて」
カトリーナ様は頬を染め、俯いた。彼女はレオンさんと同じ年齢だったはず。しかも裕福なフリーデン伯爵家の次女だ。普通なら例え魔法を使えたとしても、魔法省など入らず結婚するはずだ。なぜなら、魔法使いの女性は男性達からとても人気がある。魔法使い同士は魔法使いの子どもが産まれやすいと言われているから。
この国の国民は約四分の一くらいが魔法使いと言われているが、その中でも魔法省に入り国のために働く人はひと握りだ。
魔法省は能力が高くないと入れないのは本当だ。しかし、力はあっても爵位継がねばならない貴族の嫡男は入団しない。そして貴族令嬢もお金に困ったり訳ありでないと基本的には働かないのだ。魔物退治をするのはお給料が良いが、常に危険と隣り合わせなのだから。
「あなたが、幼い頃に病気で倒れたレオンを介抱して助けてくださったことがあると聞いています。そのままそこにいたら、死んでたかもしれないって。でもいくらその恩があるからって……結婚したいとかおかしくありませんか?」
彼は治癒魔法のことは伏せて、彼女に話したのだろう。
「……おかしいわね」
そう同意した私を、彼女は驚いたように見つめていた。
「レオンのこと好きじゃないなら、はっきり振ってください。あなたは……ずるいです。彼を受け入れるわけでもなく、強く拒否もしない」
正論を言われて、私は胸がズキズキと痛んだ。彼女の言う通りだ。
「レオンが毎日毎日、大変な討伐ばっかり行ってるのあなたのせいですから!まだ新人なのに、あんな現場ばっかり行っていたらいつか死んでしまうわ」
「私のせいって……どういうこと?」
「あなたと結婚したいからって。あなたを幸せにするためにはお金と地位がいるから、沢山活躍してもう一度求婚するんだって……そう言っていました」
まさかレオンさんがそんなことのために頑張っていたのだとは知らなかった。
「彼は本気です。なのに……あなたは本気じゃない!!それが私は許せません。私の方があなたよりレオンを好きだし、レオンを幸せにできます」
「……」
「さっさと手を引いてください。よろしくお願いします」
彼女はペコリと頭を下げた。私はひとつも言葉が出てこない。
「ちなみに、彼のファーストキスの相手は私ですから。もちろん私の初めてもレオンです。私達はそういう仲ですから」
そう呟いて、彼女は背を向けて帰っていた。彼のファーストキスがカトリーナ様だったという事実に、とてもショックを受けている自分がいることに驚いた。
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