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小学生編
ハートフル クリスマス 6
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「葉山くん、お疲れさま、この後一杯飲んでいかない?」
「すみません、先約があって」
「あら、彼女とデートなの? 野暮なお誘いしちゃったわね」
「すみません」
帰り支度を整えていると職場の女性から声をかけられたので、いつものようにやんわりと断り、僕は駅に向かって一気に走り出した。
1分1秒でも早く、会いたい人がいる。
会いたい家族がいるから。
クリスマスの外出帰りのせいか、普段より混んだ電車に揺られながら、ふと芽生くんと交わした言葉を思い出した。
『お兄ちゃん、電車のなかでも走ったら、もっとはやくつけるかなぁ?』
『そうだね。気持ち……早く着くかも?』
気持ちだけでも早く着きたいよ。
可愛い芽生くんに、早く会いたい。
昨日はもう眠ってしまっていたし、今朝もまだ寝ていたので、今日はひと言も話せていない。
もちろん宗吾さんにも、早く会いたいです。
休日がクリスマス当日だったこともあり、お店には幸せなそうなカップルが沢山来店した。恋人に贈る真っ赤な薔薇を、少しだけ羨ましく思ったのを認めよう。
『僕にも大切な人がいる』と声を大にして、言いたくもなった。
僕、もしかして我が儘になった? いや、自分の気持ちに正直に素直になったのかもしれない。
最寄り駅からは、一度も立ち止まることなく走った。
愛する人の元へ、まっしぐらに!
走ると、疲れが身体から剥がれていくようで、爽快な気持ちになり、2日間の激務から解放された喜びと家族の元に戻れる喜びを、全身で感じていた。
息を切らし玄関を開けると、僕の帰宅を待ち侘びてくれていたのか、二人に抱きつかれて更に喜びが弾けた。
待っていてくれたんだ。
「ただいま」と言えば、「お帰り」と応じてくれる。ただそれだけの事が嬉しくて、ほっとして、また少し涙が浮かんでしまったんだ。
僕は泣き虫になった。
心を開けば、こんなにも日常は感動で溢れている。
キラキラと輝いている。
それは宗吾さんと芽生くんが、僕の心に優しく触れてくれるから。
心まで暖めてくれるから。
湯船に浸かりながら目を閉じて、今日1日を振り返った。
「おーい、みーずき、そろそろ上がらないと逆上せちゃうぞ」
「は、はい! 今上がります」
さっき僕にクリームを塗ってくれると、芽生くんが言ってくれた。それは嬉しいが、少し心配だ。彼の手は大きくて暖かいから、変な意味で気持ち良くなってしまいそうだ。
特にこんな日は、人肌恋しい日は駄目だ。
「お、お待たせしました」
僕はパジャマを着ずに、薄手のバスローブと下着姿でリビングに戻った。
この薄手のバスローブは宗吾さんがボーナスで買ってくれたもので、この方が全身にクリームを塗りやすいと思ったので着てみた。
「お、似合うな! そんで、やる気満々だな」
「やる気って……えっと……芽生くんはどこですか」
「寝ちゃったよ」
「えぇ? そうなんですか」
「だが今日は少しでも会えて良かったな」
「それはそうですが、芽生くんにクリームを塗ってもらおうと思って、この格好なんですよ」
決して宗吾さんのマッサージを受けたいからではないですよとアピールしたつもりなのに、そのまま宗吾さんに手を引かれ、寝室に連れて行かれてしまった。
「この部屋、暖房が効き過ぎじゃ?」
「マッサージの間は動かないから寒いだろう」
「それに、いつの間にマットまで」
「マッサージしてやりたかったんだ」
宗吾さんが少しも悪びれずワクワクと目を輝かせているので、観念して床のマットの上に横になった。
「クリームを塗るだけですよ」
「マッサージは?」
「いりません」
「どうして?
「意地悪ですね」
バスローブの腰紐を外して仰向けになると、何やら不穏な気配を感じた。
モコモコ蠢くのは…‼︎
「あっ、ベッドの下!」
「わぁぁ~ 見るな」
「そうだ、結局掃除をしてなかったです。くしゅん――」
「この場所は駄目だな。ベッドに移動だ」
「あっ」
あっという間に横抱きされて、ベッドの上にポンっと置かれた。
「宗吾さんはもう……っ」
憎めない人だ。
それにさっきからこの部屋には、芳しい香りが漂っている。
「花の匂いがしますね、薔薇の香りですね
「流石だな、気付いたか」
宗吾さんがクローゼットに隠していたのは、真っ赤な薔薇だった。
「瑞樹、愛してる」
ストレートな言葉と共に、大きな薔薇の花束を渡されてびっくりした。
「こ、これって」
「今日は買いに行く暇がないのが分かっていたから、事前に加々美花壇に特別注文しておいた。俺からのクリスマスプレゼントだ」
「し、知りませんでした」
「内緒で菅野くんに聞いてあれこれ教えてもらったんだよ、君が好むものをさ」
薔薇のアレンジメントを手にとってすぐに分かった。
「こ、これって……僕が作ったもの?」
「そうだよ。君はこれを昨日の午前中に菅野くんに頼まれて作っただろう」
「なんで?」
「いつも人のためにブーケを作る君に、自分のために作って欲しかったのさ」
「驚きました。こんな仕掛け」
昨日、菅野は午前中は元気だった。急に作業場に呼ばれて、大切な人に贈るアレンジメントだから気合いを入れて作ってくれと言われたんだ。
どんなのが好みだと聞いたら、僕が好きなものが好みだと意味不明のことを言われた。
「驚きました、こんなサプライズ……僕が僕のために花束を?」
「そんなこと、したことないだろう?」
「はい」
「この1年、君は頑張った。自分にご褒美も時には大切だぞ。瑞樹、君は自分に厳しい男だ。クリスマスくらい、甘やかしてやれよ」
宗吾さんはすごい。
やっぱり斜め上を行く人だ。
「宗吾さん、すごく嬉しいです。僕に花束を贈ってくれてありがとうございます。こんなサプライズ、知らない、知らないです!」
「よしよし、喜んでくれて嬉しいぞ。あぁやっぱり手が荒れてしまったな」
優しく指先にクリームを塗ってもらった。
薔薇の香りにすずらんの香りが混ざり、グッと官能的な匂いに変わった。
「この香り……」
「あぁ、薔薇と交じると、求めたくなるな」
「はい……」
僕のバスローブは開かれ、クリームを纏った彼の指が辿っていく。
「今から、瑞樹という男を抱く」
「今日の宗吾さん……なんだか……」
「ん?」
「かっこいいです」
「おいおい、いつもはヘンタイだと?」
「だって今日は練乳じゃなくて、芳しい花の香りクリームだから」
「練乳! それも用意しているぞ」
「わー 思い出さないで下さいよ」
かさついた手、立ちっぱなしで疲れた足を、宗吾さんに手当してもらう。暖めてもらう。
口づけから始まる恋を、今日もしよう。
深く絡め合う身体は、白いシーツを今日も乱す。
「すみません、先約があって」
「あら、彼女とデートなの? 野暮なお誘いしちゃったわね」
「すみません」
帰り支度を整えていると職場の女性から声をかけられたので、いつものようにやんわりと断り、僕は駅に向かって一気に走り出した。
1分1秒でも早く、会いたい人がいる。
会いたい家族がいるから。
クリスマスの外出帰りのせいか、普段より混んだ電車に揺られながら、ふと芽生くんと交わした言葉を思い出した。
『お兄ちゃん、電車のなかでも走ったら、もっとはやくつけるかなぁ?』
『そうだね。気持ち……早く着くかも?』
気持ちだけでも早く着きたいよ。
可愛い芽生くんに、早く会いたい。
昨日はもう眠ってしまっていたし、今朝もまだ寝ていたので、今日はひと言も話せていない。
もちろん宗吾さんにも、早く会いたいです。
休日がクリスマス当日だったこともあり、お店には幸せなそうなカップルが沢山来店した。恋人に贈る真っ赤な薔薇を、少しだけ羨ましく思ったのを認めよう。
『僕にも大切な人がいる』と声を大にして、言いたくもなった。
僕、もしかして我が儘になった? いや、自分の気持ちに正直に素直になったのかもしれない。
最寄り駅からは、一度も立ち止まることなく走った。
愛する人の元へ、まっしぐらに!
走ると、疲れが身体から剥がれていくようで、爽快な気持ちになり、2日間の激務から解放された喜びと家族の元に戻れる喜びを、全身で感じていた。
息を切らし玄関を開けると、僕の帰宅を待ち侘びてくれていたのか、二人に抱きつかれて更に喜びが弾けた。
待っていてくれたんだ。
「ただいま」と言えば、「お帰り」と応じてくれる。ただそれだけの事が嬉しくて、ほっとして、また少し涙が浮かんでしまったんだ。
僕は泣き虫になった。
心を開けば、こんなにも日常は感動で溢れている。
キラキラと輝いている。
それは宗吾さんと芽生くんが、僕の心に優しく触れてくれるから。
心まで暖めてくれるから。
湯船に浸かりながら目を閉じて、今日1日を振り返った。
「おーい、みーずき、そろそろ上がらないと逆上せちゃうぞ」
「は、はい! 今上がります」
さっき僕にクリームを塗ってくれると、芽生くんが言ってくれた。それは嬉しいが、少し心配だ。彼の手は大きくて暖かいから、変な意味で気持ち良くなってしまいそうだ。
特にこんな日は、人肌恋しい日は駄目だ。
「お、お待たせしました」
僕はパジャマを着ずに、薄手のバスローブと下着姿でリビングに戻った。
この薄手のバスローブは宗吾さんがボーナスで買ってくれたもので、この方が全身にクリームを塗りやすいと思ったので着てみた。
「お、似合うな! そんで、やる気満々だな」
「やる気って……えっと……芽生くんはどこですか」
「寝ちゃったよ」
「えぇ? そうなんですか」
「だが今日は少しでも会えて良かったな」
「それはそうですが、芽生くんにクリームを塗ってもらおうと思って、この格好なんですよ」
決して宗吾さんのマッサージを受けたいからではないですよとアピールしたつもりなのに、そのまま宗吾さんに手を引かれ、寝室に連れて行かれてしまった。
「この部屋、暖房が効き過ぎじゃ?」
「マッサージの間は動かないから寒いだろう」
「それに、いつの間にマットまで」
「マッサージしてやりたかったんだ」
宗吾さんが少しも悪びれずワクワクと目を輝かせているので、観念して床のマットの上に横になった。
「クリームを塗るだけですよ」
「マッサージは?」
「いりません」
「どうして?
「意地悪ですね」
バスローブの腰紐を外して仰向けになると、何やら不穏な気配を感じた。
モコモコ蠢くのは…‼︎
「あっ、ベッドの下!」
「わぁぁ~ 見るな」
「そうだ、結局掃除をしてなかったです。くしゅん――」
「この場所は駄目だな。ベッドに移動だ」
「あっ」
あっという間に横抱きされて、ベッドの上にポンっと置かれた。
「宗吾さんはもう……っ」
憎めない人だ。
それにさっきからこの部屋には、芳しい香りが漂っている。
「花の匂いがしますね、薔薇の香りですね
「流石だな、気付いたか」
宗吾さんがクローゼットに隠していたのは、真っ赤な薔薇だった。
「瑞樹、愛してる」
ストレートな言葉と共に、大きな薔薇の花束を渡されてびっくりした。
「こ、これって」
「今日は買いに行く暇がないのが分かっていたから、事前に加々美花壇に特別注文しておいた。俺からのクリスマスプレゼントだ」
「し、知りませんでした」
「内緒で菅野くんに聞いてあれこれ教えてもらったんだよ、君が好むものをさ」
薔薇のアレンジメントを手にとってすぐに分かった。
「こ、これって……僕が作ったもの?」
「そうだよ。君はこれを昨日の午前中に菅野くんに頼まれて作っただろう」
「なんで?」
「いつも人のためにブーケを作る君に、自分のために作って欲しかったのさ」
「驚きました。こんな仕掛け」
昨日、菅野は午前中は元気だった。急に作業場に呼ばれて、大切な人に贈るアレンジメントだから気合いを入れて作ってくれと言われたんだ。
どんなのが好みだと聞いたら、僕が好きなものが好みだと意味不明のことを言われた。
「驚きました、こんなサプライズ……僕が僕のために花束を?」
「そんなこと、したことないだろう?」
「はい」
「この1年、君は頑張った。自分にご褒美も時には大切だぞ。瑞樹、君は自分に厳しい男だ。クリスマスくらい、甘やかしてやれよ」
宗吾さんはすごい。
やっぱり斜め上を行く人だ。
「宗吾さん、すごく嬉しいです。僕に花束を贈ってくれてありがとうございます。こんなサプライズ、知らない、知らないです!」
「よしよし、喜んでくれて嬉しいぞ。あぁやっぱり手が荒れてしまったな」
優しく指先にクリームを塗ってもらった。
薔薇の香りにすずらんの香りが混ざり、グッと官能的な匂いに変わった。
「この香り……」
「あぁ、薔薇と交じると、求めたくなるな」
「はい……」
僕のバスローブは開かれ、クリームを纏った彼の指が辿っていく。
「今から、瑞樹という男を抱く」
「今日の宗吾さん……なんだか……」
「ん?」
「かっこいいです」
「おいおい、いつもはヘンタイだと?」
「だって今日は練乳じゃなくて、芳しい花の香りクリームだから」
「練乳! それも用意しているぞ」
「わー 思い出さないで下さいよ」
かさついた手、立ちっぱなしで疲れた足を、宗吾さんに手当してもらう。暖めてもらう。
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深く絡め合う身体は、白いシーツを今日も乱す。
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