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小学生編
秋陽の中 20
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「彩芽にお月さまを見せてあげよう」
夕食後、意気揚々と庭に出て、夜空を仰ぎ見た。
「ん? あれ? おかしいな」
必死に目を懲らすが、月が見えないことに焦りを覚えた。
帰ってくる時はちゃんと見えていたので、油断していた。
「参ったな、今日に限って見えないなんて」
以前の私だったら『中秋の名月』など気にも留めなかった。だから街で夜空を見上げて立ち止まっている人がいると、邪魔だと舌打ちしたくなった。
全く、あの頃の私は情緒の欠片もなかったな。
そんな感じだから、深夜自宅に戻って窓辺にすすきとお月見団子がお供えしてあるのを見ても、1mmも感情が揺らがなかった。
月を愛でる暇があったら、その分仕事をして、一つでも多くの案件を片付けたいと躍起になっていた。
「憲吾さーん、お月様、見える?」
母屋から美智の期待に満ちた声がする。
「……駄目だ。厚い雲に隠れて見えない」
「そうなのね。あーちゃん、今日はお月様、見えないんだって」
「ぐしゅっ」
「えぇ? びっくり。あーちゃん、泣くほど見たかったのね」
「えーん、えーん、ない、ない」
最近お喋りが上手になってきた愛娘と中秋の名月を愛でようと思ったのに、なんてことだ。
自然は気まぐれだ。
いや自然は雄大なのだ。
俺はずっと自然を馬鹿にしていたから、きっとツケがまわってきたのだ。
肝心な時に月が見えないなんて。
この後、どうしたらいいのか分からなくて途方に暮れてしまった。
勉強や仕事がどんなに出来ても、こんな時は困ってしまう。
どうしたら娘の笑顔が見られるのか。
どうしたら家族を和ますことが出来るのか。
うぬぬ。
縁側で頭を抱えていると、門の向こうから声がした。
この声は!
慌てて突っ掛けを履いて外に出ると、瑞樹と芽生が仲良く手を繋いでやってきた。
「どうした? 急に来るなんて」
「あっ、すみません。連絡もせずに……」
瑞樹がサッと恐縮する。
しまった、また言葉がキツくなってしまった。
違う、こうじゃない。
もっと相手に寄り添った言葉を紡ぎたい。
「いや、大歓迎だ。宗吾はどうした? こんな夜道を可愛い二人だけで歩かすなんて」
「くすっ、憲吾さん、僕も男ですよ」
「あ、あぁそれは、そうだが」
私はこの弟の恋人が可愛くて仕方がなくて、年の離れた弟のように、つい過保護になってしまう。
「けんごおじさん、ボクも男の子だよ。しかもお兄ちゃんのキシだよ」
「そうだったな」
「兄さん、さっきから何を騒いでいるんです。俺ならここにいますよ」
ヌッと現れた黒い影は宗吾だった。
「なんだ、いたのか。いつからそんなに影が薄くなったんだ」
「ひどいなー 今日は荷物持ちですよ。上がっても?」
「当たり前だ。ここは宗吾たちの家でもある」
「ありがとうございます」
玄関には母が満面の笑みで立っていた。
声を聞きつけたらしい。
「まぁ嬉しい。宗吾たちも来てくれたのね」
「今日は公園でお月見をしたんだ。ジャックドナルドのお月様バーガーを食べたんだけどさぁ、物足りなくて。母さん何か食わせてくれ」
「まぁ、あなたって子は、相変わらずの大食漢なのね。瑞樹も付き合うの大変でしょう」
母さんはそうは言っても嬉しそうで、いそいそと割烹着をつけて、腕捲りをしていた。
「お母さん、手伝います。あの、僕も少しお腹が空きました」
「まぁ、瑞樹は可愛い子ねぇ」
そこに彩芽がベソをかきながらやってくる。
芽生がすぐに気付いて駆け寄ってくれた。
「ぐす、ない、ない、ない」
「あーちゃん、どうしたの?」
「おつきしゃま、ない、ない」
「あぁそっか、また雲の中にかくれちゃったもんね。こまったねぇ」
「えーん、えーん」
芽生は幼い従姉妹の相手を上手にしてくれる。
「そうだ。あーちゃん、クレヨンもってる?」
「うん」
芽生が白い画用紙に黄色いクレヨンでぐるぐると大きな円を描いてくれた。
何を描いたのだろうと見つめていると、今度はハサミをかりて、周りを切った。
それを天井に掲げて、彩芽に見せた。
「あーちゃん、これ、なーんだ?」
「わぁ! おつきしゃま」
「ピンポーン、あたり! あーちゃんのおうちのおつきさまだよ」
「わぁ、めーくん、めーくん、しゅき」
「これあげるよ」
「わぁ」
すると彩芽がその紙を私に渡してくれた。
期待に満ちた目をしている。
私は何をすべきか……
「パパぁ」
もう頭であれこれ考えるのはやめて、自然に任せることにした。
そうだ、月は高い場所に……
だから天井に貼ってやった。
「どうだ? 彩芽だけのお月様だぞ」
「みんなのおつきしゃま」
「そうか、そうだな。皆のお月様だ。母さん見て下さいよ。芽生がうちに月を持って来てくれましたよ」
「まぁまぁ、素敵ね。これならずっと見ていられるわ」
「えへへ、よかった」
芽生は恥ずかしそうに瑞樹にくっついた。
「お兄ちゃん、よろこんでもらえたよ」
「うんうん、芽生くんすごいよ、よく思いついたね」
「お兄ちゃんが教えてくれたんだよ。今日見えた心のお月さまを絵にしてみたんだ」
「そうか、とてもいいことをしたね」
「えへへ」
その後、瑞樹は床の間に母と一緒に花を生けた。
「お母さんの選ばれた花材は、まさに今日にぴったりですね。僕はガーベラを月に見立てることを兄に勧めましたが、菊も和風で情緒があっていいですね。とても勉強になります」
母と瑞樹の合作は、菊を月に見立てた中秋の名月だった。
「今宵の月は、どこまでも優しいな」
「憲吾さん、月は見えなくても、こんなに賑やかで優しいお月見が出来るなんて、最高ね」
「あぁ、私もそう思う」
その後は母が手際よく焼き鳥を焼いてくれたので、宗吾と瑞樹とビールを飲んだ。父が生きていたら日本酒を持って参加してくれただろうかと、ふと思う。
きっと……今がとても賑やかで和やかだから、ふとした瞬間に会いたくなるのだろう。
瑞樹もきっといつもこんな感情を、胸に抱いているのだろう。
瑞樹と目が合うと、ふっと優しく甘く微笑んでくれた。
君の笑顔は、私の心を癒やしてくれる。
そして君は、滝沢家に優しさを運んでくれる、そよ風のような人だ。
本当に宗吾は良い人と巡り逢った。
風通しが良くなった家は、とても居心地が良い。
夕食後、意気揚々と庭に出て、夜空を仰ぎ見た。
「ん? あれ? おかしいな」
必死に目を懲らすが、月が見えないことに焦りを覚えた。
帰ってくる時はちゃんと見えていたので、油断していた。
「参ったな、今日に限って見えないなんて」
以前の私だったら『中秋の名月』など気にも留めなかった。だから街で夜空を見上げて立ち止まっている人がいると、邪魔だと舌打ちしたくなった。
全く、あの頃の私は情緒の欠片もなかったな。
そんな感じだから、深夜自宅に戻って窓辺にすすきとお月見団子がお供えしてあるのを見ても、1mmも感情が揺らがなかった。
月を愛でる暇があったら、その分仕事をして、一つでも多くの案件を片付けたいと躍起になっていた。
「憲吾さーん、お月様、見える?」
母屋から美智の期待に満ちた声がする。
「……駄目だ。厚い雲に隠れて見えない」
「そうなのね。あーちゃん、今日はお月様、見えないんだって」
「ぐしゅっ」
「えぇ? びっくり。あーちゃん、泣くほど見たかったのね」
「えーん、えーん、ない、ない」
最近お喋りが上手になってきた愛娘と中秋の名月を愛でようと思ったのに、なんてことだ。
自然は気まぐれだ。
いや自然は雄大なのだ。
俺はずっと自然を馬鹿にしていたから、きっとツケがまわってきたのだ。
肝心な時に月が見えないなんて。
この後、どうしたらいいのか分からなくて途方に暮れてしまった。
勉強や仕事がどんなに出来ても、こんな時は困ってしまう。
どうしたら娘の笑顔が見られるのか。
どうしたら家族を和ますことが出来るのか。
うぬぬ。
縁側で頭を抱えていると、門の向こうから声がした。
この声は!
慌てて突っ掛けを履いて外に出ると、瑞樹と芽生が仲良く手を繋いでやってきた。
「どうした? 急に来るなんて」
「あっ、すみません。連絡もせずに……」
瑞樹がサッと恐縮する。
しまった、また言葉がキツくなってしまった。
違う、こうじゃない。
もっと相手に寄り添った言葉を紡ぎたい。
「いや、大歓迎だ。宗吾はどうした? こんな夜道を可愛い二人だけで歩かすなんて」
「くすっ、憲吾さん、僕も男ですよ」
「あ、あぁそれは、そうだが」
私はこの弟の恋人が可愛くて仕方がなくて、年の離れた弟のように、つい過保護になってしまう。
「けんごおじさん、ボクも男の子だよ。しかもお兄ちゃんのキシだよ」
「そうだったな」
「兄さん、さっきから何を騒いでいるんです。俺ならここにいますよ」
ヌッと現れた黒い影は宗吾だった。
「なんだ、いたのか。いつからそんなに影が薄くなったんだ」
「ひどいなー 今日は荷物持ちですよ。上がっても?」
「当たり前だ。ここは宗吾たちの家でもある」
「ありがとうございます」
玄関には母が満面の笑みで立っていた。
声を聞きつけたらしい。
「まぁ嬉しい。宗吾たちも来てくれたのね」
「今日は公園でお月見をしたんだ。ジャックドナルドのお月様バーガーを食べたんだけどさぁ、物足りなくて。母さん何か食わせてくれ」
「まぁ、あなたって子は、相変わらずの大食漢なのね。瑞樹も付き合うの大変でしょう」
母さんはそうは言っても嬉しそうで、いそいそと割烹着をつけて、腕捲りをしていた。
「お母さん、手伝います。あの、僕も少しお腹が空きました」
「まぁ、瑞樹は可愛い子ねぇ」
そこに彩芽がベソをかきながらやってくる。
芽生がすぐに気付いて駆け寄ってくれた。
「ぐす、ない、ない、ない」
「あーちゃん、どうしたの?」
「おつきしゃま、ない、ない」
「あぁそっか、また雲の中にかくれちゃったもんね。こまったねぇ」
「えーん、えーん」
芽生は幼い従姉妹の相手を上手にしてくれる。
「そうだ。あーちゃん、クレヨンもってる?」
「うん」
芽生が白い画用紙に黄色いクレヨンでぐるぐると大きな円を描いてくれた。
何を描いたのだろうと見つめていると、今度はハサミをかりて、周りを切った。
それを天井に掲げて、彩芽に見せた。
「あーちゃん、これ、なーんだ?」
「わぁ! おつきしゃま」
「ピンポーン、あたり! あーちゃんのおうちのおつきさまだよ」
「わぁ、めーくん、めーくん、しゅき」
「これあげるよ」
「わぁ」
すると彩芽がその紙を私に渡してくれた。
期待に満ちた目をしている。
私は何をすべきか……
「パパぁ」
もう頭であれこれ考えるのはやめて、自然に任せることにした。
そうだ、月は高い場所に……
だから天井に貼ってやった。
「どうだ? 彩芽だけのお月様だぞ」
「みんなのおつきしゃま」
「そうか、そうだな。皆のお月様だ。母さん見て下さいよ。芽生がうちに月を持って来てくれましたよ」
「まぁまぁ、素敵ね。これならずっと見ていられるわ」
「えへへ、よかった」
芽生は恥ずかしそうに瑞樹にくっついた。
「お兄ちゃん、よろこんでもらえたよ」
「うんうん、芽生くんすごいよ、よく思いついたね」
「お兄ちゃんが教えてくれたんだよ。今日見えた心のお月さまを絵にしてみたんだ」
「そうか、とてもいいことをしたね」
「えへへ」
その後、瑞樹は床の間に母と一緒に花を生けた。
「お母さんの選ばれた花材は、まさに今日にぴったりですね。僕はガーベラを月に見立てることを兄に勧めましたが、菊も和風で情緒があっていいですね。とても勉強になります」
母と瑞樹の合作は、菊を月に見立てた中秋の名月だった。
「今宵の月は、どこまでも優しいな」
「憲吾さん、月は見えなくても、こんなに賑やかで優しいお月見が出来るなんて、最高ね」
「あぁ、私もそう思う」
その後は母が手際よく焼き鳥を焼いてくれたので、宗吾と瑞樹とビールを飲んだ。父が生きていたら日本酒を持って参加してくれただろうかと、ふと思う。
きっと……今がとても賑やかで和やかだから、ふとした瞬間に会いたくなるのだろう。
瑞樹もきっといつもこんな感情を、胸に抱いているのだろう。
瑞樹と目が合うと、ふっと優しく甘く微笑んでくれた。
君の笑顔は、私の心を癒やしてくれる。
そして君は、滝沢家に優しさを運んでくれる、そよ風のような人だ。
本当に宗吾は良い人と巡り逢った。
風通しが良くなった家は、とても居心地が良い。
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