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一章
河童が踊れば雨が降る
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昨夜の青龍の奇襲により、おおかみ宿舎の庭は泥沼のようにぬかるんでいた。
その泥の中で踊るのは、河童の安寿だ。
丸い水風船のような体を弾ませて、左右の足で交互にジャンプしては、手を空に上げてリズミカルに動いている。
私はその様子を食堂の窓から見ていた。
「安寿は何を踊っているのかな?」
「安寿は、雨を降らせようとしているんだよ」
小豆洗いの波知ちゃんがお米を研ぎながら答え、私は「雨? 雨ごい踊り?」と、踊る安寿を見た。
ジャカジャカと小気味よい音を立てて、波知ちゃんがお米を洗い終えてくれて、それを私が炊飯器へセットする。
「河童は雨を降らせるからね」
「安寿にそんな事が出来るの?」
「どうだろう? 安寿も見習いだからね」
「見習い?」
「そう。おおかみ宿舎は、妖力が安定しない妖や、見習いが御守の土地守りの力で妖力を溜めていく場所だから、半端な奴が多いんだよ」
「へぇ、そうなんだ……」
そういえば、二階堂さんは人間と妖のハーフだし、妖狐の紫音くんと紫雨ちゃんの双子兄妹も幼そうだし、お姉さんの七緒さんがいるとは言え、見習いなのかも?
私も、妖同士の子供だから、中途半端な存在だし。
御守さんも言っていたように、私は過ごして妖としての存在を確立していかなければいけない存在だから、この場所は妖の弱小者が多く集まる場所なのかもしれない。
「あっ、安寿がコケた」
「あらら。泥でベチャベチャだね」
それでも安寿は起き上がると、また楽しそうに体を弾ませて踊っている。
キュウリをおねだりする時もそうだけど、安寿は一つの事に情熱を燃やすタイプなのかもしれない。
「今日は何を作るの?」
「今日は、ドリア風ナスのスクランブルエッグ」
「何だかゴチャゴチャしてそうだね」
「卵が大量にあるからね。少しでも使わないと腐っちゃうからね」
波知ちゃんにお手伝いのお礼に飴玉をあげて、ついでに裏の畑から茄子を持ってきてくれるように頼む。
口に飴玉を放り込んで、波知ちゃんは大きなザルを持って厨房から出て行った。
私は玉ねぎを大量に皮を剥き、電子レンジで軽く温めてからみじん切りにしていく。
玉ねぎの成分、硫化アリルは熱に弱い為、この方法を使えば玉ねぎをみじん切りにしても、涙が出てこない方法なのだ。
フライパンを熱して、サラダ油をひいてみじん切りにした玉ねぎをしんなりと透明になるまで炒める。
そこへ合い挽き肉を入れて、赤みが消えるまで炒める。
人数が多い為にこの作業は何回かに分けて行い、業務用の大きなお鍋に出来上がった分を入れていく。
「まののん。ナス持ってきたぞ」
「あっ、二階堂さんありがとうございます!」
二階堂さんが波知ちゃんと一緒にナスを持ってきてくれて、綺麗に水洗いしてからナスを輪切りにしていき、フライパンで一気に炒めていく。
そして、玉ねぎと合い挽き肉の中へ一緒に入れて、お鍋にお水を入れてひと煮立ちさせて、アク取りをする。
「なんつーか、まののん……なんだけど、まののんじゃねぇみたいな、不思議な感じだな」
「あー、姿が変わっちゃいましたからね」
私をマジマジと見ながら、アク取りを一緒にしてくれる二階堂さんは、どうやら今日は非番らしい。
妖専門の会社だから、事件が無ければ暇なものだとか言っていたけど、「報告書を出しなさい!」と七緒さんが怒っていたから、非番の時に事務作業をサボってていいのかな? と、他人事ながら心配だ。
「まののんが、ヤベ子の娘なのは、スイにまののんがここに来た日に聞いてたんだけど、似てねぇから疑ってもいたんだけどよ、その姿なら、ヤベ子の娘って感じだよな」
「ヤベ子? お母さんの名前ですか?」
「そっ、ヤバくて別嬪だから、ヤベ子。まぁ、本名はゆり子だけどな」
「あー……また変なあだ名を付けていたんですね?」
二階堂さんのあだ名を付けるセンスはどうかと思うのだけど、ヤバくて別嬪って……でも、お母さんは確かに綺麗な人だったと記憶している。
「まののん。鍋の中の水が無くなりかけてるぞ?」
「あっ、それで大丈夫です。ここへ、デミグラスソースの業務用の缶を入れちゃうので」
「手伝うぜ」
バケツ程の大きさのデミグラスソースの缶を缶きりで開けて、二階堂さんにお鍋の中へ入れてもらい、ひと煮立ちさせたら、ドリアソースの出来上がりである。
大量の卵をボウルの中で溶き卵にして、大きな中華鍋で油を引いてから少しずつスクランブルエッグを作っていく。この時に、なるべく大きな塊で作るようにするのがコツである。
これをご飯の上に置いて、上からドリアソースをかければ出来上がり。
「まののん他に手伝う事は?」
「えーと、じゃあ、キュウリとカニカマとワカメのサラダをお酢仕立てで作るので、ワカメを水に戻してもらって良いですか?」
「オッケー。ハチ公、お前はカニカマを千切る係りな」
「はーい」
キュウリを薄く輪切りにして、水に戻したワカメとカニカマをお酢とお醤油とお砂糖で味付けをして、和えていく。簡単なサラダだけど、アレンジが色々出来るので重宝しやすい。
この中にタコを輪切りにして混ぜても良いし、お麩を水で戻した物を入れてもいい。
「後はどうするんだ?」
「あとはー……イカリングフライをしていこうと思っています」
「おっ、なら、ハズレも作ろうぜ!」
「ハズレですか?」
「玉ねぎフライを紛れ込ませようぜ」
ああ、悪い顔を二階堂さんがしている。でも、面白そうなのでやってみよう。
私達がイカリングフライとオニオンフライを作っている最中に、「やったー!」と嬉しそうな声と体を弾ませて、安寿が食堂へずぶ濡れで帰ってきた。
「どうしたの? 今、タオルで拭いてあげるから、待ってね」
「見て見て! 雨を降らせたよ!」
安寿の言う通り、窓の外は雨がザーッと降り始めていた。
嬉しそうな安寿に「あああー!!!!」と、声をあげたのは二階堂さんで、「布団がー!」と騒ぎ、他の住民達も「洗濯物が―!」と騒ぐ声がしていた。
「雨! 雨! あっ、キュウリ―!! キュウリくれー」
安寿が左右にピョンピョン跳ねながらキュウリを欲しがり、雨足が酷くなっていっていた。
「安寿……キュウリをあげるから、その雨ごい踊りを止めなさい」
「キュウリ―!!」
嬉しそうな安寿に「良かったね。一人前まではあと少しかもね?」と波知ちゃんが言い、再び躍り出した安寿に「コラー! 安寿-っ!」と、怒る住民の声が響き渡った。
その泥の中で踊るのは、河童の安寿だ。
丸い水風船のような体を弾ませて、左右の足で交互にジャンプしては、手を空に上げてリズミカルに動いている。
私はその様子を食堂の窓から見ていた。
「安寿は何を踊っているのかな?」
「安寿は、雨を降らせようとしているんだよ」
小豆洗いの波知ちゃんがお米を研ぎながら答え、私は「雨? 雨ごい踊り?」と、踊る安寿を見た。
ジャカジャカと小気味よい音を立てて、波知ちゃんがお米を洗い終えてくれて、それを私が炊飯器へセットする。
「河童は雨を降らせるからね」
「安寿にそんな事が出来るの?」
「どうだろう? 安寿も見習いだからね」
「見習い?」
「そう。おおかみ宿舎は、妖力が安定しない妖や、見習いが御守の土地守りの力で妖力を溜めていく場所だから、半端な奴が多いんだよ」
「へぇ、そうなんだ……」
そういえば、二階堂さんは人間と妖のハーフだし、妖狐の紫音くんと紫雨ちゃんの双子兄妹も幼そうだし、お姉さんの七緒さんがいるとは言え、見習いなのかも?
私も、妖同士の子供だから、中途半端な存在だし。
御守さんも言っていたように、私は過ごして妖としての存在を確立していかなければいけない存在だから、この場所は妖の弱小者が多く集まる場所なのかもしれない。
「あっ、安寿がコケた」
「あらら。泥でベチャベチャだね」
それでも安寿は起き上がると、また楽しそうに体を弾ませて踊っている。
キュウリをおねだりする時もそうだけど、安寿は一つの事に情熱を燃やすタイプなのかもしれない。
「今日は何を作るの?」
「今日は、ドリア風ナスのスクランブルエッグ」
「何だかゴチャゴチャしてそうだね」
「卵が大量にあるからね。少しでも使わないと腐っちゃうからね」
波知ちゃんにお手伝いのお礼に飴玉をあげて、ついでに裏の畑から茄子を持ってきてくれるように頼む。
口に飴玉を放り込んで、波知ちゃんは大きなザルを持って厨房から出て行った。
私は玉ねぎを大量に皮を剥き、電子レンジで軽く温めてからみじん切りにしていく。
玉ねぎの成分、硫化アリルは熱に弱い為、この方法を使えば玉ねぎをみじん切りにしても、涙が出てこない方法なのだ。
フライパンを熱して、サラダ油をひいてみじん切りにした玉ねぎをしんなりと透明になるまで炒める。
そこへ合い挽き肉を入れて、赤みが消えるまで炒める。
人数が多い為にこの作業は何回かに分けて行い、業務用の大きなお鍋に出来上がった分を入れていく。
「まののん。ナス持ってきたぞ」
「あっ、二階堂さんありがとうございます!」
二階堂さんが波知ちゃんと一緒にナスを持ってきてくれて、綺麗に水洗いしてからナスを輪切りにしていき、フライパンで一気に炒めていく。
そして、玉ねぎと合い挽き肉の中へ一緒に入れて、お鍋にお水を入れてひと煮立ちさせて、アク取りをする。
「なんつーか、まののん……なんだけど、まののんじゃねぇみたいな、不思議な感じだな」
「あー、姿が変わっちゃいましたからね」
私をマジマジと見ながら、アク取りを一緒にしてくれる二階堂さんは、どうやら今日は非番らしい。
妖専門の会社だから、事件が無ければ暇なものだとか言っていたけど、「報告書を出しなさい!」と七緒さんが怒っていたから、非番の時に事務作業をサボってていいのかな? と、他人事ながら心配だ。
「まののんが、ヤベ子の娘なのは、スイにまののんがここに来た日に聞いてたんだけど、似てねぇから疑ってもいたんだけどよ、その姿なら、ヤベ子の娘って感じだよな」
「ヤベ子? お母さんの名前ですか?」
「そっ、ヤバくて別嬪だから、ヤベ子。まぁ、本名はゆり子だけどな」
「あー……また変なあだ名を付けていたんですね?」
二階堂さんのあだ名を付けるセンスはどうかと思うのだけど、ヤバくて別嬪って……でも、お母さんは確かに綺麗な人だったと記憶している。
「まののん。鍋の中の水が無くなりかけてるぞ?」
「あっ、それで大丈夫です。ここへ、デミグラスソースの業務用の缶を入れちゃうので」
「手伝うぜ」
バケツ程の大きさのデミグラスソースの缶を缶きりで開けて、二階堂さんにお鍋の中へ入れてもらい、ひと煮立ちさせたら、ドリアソースの出来上がりである。
大量の卵をボウルの中で溶き卵にして、大きな中華鍋で油を引いてから少しずつスクランブルエッグを作っていく。この時に、なるべく大きな塊で作るようにするのがコツである。
これをご飯の上に置いて、上からドリアソースをかければ出来上がり。
「まののん他に手伝う事は?」
「えーと、じゃあ、キュウリとカニカマとワカメのサラダをお酢仕立てで作るので、ワカメを水に戻してもらって良いですか?」
「オッケー。ハチ公、お前はカニカマを千切る係りな」
「はーい」
キュウリを薄く輪切りにして、水に戻したワカメとカニカマをお酢とお醤油とお砂糖で味付けをして、和えていく。簡単なサラダだけど、アレンジが色々出来るので重宝しやすい。
この中にタコを輪切りにして混ぜても良いし、お麩を水で戻した物を入れてもいい。
「後はどうするんだ?」
「あとはー……イカリングフライをしていこうと思っています」
「おっ、なら、ハズレも作ろうぜ!」
「ハズレですか?」
「玉ねぎフライを紛れ込ませようぜ」
ああ、悪い顔を二階堂さんがしている。でも、面白そうなのでやってみよう。
私達がイカリングフライとオニオンフライを作っている最中に、「やったー!」と嬉しそうな声と体を弾ませて、安寿が食堂へずぶ濡れで帰ってきた。
「どうしたの? 今、タオルで拭いてあげるから、待ってね」
「見て見て! 雨を降らせたよ!」
安寿の言う通り、窓の外は雨がザーッと降り始めていた。
嬉しそうな安寿に「あああー!!!!」と、声をあげたのは二階堂さんで、「布団がー!」と騒ぎ、他の住民達も「洗濯物が―!」と騒ぐ声がしていた。
「雨! 雨! あっ、キュウリ―!! キュウリくれー」
安寿が左右にピョンピョン跳ねながらキュウリを欲しがり、雨足が酷くなっていっていた。
「安寿……キュウリをあげるから、その雨ごい踊りを止めなさい」
「キュウリ―!!」
嬉しそうな安寿に「良かったね。一人前まではあと少しかもね?」と波知ちゃんが言い、再び躍り出した安寿に「コラー! 安寿-っ!」と、怒る住民の声が響き渡った。
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